「永遠の0」を読んで。
今度、映画になったという話なので、百田尚樹の「永遠の0」を読み返しました。良い話ですよね(^^)
この時代の話は祖父・茂司からよく聞いており、今回も祖父を思い出しながら読みました。私は奇跡の復興を成し遂げたあの世代が、平均値として日本人が最も優秀だった時代ではないかとすら思っております。覚悟、タフさ、行動力、チャレンジスピリット、どれをとってもずば抜けていたのではないでしょうか。おそらくビジネスの場でも、本気のあの世代と闘って、私は勝てる気がしません。過酷な戦地を生き抜いた、さらに何かのために命を懸けられる集団に、今の日本人が勝てるはずがないと思うのです。
祖父は病で死ぬまで、死の床ですら「たまたま自分は生き残ってしまった」「死んでいった戦友のために」等のことを口にしておりました。戦争を知らない我々の世代が、あの様な覚悟を持つのは難しいでしょうが、我々は我が祖父の世代の思いを背負って、この国を良い国にしないといけませんね(^^)