【2024年最新】クールビズの時期はいつ?毎年悩むビジネススーツの着こなし術も紹介します!
この記事では、クールビズがはじまる時期やクールビズでの着こなし術をご紹介します!年々暑さを増す日本の夏。ビジネスシーンでも少しでも快適に過ごしたいですよね。夏のビジネスシーンの着こなしと言えば、クールビズスタイルです。しかし、マナーが気になる場面では、着こなしに不安があったり、着用をためらうアイテムがあるのではないでしょうか?クールビズシーンの着こなしはどこからどこまでが許容されるのでしょうか?基本的なクールビズスタイルは、ノーネクタイでノージャケットです。しかし、場面によってはジャケットが必要になることもあります。ビジネスシーンでは、業務によってクールビズスタイルを格式高くアレンジすることが必要です。また、着こなしが堅めの業種の場合は、状況によって夏でもスーツスタイルが推奨されることもあります。そのためまずは、一般的なクールビズスタイルである半袖シャツとスラックスの軽装でのコーディネートを解説します。続いて、かっちりとした夏のスーツスタイルをコーディネートする方法をご紹介します。コーディネートのコツは、簡単なルールのため把握しておくと安心です。ぜひ、場面に応じた着こなしで、暑い夏もおしゃれに乗り切りましょう。
2024年のクールビズの時期はいつ?
皆様はクールビズという言葉をご存じでしょうか?
ビジネスシーンでは夏場に飛び交う言葉のひとつです。
クールビズとは、環境対策のひとつとしてクーラーの温度を28度に設定したうえで、夏の暑さを快適に過ごす為にビジネスシーンでの着こなしを最適な形にしようという取り組みです。
ネクタイを外したり、ジャケットを羽織らないスタイルなど企業によっても様々な形で推奨しています。
そんなクールビズの2024年度の期間はいつからかいつまでかと言うと、実は決まっておりません。
2021年から環境省の呼びかけは廃止され各自の会社や個人の判断にゆだねられることになったのですね。
また、クールビズのほかに2023年には厚生労働省による「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」が実施されました。
主な目的として、暑さ指数(WBGT)の把握、労働衛生教育の実施、発症時・緊急時の措置を徹底することが挙げられます。
そのほか、クールビズ同様に2005年より「ウォームビズ」という暖房時の室温の目安を20度として冬の時期の地球温暖化対策をおこなうという取り組みもあります。
形は違えど、さまざまな方法で季節を快適に過ごしながら地球温暖化対策を摂ることが進められています。
詳しい内容は、厚生労働省のキャンペーンページをご確認ください。
▼厚生労働省『令和5年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施します』▼
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31485.html
えっ!?2021年にクールビズの期間が廃止になってた!?
2005年から2020年まで続いたクールビズの呼びかけですが、正式に2021年に環境省からの呼びかけは廃止されることになりました。
これはクールビズという取り組みを廃止するということではなく、夏場の暑さが増す日本で期間設定を廃止することで個人の体感も合わせて判断していきましょうということなのですね。
寒さや暑さは個人間でも感じ方が大きく変わりますよね。
ただ、年々日本の夏は暑さを増して4月頃から暑さを感じ、夏の様子は10月も引きずるような印象です。
そんな四季の変化や個人の感じ方、地域差にも対応できる為、期間設定の廃止は歓迎されています。
基本は5月頃から10月頃を基準として、夏場を快適に過ごし環境問題にも配慮できるような取り組みをしていけるように心がけていきましょう。
環境省はクールビズについて「地域差が大きい」と言っていた
環境省が発表しているデータでは夏の暑さは地域差が大きいため、クールビズの取り組みも地域によって時期がことなるとの発表をされていました。
例えば、環境省が発表しているデータでは北海道の地域では最高気温が25度を超える日が5月は3.6日間、9月は8日間とされています。
ですが、東京では5月、9月は月の半数以上が夏日の気温。10月も7.6日と暑さを引きずっています。
大阪や名古屋などでも同様のことが言えるでしょう。
沖縄に関しては、5月・9月・10月と夏のシーズンとほぼ変わらない月のほとんどが夏日の気温と地域によって大きく判断は変わります。
このように地域の中でも大きく気温は変わりますが、個人でも暑さの感じ方は人それぞれですよね。
そのため、それぞれにクーラーの使用を始める時期やタイミングは異なってくるものです。
夏であっても涼しい地域もあれば、春にもかかわらず気温が上がる年もあります。
無理をせずに快適に過ごすことを優先するのがベストといえるでしょう。
夏場は40度を超える猛暑日も多く、夏場の暑さで無理をすることで熱中症はもちろんですが慢性的な体調不良に繋がる恐れもあるそうです。
また、クーラーで涼しいことは快適ですが、外の気温と中の気温の差が激しいことで、自律神経が不良になったりホルモンバランスを崩すこともあると専門家によって健康への影響も指摘されています。
夏場の過ごし方はファッションの面だけではなく、環境・健康面でもとても重要なことになっているのですね。
クールビズの具体的な取り組み
クールビズとは地球温暖化対策として2005年から行われている、冷房に頼らず夏を乗り切る事を目指す取り組みのことです。
とは言え取り組みが開始された20年前とは異なり、2024年現在の真夏は、35度を超える地域は珍しくなく、真夏日を超える日々が続く中で、冷房を一切使わないというのは至難の業とも言えます。
2023年には、環境省より以下の取り組みがクールビズのガイドラインとして発表されています。
室温の適正化
使用環境により様々ではありますが、目安として28度が呼びかけられています。
オフィスなどでは、パソコンやコピー機といった熱源よる熱放射の影響や、湿度、個々の代謝によって体感温度が異なります。
全員が100%満足のいく室内環境を整えるのは、かなり難しいです。
代謝が良く暑さを感じやすい人は接触冷感素材のインナーを着用する、冷えが気になる人はひざ掛けを準備しておくなど、個人での対策を取り入れつつクールビズ出来るのが理想です。
その温度に適した軽装
クールビズでは室温の適正化と同じ位、軽装も推奨されています。
いくら軽装といっても、ラフ過ぎてカジュアルな装いになるのはご法度です。
基本はノーネクタイやノージャケット、ということ、ビジネスシーンであることを念頭に置き、TPOや社風も尊重しながら最適なクールビズを取り入れるのが望ましいでしょう。
社外に出る場合には、出先のルールにのっとった服装とするのが無難です。
省エネ型エアコンへの買換え
一般的なエアコンの買い替えの目安は10年です。
使用しているエアコンが何年前に購入したものか確認し、10年を超えているようなら買い替えを検討するのもおすすめです。
涼しく過ごす工夫の取り入れ(西側の日よけのブラインド、緑のカーテンなど)
直射日光を遮るだけでも体感温度は下がります。
久しぶりにエアコンを使用する場合には、すぐに活用するのではなく、まずは日よけを取り入れてみましょう
お住まいの地域や仕事環境等に応じて、適正な温度での空調使用と各自の判断による快適で働きやすい軽装を意識すると良いでしょう。
そうすることで、クーラーをつける時期を遅らせ、自然と省エネにもつながります。
詳しい内容は、環境省の発表ページをご確認ください。
▼環境省『令和5年度クールビズについて』▼
https://www.env.go.jp/press/press_01503.html
クールビズの効果
クールビズの取り組みには以下の効果があります。
地球温暖化対策
温暖化を進めるCO2排出量の約6割が、衣食住を中心とする人の生活に起因している事をご存じでしょうか?
私たち一人一人が生活の中で少しずつ環境を考え行動をすれば、生活から出るCO2削減に貢献する事になります。
健康を守る
過度な冷房の使用は、自律神経を乱れさせ眠りを妨げたり、血行を悪くし冷え性を悪化させたりなど健康を害します。
熱中症対策においての冷房使用に留めることで、クールビズは私たちの健康維持にも役立つのです。
節約になる
皆さんは、冷房を何度に設定して、いつから使用し始めているでしょうか?
言わずもがなですが、設定28度程度で冷房の適切な使用を行うと電気代が下がる為、節約にもなります。
また、冷房の使い始める時期を後ろ倒しにして使用期間を短くすることも節電効果があります。
必ずしも冷房を何月から使用を始めるという決定をする必要はなく、気温や状況に合わせて対応することが前提ではありますが、暑いからと言ってむやみに冷房を使用するのではなく、冷房のスイッチを入れる前にまず室内の換気を充分に行い室温をある程度まで下げてから使用するなど、細かな工夫でも地球温暖化対策となります。
また、自宅のエアコンが購入してから10年経過しているものであれば買い替えも検討しても良いでしょう。
省エネ家電に買い替えることもCO2排出を抑え、地球温暖化対策となります。
温暖化は進み、冷房無しでは熱中症が心配とされる場面も少なくありません。
使わないではなく、賢く適切に使用することで地球にも身体にも財布にも優しいクールビズを取り入れていきましょう。
【メンズ向け】クールビズの時期で浮かない服装コーデ
夏場のメンズのクールビズにはいくつかの着こなしがありますよ。
基本からおすすめまで詳しく紹介していきます。
基本は清潔感のあるシャツと単品パンツのスタイルがおすすめです。
スーツのパンツを使いまわしてしまうと違和感も生まれ、パンツだけの痛みを早めてしまう為、控えましょう。
ノーネクタイ・ノージャケット
夏場のマストはどんなスタイルでもノーネクタイ・ノージャケットのスタイルが最適です。
市役所や役場などの官公庁でも取り入れられています。
ジャケットを羽織らないことはもちろんですが、ネクタイひとつでも全く体感温度は異なります。
手首・首元・足首など体の首がつくところを解放してあげることで熱の逃げ方が変わるそうですよ。
ただ、ジャケットやネクタイを着用しないということはどうしてもカジュアルに見せてしまいがちです。
シャツとパンツのスタイルに必要なポイントはサイズをぴったり合わせて清潔感をだすことだと言えますね。
シャツは身幅がだぼつきすぎていないものを、しっかりと綺麗にパンツにインしましょう。
そして、ネクタイを付けない代わりにボタンダウンのシャツを選択しましょう。
ボタンダウンは襟の部分にボタンがついていて襟が動かない為ノーネクタイのシーンにとても向いています。
ボタンダウン以外のシャツは基本的にネクタイを締めて綺麗に見えるようにデザインされている為、ネクタイ無しだと襟が落ち着かない感じがでてしまいます。
色や柄は、白はマストで、涼し気な細いストライプや淡い水色など気持ち的にも清涼感のあるデザインを選択することもおすすめです。
半袖シャツ
夏が本格的になると長袖のシャツは着ていられないですよね。
そんな時は清涼感のある半袖のシャツを活用しましょう。
もちろん、半袖シャツも長袖シャツと同じくボタンダウンのデザインを選び、身幅にゆとりが適度にあるものでしっかりとパンツにインしましょう。
また、半袖のシャツは袖が長すぎると借りてきたシャツのような雰囲気になってしまいます。
いまは手軽にオーダーできるシャツもあるので、自分の肩から肘までのサイズにあった袖丈のシャツを選択して半袖シャツでもおしゃれな着こなしを目指しましょう。
そして、重要なことは汗対策です。
少しでも涼しくしたくて肌着を着用しないことはNGです。
今は接触冷感など機能的な肌着も多く、むしろ涼しく快適さを叶えてくれますよ。
直接シャツを着用することでシャツに汗染みを作ってしまったり湿った生地は周りの人に不快感を与えてしまう可能性が高いです。
脇パッド付きの肌着なんかも販売されているので自分の汗事情などに合わせて対策するようにしましょう。
ポロシャツ
夏場のクールビズに活躍してくれるポロシャツ。
会社によってはポロシャツが許可されていない場合もあるので着用前に確認してみてくださいね。
ポロシャツは様々な種類があり、クールビズ初心者の方は選択肢が多くて悩みがちです。
基本は無地のもの。あってもワンポイントくらいに控えましょう。
色は白がマストで、水色や淡いラベンダー、ピンク、ライトグレーがおすすめです。
素材は、コットン素材のものから機能性素材のものまで様々ですが、カジュアル見えしすぎてしまうものは控えた方が無難です。
光沢感のあるような仕上げをしたものやパリっとした質感のものも多く販売されています。
ビジネスにふさわしい装いは忘れずに快適に過ごせるようにできるとベストですね。
タックインする?タックアウトする?
ビジネスカジュアルでは、ポロシャツはタックインが基本です。ワイシャツのような台襟付きのビジネスポロシャツと呼ばれるタイプを着用し、ワイシャツのようにタックインします。
また、近年増えたオフィスカジュアルでは、ポロシャツをパンツにインしません。
長くてもおしりはすっぽり隠れないような長さ、短くてもベルトは隠れる長さにしましょう。
おしりの半分より少し上くらいが適切な長さといえますよ。
手をあげた時にお腹が見えないことを基準にするといいかもしれませんね。
着丈に迷った時は、パンツの前ファスナーを目安にすることもおすすめです。
ポロシャツやクルーネックのTシャツを着用したときに、裾がパンツの前ファスナーを半分隠す長さです。
この丈で着用すると、ジャケットを羽織ったときにもバランス良く見えます。
ジャケットの着丈は、パンツの前ファスナーの終わりか、ファスナーを固定している縫製ラインの位置が目安になります。
自分のサイズにぴったりあったサイズのものを選択するようにしましょう。
ビジネスカジュアルとは?
ビジネスカジュアルは、やや堅めのクールビズスタイルで、ジャケット着用が基本となります。
社内でポロシャツとスラックスで仕事をしていても、営業で外回りをするときはジャケットを羽織ることが本来のマナーです。
ジャケットはウール系の混紡素材が好まれ、やや格式高めなジャケットスタイルを意識します。
また、クールビズでも来客を迎える時には、ジャケットを羽織り着こなしをビジネスカジュアルに格上げする傾向があります。
このジャケットパンツスタイルが、ビジネスカジュアルと呼ばれるスタイルです。
インナーは、半袖のボタンダウンシャツや、台襟付きのビジネスポロシャツを合わせて、堅めにコーディネートします。
オフィスカジュアルとは?
近年人気のオフィスカジュアルは、半袖のクルーネックTシャツやブラックのポロシャツなどを着用するカジュアルな着こなしです。
社内では、半袖Tシャツとコットンパンツやセットアップパンツなどを着用します。
来客を迎える場合は、セットアップジャケットを羽織ります。
セットアップジャケットは、ビジネスカジュアルのジャケットよりもカジュアルなジャケットです。
ポリエステル素材で、非常にストレッチが強いジャケットなどが話題ですが、このような素材はオフィスカジュアル用のジャケットです。
パンツ
スーツのパンツを使いまわすと、ただでさえ動きがあって痛みやすいパンツの痛みを進めてしまい、ジャケットと合わせて着用することができなくなる恐れがあるため控えましょう。
クールビズ用のパンツは、単品で販売されているスラックスを購入する方がコスパが良いため検討してみてください。
夏は汗のメンテナンスも必要なため、洗えるタイプがあると便利です。
接触冷感や吸湿性に優れている機能的な素材を使用したタイプも快適なためおすすめです。
また、夏場は汗の湿気も合わさってどうしてもシワになりやすいです。
リネンやコットンなどの素材に比べるとシワになりにくいポリエステル系の素材のパンツが向いているといえるでしょう。
ジャケットを着用しないことでいつもよりベルトが目立ちます。
定期的にベルトもお手入れや見直しをし、ボロボロのものを使用しないように心がけましょう。
細部までこだわることでスタイリッシュな印象を演出できますよ。
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【レディース向け】クールビズの時期で浮かない服装コーデ
レディースのクールビズは特に細かい決まりはありません。
女性でビジネススーツを着用される方は、男性同様ジャケットを脱いでブラウスとスカートやパンツの軽装の装いをしましょう。
また、スーツ着用ではなくオフィスカジュアルの方はカジュアルすぎる服装にならないように注意をしましょう。
肩や胸元が大きく空いた露出の多い服装はビジネスに向いているといえません。
スカートの丈感も短くなるほど涼しくはなりますが、ヒザ丈をキープした方がビジネス的であり上品な着こなしといえるでしょう。
女性は男性に比べどうしても体が冷えやすい方も多いです。
冷房の効いた室内で体を冷やしすぎて体調不良をおこさない為にも薄手のカーディガンやストールを用意しておくと安心ですね。
少しでも快適に過ごす為、接触冷感素材のものを活用したり汗の乾きやすいインナーを選ぶことで工夫をして夏を乗り越えましょう。
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【年齢別】 男性のクールビズファッション
20代男性のクールビズ
フレッシュな印象を大切にしたい20代ですが、ラフ過ぎるファッションには注意したいところです。
代謝が盛んで汗染みや匂いも気になるといった対策として、しわになりにくく自宅で丸洗い可能、かつアイロン不要といったシャツやパンツを選んでおくと安心です。
どんなシャツにも合うグレー系やネイビー系の無地スラックスやネイビーの無地ジャケットがもあると便利です。
クールビズファッション入門として、先輩の服装や上司を参考にして真似から初めて見るのもいいでしょう。
30代男性のクールビズ
責任を持つ立場に入ってくる30代は、ラフ過ぎず誠実感や堅実感も意識した服装を心掛けるといいでしょう。
クールビズ期間中であってもジャケットの着用シーンがあることを考え、万能に使えるジャケットを一枚用意しておくと安心です。
通気性が高いウール系の夏用ジャケットがおすすめです。
夏にウールは暑いのではないかと思う方も多いのではないでしょうか?
ウール繊維は吸湿性が高く、ポリエステルよりもべたつかず、サラサラとした肌触りが特徴です。
生地に高級感もあり、スマートなコーディネートが完成します。
紺やグレーを選ぶと、幅広い場面に対応出来ますよ。
40代男性のクールビズ
重要な役職を任される事も増えてくる40代は、部下のお手本ともなる様な安定感のある服装を心掛けると良いでしょう。
カジュアルになり過ぎない服装を選び、しわや匂い、汗染みだけでなく身に着けるアイテムやハンカチなどの細かな所に質の良さを求めていくのも選択肢の一つです。
重要な会議では、繊維が細い高級ウールのジャケットがおすすめです。
蒸れにくく快適で、ノータイスタイルであっても重厚感や正式感があり、場面にふさわしい着こなしになります。
スーツは上着無しでも大丈夫?クールビズにおすすめのスタイルや上着の持ち運び方をご紹介します!
スーツの上着は、移動や時期によって必要ないと感じます。しかし、上着を着ることは基本的なマナーです。今回は、スーツの上着なしでも仕事はできるのかについて解説します。
【年齢別】 女性のクールビズファッション
20代女性のクールビズ
20代ならではのフレッシュさや清涼感を与える服装を意識すると良いでしょう。
涼しさを演出する水色、ベージュ、白、グレー、オフホワイトなどのカラーを選ぶと簡単にクールビズファッションとなります。
どんな格好をすればいいか悩んでしまったら、先輩のファッションを参考に真似してみる所から始めてみましょう。
30代女性のクールビズ
ライフスタイルに変化が生じる事が考えられ、責任ある立場を任せられる事も出てくる30代では、急なシチュエーションにも対応できるクールビズファッションを意識すると良いでしょう。
取引先への急な訪問や、冷えへの対策として万能に使える薄手のジャケットを用意しておくと安心です。
40代女性のクールビズ
アラフォーのビジネスウーマンは、仕事では責任のある立場を任されて部下も複数持つようになる時期です。そしてプライベートでも趣味に家庭に多忙であることが予測されます。
そこでおすすめなのが着心地も着回しも考え、オンにもオフにも使えるきちんとした大人の雰囲気を演出できるワンピースやジャケットなどを活用したコーデです。
カジュアル過ぎないように、スカーフなど品あるアイテムを取り入れバランス調整をすると良いでしょう。
性別、年代別でクールビズの特徴や意識したいポイントは異なります。地球環境にやさしいクールビズファッションを楽しみつつ、自分なりのクールビズスタイルを見つけていきましょう。
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近年、男性だけでなく女性のクールビズスタイルも浸透し始めました。しかし、少し許容範囲が広いイメージがあり、どこまでカジュアルな服装が許容されるのか、悩んでいる人も多いです。そこで今回は夏のレディーススーツの着こなし方や知っておきたいクールビズマナーを解説します。
クールビズシーズンのスーツスタイル
真夏にスーツを着用する必要がある場合には、どのようにコーディネートすれば良いのでしょうか?
ここでは、真夏のスーツスタイルのコーディネート方法をご紹介します。
夏用生地のスーツで快適に
暑さが課題となる夏のスーツスタイルは、生地で快適さが変わります。
真夏のスーツスタイルは、清涼感のある盛夏用ウール100%生地がおすすめです。
ウールの持つ高い吸湿性がベタツキを抑えるため、着用時のサラサラ感が継続します。
盛夏用のスーツ生地は、光にかざすと生地を通して周囲の様子が見えるほど薄く、通気性も抜群です。
ポリエステルの混紡率が50%以上の生地や、近年増えているポリエステル100%の生地は、吸湿性が低いためベタツキがデメリットです。
生地は素材に注目して選択しましょう。
ワイシャツは夏長袖がおすすめ
スーツを着用する場面では、夏でも長袖が基本です。
スーツの袖口からワイシャツの袖が見えることがルールの為です。
このスーツのルールは世界中共通ですが、日本は湿度が高くかなり暑いため、夏長袖が好まれます。
通常のワイシャツよりも通気性が高い薄い生地で仕立てられているため、盛夏用スーツと合わせて着用すると蒸れにくく、快適に過ごすことが可能です。
夏用ネクタイでコーディネート
夏用のネクタイには、通常のネクタイよりも薄い仕立てのものや、シルクのニットタイ、リネン(麻)やコットンなどの春夏素材のものがあります。
春夏素材100%のネクタイは、清涼感のあるコーディネートになりますが、ややカジュアルな印象になります。
シルクにリネンを混紡したものであれば、格式を維持しつつ季節感を取り入れられます。
色は、夏らしい水色やライトグレーなど薄い色を使用したストライプや小紋、ピンドットなどがおすすめです。
インナーや靴下も清涼素材で
ワイシャツの下に着用するインナーや靴下も吸湿性と通気性が高い素材がおすすめです。
スーツ、シャツ、インナーまで通気性の良い素材を揃えることで、衣服内の蒸れを解消することが可能になります。
クールビズ期間中で気をつけたい服装のマナー3選
服装のマナーとして3つご紹介いたします。
①TPOを意識する
いくらクールビズと言っても仕事で着る服なのでその企業の雰囲気やTPOに合った服装でなければいけません。
クールビズやスーパークールビズを推奨している企業でも、タンクトップやハーフパンツ、サンダルなどは避け、トレンドばかりを追いかけるのではなく、あくまで仕事で着る服であることを忘れずに、節度のあるコーディネートにしましょう。
②インナーにも気を配る
外国ではシャツの下にインナーを着用するのはマナー違反とされますが、日本ではインナー着用が一般的です。
クールビズ期間中は軽装となり、下着が見えてしまう、透けてしまうなどが起こりやすくなります。
男性はインナーをⅤネックのものを着用するようにし、シャツの間から見えてしまわないように、女性であれば、目立ちにくいベージュや白のインナーにするなどが望ましいでしょう。
③清潔感のある服装を着用する
清潔感を保つことはビジネスシーンにおいてとても重要なマナーと言えます。
汗染みや臭い対策をすることがおすすめです。
いくらかは仕方のないことでもありますが、なるべく周りに不快感を与えないよう細心の注意を心掛けましょう。
清潔感のある服装は男性でも女性でも高く評価されます。
毎日着るものですし、特に夏場は清潔感を保てるよう、自宅で洗えるタイプのシャツやパンツを用意する、夏用のスーツを揃えると良いでしょう。
仕事をする環境を整え、より働きやすさを快適にする目的のクールビズですので、これらのマナーを守りながら、クールビズファッションを楽しんでいきたいですね。
クールビズの時期に気になる!服装のよくある質問集
Q:クールビズとカジュアルの境界線は?
あまり馴染みのない方は、クールビズとカジュアルの境界線が難しく感じる方もいるかもしれません。
クールビズはあくまで暑い夏のビジネス着を少しでも快適に過ごすために取り入れられたものです。
ビジネスシーンでふさわしいアイテムかどうか、この記事を読んで洋服選びの参考にしていただければと思います。
Q:シャツとポロシャツどちらがいいの?
シャツとポロシャツは会社で決まりがない限りどちらでも大丈夫ですよ。
ポロシャツ禁止の会社もありますし、ポロシャツはどうしてもカジュアル見えはしてしまう為確認しておくことが大事といえるでしょう。
Q:ジャケットやネクタイは本当に必要ないの?
クールビズの定番としてノーネクタイ・ノージャケットというものがあり、ほとんどの企業では推奨されています。
災害級の暑さの中でネクタイをつけてジャケットを着用することは健康面としても問題があるといえるでしょう。
ただし、どうしても商談やプレゼン、営業などでネクタイやジャケットも必要な場面もありますよね。
その場合は会社のロッカーなどにジャケットやネクタイをおいておくことで対処できますよ。
機能性のある涼しい素材のジャケットを選ぶようにしましょう。
シワにならないような保管も大事ですよ。
また、出先であれば最低でもネクタイは着用する為にもカバンに綺麗に保管しておくことがおすすめです。
Q:スーパークールビズってなに?
スーパークールビズは2012年、東日本大震災の影響により電力不足に対処する活動の一環として、よりクールビズを徹底しようという動きから生まれた言葉です。
スニーカーやアロハシャツなど、今までは許容されていなかったカジュアルなアイテムも着用を推奨する取り組みです。
ポロシャツやアロハシャツなど、真夏の一番暑い時期でも快適に過ごすためのアイテムが取り入れられています。
Q:就職活動ではクールビズはどうなるの?
就職活動は暑い夏の期間でもする時もありますよね。
クールビズで就職活動をするのは正直賛否両論あるといえますね。
スーツを機能性の高い涼しい素材のもので選ぶことや、時間に余裕を持って休憩を挟み涼みながら向かうことで対処することが無難といえるでしょう。
移動中はジャケットを脱ぎ、シワにならないたたみ方をするのもおすすめです。
企業によっては自由な風潮の企業もあるので、企業研究をしておくことがベストかもしれません。
動画で見るジャケットのたたみ方はこちら
Q:お客様や取引先訪問時はどうする?
結論から言うと、お客様や取引先と初めてお会いするのであれば、クールビズでは無くノーマルのスーツスタイルが無難と言えます。
相手側がクールビズのマナーにどのような印象を持っているか不明な段階、そして親しくない間柄という点においても軽装で訪問は避けた方がいいでしょう。
しっかりとネクタイを締め、ジャケットを着用して訪問し第一印象は社会人としての信頼感を与え、可能であれば次回以降お会いする前に「クールビズを取り入れており、ノージャケット、ノーネクタイで訪問させていただいてもよろしいでしょうか?」と一声掛けておくと安心です。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
▼オーダースーツSADAのおすすめポイント
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初回お試し価格で(税込)21,780円~
※2024年2月時点の価格です。価格は変更になることがあります。
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丁寧なサイズ採寸で一人一人に合わせたパターンを作成し、最先端のマシーンメイドで本格フルオーダーを実現しています。
オーダーならではの動きやすさ、シルエットの美しさを実感していただけるのはオーダースーツSADAの魅力。
毎年悩みがちなクールビズの服装も、ライフスタイルに合わせて知識豊富なスタッフが丁寧にご案内いたします。
ぜひ、お気軽にご相談、ご来店ご予約をお待ちしております。
こちらからお近くの店舗のご来店予約ができます >今回は、クールビズスタイルについて解説しました。クールビズスタイルが一般的となった現在は、コーディネートアイテムに機能性の高いものが多数発売されています。汗ジミ対策に役立つインナーやサラサラとした肌触りの靴下、通気性や吸湿性の高いポロシャツやワイシャツなど、選び方次第で夏のビジネスシーンは快適になります。コーディネートで悩みやすいトップスの色柄も、ビジネスの基本色である、白、ベージュ、サックスブルー、ライトグレーなど明るめの無地でまとめると、格式高めになるため安心です。オフィスカジュアルでは、黒やネイビーなどのダークカラーのTシャツやポロシャツが着用可能ですが、ビジネスカジュアルが推奨されるような堅めのクールビズスタイルでは、カジュアル感が強いため避けた方が無難です。ジャケットやパンツは、ネイビーなどのダークカラーを1着は用意しておきましょう。コーディネートしやすくなるためおすすめです。真夏のスーツスタイルは、コーディネートアイテムの素材と通気性に注目することが、快適な着心地にするためのポイントです。ネクタイに季節感のある色を選ぶことで、夏のスーツスタイルがおしゃれにコーディネートできます。