スーツが臭くなる原因は汗にあった！？清潔にするための方法を徹底解説！

スーツに染みついた“汗の臭い”に悩んでいる方必見！臭いの原因と対策をご紹介します

いつの間にか付いているスーツのニオイの原因とは

ビジネスシーンで毎日着用するスーツ。いつの間にか汗やホコリがたまって雑菌の温床となり、その結果イヤな臭いが発生してしまうことがあります。実際にどうしたらいいかわからずそのままにしてしまう方は多いのではないでしょうか。スーツが臭くなる原因として「汗」です。本来、汗は無臭ですが、衣類に染み込むと強烈な臭いを放ち始めます。これは汗で湿った部分に細菌が繁殖するためです。

細菌の中には汗など体からの分泌物を好物するタイプが存在し、衣類が吸い取った汗を栄養として繁殖します。その際に発生するのがあの独特な臭いです。

また、飲食店などで含まれる煙の臭いがスーツの繊維に吸着する場合もあります。食べているとき、油や汗の細かい粒子が飛んで付着することもあるでしょう。これらの食べ物の臭いもスーツが臭くなる原因になります。

他には、空調などに臭いもほこりが付着することによる臭い、もともとの体臭が移った臭いなどが主な原因として考えられます。様々な要因はあるということですがまずはスーツが臭くなる根本原因は「汗」が多くをしめているということを認識しておきましょう。

ニオイの着いたスーツはどうしたらいい？　

では、ニオイの着いたスーツはどうすれば対策できるのでしょうか？具体的には、以下のようなことがあげられます。

・消臭スプレーを使う

市販されている消臭スプレーの多くは、消臭とともに抗菌、除菌の効果を謳っています。とくに汗の臭いは細菌が原因となっています。スプレーを使う事で臭いを原因とともに取り除くことができます。

・クリーニングに出す

クリーニングにはドライクリーニングとウェットクリーニングがあります。特に効果的なのはウェットクリーニングのほうで、ドライクリーニングで洗うべき衣類を水と専用の洗剤を使って洗いあげる方法です。水洗いが不可のものや、汗などのシミが付いた衣類や効果的です。スーツやジャケットなど素材にを傷づけずにすっきり洗浄が可能です。

ドライクリーニングは水の代わりに、有機溶剤と呼ばれる特殊な洗剤を使って汚れを落とすクリーニング方法です。有機溶剤は、ほかの物質を溶かす性質を持っています。特に作業服に付着している油・グロスなどの油系汚れを落とすという特徴があります。

ただし、汗などのタンパク質による汚れは落ちにくいというデメリットがあります。

ちなみに、スーツの生地で使われているウールやカシミアなどは水洗いすると衣類の繊維が型崩れする可能性があるため自宅での洗濯はおすすめしません。

様々なクリーニング方法の特徴を理解することで失敗は未然に防げるでしょう。

・浴室に干す

浴室にスーツを干すことで、浴室に充満している湯気＝湿気をスーツに吸わせ、終わった後に風通しが良い場所に陰干しすることで臭いを取ることができます。

・扇風機や冷風ドライヤー

簡易的な方法ですが、扇風機や冷風ドライヤーで臭いを吹き飛ばす効果があります。出張先などでの応急処置として覚えておくと役に立つでしょう。

スーツが臭くならないための対策はあるのか

臭いが付いてしまったときの対策をお伝えしていきましたが、そもそも臭いが付く前に対策とはどんなものがあるでしょうか？

・連続で同じスーツを着ない

毎日同じスーツで着ている臭いが蓄積されます。1日着たら1日休ませることで臭いは緩和されます。最低でも2着交互に着るようにしましょう。

・ジャケットを裏返しにしておく

裏返しにすることでジャケットの表面の臭いが染みつくのをある程度防ぐことができます。

・機能性インナーを着て、汗対策をする

汗がワイシャツを通してスーツまで浸透するのを防ぐことです。ドライ効果のある機能性インナーを着用すれば、汗が外に染み出すのを防いでくれます。

・ブラッシングをする

小さなホコリやフケなどの汚れをオフにするブラッシングは、スーツなどの生地を整える基本的な手入れといえます。普段からブラッシングを行う事で、スーツの臭いを防ぐことが出来ます。帰宅したら習慣にするのがベストではないでしょうか。

また、ブラッシングをした後に収納する際にクローゼットをこまめに換気することでカビの原因となる湿気を予防もできます。

■毎日洗えないからこそ手入れをしっかりと行う

普段から着ているスーツはそのまま洗濯にいれると、生地が傷んで大変なことになります。

手入れせずにほおっておくと、シワができてスーツが伸びてしまったりホコリができたり臭いが増幅する要因にもなります。

毎日洗えないからこそ、正しい手入れをすることで上記のようなことは未然に防ぐことが出来ます。

具体的な手入方法は4つあります。

・脱いだらすぐにハンガーをかける

脱いだらジャケットとスラックスをハンガーにかけるのが基本です

加えて、ハンガーによる効果は2つあります。

「型崩れを防ぐ」…新しいシワの発生も防ぐことができる

「軽いシワであれば重みで伸びる」…ウールは弾力があり復元力がある。スラックスは裾からかけるとシワが伸びにくくなるのを防ぐことができます。

ハンガーはスーツ用の木製ハンガーを私用するのがベスト。針金ハンガーなどを使ってしまうと型崩れの原因となります。

ちなみに、スーツをハンガーにかけたあとに霧吹きで軽く湿らすと、さらにシワが伸びやすくなるそうです。

・ブラッシングをして汚れを落とす

着用後のスーツは、その日のうちに欠かさずブラッシングをしましょう。

ブラッシングによる効果は「繊維に潜り込んだ汚れを落とせる」「繊維の流れが整い、上品な光沢が出る」があります。ブラッシングは上から下へはらうようにするのが基本。

襟の裏側やポケットの内側など、見えない部分も忘れずにブラッシングを行う事で清潔に保つことができますよ。

・深く入ったシワをアイロンで伸ばす

スラックスなどの深いシワは、アイロンがけをすることで伸ばすことができます。

アイロンをかける効果は「新品スーツのようにパリッとした印象になる」「熱による殺菌効果が期待できる」があります。

アイロンがけにより、型崩れの防止になったり生地の劣化やにおいを防ぐことができます。また、自宅で深いシワを伸ばせばクリーニングに出す回数も減り結果的にスーツへのダメージも抑えることができるので積極的に利用しましょう。

・中2～3日は着用せずにスーツを休ませる。

連日同じスーツを着用するのは避け、2～3日は休ませるようにしましょう。

休ませる効果としては「染み込んだを飛ばすことができる」「シワの定着による型崩れを防ぐことができる」があります。また、休ませる時は風通しの良い場所で陰干しにすると水分が飛びやすく、さらに効果的になります。

■すぐにでも実践したい汗ジミ対策

汗でまみれてしまった〝汗ジミ”どうしても気になる部分はあるのではないでしょうか。

実はあるものを用意すると自宅でシミ抜きができます。できればシミは時間をあけずにシミ抜きすることが大切です。

具体的な手順として、シミを取る準備物は「タオル2枚」と「キュキュットなどの食器用洗剤」を用意してください。

一口にシミといっても

「水にとけやすいシミ」…醤油やオレンジジュースなど水にとけやすいもの

「油にとけやすいシミ」…口紅やグロスなどの油性のもの

があります。

水にとけやすいシミ抜きとして以下の流れになります。

①シミを直接タオルにあて、平たい場所に置く

②もう一枚のタオルでシミの裏をトントンと叩く

③乾拭きし水気を取り完了。

油にとけやすいシミの抜き方は②で叩くのに使ったタオルに洗剤を含ませるだけ。これだけでシミは簡単に落とすことができます。

ちなみに、化粧品などのシミについては食器用洗剤を使うことによってキレイに汚れを落とすことができます。

最後に汗ジミの対策として、スチームアイロンの蒸気を含ませましょう。蒸気には汗の臭いを取り除く力があるので、乾かすだけで臭いを抑えることができます。

意外と知らなかった汗ジミ対策。思わず自慢したくなるのではないでしょうか？

多忙なビジネスマンの味方「ウォッシャブルスーツ」とは

実は、多忙なビジネスマンにとってとても有意義な「ウォッシャブルスーツ」というものがあるそうです。

ウォッシャブルスーツとは、洗濯機で洗えるイージーケアを目的としたスーツのことです。

ご家庭での水洗い洗濯が可能のため、ドライクリーニングでは落としにくい水溶性の汚れを落とすことができ近年高まりつつあるエコロジーの観点からも環境に配慮した製品です。

このスーツの最大のメリットは型崩れがしないことと、自宅で洗えるためクリーニングに行く手間が省けることです。

そもそも一般的なスーツとは、ウールやキュプラ（上着の裏地で使われるコットン素材）などの天然素材でできておりとてもデリケートな素材です。

一旦、吸水し乾燥するとシワになりやすくなります。

対してウオッシャブルスーツは、ストレッチ性や撥水性のあるポリエステル素材を使用しています。

ポリエステル素材は形態安定に優れており、水に濡れても型崩れしにくいのが特徴です。

実際に、洗濯するときは

・肩に厚みのあるハンガー

・スラックスハンガー

・中世洗剤

・大き目の洗濯ネット

を準備してください。

スーツ上下を洗濯ネットに入れて洗濯することで、洗えるようになります。

ネットで検索するとウオッシャブルスーツは比較的安価で手に入るため

通常のスーツと合わせて、セカンドスーツの選択肢の一つとして考えてみるのもいいかもしれませんね。

ここまでたくさんの臭いの原因と対策について触れてきましたが

あなただけの最高のスーツを提供できるブランドとはどんなものがあるのでしょうか？

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは？

お客様の要望に様々な観点から答えるオーダースーツSADA。

創業は対象12年（1932年）オーダースーツ専門店です。

全国で50店舗に展開しているため、オーダースーツ初心者の方でも安心して販売員からアドバイスを頂き仕立てが可能です。

耐久性の高いスーツをお探しなら、オーダースーツSADAまでご相談ください！

オーダースーツSADAはスマ・タブレット・パソコンから、自分の体形にジャストフィットしたオーダースーツを作ることができます。

縫製は自社工場で行っており、低価格でありながら品質の良い生地を提供しています。

一からスーツの素材やデザインを決めていただけるめ、お客様のご希望に沿ったスーツを提供いたします。

実際に弊社のスーツを購入されたお客様からは「生地の品質がよくてすごく馴染みやすい」「確かに届くまで多少の時間はかかるけど、自分だけのオリジナルのスーツが出来たから一生の宝物になった。」などの声を多数頂いており、芸能人や各著名人の方からも愛用いただいております。

スーツ消耗が早い方や、光沢感のあるデザインをお求めの方も、SADAのオーダースーツであればご満足いただけるはずです。

スーツセットが19,800円+税～

スーツ購入初めての方は、初回お試し価格が19800円～(税込21780円)でご提供致します。

なお、大きいサイズの変更料金・仕立てしてから一カ月間の寸法調整・ウエストのお直しは無料です。

はじめての方へ　初回お試し特典

一度お近くの店舗にて採寸して頂けると、次回から採寸のデータが残りお客様に合ったスーツのご提供が可能です。採寸だけの来店も可能です！

他社様には無い、あなただけのオーダースーツをお届けいたします。

サイズ見本服の試着からでも可能ですので、ぜひお近くの店舗にて来店をぜひお待ちしております。

（2022年10月24日の価格です。価格は変更になることがあります。）

まとめ

今回は、スーツにおける汗の臭いの原因と対策について紹介してきました。

普段から手入れやハンガーをかけるときも意識して取り組むことでスーツは長持ちさせることができます。

スーツの寿命で言われているのが３～５年だそうです。

お手入れを習慣的に取り組めば、もっと寿命を伸ばすことができます。

シミ一つにとっても様々な種類があるため、よく理解してクリーニングに出したりする必要はあるのでないでしょうか。

ぜひ、お伝えした方法を実践し、明日のスーツライフに役に立ててみて下さい！