一生に一度の成人式でかっこよくキメよう!成人式スーツのマナーと常識、おしゃれに着る5つのポイント
一生に一度の成人式。社会から大人として認められ、誰にとっても晴れの舞台である成人式です。しかし「どんなスーツをどこで買えばいいのか」「就活と成人式のスーツは同じでもいいのか」など、何かと不安な方もいるでしょう。この記事では、成人式にスーツを着ることを検討している方に向け、スーツの選び方から常識やマナーまで、詳しく解説します。
成人式でスーツを着るメリットとデメリット
成人式でスーツを着たい人は、成人式でスーツを着るメリットやデメリットを意識し、正しいマナーを身につけておくようにしましょう。まずはメリットを3つ、デメリットを1つ紹介します。
成人式でスーツを着るメリット①袴と比べ楽に着ることができる
袴は品物を揃えて着付けを依頼する必要がありますが、スーツは自分で着られるので便利です。また、普段の服装に近いため、着ていて楽だという点も大きなメリットです。
成人式でスーツを着るメリット②経済的
袴はレンタルでも3万円程度から、高いものだと40万円程するものもあります。スーツは高いものを購入してもそこまではかからないため、非常に経済的だといえます。
成人式でスーツを着るメリット③後日着る機会が多い
袴は成人式後なかなか着る場面がありませんが、スーツは成人式の後もビジネスシーンやフォーマルシーンで着る機会が多くあるため、一着もっておいて損はないでしょう。
成人式でスーツを着るデメリット①あまり目立たず、個性が出しづらい
袴では生地の色柄などで個性を出せるのが魅力ですが、スーツでは個性を出せるポイントも限られてしまい、どうしても目立ちづらくなります。スーツならば生地の質感やネクタイの色柄・素材などにこだわり、晴れの日にふさわしい雰囲気を意識するのがおすすめです。
成人式で着るスーツのおすすめの色と柄
一口にスーツといっても、その種類は様々です。色や柄も豊富で、どんなものを選べばよいかわからないという人も多いでしょう。ここでは就職後のビジネスシーンにも使いやすい色とともに、成人式にふさわしい雰囲気を与えてくれるものをご紹介します。
就職後も着られる色のおすすめは?
ビジネスシーンに着るスーツとしても馴染む色は、「ネイビー(紺色)」「」「チャコールグレー(濃い灰色)」「ブラック(黒色)」の3色です。それぞれの色の持つイメージや特徴などを詳しく解説します。
就職後も着られる色のおすすめ①ネイビー
ネイビー(紺色)は「誠実」、「安心感」、「きっちり感」といった印象を与えます。普段の仕事などのビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭やフォーマルなパーティー、ハイクラスのレストランに行く時も着られる色です。スーツそのものがシンプルになりがちなので、成人式でコーディネートをする際は、ネクタイは華やかでおしゃれな柄を選ぶとよいでしょう。
就職後も着られる色のおすすめ②チャコールグレー
チャコールグレー(濃い灰色)は「男性らしさ」、「落ち着き」、「クール」といった印象を与えます。チャコールグレーとは限りなく黒に近いグレーを指し、かしこまった場でも周囲に失礼な印象を与えない控え目な色です。
フォーマルシーンでの着用はもちろん、就職活動の面接の際はチャコールグレーのスーツがおすすめです。派手なコーディネートを選ぶ方が多い成人式ですが、チャコールグレーのスーツで、周囲と差をつけるような大人の雰囲気を演出してはいかがでしょうか。
就職後も着られる色のおすすめ③ブラック
ブラック(黒)は「上品」、「クール」、「フォーマル」といった印象を与えます。冠婚葬祭の場では必ず着用する色ですが、ブラックスーツは冠婚葬祭で着るものというイメージもあります。そのため、職種や職場によっては適さない場合もあるので注意しましょう。成人式後の着まわしを意識するのであれば、先にご紹介したネイビーやチャコールグレーの方が無難です。
成人式で個性が出る柄のおすすめは?
無地のスーツは汎用性がありますが、せっかくの成人式にはこだわりの一着を着こなしたいという方も少なくないでしょう。ここからは個性的な着こなしを演出してくれる「柄」を見ていきましょう。
成人式で個性が出る色柄①チェック
チェック柄は「個性的」、「おしゃれ」などの印象を与えます。同じチェック柄でも、さりげない柄から主張の強い柄まで豊富にあります。パーティーシーンや、カジュアルスタイルなどプライベート向きとされ、とにかく目立ちたいという方におすすめです。
成人式で個性が出る色柄②ストライプ柄
ストライプ柄は「知的」、「スタイリッシュ」、「男性らしさ」といった印象を与えます。ストライプ柄は柄の間隔が広いほど存在感が増し、華やかで力強い印象に。また、柄の間隔が狭ければ品があり普段から使いやすい柄に変化します。万人になじみやすい柄なので、ビジネスシーンはもちろん、パーティシーンにも良いでしょう。
成人式で個性が出る色柄③ペイズリー柄
ペイズリー柄は「個性的」、「エレガント」といった印象を与えます。定番のチェック柄やストライプ柄に比べ、少し変わった風合いのおしゃれ感を演出します。うっすらとペイズリーが入ったデザインの生地は、誰とも被らない一着が欲しい方におすすめです。ビジネスよりもパーティシーンやプライベート向きでしょう。
成人式でスーツをおしゃれに着る5つのポイント
スーツにはおしゃれに着こなすポイントがあり、少しの意識でワンランク上のコーディネートも可能です。晴れの日である成人式でだからこそ、自信をもった装いで参加しましょう。ここでは主に5つのポイントを紹介します。
成人式でスーツをおしゃれに着るポイント①靴とベルトの色は揃える
スーツに合わせる靴の色は「ブラック」もしくは「ブラウン」のどちらかです。靴とベルトの色を揃えると、コーディネート全体が統一されるので、同じ色に揃えてください。また、カバンを持ち歩くならば色は靴の色に合わせます。靴下もスラックスの色に合わせて履きましょう。
成人式でスーツをおしゃれに着るポイント②ラペルの幅とネクタイの幅を合わせる
ネクタイの選び方として、ラペルの幅とネクタイの幅を合わせる方法があります。ラペルとネクタイの幅が合っていると、全体がまとまって見えるので幅を合わせましょう。ネクタイの幅は大剣の逆三角形の底辺部分で決まり、流行によって幅が変わるのも特徴です。目安として8㎝を基準に選ぶと良いでしょう。
成人式でスーツをおしゃれに着るポイント③ディンプルを作る
ディンプルとは、ネクタイのノット(結び目)の下に作るくぼみを指します。ディンプルを作るとネクタイのシルエットが立体的になり、相手にスマートな印象を与えます。弔事の時を除いてはディンプルを作るのが通例です。ぜひ成人式をきっかけに、ノット作り方をマスターしましょう。
成人式でスーツをおしゃれに着るポイント④ネクタイの長さはベルトまで
ネクタイの長さは、ネクタイの大剣の先がベルトのバックルの真ん中に位置するよう巻くとされています。この位置より長すぎるとだらしなく見え、短いのも違和感を覚えます。身長や首の太さ、体型によっても結ぶ位置が変わるため、バランスよく結ぶ練習をしておきましょう。
成人式でスーツをおしゃれに着るポイント⑤シャツの袖は約1.5㎝のぞかせる
ジャケットを羽織った時、シャツの袖口がスーツの袖口から約1.5㎝見える状態が美しいとされます。見た目のアクセントを与える狙いもありますが、ジャケットの生地が直接肌に触れて汚れるのを防ぐ役割もあります。ジャケットに合わせるシャツを買う時は、ジャケットを羽織って袖丈を確認するようにしましょう。
意外と教えてくれないスーツを着る時のマナーと常識
スーツを着る際は、意外と多くのマナーがあります。スーツを着るからには知っているものとされるので、今一度振り返っておきましょう。
スーツを着る時のマナーと常識①アンボタンマナー
アンボタンマナーとは、ジャケットの一番下のボタンは留めないというものです。少し馴染みのない言葉ですが、一番下のボタンは装飾目的です。留める目的ではないため、このボタンを留めると身体の動きが制限され、シルエットも崩れて見栄えもよくありません。
ちなみに、ベストを着てスリーピーススーツとして着る場合には正しいアンボタンマナーも変わります。ベストはジャケットと同じように、一番下のボタンを留めないのがマナーとなり、上に羽織るジャケットはボタンを留めても留めなくてもよいマナーです。
スーツを着る時のマナーと常識②着席時はボタンを外す
ジャケットのボタンは、通常座っている時は外し、立っているときは留めます。座ってボタンを留めていると窮屈そうに見えてしまいます。座る前にボタンを外し、立ったらボタンを再び留めましょう。
スーツを着る時のマナーと常識③屋内ではフラップをしまう
屋外ではポケットのフラップを外側に出し、屋内ではポケットの中にしまうのがマナーです。フラップは外出時に埃や雨などがポケットに入らないようにする目的なので、屋内ではしまうのがマナーとされています。しかし、そこまで重要なルールではないので、左右のポケットの状態を揃える程度で問題ありません。
スーツを着る時のマナーと常識④ジャケットの腰ポケットには物を入れない
スーツのシルエットが崩れるため、ジャケットの腰ポケットには物を入れないようにしましょう。胸ポケットも同様で、入れて良いのはポケットチーフのみです。また、スラックスのポケットは厚みのあるものを入れるようには作られていません。スラックスのポケットにもなるべく物を入れないようにしましょう。スマートフォンや名刺入れなどを持ち歩く場合、内ポケットに入れるのが無難です。
成人式に着るスーツはどこで買うのがおすすめか?
成人式という特別な日に着るスーツですが、一体どこで手に入れると良いでしょうか?候補は大きく「大型スーパー」、「紳士服量販店」、「セレクトショップ・百貨店」、「オーダーメイド店」に分けられます。
成人式に着るスーツを買う①大型スーパー
大型スーパーのメリットは1万円台からという手頃な価格です。品質などにさほどこだわらない方であれば、スーツを大型スーパーで買うようです。ただし、サイズや色柄などはかなり限られてしまいます。
成人式に着るスーツを買う②紳士服量販店
価格帯として2,3万円程度からのスーツを扱うのが紳士服量販店です。メンズスーツは種類が豊富なため、楽に揃えるならおすすめです。一部では大学生協と提携している店舗もあるため、近隣の店舗をチェックしてみると良いかもしれません。
成人式に着るスーツを買う③セレクトショップ・百貨店
価格帯は4~15万円程度と、選ぶブランドによって価格に差があります。百貨店では様々なブランドのスーツを取り扱っているので、お気に入りのブランドがある方におすすめです。セレクトショップならば、海外ブランドの並行輸入品やビンテージ品、限定デザインのスーツ、他の方とかぶらないようなスーツを欲しい方向きでしょう。
成人式に着るスーツを買う④オーダーメイド店
以前は値段が高いイメージもありましたが、最近では1万円台から自分に合ったサイズのスーツを作れるオーダーメイド店も増えてきました。既製品ではなく自分のカラーを引き立てるようなジャケットやパンツ、ボタンそのもののデザインまで、こだわりの一着を仕立てられるのが魅力です。
成人式は一生に一度!スーツを着るならオーダーメイドがおすすめ!
今回は成人式で着るスーツに注目し、スーツを着る際のマナーから、購入先の特徴についても紹介しました。スーツはサイズ感が命です。どれだけブランドやデザイン、生地などにこだわったとしても、サイズが合っていなければ格好悪く見えてしまいます。
自分の体にフィットするスーツは、スタイルや雰囲気を各段にレベルアップさせてくれます。一生に一度の成人式に着るスーツであれば、記念の意味を込めてオーダーメイドの一着を手に入れるのがおすすめです。オーダースーツの着心地の良さを体験するというのも、大人になる第一歩になるのかもしれません。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAでは、フルオーダーのスーツがメンズ、レディースとも初回お試し19,800円〜(税込21,780円〜)の破格の値段が人気です。オーダースーツSADAは、工場直販による仕入れのコストカット、機械化・自動化導入により「低価格」、「高品質」を実現しているのが強みです。
ウェブサイトなどをチェックの上ぜひ店舗を予約し、既製品やイージーオーダーでは味わえない、フルオーダースーツの着心地を体感してみて下さい。せっかくの晴れの日です。オーダースーツSADAで、晴れの日を引き立てる自分にぴったりのスーツを手に入れましょう。