入学式に参加する際の父親のスーツの選び方は?着こなしのポイントやおすすめアイテムをご紹介しますのアイキャッチ画像
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入学式に参加する際の父親のスーツの選び方は?着こなしのポイントやおすすめアイテムをご紹介します

「子どもの入学式には、どのような服装をしていけばよい?」「いつものビジネススーツでではだめ?」「晴れの舞台だから派手なものを選んでみたいけどどこまで許される?」とお困りのお父さんはいらっしゃいませんか?
結論から申し上げますと、子どもの入学式に参加する父親の服装は、シンプルで派手過ぎずに、落ち着いたトーンやデザインでまとめるというのが基本になります。
セレモニーであることから、スーツスタイルにおすすめの小物類で華やかさをプラスしておしゃれ度をアップさせるというのも良いでしょう。
今回は、入学式に参加する父親にふさわしいスーツの着こなしやシャツ、ネクタイ、小物選び、そしておすすめのコーディネートなどについてご紹介していきます。
どのような着こなしが適切か、避けるべき服装などの様なものかを正しく理解して、かっこいいお父さんコーデで入学式に参加しましょう。

父親としての子供の入学式の役割とは

子どもの晴れの舞台である入学式。正式なセレモニーであることから、保護者である父親母親もフォーマルな服装が求められる一方で、あくまでも主役は子供であるということから、過度に目立ってしまうような服装は避けるべきだといえます。

入学式は子供だけでなく父親母親も含めて参加している家族全員が見られています。

父親の服装がきちんとしていないと、良い印象を持たれない可能性もあるでしょう。

服装は第一印象を決める上で重要な役割を担います。同じく入学式に出席している親御さんや先生などに悪い印象を与えないためにも、きちんとした身だしなみで参加することが必須です。

入学式に適した父親のスーツの選び方

続いては、入学式におすすめの父親のスーツの選び方をご紹介していきましょう。

1,普段使いのビジネススーツでOK

入学式では、特別にスーツを準備するという必要はなく、普段ビジネスシーンで着用しているスーツを着ていくので問題ありません。ただし、着用の際には汚れがないか、またサイズ感はあっているかなどを事前に確認しておきましょう。サイズが命と言われるスーツは、さいずがあっていないと見栄えがぐっと悪くなってしまいます。

久々に着用するスーツの場合などには特に注意が必要です。

2,色

ビジネススーツの定番色である、ネイビー、グレー、ブラックのいずれもおすすめカラーです。ただし、色味に関しては明るめのものではなくダーク系を選ぶようにしましょう。落ち着いた大人の貫禄が醸し出され、入学式の席にピッタリだといえます。

3,柄

ビジネスシーンでは、無地のほかストライプやチェック柄のものがありますが、入学式に着用する場合には無地もしくは控えめなストライプ柄を選びましょう。

チェック柄は、ややカジュアルな印象になってしまうため、入学式には向きません。また、ストライプも太い線やハッキリとした色味のものだと、変に目立ってしまいます。

あくまでも、シンプルなもの選ぶことを基本としましょう。

4,スリーピーススーツ

フォーマルな着こなしにおすすめなのがスリーピーススーツです。より華やかで紳士的な雰囲気が醸し出されます。スリーピーススーツの場合は、ジャケットのボタンはすべて開けて、ベストはアンボタンマナーに基づき、一番下のボタンのみ外すというのが正しい着こなしとなります。

入学式に適していないNGな父親の服装

続いて、入学式に避けるべき服装やコーディネートについてご紹介していきます。

1,カジュアルな装い

入学式はあくまでもフォーマルな場であるため、装いも合わせる必要があります。

オフィスカジュアルのようなジャケパンスタイルやノーネクタイ、アンクルパンツなどは場違いとなってしまうため避けましょう。

周りと差をつけるコーディネートと周りから浮いてしまうコーディネートをはき違えないようにすることが重要です。

2,華やかはOK 派手はNG

お子さんの晴れの日であるため、ビジネススーツにネクタイや小物で華やかさを添えるというのは良いですが、それがいきすぎて派手になってしまうのはNGです。色やデザインを選ぶ際には、入学式に適したものであるかどうかを今一度確認するようにしましょう。

3,だらしなく見える着こなし

どんなに高級であったり、ブランド物のスーツであっても正しい着こなしやお手入れがされていないものだとだらしなく、清潔感が欠けて見えてしまいます。

スーツが汚れていないか、シワになっていないかを確認し、必要に応じて事前にクリーニングに出して綺麗にしておきましょう。

毎日のブラッシングや1度着用したスーツは数日間おいてから着用するようにするなど、日頃からお手入れしておくことで状態良くスーツを保つことができます。

4,ポケットに荷物を入れる

ポケットがあるとつい物を入れたくなってしまうかもしれませんが、スーツのポケットにはものを入れないというのが基本です。ものを入れるとスーツのシルエットが崩れてしまい、格好悪く見えてしまいますし、生地が伸びてスーツを傷める原因ともなります。

財布やスマホのほか、入学式では体育館など中に入る場合、スリッパ持参となることも多いため、必要な荷物はポケットではなくバッグに入れて持ち歩きましょう。

5,足元までぬかりなく

スーツスタイルを完成させるうえで、靴選びや手入れが行き届いているかどうかは重要なポイントとなります。なんとなく全体的に輝きがなくくすんでいたり、靴底がすり減っているような靴だと、どんなにスーツが格好良くても不格好に見えてしまいます。

入学式前には、靴を磨いて綺麗な状態にしておきましょう。

入学式のスーツと一緒に合わせる小物の使い方

続いては、入学式のスーツスタイルにおすすめのシャツやネクタイ、小物類についてご紹介していきましょう。

1,シャツ

フォーマルな場である入学式には、白もしくは薄いブルーがおすすめです。基本的には無地のものがおすすめですが、無地のスーツと合わせる場合などにはストライプ柄のものを取り入れても良いでしょう。ただし、派手な柄は目立ってしまうため、シャドーストライプのような控えめながらのものを選ぶことをおすすめします。

また、ボタンダウンはカジュアルな印象になってしまうため入学式の席では避けましょう。

2,ネクタイ

基本的にはビジネスシーンでOKとされている色柄のものであればどれでも着用してかまいません。ネクタイの色味でコーディネートの印象が変わるため、自分のイメージに合ったお気に入りのものを合わせましょう。

なお、白は来賓や先生方が着用するカラーであり、黒は葬式をイメージするカラーとなっています。そのため、これら2色は避けて選びます。

春先の時期に合わせてピンクを選んだり、夫婦で色のバランスを考えて選ぶなどコンセプトをもって選ぶのもおすすめです。

ネクタイの結び方は、ビジネスシーンでも定番であるプレーンノットが良いでしょう。簡単で綺麗に魅せてくれます。結び目が緩んでいたり、ネクタイが長すぎたり短すぎると見栄えに影響してくるため、ジャケットを羽織りボタンを留めた時の見え方を必ず確認しましょう。

3,ベルト・靴

こちらもビジネスシーン同様に、ベルトと靴の色味及び素材は統一することで、コーディネートに統一感が出ます。

靴は、先がとがったデザインのものや光沢感の強いものは派手な印象になるためおすすめできません。

ビジネスシーンでOKとされているデザインや色味のものを選べば間違いないと言えるでしょう。

黒及び茶色が基本色ですが、茶色の場合は色の明るさによって雰囲気が変わってきます。

明るい色味の靴を選ぶのであればベルトも明るめのものを、濃い色味の靴であればベルトも濃い色のものを合わせるのがポイントです。

4,靴下

入学式は、椅子に座って参加することが多いため座ったときにしっかりと靴下も見えるため、靴下選びもぬかりなくおこないましょう。

スーツに合わせる靴下の基本色は、ネイビー、グレー、ブラックなどビジネススーツの定番色と同じです。学生服に合わせることの多い白の靴下は、スーツには合いません。

また、着席した時に素足が見えてしまうのは格好悪いため、靴下の丈はふくらはぎよりも上のものを選ぶと良いでしょう。

5,ポケットチーフ

派手にならずに華やかさをプラスすることができるアイテムとしておすすめなのがポケットチーフです。いつものビジネススーツがぐっとおしゃれになります。

ポケットチーフの基本色は白やアイボリーですが、ネクタイと同系色や同じ柄などを選ぶと統一感のあるコーディネートとなります。生地はリネンやシルク、折り方はシンプルでベーシックなスクエアやより華やかな印象のスリーピークスなどがおすすめです。

6,カフスボタン

シャツの袖につけるカフスボタンもスーツスタイルをおしゃれにしてくれるアイテムです。

カフスボタンはデザインや色、素材がさまざまですが、キラキラしたものや大きすぎるものは悪目立ちしてしまいます。

シルバーのシンプルでさりげないデザインのものなどがおすすめです。

なお、カフスボタンはワイシャツの袖のデザインによって付けられるものと付けられないものがあるため、事前に確認しておきましょう。

入学式における父親のスーツの着こなしとコーディネート

続いて入学式におすすめしたい父親のスーツコーディネートをご紹介していきましょう。

1,ブラックスーツ×白シャツ×ネイビーストライプネクタイ×ネイビーポケットチーフ

シンプルなコーディネートに、ネクタイと同じ色味のポケットチーフを添えることで、さりげないおしゃれ感を演出することができます。ブラックスーツは落ち着いた上品な印象がフォーマルシーンにピッタリです。

2,ネイビーシャドーストライプスーツ×白シャツ×ボルドーネクタイ

差し色にボルドーのネクタイを使い、アクセントのあるコーディネートとなっています。シャドーストライプは、控えめな柄であるため、派手になりすぎずに着こなすことができます。靴やベルトは、ボルドーと同系色である茶色を選ぶとより統一感のあるコーディネートとなります。

3,チャコールグレースーツ×水色シャツ×ネイビーペイズリーネクタイ

ネクタイにペイズリー柄のようなインパクトのある柄物を選ぶ場合には、それを引き立たせるような組み合わせをするのがおすすめです。

落ち着いたチャコールグレーと同系色である水色のシャツを合わせることで、ネクタイの魅力が引き立ちます。

なお、ペイズリーや小紋柄を選ぶ場合には、柄の大きさが小さいものにしましょう。柄が大きすぎると派手な印象が強くなってしまいます。

4,ネイビースリーピーススーツ×白シャツ×ブルーストライプネクタイ

よりフォーマルに洗練された着こなしがしたいという方におすすめなのが、スリーピーススーツです。ネイビーは堅苦しすぎることなく、それでいて上品に着こなすことができます。ネクタイを同系色でまとめることで、まとまった印象になります。

5,グレースーツ×白シャツ×グリーンネクタイ×白ポケットチーフ×シルバーカフスボタン

小物類を最大限に活用したいのであれば、スーツやシャツ、ネクタイはシンプルな色柄のものを選びましょう。カフスボタンには、落ち着いたシルバーの丸や四角などのシンプルなデザインのものがおすすめです。装飾が多いものやサイズが大きいものはセレモニーには向かないためNGです。

以上、父親が入学式に参加する際のスーツの選び方や着こなしについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?入学式はお子さんの晴れの舞台である大切なセレモニーであるということ、またこれから同じく学校に通わせる親御さんたちとの顔合わせの場であり、第一印象を決める重要なシーンです。

清潔感があり、正しい身なりで参加することは、父親として果たすべき責任であるとも言えるでしょう。

とはいえ子どもの晴れの舞台だからと言って張り切って、子どもより派手になってしまうようなスーツやネクタイを選ぶのはNGです。

あくまでも主役の子供を引き立てるような、シックで大人の男性らしいコーディネートを心がけましょう。

お伝えしたように、基本は普段ビジネスシーンで着用しているスーツで問題ありません。小物でアクセントを加えたり、ネクタイの色味や柄で華やかさを演出するなど、セレモニーにふさわしい着こなしをプラスするとより一層映えるでしょう。

穂谷 優之