【スーツ パーティー】パーティースーツの選び方!メンズコーディネートのおすすめは?のアイキャッチ画像
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【スーツ パーティー】パーティースーツの選び方!メンズコーディネートのおすすめは?

華やかなパーティーシーンでは、ビジネスやフォーマルと異なりスーツのコーディネートの幅が広がります。今回は、おしゃれなメンズパーティースーツについてご紹介します。


フォーマルスーツの種類


格式の高い場面で着用されるフォーマルには正礼装、準礼装、略礼装の3種類があります。
昼の正礼装・・・モーニングコート
着丈の長い1つボタンのジャケットで、前裾が緩やかにカットされたタイプです。白襟をつけた共生地のベストと縞柄のコールパンツを合わせます。シャツは装飾の無いプレーンなモーニング用ウィングカラーシャツかレギュラーカラーシャツを合わせます。

夜の正礼装・・・テールコート(燕尾服)
オーケストラの指揮者などが着用します。前裾は大きくカットされ、背面は燕の尾のように2つに分割されています。ジャケットの前合わせは開けたまま着用します。現在は昼に着用されるケースも増えました。

昼の準礼装・・・ディレクターズスーツ・ブラックスーツ(礼服)
ディレクターズスーツは、ブラックのジャケットにグレーのベスト、縞柄のコールパンツを合わせます。
ブラックスーツは光沢のある専用生地で仕立てられた黒無地のフォーマル用スーツです。
近年、一般的な結婚式では準礼装としてブラックスーツ(礼服)を着用するケースも増えました。

夜の準礼装・・・タキシード

黒か濃紺のジャケットで、襟はピークドラペルかショールカラーです。

シャツは胸にプリーツを施したタキシード用ウィングカラーやレギュラーカラーです。

ベストかカマーバンドを合わせたスタイルで、黒の蝶ネクタイが正式になります。

夜の準礼装とされるタキシードですが、現在は昼にも着用される傾向にあり、正礼装に近い意味で着用される場合もあります。

昼の略礼装・・・チャコールグレーの無地スーツ

色は黒に近いグレーで無地のスーツが昼の略礼装です。

夜の略礼装・・・ミッドナイトブルーの無地スーツ

夜間の照明では黒よりも黒く見えると言われる、ミッドナイトブルー(濃紺)の無地が夜の略礼装です。

ポイント

フォーマルの格式は、ライフスタイルの変化と共に現在大きく変わりつつあります。昼夜の区別をしないケースも増えてきました。

モーニング、燕尾服、ディレクターズスーツの着用は、若干減少傾向にあると言えます。

逆に、若い世代を中心にタキシードや華やかなパーティースーツの人気が高まっています。

ドレスコードとは?

ドレスコードとは、パーティーシーンなどで統一感を目的とする服装規定です。

服装の格式を一定にすることで、集まる人々が快適にイベントを楽しむことが可能になります。

ドレスコードを守ることは、イベントの雰囲気を守る上で大切なマナーとも言えます。

結婚式などでは近年一般的なドレスコードに加えて、独自のドレスコードを招待状に記載するパターンもあります。

着用アイテムのカラー指定などが代表的です。

新郎新婦がイメージする式の雰囲気を伝える意味合いを、ドレスコードが持つようになってきました。

ドレスコードの種類

フォーマル(正礼装)
フォーマルの指定がある場合は、正礼装のモーニングコートやテールコートになります。

フォーマルでホワイトタイの指定がある場合

テールコートの指定になります。
テールコートにはホワイトの蝶ネクタイを合わせる事に由来します。

セミフォーマル(準礼装)
セミフォーマルの指定では、ディレクターズスーツ・タキシード・ブラックスーツ(礼服)を着用します。

セミフォーマルでブラックタイ指定

セミフォーマルのドレスコードで、ブラックタイの指定はタキシードになります。
黒い蝶ネクタイのタキシードがもっとも格式が高いため、タキシードはブラックタイと呼ばれます。

インフォーマル(略礼装)
インフォーマルの指定では、チャコールグレーのスーツ・ミッドナイトブルーのスーツ・ブラックスーツ(礼服)・ブラックのビジネススーツ

一般的にはダークスーツとされます。平服指定もインフォーマルを指しています。

黒無地のスーツはダークスーツに含まれますが、就活用として販売されている物が多いため注意しましょう。就活用の黒無地をインフォーマルとして使用すると、光沢が無いためビジネス感が漂います。慶事用に黒無地のスーツを仕立てる場合は、光沢のある高級ウールがおすすめです。

ブラックスーツとは

準礼装や略礼装の話題でのブラックスーツは、礼服を指します。
ビジネススーツよりも濃色の黒で、現在は略礼装、準礼装どちらにも着用されています。

黒無地のビジネススーツのことではないため注意しましょう。

海外でダークスーツと言えば、ミッドナイトブルーかチャコールグレーを指します。

日本ではダークスーツ(略礼装)としてブラックのビジネススーツを着用する方が多いため、慶事では着用することが可能ですが、弔事では失礼になるため避けます

パーティーシーンで着るスーツ選びのポイント

パーティースーツはビジネスと違い選べる色柄も豊富になります。

おすすめは明るい色のトーンで、おしゃれな柄も多いイタリア生地です。

イタリア生地は柔らかく軽い点が特徴で、スーツに仕立てた場合の着心地も快適です。

パーティースーツおすすめ色柄

結婚式用

結婚式でのパーティースーツはブラウンを避けます。

ブラウンは土の色に似ていることから、カジュアル寄りとされているためです。

結婚式で一番のおすすめ色柄は、明るめネイビーの無地です。

高級感のあるウールの光沢をチョイスしましょう!

Super150’sやSuper140’sの生地が持つ深みのある光沢は、スーツに詳しくない方でも分かる上質感が漂います。

さらに、手触りにウールとは思えない滑らかさがあり、スーツが仕立て映えする生地です。

この高級ウールの光沢はポリエステル生地の光沢ほど強くないため、結婚式以外でのパーティーシーンにも着用でき、非常に着回し力が高いスーツです。

ポイント

結婚式は基本ダークカラーの略礼服指定が多いため、ドレスコードを確認します。親しい友人の結婚式やガーデンウェディング、レストランウェディングなどのカジュアルなウェディングであれば、明るめのコーディネートが着用可能になります。

パーティーシーン用

ブラウン無地

結婚式以外のパーティーシーンでは、しなやかなイタリアのブラウン無地がおすすめです。

近年これまで目立たなかったブラウンの人気が伸びています。

パーティースーツでのブラウンは、今人気のブラックコーディネートがおすすめです。
ブラウンが持つ穏やかで安心感のあるイメージと、ブラックの強さ、威厳のある強いカラーが相乗効果となっておしゃれな雰囲気になります。

ブラウンスーツにブラックのシャツを合わせ、蝶ネクタイや裏地にボルドーを合わせるなど、これまでなかった色合わせを楽しむことも可能です。

以前はブラウンとブラックの色合わせはタブーとされていましたが、現在は逆に新鮮なコーディネートとして受け入れられています。

ネイビー系グレンチェック

グレンチェックとは、ハウンドトゥースにヘアライン柄を重ねた柄です。

クラシック回帰の影響もありイギリスの伝統的な柄として注目されています。

華やかなパーティーシーンに、ネイビー系の濃淡で表現されたグレンチェックは存在感が抜群です。
ブリティッシュスタイルの3ピースで、蝶ネクタイにブラウンを合わせるのもおすすめです。

パーティーシーンでスーツを着る際の基本マナー

結婚式では腕時計を外す・・・結婚式では時間を気にせずにお祝いする事がマナーのため、時計は外しておく方が無難です。

主役よりも目立たない・・・パーティーシーンの主催者よりも目立つコーディネートは避けます。結婚式では、ホワイト系やシルバー系、無地のライトグレーでの全身コーディネートは新郎のような雰囲気になるため避けましょう。

メンテナンス・・・シワ、ホコリ、シミなどの汚れをメンテナンスして、前日までに完璧な状態で用意しておきましょう。

パーティーシーンでのスーツの着こなし方をチェック

パーティースーツで大切なことは洗練された着こなしです。

スーツを着こなす際に注意したいポイントを把握しておきましょう。

清潔感

髪、ひげ、爪などの清潔感をチェックします。
スーツの着こなしの基本は清潔感です。

特に忘れがちな爪はグラスなどを持つ際に目につきやすい部分なので注意しましょう。
ベルトと靴は統一

ベルトと靴の色を統一します。

パーティーシーンでは、バーガンディー(赤みのある茶)やネイビーの靴もおしゃれです。おしゃれな靴は、同色のベルトを探す事が難しい場合もあるため、その場合は可能な範囲で類似色を探しましょう。

フラップのルール

日本ではフラップを室内でしまう、屋外で出すというルールがありますが、海外ではすでに形骸化しています。

親しい人の集まりであれば、出したままで問題ありません。

会社関係のパーティーなどでは、失礼にならないようにという日本独特の配慮であるため周囲の人に合わせます。

着席時のボタンを外す

スーツは着席時に前ボタンを外し、起立時に留めますが、これはスーツのシワを防ぐための実用的な行動です。高級ウールのパーティースーツはシワになりやすいため、この動作を自然にできると、着用中に美しいシルエットを保つことが可能になります。

パーティーシーンの3ピーススーツは前ボタンを開けたままで着用します。
ベストの一番下のボタンも、アンボタンマナーで外すのが基本です。

小物にもこだわったコーディネートを

パーティースーツにおすすめの小物をご紹介します。

ポケットチーフ・・・スーツの胸ポケットは、ポケットチーフを入れるために考案されました。結婚式では、結婚に賛同するという意味もあるためチーフを使用します。パーティーシーンでは、白や黒、強めの柄などが合います。海外では、ネクタイとチーフをまったく同じ柄にすることはあまり好まれません。ネクタイと類似色やコーディネートの色を1つ拾って合わせるとバランスが良くなります。

タイピン・・・タイピンを少し高めに留め、ネクタイのノットを立体的に見せると、胸元がおしゃれに見えます。

カフス・・・腕を曲げた時にだけ見えるカフスは、おしゃれに見えるため、女性にも人気のアイテムです。タイピンとセットで販売されている物もありますが、セットでなくても問題ないため、好みのデザインで選びましょう。

タイリング・・・ネクタイのノットの下に付けるリングです。ブルーなど寒色のネクタイにはシルバー系のリングを、ブラウンやボルドーなど暖色系のネクタイにはゴールドを合わせると映えます。

ラペルピン・・・スーツの襟先のフラワーホールに付けるアクセサリーです。パーティーシーンの華やかさが高まります。

パーティーシーンで着る特別なスーツはオーダーで!

パーティースーツを作るには、フルオーダーがおすすめの理由があります。

・理想のイメージにピッタリの条件のスーツを探すのは時間がかかるため、生地やボタン、スタイルが全て選べるフルオーダーの満足度が高い。

・スーツは本来仕立て服であるため、体をスーツに合わせるのではなく、体に合わせて作るオーダーがシルエットのバランスが良い。

・オーダーであれば、オリジナルのスーツを作れる。

・サイズ感が体にフィットするため、スーツが傷みにくい。

・パーティースーツに必要な高級感や特別感のあるウール生地が豊富にあり、選べる幅が広い。

オーダーでスーツを作る最大のメリットは、パーティーシーン当日だけでなく、スーツを作る工程から楽しめる点が大きいと言えます。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAでは、丁寧な採寸で型紙を作成し、スタイルにフィットするスーツをフルオーダーできます。

パーティースーツのカッコ良さは、シルエットがポイントです。

肩幅や袖丈、腿周りを測って作る最適バランスは、スーツの見栄えを変えます。

オーダースーツSADAでは海外有名ブランドの生地や、高級ボタン、ハイグレード仕立てなど、フルオーダーを楽しめるオプションが多数あります。

海外の有名ブランドの生地で作る、特別なシルエットのスーツでパーティーシーンを楽しみませんか?

スーツには羽織るだけでスタイルが良く見える効果があります。

その効果を充分に発揮させるには、型紙作成がポイントです。

ぜひ、型紙を作るフルオーダーをお試しください。