【スーツ 両親 ハレの日】ハレの日のスーツはマナーがポイント!学校行事はドレスコードで選ぶ!
七五三、入園式、卒業式、大切なハレの日の服装で迷っていませんか?
お祝い事や学校行事での服装は、お洒落以前にマナーがポイントです。
今回は、ドレスコードの視点からハレの日にふさわしい両親の服装をご紹介します。
子供のイベントに両親が着る服装とマナーの基本
子供のイベントに両親が着る服装のマナーで大切なポイントは、周囲の人に対して失礼にならない格式であるかどうかです。
子供のイベントは、お祝いであると同時に新しいコミュニケーションのスタートでもあります。
特に学校行事はマナーを守ることが、お洒落よりも優先されます。
マナーを守る事は、その後のPTAの活動や、保護者間のコミュニケーションをスムーズにすることにも繋がります。
学校行事にふさわしい服装とマナーの基本は、洋服のルールを知ることで身に着けておくと安心です。
イベントの種類
子供の成長を祝う行事には、お宮参り、七五三などがあります。
学校行事では、入園式、卒園式、入学式、参観日、発表会など目白押しです。
洋服にはイベントにふさわしい服装を決める簡単なルール「ドレスコード」があります。
このドレスコードを目安にすることで、マナーとして安心な服装を選ぶことが可能になります。
「学校行事にドレスコード?」と思われるかもしれませんが、格式高い式典では、ドレスコードに合った服装が着用されています。
ドレスコードとは
ドレスコードとは、洋服に定められた服装規定を指します。ドレスコードが指定されることで、イベントの参加者が同じ格式の服装になり、統一された雰囲気が保たれます。主催者や参加者が不快に感じることがないように場の雰囲気が整えられるため、式典ではドレスコードを守る事がマナーと言えます。
学校行事で着用されるドレスコードは3種類
・フォーマル(正礼装)・・・モーニングコート
最高位のドレスコードです。イベントの主催者である校長が着用します。
・セミフォーマル(準礼装)・・・ブラックスーツ(礼服)
フォーマルに準じる服装です。学校行事ではブラックスーツ(礼服)を教員や主賓が着用します。
・インフォーマル(略礼装)・・・式典に招かれた保護者が着用します。男性はスーツ、女性はスーツやセレモニースーツを着用します。
結婚式の招待状には分かりやすく「平服(略礼装)でお越しください」など、ドレスコードが記載されています。
しかし、学校行事のドレスコードは案内状に記載されていません。
暗黙の了解となっているため分かりにくいと言えます。
基本的にはインフォーマルの着こなしで問題ありません。
役割とマナーで変わるドレスコード
学校行事の場合、主催者である校長は、ゲストを迎えるために格式の高いモーニングを着用します。主催者側である教員と参加者の代表となる主賓は、主催者である校長よりも格式をひとつ下げるのがマナーです。そのためセミフォーマルの礼服を着用します。
招かれた側である保護者は、主賓よりも格式を下げるため、スーツが正解となります。
保護者の代表であるPTA会長の場合は、代表という立場によって格式をひとつ上げるため礼服になります。
このように、立場や役割によってドレスコードは変化します。
格式の上げ下げはマナーとして行われる変更のため、立場の違う相手と同格になることは避ける必要があります。
ハレの日はインフォーマル(略礼装)が基本
お祝い事や学校行事で、代表のスピーチなどの役割が無い場合は、インフォーマルの着こなしが基本になります。
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日常生活の中であまり馴染みがないドレスコード。ドレスって言うくらいだし、女性のルールかな?なんて思ったら大間違い!自分だけ服装が浮いていることがないように、男性も今一度ドレスコードについて確認してみましょう。
【メンズ】インフォーマルのルール
男性のインフォーマルはスーツです。子供が主役である入学式や卒業式は、結婚式などのパーティーシーンとは異なるため、光沢が強いスーツや派手なスーツは避けます。一般的なビジネススーツに分類されるスーツが無難です。普段着用しているスーツは着用ジワや、生地のハリが失われているケースが多いため避けましょう。お祝いや式典用のスーツがあると安心です。
・スーツの色
式典ではダークネイビー(濃紺)とチャコールグレー(濃灰)が正式です。インフォーマルにブラックのスーツを着用するのは日本独特の着こなしです。黒を着用する場合は、織柄などの柄物を着用し、無地は避けます。ブラウンもカジュアルになるため着用を避ける傾向があります。地域性や校風によってスーツの色合いの許容範囲は変わるため、学校のホームページに掲載された前年の様子などを参考にすると安心です。
・スーツの柄
式典では無地が正式です。柄を選ぶ場合は、遠目に見た場合に無地に見えるような薄い柄が目安になります。生地の織り方で柄を表現する織柄が無地の次に格式高い柄です。シャドーストライプやヘリンボーンなどが代表的な織柄です。ストライプを選ぶ場合は、針の先で線を描いたようなピンストライプが無難です。
・スーツの形
シングルブレステッドスーツが正式です。タイト過ぎるスーツや、肩が落ちるような大きいサイズは避けます。近年スーツの流行も標準的なサイズ感に変わったため、式典にも着用しやすくなりました。
式典では、袖丈や着丈、裾丈も標準丈で合わせます。スーツはシルエットがハッキリとした、標準的なスーツが正式になります。
最近増えているオフィスカジュアル用スーツやお洒落着スーツ、ストレッチスーツは避けます。袖丈や裾丈が短く、使われている生地や仕立ての方法もカジュアルな分類になるためです。
・着こなし
袖丈は手くるぶしが隠れる長さに合わせます。適正な袖口からシャツが1㎝から1.5㎝ほど出る状態が正式な着こなしです。式典での裾丈は、ハーフクッションが安心です。店舗スタッフに式典での使用であることを伝えてから採寸を依頼し、スーツを仕立てると安心です。スーツはお洒落着としての着こなしとマナーとしての着こなしで採寸が変わるため、スーツを仕立てる時は、用途を明確にしておきましょう。仕事がオフィスカジュアルの場合は、正式なサイズ感のスーツを一着用意しておくと安心です。
【レディース】インフォーマルのルール
女性のインフォーマルは、スーツやセレモニースーツです。子供が主役となる入学式や卒業式では、色数を抑えた上品なコーディネートが基本になります。
・スーツの色
スーツの色はネイビー、グレー、ベージュ、オフホワイト、パステルカラーなど落ち着いた上品な色合いが基本になります。原色の赤や青など鮮やかな色は避けます。
・スーツの柄
柄は無地の格式が高いため、式典では無地か生地の織りで柄を表現する織り柄が無難です。ワンピースもカラフルなプリントの花柄などはカジュアルになるため避けます。
・スーツの形
スーツやセレモニースーツを着用します。
近年は着回し力が高いビジネススーツをコサージュやブラウスで華やかにコーディネートするケースも増えてきました。首回りがすっきりするノーカラージャケットや裾に向かって細くなるテーパードパンツも人気です。
セレモニースーツとは、お祝いや式典用のスーツです。ワンピースにジャケットを羽織るタイプや、ジャケットとスカートが共生地になっているアンサンブルが基本です。
ノーカラーやテーラードカラーが多く、スカートは膝が隠れる丈が目安です。昼の式典では柔らかな光のアクセサリーが基本となるため、パールや布製のコサージュが正式です。ゴールドやシルバー、光沢の強い大粒の宝石類は夜のアクセサリーのため避けます。
格式の目安
「入学式」のように「式」の字があるイベントでは、格式高めのコーディネートがおすすめです。
家庭内のお祝い事では、ルールは厳しくありませんが、お宮参りや七五三などで、訪問先が格式高い神社などの場合は、マナーとして格式高めなコーディネートにすることがポイントです。
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子供の参観日や発表会を見に行くときの服装とマナー
参観日や発表会は地域性や校風によってかなり差があります。インフォーマルな場合もあれば、カジュアルな服装でOKな地域もあるため、可能であれば、身近な人や先生に聞いてみましょう。
近年主流になっているのは、オフィスカジュアルに近いジャケットスタイルです。
ほどよくお洒落で、マナー面も安心なコーディネートになります。
色や柄はインフォーマルの基準を目安にします。
無地のネイビーやグレー、ベージュなどのジャケットがあると便利です。
ボトムは同色のセットアップか、ジャケットが明るい色の場合はネイビーで引き締めるなどが定番です。
インナーには無地のカットソーやソフトブラウスを合わせます。
小さなドット柄はフォーマル感が高い柄のため、無地だけでは物足りない場合におすすめです。
ドット以外の柄はカジュアル感が強くなるので避けた方が無難です。
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七五三では子供の服装によって家族でトータルコーデ
七五三とは?
七五三とは11月15日に行われる子供の成長を祝うための行事です。
近年は、生活スタイルの変化に伴い、10月から11月の間で都合の良い日を選ぶ家庭が増えてきました。
七五三の歴史は長く、平安時代に行われていた儀式にまで遡ります。
七五三の年齢は、男児、女児共に行う3歳の「髪置きの儀」、男児5歳の「袴着の儀」、女児7歳の「帯解きの儀」に由来しており、現在も引き継がれています。
男児は3歳と5歳に、女児は3歳と7歳で七五三のお祝いをします。
一般的には、氏神様にあたる神社に「七五三詣で」をしますが、歴史のある遠方の神社や仏寺で行うケースもあります。
子供の服装
七五三は子供の成長を祝う「内祝い」のため、洋装の場合は、グレーかネイビーのスーツやジャケットパンツスタイルです。和装では無事に育ったことを喜び、今後の成長を願う気持ちを込めた縁起の良い柄が人気です。
・洋装
3歳男児
近年は洋装での七五三も人気です。理由としては、着物よりも着脱が容易で、入園式などにも使用できる点が挙げられます。着物に比べて、着ている子供が動きやすいこともメリットです。七五三の途中で、お手洗いに行くときも手早く着脱できるため安心です。
3歳女児
写真撮影では、ふんわりとしたパステルカラーのドレスなどが人気です。
5歳男児
グレーやネイビーのスーツが基本です。ベスト付き3ピーススーツなどは、七五三だけでなく入学式や結婚式などにも着用できます。
7歳女児
写真撮影はドレスで、ドレスでの移動が困難な七五三の当日は動きやすいワンピースにするなど、予定に応じて服装を変えるケースもあります。
・和装
3歳女児
正式な着物は、お宮参りの際に使用した掛け着と被布(着物の上に着るベストのようなもの)ですが、近年はそれほど厳密ではないため、好みの色柄で選ぶことが可能です。お祝い事にふさわしい、縁起の良い花柄(梅や菊)などが人気です。
3歳男児
羽織袴の場合と、被布を着用するケースがあります。
5歳男児
着物の上に、羽織と袴を着用します。着物の柄には鷹や兜などが描かれます。子供が成長とともに、力や富を手に入れることを願って描かれる縁起の良い柄です。
7歳女児
正式な帯を締める着物を着用します。7歳になると、着物のサイズも大きくなり絵柄を入れる範囲も広くなるため、カラフルで鮮やかな花々や束ね熨斗などが描かれます。
両親の服装
子供が主役となる七五三では、子供の服装よりも両親の服装の格式をひとつ下げて着用します。
本来は、子供が和装の場合は、両親は洋装になります。母親が着物を着用するケースもあり、その場合は、子供を引き立てるような落ち着いた色柄の着物を選びます。
着物を着用する際のポイントは、夫婦の格式を同格にすることです。
父親がダークスーツの場合が多いため、着物はつけさげや江戸小紋が同格になります。
神社や仏寺など、場所の格式も考慮してマナーを守ります。
予約が必要な歴史のある神社などは格式も高くなるため、失礼のない服装が求められます。
インフォーマルの基本マナーを守りつつ、お祝い事にふさわしい華やかさを意識したコーディネートを選びます。ネクタイやコサージュなどで、色合いを明るくすることが多い傾向です。
祖父母の服装
祖父母の服装も両親と同格に合わせます。祖父は格式高めにする場合はダークスーツ、一般的な着こなしであれば、ミディアムカラーのネイビーやグレースーツを着用します。
祖母は母親と同様にスーツやセレモニースーツを着用することが一般的です。
着物の場合は、つけさげや江戸小紋が目安になります。
七五三のおすすめコーディネート【パパ編】
母親がスーツやワンピースを着用する場合は同格になるスーツがおすすめです。
スーツ
格式高めの神社でお祓いを予約した場合は、スーツの格式も高めにします。ダークカラーのネイビーやグレーで無地のものが正式です。一般的な神社や仏寺の場合は、スーツの色はミディアムカラーでも問題ありません。青みの強いネイビーは爽やか、ミディアムグレーは柔らかな印象で、お祝いらしい雰囲気になります。子供の健康を願うためのお祝いの行事のため、家族でコーディネートを楽しむことが可能です。
シャツ
襟型はレギュラーシャツが正式です。お洒落にする場合は、襟の開きが大きいセミワイドカラーシャツがおすすめです。シャツ襟の先にボタンが付いているボタンダウンシャツはカジュアルになるため避けましょう。
シャツ色は白が格式高め、パステルカラーシャツはお祝いの雰囲気が高まります。ほどよく華やかなラベンダーカラーシャツは、ふんわりとした明るい色合いで、ネイビー系のスーツやネクタイとも合います。
ネクタイ
ネクタイの柄は無地や1ミリサイズのドット柄などが格式高めです。ストライプ柄は、ストライプの幅が広い物がトレンドです。幅広のストライプには印象を若々しく見せる効果もあるためおすすめです。
ネクタイは子供の服の色を拾って選ぶと、写真に収めた場合の色合いに統一感がでます。家族のトータルコーデはアイテムカラーの統一が手軽で、バランスの良い写真が撮れます。
ネクタイの選び方に大切なポイント5選!ネクタイの色や柄を使いわけ気分を変えよう ネクタイの選び方に大切なポイント5選!ネクタイの色や柄を使いわけ気分を変えよう
ビジネスマンに欠かせないのが、ネクタイです。ネクタイには、幅広い色や柄があり、どれがいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?今回は、ネクタイの選び方について解説します。
七五三のおすすめコーディネート【ママ編】
父親と格式を揃えることを意識します。洋装の場合はスーツやセレモニースーツになります。
スーツ
母親のスーツやセレモニースーツは、父親のスーツカラーと同系色や類似色にまとめると、子供が引き立ちます。例えば、子供の着物が赤であれば、父親がネイビースーツ、母親がネイビーのワンピースにオフホワイトのジャケットなどを合わせます。
ブラウス・カットソー
スーツの場合は、白やパステルカラーのブラウスやカットソーを合わせます。
セレモニースーツ
色合わせやコーディネートが苦手な場合は、迷わずセレモニースーツを用意してしまいましょう。ネイビーやグレーのテーマカラーで作られたセレモニースーツは、バランスの良い配色になっているため、コサージュの色を合わせるだけで、悩まずにコーディネートできます。
アクセサリー
子供の服装が赤であれば、ピンクのコサージュ、青であればブルーのコサージュなど色を拾ってコーディネートするのがポイントです。インナーのブラウスの色や、スーツの色を薄くした色でもバランス良く見えます。差し色としてまったく別の色を合わせることも可能ですが、難易度が高いため色を拾う方が無難に色合わせができます。昼のアクセサリーはパールが基本になります。パールの粒は7.5から8mmが定番です。このサイズはお祝いや冠婚葬祭全般に使用できるため、イヤリングやピアスとセットの物を用意しておくと重宝します。
ストッキング
ストッキングは素肌に近い肌色を選びます。黒いストッキングは避けましょう。
卒園・卒業式の服装とマナー【パパ編】
スーツ
メンズスーツは、入学式、卒業式どちらも無地のダークスーツが基本です。
シャツ
白のレギュラーカラーが基本です。襟先にボタンが付いたボタンダウンシャツは、カジュアルになるため避けます。カラーのシャツを着用する場合は、パステルカラーまでが目安です。ストライプなどの柄はビジネス感が強くなるため式典には向きませんが、着用する場合は薄い柄がおすすめです。
ネクタイ
色・・・ネイビーが一般的です。スーツの着こなしがカジュアル化している近年は、フォーマル度が高いシルバー系のネクタイは減少傾向です。色合いに厳密なルールはありませんが、グリーン、パープル、ブラウンなどは避けた方が無難です。
柄・・・無地や1ミリドット柄のネクタイなどが格式高めです。小さい柄であれば小紋柄も落ち着いた印象です。大柄は派手になるため避けます。
校風や地域性で若干許容範囲に差があります。
基本的には、卒業式は子供が主役となり、母親がコサージュなどでお祝いの雰囲気を添え、父親が落ち着いたコーディネートで見守るようなバランスがおすすめです。
ベルトと靴
ベルトと靴は式典では黒で統一することが基本です。靴は形で格式が決まるため、式典や冠婚葬祭にふさわしい格式が高い靴を一足用意しておくと安心です。
格式の高い靴とは
色・・・格式が高い場面では黒が正式です。ブラウンは避けます。
素材・・・メンズシューズでは型押しやエナメル、スウェードを避け、通常の革がおすすめです。
形・・・内羽羽根式ストレートチップが正式です。内羽根式とは、靴ひもを通すパーツの下側が靴本体に縫い付けられているものです。ストレートチップとは、つま先に横一線の切り替えがあるトゥデザインです。
靴下
スーツスタイルの靴下は、スーツか靴に合わせます。式典では靴が黒になるため、黒い靴下になります。正式な場面では、カジュアル靴下よりも生地が薄く、ふくらはぎまである長い靴下(ロングホーズ)を着用します。着席時に肌が見えることがNGのためです。カジュアルなスニーカーソックスや白い靴下は避けます。
コート
関東以北ではコートがあると安心です。
式典ではウールのチェスターコートがおすすめです。
卒園・卒業式の服装とマナー【ママ編】
卒園式や卒業式はお別れの式典でもあります。入学式では明るいジャケットもOKですが、卒園式や卒業式ではダークカラーが基本になります。
学校行事の服装は、地域性や校風などによっても若干違いがあります。
可能であれば、先生や身近な人に雰囲気を聞いておくと安心です。
雰囲気を聞く機会がなかった場合には、基本マナーを守った服装で問題ありません。
服装の基準はインフォーマルになります。
スーツ
ネイビーやグレーが基本となり、インナーのブラウスやコサージュなどを明るくすることでお祝いを表現します。入学式、卒業式で兼用できるネイビースーツが人気です。
セレモニースーツはワンピースにジャケットを羽織るタイプが主流です。
カットソー
白やパステルカラーが定番です。ハイネックやボウタイ、フリルなどを合わせます。ニットはカジュアルになるため避けます。
ストッキング
ストッキングは肌色を着用します。
3月は、まだ気温が低く、小学校の卒業式などは会場が広いこともあり、かなり肌寒く感じます。
しかし、寒くてもタイツはカジュアルウェアの分類になるため着用を避けます。
体調が悪い場合、冷え性で辛い場合は、無理をせずにマナーよりも体調を優先しましょう。
パンツスタイルにインナーを重ね着して防寒対策をすると安心です。
アクセサリー
昼の式典のためパールやコサージュが正式です。シルバー、ゴールド、大粒の宝石など光沢が強い物は、夜のアクセサリーのため避けます。
パンツスタイルも人気
近年はパンツスタイルも人気です。特に寒い地方では防寒対策にもなるためおすすめです。
パンツデザインは裾に向かって細くなる、テーパードラインが主流です。
テーパードパンツは椅子に座ると、裾丈が5cm程度短くなるため注意しましょう。
保温性のインナーを重ね着する場合は、見えないように膝丈が目安になります。
ストッキングはくるぶし丈よりも長いタイプを着用した方が安心です。
パンツスタイルで、ベルトループがあるデザインは、ベルトを着用するのがマナーになります。
パンツスタイルはワンピーススタイルよりもカジュアルな装いになるため、格式マナーが気になる校風や地域性の場合は避けます。
マナーが心配な場合は、ワンピースにジャケットを羽織るスタイルが正式なため、セレモニースーツを選択しましょう。
コート
コートは式の間にひざ掛けとして使うことが可能です。着用したまま式に参加することは失礼になるため避けます。
カイロ
気温が低い場合や関東よりも北の地域では、カイロなどを用意しておきます。寒いときに手のひらを温めると、全身が温まるためおすすめです。
寒い冬の防寒グッズ。スーツに合わせて使いたい小物をご紹介。
荷物が多い子供行事におすすめのバッグ
ハレの日のバッグは小ぶりな黒のバッグがオールマイティに使えます。黒以外では、柔らかなアイボリーや上品なベージュ、知的なグレーなどがおすすめです。
パンプスと色合いが近い物を用意すると合わせやすくなります。
荷物が多い場合
子供がまだ幼い時期の七五三などは、持ち物も多くなります。
持ち運びが楽で、出し入れがスムーズなバッグがおすすめです。
インフォーマルスタイルで、大きいサイズのバッグを持つ場合は、トートバッグが無難です。子供を抱っこする場合に、肩掛けができるベルト付きが便利です。父親が肩掛けする場合にも違和感がないデザインとしては、ネイビー系無地のバッグがおすすめです。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAでは、フルオーダースーツが既製服と変わらない手頃な価格で仕立てられます。
フルオーダーは、一人ひとりの体に合わせた型紙を作成してから縫製する、本格的な仕立てのスーツです。
個人の型紙を作るスーツは、動きやすくシルエットも美しいことが特徴で、生地に余分な負担がかからないことから、スーツが長持ちします。
お祝いごとが重なる大切な時期に、フルオーダーの素敵なスーツで、思い出の写真を残しませんか?
オーダースーツSADAでは、スーツに使用する生地を海外有名ブランドの生地に変更することも可能です。
インフォーマルで着用するスーツは、ビジネスから冠婚葬祭、お祝い事と着用シーンや着用回数が多いスーツです。一着正式なサイズ感でインフォーマル用のスーツを仕立てておけば、マナーが心配な場面も安心です。
ぜひ、お気軽にご予約ください。
今回は、ハレの日の服装についてご紹介しました。基本が分かってしまえば、迷う事もありません。ハレの日は、普段の子育てとは違う両親の姿を子供に見せる機会でもあります。両親の言葉遣いやマナー、立ち居振る舞いが、お子様の敬語やマナーの知識を増やします。お子様の将来に役立つ見本となるように、素敵な服装でお出かけください。