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【オーダースーツ 作り方】これで完璧!満足できるオーダースーツの作り方
オーダースーツを作ったことはありますか?オーダースーツは、既成スーツでは実現できない「ジャストフィットの着心地」と「カスタマイズ性」が最大の魅力。実は既成スーツとほとんど価格が変わらないのもポイントです。例えば、当店「オーダースーツSADA」では、21,780円(税込:2022年11月現在)から「マシーンメイドフルオーダー」のスーツが作れます。量販店の既成スーツとそんなに変わらないですよね?この低価格で、ジャストフィットする着心地の良いスーツを、自由にカスタマイズしながら作れるのです。デメリットは「納期がかかる」という点くらい。当店では「全額返金保証」のサービスも実施しているので、万が一ご満足いただけなかった場合には返品・返金もできます。ぜひ、既成スーツしか着たことがない方も、この機会にオーダースーツにチャレンジしていただきたい。とはいえ、オーダースーツを買わない理由としてよく挙げられるのが「よくわからないから」という理由です。そこで今回は「オーダースーツSADA」の現役スタッフが「オーダースーツの種類」や「オーダーから納品の流れ」を詳しく解説します。「なんだ、オーダースーツって簡単じゃん!」と思っていただければ幸いです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
オーダースーツを作りたいけど、良くわからない。
せっかく作るなら失敗したくない。
そんな方にオーダーの種類とコツをご紹介します。
オーダースーツの種類
オーダースーツは大きく分けて3種類あります。
・パターンオーダー・・・個人の型紙を作成しません。
既に仕上がっているスーツ(ゲージ見本)で採寸します。
スタイルに最も近いゲージを選び、お直しを加えて個人のサイズ感に近づけます。
お直しはウエスト、袖丈、着丈などの微調整にとどまり、大きな修正はできません。
すでにパターンが決まっているため、納期はオーダーの中では比較的早くなります。
納期は1週間から2週間程度です。
メリット
採寸時間が短く、納期も早い。
ゲージ見本を着用できるため、仕上がりイメージが掴みやすい。
上半身と下半身のサイズに差がある場合は、ジャケットとパンツを別サイズで選択できる。
デメリット
既製品をお直しして着用するスーツに近い。
スポーツマン体型のような、ウエストと太腿のサイズ差が大きい場合は対応しにくい。
・イージーオーダー・・・個人の型紙を作成しません。
基本となる型紙データがあり、採寸結果に近いものを選択。
選択した型紙データに、採寸値をもとにした修正を加えて使用します。
この修正の際に再調整(グレーディング)します。
このグレーディングが、パターンオーダーとの大きな違いです。
通常のお直しよりも大きな修正も、シルエットが崩れにくく、バランスの良い仕上がりになります。
納期は3週間から4週間が目安です。
メリット
パターンオーダーに近い納期の速さ。
グレーディングによるバランス調整で、スポーツマン体型の大きなお直しもシルエットが崩れにくい。
デメリット
もともとあるパターンに当てはめてグレーディングするため、やはり個人の体型に完全にフィットさせることは難しい。
・フルオーダー ・・・個人の型紙を作成します。
細かな採寸を元に、個人の型紙を作成します。
カッター(裁断士)が1ヶ月から2ヶ月かけてスーツを仕上げるため、非常に高額になります。
本縫いの前に、しつけ糸の仮縫いでスーツを作り試着、調整します。
その結果で再度調整して仕上げるため、制作期間が長くなります。
価格の目安は、20万円から100万円です。
納期は1ヵ月から2ヵ月です。
メリット
個人のために作られた型紙のため、体型にしっかりとフィット。
自然なシルエットが美しく、着心地も抜群の快適さ。
デメリット
手作業での工程が多く、時短が難しい。
2カ月先のシーズンを予想して注文する必要がある。
費用が高額。
・マシーンメイドフルオーダー・・・個人の型紙を作成します。
手作業だったフルオーダーを、現代の技術で効率化したオーダーです。
CAD(自動設計システム)で型紙データを作成し、CAM(自動裁断機)で生地を裁断します。
各パーツは工場で縫製されるため、短期間でのフルオーダーが可能。
納期は1カ月ほどです。
オーダースーツSADAはマシーンメイドフルオーダー。
個人の型紙データを作成するフルオーダーで驚きの低価格を実現しました。
安い、早い、着心地が良い、コストパフォーマンスに優れたフルオーダーです。
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【必見】自分にあったスーツを着よう!プロから学ぶ最適なスーツの丈とパンツの合わせ方を紹介
【必見】自分にあったスーツを着よう!プロから学ぶ最適なスーツの丈とパンツの合わせ方を紹介
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スタイルと生地のバランス
スーツにはいくつかのスタイルがあります。
スタイルは選ぶ生地で仕上がりが変わります。
代表的なスタイル
・アメトラスタイル・・・アメリカン・トラディショナルの略です。
スーツはボックススタイルで、ウエストをあまり絞りません。
実用的なシルエットで、颯爽としたビジネススタイルです。
・イタリアンスタイル・・・しなやかさと大胆な雰囲気を持つスタイルです。
シルエットは丸みを帯びて優雅。
肩回りから胸元にかけてのラインにボリュームがあります。
・ブリティッシュスタイル・・・かっちりとした肩回り、ウエストは少し高めの位置で絞られ、メリハリのあるシルエットが特徴です。
代表的な生地
・イタリア生地・・・柔らかくしなやかな生地が特徴。
イタリアスーツの滑らかなシルエットをつくるには、イタリア生地のしなやかさが欠かせません。
・イギリス生地・・・ハリのあるずっしりとした生地。
鎧のようだと形容されるイギリススーツを作るには、イギリス生地のハリが必要です。
・生地メーカー各社のオリジナル生地・・・現在は、生地メーカーが様々な新作生地を発表しています。
JOHN FOSTER(ジョン・フォスター)のような、イギリスとイタリアの両方の特徴を備えた生地もあり、スーツの生地選びの幅が広がりました。
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スーツ生地はどこを見て選べばよい?おすすめのスーツ生地ブランドもご紹介します!?
この記事では、スーツ生地の選び方やおすすめブランドについて解説していきます。ぜひスーツ選びの参考にしてみてください。
選び方のポイント
ブリティッシュスタイルの、きっちりとした雰囲気を望むのであれば、ハリのあるイギリス生地を選ぶ必要があります。
逆に、イタリアンスタイルのスーツを作る場合は、イギリス生地ではハリが強すぎて、しなやかさに欠ける場合があります。
そのため、生地の特徴とスタイルの相性を考えて生地を選ぶと、仕上がりのバランスが良くなります。
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【スーツ スタイル】ブリティッシュスタイルとイタリアンスタイルで見るスーツの魅力
オーダーから納品までの流れ
オーダースーツSADAでは、採寸から納品までの目安は約一カ月です。
・予約・・・来店予定日の7日前には予約を入れておくとスムーズです。
・採寸・・・自然な立ち姿で採寸します。
・TPO・・・使用条件に応じて、スタイルと生地の種類を絞ります。
・付属を選ぶ・・・スーツの色柄に合わせた、ボタンや裏地を選びます。
・型紙データ・・・CAD(自動設計システム)でオリジナルパターンを作成。
・生地裁断・・・CAM(自動裁断機)へデータ送信後、生地を裁断。
・縫製とプレス・・・効率化された工場で迅速に縫製とプレスが行われます。
・検品・・・最終チェック後、納品。
オーダーのポイント
オーダーのポイントは、採寸と注文時のイメージです。
採寸は仕上がりを左右するため、正しく採寸できるかどうかが非常に重要です。
姿勢が変わるだけでも誤差が発生するため、正しい採寸ができなかった場合、完成品の長さが違うという結果になります。
採寸するときには、自然な立ち姿で写真を撮るように静止しましょう。
スーツはTPOで、ふさわしい色柄が決まります。
注文時には、いつ、どこで、何に使うのかを目安に生地を検討します。
スタッフのヒアリングの際には、用途や着用頻度などを伝えましょう。
スーツのイメージは「ブリティッシュスタイルで」「トレンドのシャープなシルエットで」といった方向性を伝えます。好みのスーツシルエットの写真を用意しておくと、イメージが伝わりやすくなります。
「ストレッチ」「防しわ」といった機能面を重視したり、機能よりもシルエットを重視する場合はその点も伝えます。
事前にスタッフへ伝えたい事はメモしておくと安心です。
スタッフは情報が多いほど、ご要望に合った提案ができますので、可能な範囲でお知らせください。
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スーツの高級生地にはどんなブランドがあるの?世界の高級生地ブランドの秘密をご紹介します。
スーツを選ぶ際どんな生地を選べば良いのでしょうか?本記事では、国別の生地ブランドや素材から、織りの種類、見分け方、長持ちさせる方法まで紹介します!
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アフターサービス
オンリーワンのオーダースーツ。
着用時のメンテナンスやトラブルも気になるポイント。
オーダースーツSADAは、アフターサービスも充実しています。
オーダースーツの仕上がりに満足できなかった場合の全額返金保証。
体型変化でのウエストお直しがずっと無料など、快適な着用を応援します。
まとめ
今回は、満足できるオーダースーツの作り方のコツをまとめました。
・オーダーの種類を知って選ぶ。
・好みのスタイルと、スタイルに合う生地を選ぶ。
・採寸は姿勢よく静止して正確に測る。
・オーダー時に伝える情報をメモしておく。
この4つのポイントをオーダーする際に実践するだけで、仕上がりが変わります。
ぜひお試しください。
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体型に合ったスーツを見つけるには?サイズの選び方!自分にフィットしたスーツを選んで、楽しいスーツライフを送ろう!
自分のサイズに合ったスーツを見つけたい方に向けて、体型に合ったスーツのサイズから、体型に合わせるポイント、各部位の正しいスーツサイズまで詳しく解説!
オーダースーツの種類は3種類。1つ目は、1週間~2週間ほどで作成できる「パターンオーダー」です。見本からお直しで調整し、サイズ感を調整します。仕上がりイメージがつかみやすく、納期が早いのがメリットですが、スポーツマンのようなガッチリ体型には対応できません。2つ目は、3週間~4週間ほどで作成できる「イージーオーダー」。採寸値を基に型紙データに再調整をかけるので、パターンオーダーよりも大きくサイズの調整が可能です。とはいえ、個人の体型に「ジャストフィット」とまではいきません。3つ目は、当店も採用している「マシーンメイド」。CADとCAMの最先端技術を使って、採寸データを個別にパターン化します。納期は1ヶ月ほどかかってしまいますが、自動化技術により低価格、かつ個人の体型にジャストフィット。お急ぎでなければもっともおすすめです。オーダーの流れはご紹介した通りで、みなさんが行うのは店舗での「採寸」「生地選び」「カスタマイズ」だけ。スタッフのアドバイスも受けながら進行できるので、よく分からなくても安心です。イメージがある場合は、メモや写真で用意しておきましょう。意外と簡単に、しかも低コストで作れるオーダースーツ。ぜひ試してみてくださいね。