妻のお祖母様、菜波のひいおばあちゃんを訪ねました!
妻の実家の側にお住いの、妻のお祖母様、菜波のひいおばあちゃんを訪ねました!御歳87歳、一時期体調を崩されていたのですが、やんちゃな曽孫誕生以来、とてもお元気です!幼い家族が出来ると、遺伝子のスイッチが入って、人は若返るのかもしれませんね!2人目の曽孫が生まれるのも、とても楽しみにして下さっていました(^ ^)
菜波とひいおじいちゃんのお仏壇に合掌。私の祖父同様、妻のお祖父様も満州で戦い、しかし朝鮮半島を逃げ帰って来られた祖父とは違い、その後、シベリアに抑留されていらっしゃったとのこと。壁には竹下登首相からの、戦中シベリアでの辛苦に対する感謝状が飾ってありました。どちらかの祖父が満州に、シベリアに斃れていたならば、菜波は生まれて来なかったわけで、その奇跡を思うと、ご先祖の方々の生命力に感謝の気持ちが湧き上がって参りました。
その後、お祖母様の家の近くの私の座右の書の著者、司馬遼太郎さんの記念館を訪ねました。何と司馬遼太郎さんの奥様と、妻のお祖母様はお知り合いだったとのこと。ご縁を感じます。記念館に飾られている「21世紀に生きる君たちへ」を読み、改めて胸が熱くなりました。「日本人とは何か」を探求し続けた方からの、後のこの国の担い手たる我々に対する遺言です。まだ読んだことのない方は、ぜひご一読下さい。
「21世紀に生きる君たちへ」by司馬遼太郎