入学式ママのコーデはどうしたら良い?老けて見られないポイントや気をつけたいポイントをコーデ例とともに紹介
入学式といえば、大切な我が子の晴れ姿にときめく一生に一度の大切な行事。そんな日を素晴らしい一日にするためにも、ママはその場にふさわしいテイストの服装を選びたいものです。この記事では、入園式や入学式ならではのファッションマナーや、老けて見られないために必要なこと、コーデで気をつけたいポイントなどについて、具体的なコーデ例を交えながら解説します。
入学式のママはワンピース&スーツと着物(和服)のどちらがおすすめ?
入学式におけるママの服装として候補に挙げられるのは、ワンピースか着物が多いでしょう。一般的には、ワンピースを着るケースが多いとされていますが、着物を着るケースもあるようです。着物は、もともとお祝いの場にふさわしい装いであるため、堂々と着ても全く問題ありません。せっかくのお祝いの場だからこそ、どうしても着物で出席したいという方はいらっしゃるでしょう。そんな時、何を基準にして選べば良いのでしょうか。
第一に考えるのは、その地域や学校での卒業式や入学式への考え方です。特に私立の学校では、その学校独自の考え方やルールが設けられている場合があります。着物がNGというケースはあまりないかもしれませんが、着物を着ている方がどれくらいいるのか、どんな着物を着ている方が多かったかなど、入学する学校の様子を先輩ママからあらかじめ聞いておくと良いでしょう。そうすれば、式の当日になって自分だけ浮いてしまう、という事態を防ぐことができます。
入学式に参加するママが老けて見られないために必要なこと
以下に、老けて見られてしまう例を提示します。これらに気をつければ、老けて見られることはないでしょう。
年齢が30代以降になると無難な服装を選びがちですが、地味すぎる服装は老けて見えることもあります。そうならないためには、ブランドのセレモニースーツがおすすめです。また、ゆったりとしたシルエットのネイビーワンピを選んでしまうと締まりのない印象になってしまい、太って見えたり老け感が出たりしてしまうので注意しておきましょう。
入学式だからといって、人目が気になって当たり障りのない真面目過ぎる紺色のスーツを選んでしまうと、地味すぎて華やかさに欠けてしまい老け感が出てしまいます。
また、数年前に買ったスーツだと、サイズが合わなかったりスカート丈が微妙に短かったりするかもしれません。セレモニースーツはシンプルなデザインが多いため、サイズ感が非常に重要です。そのまま着てしまうと、老けて見えてしまう恐れがあります。
入学式のママがコーデで気をつけたい4つのポイント
ここでは、入学式のママがコーデで気をつけておきたいポイントについて説明します。
子どもが主役であるということを忘れない
大前提として、入園式や入学式は子どもが主役です。これがもっとも重要であり、忘れてはいけない点となります。ママはあくまでも脇役として徹するような服装を選びましょう。あまりにも気合いの入った華美な服装では、主役である子どもよりもママのほうが目立ってしまい、本末転倒です。できる限り上品なテイストを心がけると良いでしょう。
派手ではない華やかさを出す
フォーマルな雰囲気が強い卒業式とは異なり、入学式の場合は多少華やかな印象でも問題ありません。ベージュやピンク、アイボリーといった春らしい色合いで明るい雰囲気を出すと良いでしょう。例えば、ベージュ・ツイードのセレモニースーツなどはきちんと感と上品な華やかさがあるため、入学式で好まれるおすすめの定番スーツです。入学式では、春の陽気を感じてジャケットを脱ぐこともあるため、ジャケットを脱いでもきちんと感のある服装だとなお良いでしょう。
また、入学式で着たジャケットを学校行事で羽織ったり、夏場の法事やちょっとしたレストランにワンピースやセットアップを着ていったり、そんな着回しを考えると、ベージュのジャケットにブラックのワンピースという組み合わせもおすすめです。
なお、学校によっては暗黙のルールが設定されているかもしれません。特に受験がある学校の場合は、ネイビーのフォーマルスーツを基本とする学校が多いといわれています。事前に下調べをしておくと、自分だけ浮いてしまうということもないので安心です。
上品なネックレスやコサージュで差をつける
ネックレスやイヤリングなどのアクセサリーは必須アイテムといえるでしょう。真珠のネックレスなど光沢感のあるパールを使ったアクセサリーは、きちんと感と上品な華やかさが引き出されるので特におすすめです。ショートタイプのものは、顔を明るく見せてくれる効果もあります。
また、明るめなカラーのコサージュを着けるのも良いでしょう。コサージュは、一つ着けるだけで装いを華やかにしてくれるだけでなく、顔回りに立体感が出て着こなしに差をつけやすくなる便利なアイテムです。しかし、ビビッドカラーや色が多いもの、大きすぎるものはかえって派手になってしまうので避けたほうが良いでしょう。以下を意識して選ぶと、派手になりすぎないのでおすすめです。
・ベージュなどの明るいセレモニースーツには、同系色か落ち着いた色のコサージュ
・ネイビー基調のスーツには、ベージュやピンク、ホワイトなど淡い色のコサージュ
小物類も、服装と同様にきちんと感と華やかさのある上品なものを選ぶようにしましょう。
靴、バッグはベーシックなものを選ぶ
靴は、平たい形状は避け、歩きやすい高さのヒールがあるものを選ぶようにしましょう。形はベーシックなものを選び、しっかりとかかとまでみがいておくのが大切です。
バッグは、本革のフォーマルなハンドバッグがおすすめです。メインのバッグは、必要最低限のものが入るサイズ感のものだと、スーツと合わせた際にきちんとして見えます。また、入学式ではベージュ系のバッグもおすすめです。ベージュ系のバッグは、入学式にぴったりの華やかさがあり、明るい色のセレモニースーツと合わせることで統一感を演出できます。
ちなみに、入学式ではプリントやお知らせなどをもらうことが多いため、サブバッグがあると安心です。荷物が多くなった時のために、A4サイズの書類が完全に入る大きさのサブバッグを用意しましょう。フォーマルなサブバッグであれば、受験や冠婚葬祭などでも使えるので、一つ持っているととても便利です。
【年代別】入学式でママが着たいコーデ例
ここでは、入学式でママが着たい具体的なコーデ例を年代別に紹介していきます。
20代の場合
20代のママは、フリルやリボンのついたかわいらしさを出せるアイテムがおすすめです。スカートの丈は、膝丈か膝が少し見えるくらいだと若々しく見えます。
また、トレンドを取り入れたワイドパンツスタイルは20代のママにぴったりです。センタープレスできちんと感を出すと良いでしょう。パンツスタイルの時は、フリル付きのブラウスやパールネックレスなど、他のアイテムで華やかさを取り入れるのがポイントです。パンツがゆったりとしているので、ジャケットはタイトなデザインを選ぶと良いでしょう。センタープレス入りで微光沢のある素材なら、セレモニーシーンにふさわしいフォーマルなコーデが完成します。
30代の場合
30代のママは、きちんと感をキープしつつ着こなしに華やかさをプラスすると良いでしょう。全身が暗めの色だと仕事着っぽくなったり老けて見えたりするので、小物やインナーで明るい色を積極的に取り入れることをおすすめします。
また、セレモニーコーデは素材選びも欠かせません。シンプルなデザインでも素材を変えるだけで、こなれた印象に変化します。レース、ツイード、シフォン、とろみのある素材がおすすめです。
腰回りをカバーしてくれるタックパンツは強い味方になります。ジャケットは短めの丈で上半身をコンパクトにまとめましょう。さまざまな糸をミックスした明るいカラーのツイードジャケットがおすすめです。アクセサリーがなくてもフォーマルさと華やかさが手に入ります。
40代の場合
40代のママは、落ち着いたコーデを意識しすぎて地味にならないように注意する必要があります。ダークカラーのアイテムであれば、襟元のすっきりしたデザインを選ぶことで顔回りを明るくする効果があるのでおすすめです。
さらに、明るい色を中心にコーデを組む時には、どこかに黒をポイントとして使った締め色を入れて、メリハリをつけると良いでしょう。靴やバッグ、ベルトに締め色を入れるだけでもグッとあか抜けた印象になります。
肌なじみが良い、明るいベージュはおすすめのカラーです。コサージュや靴に黒を取り入れることでコーデを引き締めてくれます。リボンやシフォンなどのフェミニンなアイテムを取り入れるのであれば、髪型はアップにしてすっきりとまとめると、かわいくなりすぎずおすすめです。
【骨格タイプ別】入学式でママが着たいコーデ例
ここでは、入学式でママが着たい具体的なコーデ例を骨格タイプ別に紹介していきます。
骨格ストレートの場合
骨格ストレートの方は、スーツスタイルが一番しっくりくるタイプでしょう。装飾が少なく、シンプルですっきりしたものがおすすめです。
上着は、無地のテーラードジャケットを選ぶと良いでしょう。ノーカラージャケットは、デコルテやバストの厚みが強調されて太って見えてしまうので、避けたほうが無難です。ツイード素材だと野暮ったく見えてしまうため、ウールまたは薄手の生地のものを選びましょう。
フリルやギャザー付きのインナーは上半身が暑苦しく見えがちなので、飾りが少なくてシンプルなものを合わせるとGoodです。首元の開きは、少し広めだとデコルテがすっきりして首が長く見えます。
ボトムスはワイドパンツやフレアスカートよりもタイトスカートやストレートパンツがおすすめです。すっきりとしたラインシルエットを意識しましょう。
骨格ウェーブ普通の場合
骨格ウェーブの方は、きゃしゃな身体を寂しく見せないよう装飾が多めのコーディネートを意識しましょう。スーツがシンプルすぎると、物足りなく感じさせてしまいます。
上着は、薄いデコルテが隠れるノーカラージャケットで短めの丈のものを選びましょう。長い丈だと、腰の位置が低めなので脚が短く見えてしまいます。素材は、パリッとしたものよりも少し厚めで質感の柔らかいものがおすすめです。
フリルなどがついた華やかなカットソーやブラウスをインナーに合わせましょう。シンプルなトップスだと、デコルテの薄さや首の細長さが強調されてしまい、貧相に見えてしまいがちです。
上半身がきゃしゃな一方、太ももにハリがあるため、ボトムスは太ももが目立ちにくくなるフレアスカートが適しています。パンツを履く場合は、裾に向かって細くなるテーパードパンツが良いでしょう。
骨格ナチュラルの場合
骨格ナチュラルの方は、かっちりしすぎやフェミニンすぎるコーディネートは避けた方が良いでしょう。フォーマルウェアを着こなすには、着丈の長いジャケットやワイドパンツでラフな感じを演出するのがポイントです。
ジャケットは、テーラード・ノーカラーともになるべく着丈が長めでウエストの絞り具合が緩いボックスシルエットを意識しましょう。素材はウールやツイードがよく似合います。柄は、チェックやストライプといった少しカジュアル感のあるものが良いでしょう。
インナーは、かっちりしすぎ、またはフリルなどの甘すぎでなければ何でも似合うので、何が似合わないかだけ意識しておけば問題ありません。シンプルなカットソーに、アクセサリーで華やかさを付け加えるのがベストです。
ボトムスはパンツがおすすめですが、ボリュームのあるワイドパンツであれば、スタイリッシュなボディラインを引き立ててより素敵に見せることができます。定番のフレアスカートやタイトスカートは、ラフ感を出しにくいのでなるべく避けましょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAは、まもなく創業100年を迎えるオーダースーツ専門店です。全国にチェーン展開しており、その店舗数は日本一を誇ります。長い歴史と伝統が培った技術やノウハウを生かし、自社内ワンストップで仕立て上げているため、高品質のオーダースーツをリーズナブルな価格で提供することが可能です。これまでに仕立てたオーダースーツは累計500万着以上で、タレントやYouTuber、政治家に至るまでさまざまな方が着用しています。どんな体型にもフィットする、自分だけの1着が欲しい方におすすめです。
また、オーダースーツSADAは、フルオーダーでフォーマルスーツも仕立てるため、入学式のようなハレの日に着用するスーツにこだわりたい方にもぴったりといえます。年代別や骨格タイプ別に合わせることもできるので、お近くの店舗にて気軽に相談してみてください。オーダースーツSADAで作った1着で、おしゃれなコーディネートを楽しみましょう。