メンズのフォーマルスーツはドレスコードで選ぶ!種類を分かりやすく解説
フォーマルスーツって何?どんなときに着用する?ドレスコードが良く分からない!そんなお悩みをお持ちではありませんか?今回は、フォーマルスーツについてご紹介します。種類が多いフォーマルスーツですが、実は用意することがおすすめのフォーマルスーツは2種類だけです。分かってしまえば簡単なのですが、ドレスコードやフォーマルスーツの呼び名が複数あるため、多くの方が迷っているのが現状です。どうして同じものを指す言葉が複数存在するのかというと、現在の着こなしが以前よりも簡略化しており、これまで使われていた言葉と、新しい着こなしの言葉が両方使用されるようになったことが原因です。この記事では、複雑な呼び名の種類を最初にまとめ、その後フォーマルスーツとドレスコードについて解説しました。着用回数が多いフォーマルスーツは、一般的に親族の結婚式やお葬式で着用されるブラックスーツと友人の結婚式で着用されるダークスーツです。特別なケースとしては、ややフォーマルな着こなしが好まれる就活とクルーズなどのパーティーシーンの着こなしです。そのような特殊なケースも紹介していますので、フォーマルスーツで迷った時に目安としてこの記事の内容を活用してみてください。
フォーマルスーツとは何か
フォーマルスーツとは、その名前の通り「フォーマルなシーンで着るスーツ」のことを指します。簡単に説明すると、「格式の高いシーンで着用するきっちりとしたスーツ」、いわゆる授賞式や冠婚葬祭などの格式高い席で着用するスーツのことです。
フォーマルシーンで着用するスーツのなかには、「モーニング」「燕尾服」「タキシード」「ブラックスーツ」など、多くの種類があります。
フォーマルスーツの用語
フォーマルスーツをWebで検索すると、さまざまな用語が出てくるため、迷った方も多いのではないでしょうか?ここでは最初に用語について解説します。
1.フォーマルスーツは式服
フォーマルスーツは、結婚式や葬式、格式高いパーティーなど、ドレスコードが指定されているときに着用する6種類の式服です。
・正礼装・正喪服(モーニングなど)
・準礼装・準喪服(ブラックスーツなど)
・略礼装・略喪服(ダークカラースーツ)
「フォーマルスーツ」という用語に「スーツ」という言葉が含まれているため、ビジネススーツと混同されることがありますが、使用される生地やデザイン、着用場面が異なるため、まったくの別物です。
そのため日常的なビジネスシーンでは、正礼装や準礼装を着用することはありません。
例外として、ビジネスシーンでは就活の面接、社内式典などフォーマルな服装が求められる場合に、略礼装に近いコーディネートが着用されます。
略礼装は光沢のあるミッドナイトブルー(濃紺)と光沢を抑えたチャコールグレー(濃灰)の無地を使用したスーツで礼装用のネクタイを着用します。
就活では無地で光沢のないダークカラースーツにビジネス向きのネクタイで、格式高めにコーディネートします。
2.ブラックスーツとは
フォーマルスーツや冠婚葬祭の話題で、「ブラックスーツ」という言葉が出てきた場合には、準礼装や準喪服などのフォーマルスーツを指すことが一般的です。
ビジネススーツではないことがポイントです。
3.ブラックフォーマルとは
ブラックフォーマルとはフォーマルスーツ全般を指す言葉です。
フォーマルスーツは慶事用を「礼装」、弔事用を「喪服」と呼びますが、ブラックフォーマルと呼ぶ場合には、慶弔両用のフォーマルスーツを指します。
4.礼服と喪服
礼服と喪服は、どちらも準礼装で同格です。
本来は、光沢がある生地が「礼服」、光沢がない生地が「喪服」です。
しかし、現在は礼服、喪服と分類せず「ブラックフォーマル」と呼ぶことが増えました。
5.用語まとめ
フォーマルスーツは6種類ある式服を指します。
良く使用される用語は、慶事弔事の差はありますが、ほぼ同じ格式の式服を指します。
もっとも着用回数が多いフォーマルスーツは、準礼装と準喪服です。
準礼装と準喪服は、以下のように様々な名称で呼ばれていますが、同じ衣服を指しています。
フォーマルスーツ=ブラックスーツ=ブラックフォーマル=礼服・喪服=準礼装・準喪服
礼服と喪服は、現在慶弔両用が主流です。
そのため準礼装などを購入する際は、ブラックフォーマルと指定することで慶弔両用タイプが購入できます。
フォーマルスーツは、着用する場面で適した生地や種類が決まります。
店舗側は場面に合ったフォーマルスーツを提案するために、結婚式やクルーズなどの用途や、着用する時間や季節などの情報が必要です。可能な範囲で伝えましょう。
まずは「ドレスコード」とは何かを知る
ドレスコードという言葉は誰もが耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。聞いたことがあるけれど、よくわからないという方のためにドレスコードの解説をしていきます。
カジュアルシーンとフォーマルシーンの違いは?
ドレスコードを解説する前に、カジュアルシーンとフォーマルシーンの違いを理解しておきましょう。
フォーマルとは、会社や病院、初対面の人や上司と話すシーンのことで、主に目上の人と話す機会を指します。一方で、カジュアルとは親しい友人や家族と話すシーンが一般的です。「カジュアル」という言葉は、「手軽」「気軽」といった意味があり、気軽に話せる相手とのシーンを指します。
ドレスコードとは?
ドレスコードは、パーティーや集まりなどで求められる服装のルールのことです。結婚式などのお祝いの式典では、式の雰囲気を壊さないように服装のルールが決められることが多くあります。その服装のルールがドレスコードです。ドレスコードが設けられている集まりは、フォーマルな場としての印象が強く、必然的にきっちりした服装を想像する方も多いのではないでしょうか?
しかし、本来ドレスコードは集まる人々の服装の格式を揃え、平等に楽しい時間を過ごすことを目的としています。
ドレスコードは、誰もが快適に過ごすためルールであるため堅苦しく考える必要はないと言えます。
おしゃれの許容範囲の目安としてドレスコードを活用しましょう。
フォーマルスーツって必要なの?
フォーマルスーツを着用する機会が多いか少ないかは人それぞれです。
着用する機会が少ないから買う必要がない、ビジネス用のスーツで代用しよう、黒無地のスーツがあるから改めて買う必要はない、など考える方も多く、本当にフォーマルスーツが必要なのか、といった疑問を持つ方もいます。
結論としては「必要」です。その理由を解説していきます。
フォーマルスーツは冠婚葬祭で着る式服です。近年の結婚式では、フォーマルスーツではなく、ビジネススーツやおしゃれなスーツで参加する方が目立つようになりました。
お葬式などのシーンでも稀ではありますが、ビジネススーツの方やフォーマルスーツでない方も見受けられます。しかし、お葬式では、ビジネススーツはマナー違反だと取られてしまう可能性があるので注意しましょう。
結婚式などは決まりも緩い傾向にあるため、ビジネススーツでも問題はありません。しかし、お葬式などでは相手の印象や周囲の状況、マナーを考えてフォーマルスーツの着用が望ましいです。冠婚葬祭のシーンでは、フォーマルスーツを着ていけばまず、マナー違反は避けられます。男性の場合、フォーマルスーツを1着持っておくに越したことはありません。
フォーマルスーツとドレスコード
ドレスコードは6種類あります。
フォーマルスーツが着用されるドレスコードは、正礼装から略礼装までの上位3つです。
- フォーマル(正礼装)
昼の正礼装がモーニングコート、夜の正礼装がテールコート(燕尾服)です。
現在は、燕尾服よりもタキシードを着用する傾向があります。
イベントのホスト(主催者)が着用します。
- セミフォーマル(準礼装)
昼の準礼装がディレクターズスーツ、夜の準礼装がタキシードです。
現在は、タキシードが正礼装として着用されるようになったため、ブラックスーツ(礼服)が昼夜どちらにも着用されます。
イベントの主賓が着用します。 - インフォーマル(略礼装)
昼の略礼装がチャコールグレーの無地のスーツ、夜の略礼装がミッドナイトブルーの無地のスーツです。
現在は、昼と夜で色を区別せずに着用されています。
イベントのゲストが着用します。
- スマートエレガンス
スマートエレガンスからは、フォーマルスーツに含まれません。
結婚式の2次会など、格式にとらわれないパーティースタイルを指します。 - カジュアルエレガンス
スマートエレガンスよりも華やかさを抑えたコーディネートです。
セットアップスーツやジャケットパンツスタイルが目安です。
- ビジネスアタイア
ビジネスアタイアは、ビジネスシーンでの祝賀パーティーなどを指します。
通常のパーティーシーンよりもややビジネスよりもコーディネートが好まれます。 - スマートカジュアル
パーティーほど華やかでなく、Tシャツスタイルほどカジュアルではない着こなしです。ジャケットを着用するなど、レストランで良く見られるドレスコードです。
一般的に慶事での着用回数が多いフォーマルスーツは、セミフォーマル(準礼装)のブラックスーツ(礼服)とインフォーマル(略礼装)のダークスーツです。
弔事の場合
- 正喪服
モーニングコートのコーディネートを弔事用に変更して着用します。
以前は喪主が着用していましたが、現在は準喪服を着用する傾向があります。 - 準喪服
ブラックフォーマルを黒無地のネクタイとレギュラーカラーの白無地ワイシャツで着用します。 - 略喪服
ダークカラーのスーツを、亡くなった当日の通夜や3回忌以降の法事で着用可能です。
弔事では、準喪服であるブラックスーツが基本となります。
現在は喪主であってもツーピースのブラックスーツが主流となっているため、会社関係の葬儀では、参列する側がスリーピースの喪服を着用することは避けた方が無難です。
しかし、地域によっては防寒としてスリーピースのベストやニットのベストを着用することもあるため、厳密なルールではありません。
フォーマルスーツの選び方
フォーマルスーツが必要になった際に、選ぶポイントを知らないと場違いなものを選んでしまうことも考えられます。そうならないためにも選び方のポイントをしっかりと把握しましょう。
長期間着ると想定し、タイト過ぎないものを選ぶ
フォーマルスーツは、毎日着るビジネススーツとは違って、年に数回などと着る機会が限定されます。着る機会が限られるため、頻繁に買い替えるようなものではありません。フォーマルスーツは1度購入すると体型が変わるまで着ることができるため、10年以上着用する方も珍しくありません。しばらくの間は一着のフォーマルスーツで過ごすことを考えると、サイズ選びは慎重に行うべきです。
ビジネススーツはタイトでシルエットを重視したスーツが主流となっています。その感覚で選んでしまうと、長期間着る際に体型の変化に対応できません。タイトすぎるフォーマルスーツを避け、標準的な余裕を選ぶのがベストです。大きすぎるとだらしなく見えてしまうので、適切なサイズにしましょう。
デザインはシンプルに
どうせ着るならおしゃれなものを着たいと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、今のトレンドを意識して、デザインにこだわりすぎてしまうと数年後の着用ではトレンドから逸れてしまっている可能性が大きくあります。
トレンドから外れないためには無難なデザインを選ぶことがおすすめです。
また、現在のブラックスーツは慶弔両用するため、見た目で変わるおしゃれは避けた方が無難です。
大切な場面に着用するものであるため、予算に余裕がある場合は、生地の質と色の濃度、仕立ての良さに注目しましょう。
ブラックスーツは生地の色が濃いものほど高価になります。
また、フォーマルスーツの形状を維持する芯が、ジャケットの肩や胸の生地の内側に入っています。
高級素材を使用したフォーマルスーツは、着用時のシルエットに気品と威厳があり、スーツの知識がない方が見ても、その違いは歴然としています。
フォーマルスーツにふさわしい着こなしとなるためおすすめです。
オールシーズン用を活用する
フォーマルスーツはそこまで頻繁に買い替えるものではないとお伝えしました。フォーマルスーツを季節ごとに持ちたいという方は、シーズンに合ったスーツを購入しても問題ありません。しかし、できることなら1着の購入で済ませたいという方もいます。そのような方はオールシーズンタイプのフォーマルスーツがおすすめです。
オールシーズン用の生地は、暑さや寒さに対応できる素材で作られているため、1着あればどんな季節にも利用できます。いつ使用するか分からないのでオールシーズン用を選択肢に入れてみましょう。
真夏は夏用フォーマルスーツがおすすめ
ブラックスーツの着用機会として、夏のお盆があります。
気温が高くなる真夏の法事には、真夏用の生地で作ったサマーフォーマルがおすすめです。
光にかざすと透けるほど薄い生地で軽く、通気性も良いため、夏でも涼しく着用することが可能です。
フォーマルスーツの購入ガイド
フォーマルスーツの購入ガイドとなる目安をご紹介します。
優先度ランキング
フォーマルスーツを購入する際の優先度が高い順にランキングしました。
- 1位 ブラックフォーマル(準礼装・準喪服)
成人したタイミングで用意しておきたいフォーマルスーツが、慶弔両用できるブラックフォーマルです。 - 2位 ダークスーツ(略礼装・略喪服)
友人の結婚式や入社式などのタイミングで無地や無地に近いダークスーツを用意しておくと安心です。 - 3位サマーフォーマル(準礼装・準喪服)
余裕があれば、夏用を仕立てましょう。
夏用のブラックフォーマルは、季節感のある優雅な着こなしになります。
フォーマルスーツはどこで作る?
大切な場面で、長く使うフォーマルスーツは、フルオーダーがおすすめです。
着用しない年もあるフォーマルスーツはクリーニングを繰り返しながら、長い方では体型が変わるまで、15年ほど着用します。
仕立てが良く回復力に優れた高級ウールを使用したフォーマルスーツは特に、型崩れしにくく、良い状態のまま長く使えることがメリットです。
体型に合わせて型紙を作成するフルオーダーは、着用時の生地の負担が少ないこともメリットです。
価格を抑えたスーツは生地に回復力があまりないため、長いスパンで見るとフルオーダーはコストパフォーマンスに優れると言えます。
フォーマルスーツの着こなしポイント
シーンに合わせたフォーマルスーツの着こなしポイントを紹介していきます。
結婚式での着こなし
結婚式の場合、主催側なのかゲスト側なのかによって着こなしが変わります。主催側、いわゆる親族側(3親等以内)の場合は準礼装(礼服)を、ゲスト側の場合は準正装か略礼装を選ぶようにしましょう。
結婚式の招待状のドレスコードが「インフォーマル」か「平服」で記載されている場合は、略礼装(無地のダークカラースーツ)が目安です。
結婚式の主役は新郎新婦のため、目立ち過ぎてはいけません。そのため、シャツやネクタイは色柄が派手なものは避けるのが無難です。シャツは白の無地、ネクタイはシルバー系のカラーを選ぶと華やかでありながら目立ち過ぎることなくおすすめです。
スーツの場合は、ダブルスーツを採用することで他の方とは違った華やかさの演出が可能です。
小物でアレンジ
小物をこだわることで、より華やかな印象にすることができます。
スーツのポケットは、ポケットチーフを入れるためのポケットです。
ポケットチーフは結婚式に賛成する意味を表明することにもなるため、お好みのカラーで入れましょう。
ネクタイと同系色でシルクのポケットチーフがおすすめです。
バッグを持つ場合は、黒のクラッチバッグが主流です。
靴でおしゃれを
靴はシンプルな黒を選択し、内羽式のストレートチップやプレーントゥを選択すれば間違いはありません。
友人の結婚式であれば、モンクストラップもおすすめです。
フォーマルシーンでは黒の紐靴が基本ですが、黒のモンクストラップは友人の結婚式で着用が可能です。
靴ひものない靴で唯一結婚式での着用が可能なモンクストラップは、雰囲気を変えたい方や靴でおしゃれをしたい方に人気です。
お葬式での着こなし
結婚式と並んで、フォーマルスーツを着用する機会の多いお葬式では参列する立場によって、服装は変わりますが、基本はシングルのフォーマルスーツを選ぶようにしましょう。シャツは必ず白無地、ネクタイは黒を着用するようにしましょう。
柄ものや色もののシャツを着用してしまうと、故人や遺族に対して失礼になってしまいます。必ず、白無地のシャツに黒ネクタイを合わせるコーディネートにしましょう。
セミフォーマルスーツの着こなしポイント
セミフォーマルの着こなしポイントを、アイテムごとに紹介します。
シャツ
セミフォーマル(礼服・喪服)でのシャツは、基本的に白色のシャツがおすすめです。
慶事の場合は、サックスブルーや薄いピンクなどの明るいカラーを選んでも問題ありませんが多くの方が白を選択します。
淡いサックスブルーは爽やかな印象を演出でき、ピンク系は華やかな印象を与えることができます。
弔事のシャツは、白無地のレギュラーカラーシャツのみが着用可能です。白無地のレギュラーカラーシャツ以外は、失礼になるため必ず購入時に弔事での使用であることを伝えましょう。
シャツを選ぶ際、襟先部分にボタンが付いているボタンダウンシャツや派手な色柄はフォーマルスーツで着用できないため避けましょう。
ネクタイ
セミフォーマルで着用する場合は、シルバーや白などの上品なカラーのネクタイを選ぶといいでしょう。
また、略礼装としてネイビー系のダークカラーのスーツを着用する場合には、パステルカラーやシャンパンゴールドなど、明るめのネクタイを選ぶことで、華やかさを演出できるのでおすすめです。
ネクタイ柄では、アニマル柄はマナー違反となるので絶対に着用しないようにしましょう。
結婚式やパーティーで着用する際には、小紋柄や織柄のストライプ、光沢のある無地を選ぶとより、華やかな印象を与えることができます。
靴やベルト
靴やベルトなどのアイテムを選ぶ際は、靴とベルトを黒でまとめるとコーディネートのバランスがよくなります。さらに、革を使った商品を選ぶとことで、よりフォーマルに近いスタイリッシュなコーディネートにできるのでおすすめです。
ジャケパンスタイルはセミフォーマルに含まれる?
ジャケットと色違いのスラックスを合わせるジャケットパンツスタイルは、セミフォーマルには含まれません。
インナーをワイシャツとネクタイで堅めにコーディネートした場合も、フォーマルスーツとしては着用できないため注意しましょう。
ジャケット自体が、スーツよりもカジュアルなアウターの区分になります。
長期間スーツを保管するときの注意点
フォーマルスーツは使う機会が少ないこともあって、保管する時間が長期にわたります。そんな時に、間違った保管方法をしてしまうとせっかくのフォーマルスーツが傷んでしまい、台無しになってしまいます。そうならないためにも、保管に関する注意点を紹介します。
- 長期保管をする前は必ずクリーニングに出す
- 保管をする際は不織布のカバーを使う
- クローゼットに入れる際は防虫剤と除湿剤を忘れない
- 使わなくても1ヵ月に1度はクローゼットを開放し湿気を抜く
これらの項目を行うことで、フォーマルスーツは長持ちします。
使う頻度が少ないからこそ、保管方法には十分気を付けましょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAは手頃な価格の生地から、海外老舗ブランド生地までを取り揃えたフルオーダー専門店です。
オーダースーツの作成方法には大きく分けると
- 簡易的な「パターンオーダー」
スーツのパターンが決まっているため微調整のみのオーダー - 中間の「イージーオーダー」
スーツパターンデータを規定の範囲内で調整するオーダー - 本格的な「フルオーダー」
オリジナルの型紙パターンを作成するオーダー
の3パターンがあります。
オーダースーツSADAは、この3パターンの中でも1番こだわった型紙パターンを作成するフルオーダーです。
ビジネススーツだけでなく、フォーマルスーツの作成にも力を入れています。礼服を選ぶのは難しそうといった一般的なイメージも、スーツに詳しいスタッフが丁寧にサポートをしてくれるため、オーダースーツ初心者の方でも安心して作ることが可能です。
多くの実績があるオーダースーツSADAで、フォーマルスーツを生地選びから作成するのはいかがでしょうか。
今回は、フォーマルスーツについて解説しました。フォーマルスーツには、3つの格式があり昼と夜で着用するスーツが変わります。その上、カタカナの聞きなれないドレスコードがあったり、同じ衣服に複数の呼び名があったりするため、分かりにくいですよね?しかし、実際に着用することが多い着こなしは2つの格式だけです。親族の結婚式で着用する準礼装と、友人の結婚式で着用する略礼装、お葬式で着用する準喪服を覚えていれば、ほぼ問題ありません。用意するフォーマルスーツは、慶弔両用できるブラックスーツと、結婚式用のダークカラースーツが一着あれば、コーディネートを変更するだけで、冠婚葬祭全般に対応できます。やや特殊なケースとしては、クルーズでの夜のパーティーシーンや、ガーデンウェディングなどのカジュアルな結婚式が挙げられます。そのようなケースでは主催者側のドレスコードの案内に従いましょう。フォーマルスーツは年齢を重ねるほど、年間の着用回数が増える傾向があります。そのため年齢に応じて、夏用のフォーマルスーツをオーダーしたり、参列が続いた際に線香の香りが残る事を避けるため、慶事用と弔事用を分けたりすることも検討する必要があります。