成人式で男の正しい服装とは?服装の基本や選び方のポイントについて詳しく解説します
人生で一度きりの一大イベントである成人式、大人への第一歩であるからこそ、服装や髪型は恰好よく決めたいものです。しかし、晴れの日にどのような服装を選べばいいのか迷われる方もいるでしょう。この記事では、男性が成人式で着る服装に注目し、服装の種類やマナー、髪型のポイントを紹介します。成人式が近い方は、ぜひ参考にしてみてください。
成人式の男が着るのはスーツと袴どっちがいいか?
成人式に参加する男性の服装は、スーツか袴のどちらかとされています。テレビのニュースなどを見ていると、参列している男性の服装はスーツの方も袴の方もいて、どちらにしようか迷ってしまいます。結論としては、参加する服装はスーツでも袴でも構いません。傾向として、年度や地域で多少の差はありますが、スーツで参加する方が多数派です。そのため、無難に着こなすならスーツをおすすめします。
一方、男性は人生で袴を着る機会はあまりないでしょう。成人式は袴を着る絶好の機会なので、袴を着付けて出席したいという方も増えてきたようです。最近では成人式本番にスーツで出席し、記念撮影の際にスーツ姿と袴姿両方で撮影するという方もいます。両方着たいという場合は、このような方法もおすすめです。
成人式でスーツを着るなら、どんな種類と色柄がいいか?
いざ成人式のスーツを選ぼうとしても、スーツの種類や色柄が豊富でどのようなものを選ぶか迷われる方もいるでしょう。まずは成人式でスーツを着る際におすすめの種類や色柄をご紹介します。
スーツの種類
成人式でもっとも多いのは、ジャケットとスラックスを同じ種類の生地でそろえたスーツです。ビジネスシーンでも定番のスタイルで、色柄の種類も多く、ネクタイやシャツなどの組み合わせでさまざまな着回しを楽しめます。
成人式でスーツを着るなら、スリーピーススーツも良いでしょう。スリーピーススーツは、「ジャケット」、「ベスト」、「スラックス」を同じ生地で仕立てたスーツです。成人式は冬の寒い時期に行われるため、ベストの着用は防寒対策にもなります。スリーピースは紳士的で気品のある雰囲気を演出できるため、成人式という格式ある式典向きです。
スーツの色
スーツの色は「ネイビー(紺色)」、「グレー(灰色)」、「ブラック(黒)」といった定番の色がおすすめです。
・ネイビー
さわやかなイメージや誠実さ、安心感を持つ色です。成人式でもよく選ばれていて、ほかの色との組み合わせも困りません。革靴やネクタイなど比較的自由にコーディネートできる点もメリットです。
・グレー
落ち着いた大人の印象を醸し出すなら、グレーのスーツも人気です。会場の華やかな雰囲気のなか、グレーのスーツで参加すれば知的でクールなイメージを演出できます。
・ブラック
成人式で着用する人はそこまで多くはないものの、フォーマル度が高く落ち着いた印象を与えるので成人式向きでしょう。控えめなブラックですが、スタイリッシュで洗練された雰囲気を演出したい方におすすめです。
スーツの柄
柄は、無地または織柄が無難です。織柄は一見無地に見えますが、近づいて見ると柄が浮き出るように見えます。光沢感があり上品なイメージのため、成人式向きでしょう。個性を演出するならば「チェック柄」、「ストライプ柄」、「ペイズリー柄」なども挙げられます。色やデザインが豊富なので、成人式であれば少し派手なものを選ぶ方法もあります。
成人式の男が知っておきたい服装のマナーとは
せっかく立派なスーツを着ていても、服装のマナーを守れていなければ周囲に悪い印象を与えてしまいます。ここからは、成人式の男が知っておきたい服装のマナーを解説します。気づかずにマナー違反にならないよう、十分に注意してください。
ボタンのマナー
成人式のシーンに限らず、メンズスーツには「アンボタンマナー」という、スーツの一番下のボタンは留めないルールがあります。一番下のボタンは装飾用とされ、留めるとシルエットが崩れてシワになり見栄えも悪いです。一番下のボタンは留めず、開けておくようにしましょう。
またスリーピーススーツを着る際は、アンボタンマナーに従いベストの一番下のボタンは開けます。上から羽織るスーツのジャケットのボタンは、すべて開けるのがマナーです。ジャケットのボタンを留めてしまうと、ベストを着ている分着ぶくれして着心地も見栄えも良くありません。スリーピーススーツを着る際は、ベストの一番下のボタンは開け、スーツのボタンはすべて開けましょう。
スーツのポケットには何も入れない
スーツのポケットには、何も入れないようにしましょう。ポケットがあると便利で、つい財布や、小物を入れてしまいます。しかしスーツのポケットに物を入れると、膨らんでシルエットが崩れ、みっともない印象にもなってしまいます。ポケットに物を入れるとシワも入りやすくなるため、スーツのポケットには何も入れず、きれいなシルエットを保つように心がけましょう。
革靴とベルトの色を合わせる
革靴とベルトの色を合わせるというのもマナーの1つです。全く同じ色にする必要はありませんが、できるだけ近い系統の色に合わせるようにしましょう。革靴の色は黒か茶が一般的ですが、成人式などのフォーマルなシーンでは黒の方が望ましいとされています。
丈の長い黒の靴下を着用する
黒の革靴に合わせて、靴下も黒で合わせましょう。その際、靴下とスラックスの間から肌が見えないように、丈の長い靴下を履くことが大切です。肌が見えてしまうと、マナー違反として周囲に不快感を与えてしまいます。また成人式では派手な柄の靴下や、白色の靴下はふさわしくないので十分に注意してください。
スーツをおしゃれに着こなすために知っておきたい3つのポイント
スーツをおしゃれに着こなす自信がない方でも、いくつかのポイントを押さえれば十分おしゃれに着こなせます。ここでは、スーツをおしゃれに着こなすための3つのポイントをご紹介します。
スーツのサイズ感
スーツを選ぶ際、まず重視したいのはサイズ感です。サイズが合っていなければ、どんなにおしゃれなスーツも台無しになってしまいます。ジャケットのサイズは、肩回りを測って合わせましょう。ジャケットは大きすぎるとあかぬけず、小さすぎると窮屈な印象になるので気をつけてください。
スラックスのシルエット
最近では、スーツのスラックスは細身のものが増えているようです。細身の場合、裾のたるみは重要なポイントです。スラックスの裾のたるみは、靴を履いた状態で裾がヒールから3~4cmが目安とされます。すっきりとしたシルエットを心がけましょう。
ネクタイの合わせ方
スーツに合わせるネクタイの長さや幅も大切なポイントです。ネクタイのサイズ感が合っていないと、スーツ全体の印象を悪くしてしまいます。ネクタイの長さはベルトにかかるくらいの長さとし、幅はジャケットの襟の幅に合わせましょう。
このほか、ネクタイとシャツにかかる「Vゾーン」は、スーツ全体の印象を大きく左右します。Vゾーンにかかる部分はすっきりと見えるように同系統の色でそろえ、柄物を組み合わせないようにしましょう。相性の良いネクタイやシャツはスーツによって変わるので、色々と試してみるのがおすすめです。
成人式に行く男性はどんな髪型がカッコよく見えるか?
成人式では、髪型は明確に決められたルールはありません。しかし、どのような髪型にすればよいか迷われる方もいるでしょう。成人式のスーツスタイルを引き立てる髪型を紹介します。
ツーブロック七三分け
ツーブロックの七三分けは、以前より人気のあるヘアスタイルです。知的で男らしいワイルドな雰囲気を演出するため、成人式でも周囲に好感を与えてくれます。スタイリング時にツヤを出すことで、よりトレンド感をプラスすることも可能です。
ツーブロック×コームオーバー
ツーブロックのコームオーバースタイルは、サイドの髪をしっかり刈り上げ、トップの髪を横に流すヘアスタイルです。男らしいワイルドな雰囲気を演出できるヘアスタイルで、成人式に着るスーツと相性抜群です。
ベリーショート
さわやかで、男らしさを演出するベリーショートも人気のヘアスタイルです。サイドをトップに向かって徐々に刈り上げ、トップ部分はうまく束感を出すようにセットします。ワイルドな雰囲気を演出しつつ、スーツとも馴染むので成人式におすすめです。
一生に一度しか無い成人式におすすめなのがオーダーメイドのスーツ!
成人式は、人生で一度しかない記念すべきイベントです。人生の新しい一歩を、全身整ったスーツで出席したいと考える方がほとんどでしょう。そのような成人式は、オーダーメイドスーツで参加することを検討してはいかがでしょうか。
オーダースーツならば、自分の体にピッタリと馴染むスーツを仕立てられます。自分では意外とジャストサイズの着心地は分かりづらいので、オーダースーツを通じて自分をより良く見せてくれるサイズ感を知るきっかけにもなります。
オーダースーツのメリットはデザインや生地、裏地やボタンなど多くのオプションも豊富な選択肢から自分好みにアレンジできる点もあります。自分のこだわりをつめた、理想のスーツスタイルを追及できるでしょう。
オーダースーツは経験豊富なスタッフと相談しながら、スーツのサイズや生地、色柄など1つずつ決めていきます。自分だけという特別な一着を作り上げるプロセスの体験は、既製品では得られない満足感や価格以上の価値もあります。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAは、全国各地に実店舗を展開するオーダースーツ専門店です。2023年には、創業100年を迎える老舗で、数多くのプロスポーツ選手や財界人からも選ばれてきた実績があります。お客様の多様な要望にお応えするため、扱う生地や裏地、ボタンなど細部まで豊富な商品を取り揃えています。自社一貫体制を構築しており、生地の仕入れから縫製、販売までを一貫して行います。そのためコストを限りなく抑え、良質なオーダースーツを手頃な価格で提供しているのが強みです。
ビジネスシーンから成人式などのフォーマルスーツ、リクルートスーツなどもお任せください。人生に一度の成人式、オーダースーツならではの特別なスーツで参加されてはいかがでしょうか。ぜひ、お近くのオーダースーツSADAの店舗に足を運んでみてください。理想のスーツとの出会いと経験豊富なスタッフがお待ちしております。