「盲ろう者」という言葉をご存知ですか?
小学校同期の新年会に参加したのですが、そこで感動で涙がこぼれそうになる経験を致しました。
何と私の同級生に、盲ろう者(ヘレン・ケラーの様な視覚・聴覚の二重障害者)を人生のパートナーに選んだ女子が居たのです。最近も何度か会いましたが、今回、初めてそのことを聞きました。今の旦那様と結婚をするという決断をした時のことを、笑いながら話している彼女を見ていて、私は胸の震えを抑えることが出来ませんでした。
今、彼女は旦那様に寄り添いながら、二人の子供の子育てに邁進しています。ここに至るまで、我々では計り知れない悩みや困難を乗り越えて来たであろうことは想像に難くありません。私が好きなアランというフランスの哲学者の言葉に「ネガティブは気分、ポジティブは意思」との言葉があります。「短い寿命を宣告されていた旦那の寿命を私が延ばしてるんだ」と明るく語る彼女を、私は心から尊敬します。
掲載した写真ですが、夫婦でNHKに取り上げられた時の写真とのこと。彼女はもっと盲ろう者を知って貰い、理解して貰おうと、サイトも作り、様々な活動をしています。頼まれれば講演などもしてくれるとのことですので、ご要望があれば下記サイトより問い合わせをして下さい。