セーターはスーツに合わせてもいい?スーツに似合うセーターの選び方やおすすめのコーデも紹介!
セーターは寒い季節には必須のアイテムですよね。
そんなセーターですが、スーツと合わせるのもおすすめです。
ビジネスシーンに合わせたセーターをチョイスして、ジャケットの中に取り入れていきましょう。
寒い中の仕事でも高いパフォーマンスを発揮できるようになりますよ。
スーツを取り入れたコーデをマスターして、ファッションの一環にしてしまうのも良いですね!
そこで今回は、「スーツに合わせやすいセーターの種類」「スーツに似合うセーターを選ぶポイント」「セーターを合わせたスーツコーデ」についてご紹介します!
ぜひこの記事を読んで、セーターを駆使したコーディネートにチャレンジしてみてくださいね!
スーツにセーターをあわせるのはあり!
結論から言うと、スーツにセーターを合わせるのはアリです。
ただし、この組み合わせは着用シーンを選びます。
セーターを着てはいけないシーンはある程度押さえておきましょう。
社外の人と会うときはやめておこう
基本的に社外の人と会うときは、セーターの着用を避けてください。
どうしても「スーツスタイルはスーツ、ネクタイ、ワイシャツで成り立つもの」と認識している方が非常に多いです。
取引先ともなれば、悪い印象から商談に影響を及ぼすことも考えられます。
そのため少しでも印象が悪くなる可能性のある服装は避けた方が無難でしょう。
職場のルールや雰囲気がカジュアルOKか確認
職場のルールによって、カジュアルな服装がOKか確認しましょう。
ルールに定められていない場合でも、職場の雰囲気によってはあまりセーターの着用が好ましくない場合もありますね。
最近では「ウォームビズ」や「カジュアルフライデー」でも推奨されるように、オフィスでもセーターの着用を含めカジュアルな服装で仕事をするのが一般化はしてきています。
ですが特に地方の会社など、まだそういった考え方が定着していないのも事実です。
あくまで「許可されていればセーターを取り入れる」くらいの感覚でいた方がいいでしょう。
セーターとニットの違いって何?
ニットとセーターは混同されがちですが、細かく言うと違うものです。
ニットは、一本の糸をループ状に編んでいった生地のこと。
対してセーターは、ニットを使って作られた衣服の一つです。
現代では、ニットで作られたマフラーや帽子、カーディガン、ベストなどをまとめてニットと呼ぶ傾向があります。
そのため、ニットで作られたセーターもニットと呼ばれることがあるのです。
スーツに合わせやすいセーターの種類とは
スーツに合わせやすいセーターの種類を見ていきましょう。
スーツに合わせるセーターは、以下の4つのポイントが重要です
・素材
・首周りのライン
・ゲージ
・タイプ
それぞれ、解説していきます。
素材:用途から選ぼう
そもそも、セーターの素材は以下の3つに分けられます。
これら3つの素材を、用途によって使い分けるのがポイントです。
・化学繊維:ポリエステル、ナイロンなど
・天然繊維:綿、麻など
・動物繊維:ウール、カシミヤなど
それぞれの素材について解説していきます。
化学繊維:耐久性の高さを重視する場合
セーターの耐久性の高さを重視する場合は、ポリエステル、ナイロンなどの化学繊維がおすすめです。
耐久性が高い以外に、価格が安いことも大きなメリット。
ただし、他の素材と比較して伸び縮みがしにくい・シワになりやすいなどのデメリットもあります。
動きが多い職種の方は避けた方がいいかもしれませんね。
ちなみに化学繊維は後述する天然繊維と両方の長所を活かすために、それぞれ混紡されていることも。
若干価格は上がりますが、上質で耐久力も高くおすすめです。
天然繊維:肌触りを重視する場合
セーターの肌触りを重視する場合は、綿や麻などの天然繊維がおすすめです。
天然繊維はそこまで保温性が高くなく、冬の防寒以外でも着られるのがポイント。
非常にさらさらした肌触りで、チクチクすることなくあっさり着られます。
吸水しても撥水しやすく、雨や雪で濡れてもベタベタしにくいのも大きなメリットですね。
外回りが多い方がセーターを着る場合は、天然繊維だと着心地をキープできますよ。
ただし、洗濯すると非常に縮みやすいのが注意点です。
できるだけ防縮・防シワ加工のセーターを用意するのがいいでしょう。
動物繊維:暖かさを重視する場合
とにかくセーターの暖かさを上げたい!という場合は、ウール・カシミヤなどの動物繊維をおすすめします。
動物繊維の最大のメリットは、コートなどに使われるほどの保温性です。
ジャケットの下に着ると、かなりの暖かさを発揮します。
また、他の素材と比較し伸び縮みがしやすく、動きやすいというメリットもあります。
ただし、動物繊維には2点のデメリットも。
1つ目のデメリットは、価格が高いことです。
動物繊維は上質なうえに採れる量が限られているので、必然的に希少価値が上がります。
動物繊維100%のセーターはそれなりのお値段ですので気をつけましょう。
2つ目のデメリットは、虫食いされやすいこと。
動物繊維は虫がもっとも好む素材です。
必ず防虫加工をするか、防虫剤を使いましょう。
大きなメリットもありますが、デメリットも理解したうえで選んでくださいね!
ネックライン:スーツを着た時の見え方に着目
セーターの首周りのライン(ネックライン)には、主に以下の3種類があります。
・Vネック:V字型のネックライン
・Uネック:U字型のネックライン(クルーネックとも呼ぶ)
・タートルネック:襟の高い、首を覆うようなライン
それぞれ、スーツを着た時の襟元の見え方が違います。
特にメンズの場合はネクタイがあるので重要なポイント。
見え方にどのような特徴があるか解説していきますね。
Vネック:襟元がはっきり見える
Vネックのセーターは、スーツを着た時襟元がはっきり見えます。
ネクタイやワイシャツと「重ね着」していると分かるのが特徴です。
上手な色柄の組み合わせによって、非常にオシャレな雰囲気が出せるのが特徴。
ですがオシャレでありながらも、3種の中では比較的フォーマルなイメージです。
普段のビジネスに合わせるのであれば、Vネックをおすすめします。
Uネック:襟元がチラッと見える
Uネックのセーターは、ネクタイ・ワイシャツはほとんど見えません。
Uネックの中でもネックが深いものは若干ネクタイやワイシャツが見えることはあります。
その場合は、ちらりと見える色柄でコーデにアクセントをつけることも可能です。
また、Uネックはネックが深いほど、ルーズでカジュアルに見えます。
これを活かした、普段着として着るジャケットやオフィスカジュアルでのコーデがおすすめです。
タートルネック:襟元は全く見えない
タートルネックのセーターは、首元が完全に覆われるのでネクタイやワイシャツは全く見えません。
タートルネックは、3種の中で最もカジュアルに見えてしまいます。
かなりカジュアルなオフィスでの着用や、普段着として着るジャケットに合わせる場合におすすめです。
ただし、オフィスでの着用は嫌悪感を示す方がいることも。
「お堅い人」がいる場合は、なるべく避けた方がいいですね。
ゲージ:スーツにはインナータイプをチョイス
スーツに合わせるセーターはハイゲージまたはミドルゲージの、「インナータイプ」と呼ばれるものを選びましょう。
セーターを決めるもう一つの要素に「ゲージ」があります。
ゲージとは、セーターの編み込みの密度のことです。
ゲージには、密度が高い順に以下の3種類があります。
・ハイゲージ
・ミドルゲージ
・ローゲージ
密度が高いほど薄い傾向があります。
そのため、スーツの中に着るセーターには、着膨れしないハイゲージが主に使われます。
ミドルゲージにも薄めのものがあるので、そちらをチョイスすることも。
これらの薄めのセーターは総じて「インナータイプ」と呼ばれます。
スーツにはインナータイプのセーターを選んでくださいね。
スーツに似合うセーターを選ぶ4つのポイント
さて、実際にスーツに合わせるセーターはどのようなものを選べばよいでしょうか?
スーツに合わせるセーター選びのポイントは、以下の4つです。
・ゲージ
・サイズ
・色
・柄
それぞれ解説していきます。
ゲージ:ハイゲージがおすすめ
先ほど、スーツに合わせるセーターには、ハイゲージ・ミドルゲージの「インナータイプ」がおすすめと説明しました。
ですが、もっとも見た目が映えるのは「ハイゲージ」です。
セーターが薄ければ薄いほど、全体の見た目がスッキリします。
腕周りが窮屈にならず、動きやすい点もメリットですね。
ただし、ハイゲージには静電気が発生しやすいというデメリットもあります。
静電気の対策として、スーツの裏地やセーターに静電気防止スプレーなどを使うのがおすすめ。
また、はじめから静電気が発生しにくいように、キュプラやシルクのような摩擦の起きづらいスーツの裏地をチョイスしておくのも良いでしょう。
デメリットを上手に打ち消して、ハイゲージのセーターを取り入れてくださいね。
サイズ感:丁度いいサイズ感を
スーツに合わせるセーターのサイズ感は、「少しだけゆとりがあるけど、ほぼピッタリ」くらいが良いでしょう。
セーターの最大のネックは、肩回りや腕周りが窮屈になってしまうこと。
ただ単に動きづらいだけでなく、スーツのシワや劣化の原因にもなってしまいます。
だいたい、セーターのサイズは以下の目安に合わせることをおすすめします。
・肩幅:スーツとセーターの間が指一本分開く程度
・胸囲:ジャケットのボタンを留めて、こぶし一個ちょうど入る程度
この程度に合わせれば、シワになることもなくゆとりを持ってセーターを着られますよ!
色:スーツの色に合わせる
セーターの色はスーツの色に合わせて決めましょう!
それぞれのスーツごとのおすすめの色を紹介します。
ネイビースーツ:スーツより薄いネイビー、グレー、ボルドー
ネイビースーツの場合は、スーツより薄めのネイビーのセーターがよく合います。
グレーをチョイスしても、オシャレな統一感を出せますよ。
ちょっとカジュアルに決める場合はボルドーなどもおすすめです。
グレースーツ:ブラック、ネイビー
グレースーツには濃淡のはっきりするブラック、ネイビーのセーターが人気です。
シックに決めたいならモノトーンコーデになるブラック。
ビジネス感を優先したいならネイビーがおすすめですよ。
ブラック:グレー、ブラック
ブラックスーツには、モノトーンコーデを演出できるグレーのセーターがよく合います。
グレーはライトグレー、ダークグレーどちらでもしっかり映えますよ。
また、落ち着いたフォーマルな雰囲気を出したいなら同色のブラックセーターもおすすめです。
柄:無地が基本
スーツに合わせるセーターは無地が基本です。
あまりセーターを目立たせてしまうと、ビジネスシーンでは使えなくなってしまいます。
もし柄物を取り入れたいのなら、「ジャガード柄」がおすすめです。
落ち着いたジャガード柄は立体感があり、近くで見ないと柄だと分からないもの。
派手になりすぎず、コーデに若干のアクセントを加えられますよ。
VネックとUネックのセーターをスーツと合わせたコーデ
ビジネスにおすすめの「Vネック」「Uネック」のセーターを取り入れたコーデをいくつか紹介します!
ネイビー無地スーツ×Vネックグレーセーター×濃いネイビー柄物ネクタイ
ネイビーのスーツにはグレーのVネックセーターがよく映えます。
濃いネイビーの柄物ネクタイを合わせると、セーターのラインと対称になりつつ、スーツとも統一感が出ますね。
ネクタイの柄は小紋柄などが落ち着いた印象で良い感じです。
ブラック無地スーツ×ブラックセーター×ボルドーネクタイ
ブラックの無地スーツにはブラックのUネックセーターが相性抜群です。
チラッと見えるネクタイのボルドーがちょうどいいアクセントになります。
「ブラック×ブラックだとフォーマルすぎる!」という方は、チノパンを履いてジャケパンスタイルにチェンジするのも良いですね。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAは、これまでに累計5,000,000点以上のスーツを仕立てているオーダースーツブランドです。
オーダースーツSADAでは初回19,800円(税込21,780円:2022年10月現在)の圧倒的な低価格からスーツをお仕立てできますよ!
オーダースーツSADAではセーター自体は取り扱っておりません。
ですが、セーターを合わせたコーディネートについては店舗のスタイリストにご相談ください!
経験豊富なスタイリストが、的確にアドバイスしてくれますよ!
ぜひ、オーダースーツSADAへ来店予約をお待ちしております!