【スーツに合うマフラーは?】合わせるコートや巻き方6選を紹介
寒い冬に防寒対策として欠かせないマフラー。
とはいえ、「スーツに合うマフラーの選び方がよく分からない」人もいるでしょう。
「マフラーは持っているけど、ビジネスシーンでの巻き方はどうすればいいんだろう」と考えている人も多いですよね。
マフラーとスーツとの合わせ方を知れば、良いアクセントになりビジネススタイルを華やかにバージョンアップできます。
1本持っておくととても重宝しますよ。
この記事では、スーツスタイルに合うマフラーやコートの選び方を紹介します。
無難なものからファッション性の高いものまで徹底解説。
ビジネスシーンに限定したおすすめのマフラーの巻き方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
スーツスタイルに合わせたいマフラー
マフラーは寒い季節に積極的に取り入れたいビジネスアイテムです。
「スーツにマフラーを巻いてもOKなの?」と疑問に思う人も多いかもしれません。
スーツにマフラーを着用するのは何の問題もありません。
ただし何を選んでもOKというわけではありません。
ビジネスの場ではコーディネートではなく着る本人が主役。
スーツに合うようにカジュアルすぎず、落ち着きのあるマフラーを選びましょう。
マフラーの長さは身長±10cmが一般的。
ビジネスで移動が多い人は身長-10cmがおすすめです。
マフラーが長すぎると、通勤時に邪魔になってしまう場合もあります。
ピッティ巻きなど、さまざまな巻き方を試してみたい人は身長+10cmを選ぶと良いでしょう。
マフラーの幅は30cmが標準的。
数多くのアレンジができるちょうどよい幅です。
ここからはスーツに合うマフラーを選ぶポイントを詳しく見ていきましょう。
ビジネススタイルにマッチするマフラーをオススメのブランドごとにご紹介。
ビジネススーツに合うマフラーは織り!
フォーマルな場ではスーツに「織り」のマフラーを合わせましょう。
マフラーの生地の種類は大きく分けると「織り」と「編み」。
・「織り」・・・縦糸と横糸が直角に交差した生地で平面的なのが特徴。
・「編み」・・・糸がループ状に並んでいるのが特徴。
「織り」はスーツにも使われており、統一感が出てスッキリとした印象に。
失敗しないマフラーの生地といえます。
「編み」はセーターやニットにも使われている生地ですが、カジュアルでボリュームが出過ぎてしまうため、営業でお客様の会社に行く際などは避けた方が無難でしょう。
マフラーの素材も重要。
ウールのマフラーは保温性や通気性が高く、汗かきの男性にもおすすめ。
リーズナブルで選びやすく、かつ上品な雰囲気にしてくれます。
シルク・カシミヤは高級素材で肌触りがチクチクせず快適に着用できます。
素材の発色が優れているためスーツとの相性はバツグンで、コーディネートしやすいアイテム。
特に中高年の男性は上質の生地を選ぶと、大人の気品が高まりおすすめです。
シンプルな無地のマフラーは1本持っておく
スーツに合わせるマフラーはシンプルな無地を1本持っておきましょう。
控えめな印象でTPOに関わらず間違いのないアイテムです。
無地のマフラーはシンプルな分、素材を上質なものにこだわると良いでしょう。
マフラーの色は
・ネイビー
・グレー
・ブラック
のマフラーがビジネスシーンの定番。
ベーシックカラーと呼ばれスーツを選ばない相性の良い色です。
「スーツがダークグレーであればマフラーはライトグレー」のように、色のトーンを微妙に変えると統一感のあるスタイルになります。
マフラーのブランドは、スーツやカバン・靴と同じブランドのマフラーを選ぶと良いでしょう。
コーディネート全体がまとまりのある印象に。
さりげなくブランドロゴがデザインされていると、更におしゃれに見えるでしょう。
寒い冬場はジャケットの下にベストやニットを着用する場合も。
ベストやニットもベーシックカラーから選ぶと、スーツ・マフラーと一体感が生まれ、おしゃれに仕上がります。
「暗めのトーンでまとめるのではなく、差し色としてマフラーを使いたい!」という人もいるかもしれません。
その場合は
・ダークブラウン
・ボルドー(濃い赤紫)
・カーキグリーン
の色から選んでも伝統的な雰囲気でおしゃれに。
マフラーだけが浮いてしまわないよう、鮮やかすぎない深めの色を選びましょう。
レディーススーツにはアイボリー(黄みがかった白)のマフラーを合わせても、女性らしさが増しておすすめです。
定番スーツが多いなら柄モノのマフラーをポイントに
定番スーツを多く持っていて今ひとつ物足りない人には、チェックやストライプ、ヘリンボーンなどの柄モノのマフラーがおすすめ。
柄モノは暗い印象のスーツの良いアクセントになり、スタイルにメリハリがつきます。
「スーツに柄モノのマフラーをつけるのは何だかためらう」という声もあるかもしれません。
チェックやストライプは幅の細いものや落ち着いたものを使うと、スーツによくなじみます。
ドットやカラフルなものなど幼い印象を受ける柄は、スーツと合わないので避けた方が無難でしょう。
柄の色は、ベストやカバン・靴といった小物類の色と合わせると、より統一感のある仕上がりになります。
注意点としては、柄モノのスーツやコートと合わせるのは不向きです。
ストライプのスーツにストライプのマフラーなど柄モノ同士を合わせてしまうと、しつこい印象を与えてしまいます。
柄モノのマフラーは無地の落ち着いた色のスーツに合わせてこそ、より洗練さが引き立つでしょう。
カジュアルシーンには編みのマフラーもアリ
フォーマルな場では「織り」のマフラーがおすすめですが、ビジネスカジュアルでは「編み」のマフラーもアリ。
IT系の業界などドレスコードが厳しくない場合は、あえてカジュアルなスタイルに外しても粋なコーディネートになります。
ただしマフラーのボリュームが出過ぎるとスーツとチグハグな印象になりかねないので、薄手のものを選びましょう。
マルチカラーなどカラフルな編みマフラーも避けましょう。
あえて編みのマフラーを選ぶのであれば、控えめに徹し同系色で合わせる方がまとまりが出ておしゃれです。
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合わせるコートにも気を配ろう
マフラーを着用するときはコートも合わせると、さらにまとまりのあるスタイルに。
ベーシックカラーのネイビー・ブラック・グレーのコートは、大体のスーツやマフラーに合わせやすい定番アイテムです。
ベージュやキャメルのコートは上品なスタイルになりますが、合わせる色が重要。
スーツから浮きやすいため、明るい色のマフラーと合わせて色味のバランスを取りましょう。
コートの中でもチェスターコートはメンズの定番で落ち着いたスタイルに。
トレンチコートは上品で都会的な雰囲気になります。
中には「コートなしでスーツにマフラーだけでもOKなの?」と疑問に思う人も少なくありません。
もちろんコートを着用せずにマフラーを巻いても、何の問題もありません。
コートを着るほどでない季節には、スーツにマフラーだけで温度調節しても良いでしょう。
ただしスーツとのバランスを取るため、カジュアルすぎず落ち着いたマフラーを選びましょう。
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スーツに合うおすすめのマフラーの巻き方6選
マフラーを選んだら、スーツに合うマフラーの巻き方も知っていきましょう。
首の周りにクルッと一周巻きで済ませてしまう人も多いかもしれません。
しかしさまざまな巻き方を覚えておくと、簡単におしゃれな印象に早変わり。
ここではビジネススタイルに合う巻き方を6つ紹介します。
巻き方1.垂らし巻き
「垂らし巻き」はマフラーを首にかけるだけのシンプルなスタイル。
コートやスーツの内側のラインに沿わせるだけで、クラシカルな印象に。
マフラーを巻くほどではない秋口には、十分に暖かさを感じられるおすすめの巻き方です。
【巻き方】
1.幅の太いマフラーは縦に細く折りたたむ。
2.首にかけて完成。
ボタンを閉めた状態で上に垂らしてしまうとだらしない印象に。
マフラーがジャケットの裾から見えすぎていてもアンバランスです。
コートやジャケットの内側に入れて襟元・裾からさりげなくのぞかせるようにしましょう。
巻き方2.ワンループ巻き
「ワンループ巻き」は、ビジネスシーンでポピュラーなマフラーの巻き方。
簡単に巻ける上に首元の防寒対策にも有効。
コンパクトでシックな誠実さあふれるスタイルです。
【巻き方】
1.幅の太いマフラーは縦に半分に折りたたむ。
2.マフラーを二つ折りに。
3.あえて均等ではなくアンバランスに折ると学生っぽさをなくせます。
4.首にかけ輪の中にマフラーの端を入れる。
マフラーの端を広げて形を整え完成。
フリンジがついたマフラーならバランスが取れておしゃれ。
マフラーの端が長く余ってしまう場合はコートの内側に入れてもOKです。
巻き方3.ニューヨーク巻き
「ニューヨーク巻き」も定番のマフラーの巻き方。
シンプルで簡単ですが、ビジネススーツを上品な印象に演出してくれます。
レディーススーツにも合うので女性にもおすすめです。
【巻き方】
1.マフラーを首にかけ一周クルッと巻く。
2.一周巻いた少し下あたりでマフラーを軽くひと結び。
3.結び目を縦にして形を整えたら完成。
長めのマフラーの場合は、緩めに結んで垂れている部分を短くしましょう。
こなれ感が増して余裕のある印象になります。
巻き方4. ピッティ巻き(ミラノ巻き)
「ピッティ巻き」はファッション性が高く、定番になりつつあるマフラーの巻き方。
イタリアのメンズファッション見本市で生まれたスタイルです。
首元に華やかな立体感を演出しダンディさを醸し出せます。
風で崩れにくく首元を中心に巻くので防寒性に優れています。
女性にも定番となっている巻き方です。
【巻き方】
1.首にかけクルッと1周緩めに巻く。
2.左右が均等に垂れるようにしましょう。
3.リバーシブルの2トーンマフラーの場合は軽くひねるとGood。
表情の変化がつきおしゃれに映えます。
4.垂らした一方を首の輪の内側から少し引き出し小さな輪を作る。
5.垂らしたもう一方を小さな輪に上から通す。
6.全体のボリュームを整えて完成。
きつく締めすぎると野暮ったくなるので、長めのマフラーで緩めに巻くようにしましょう。
巻き方5.アスコット巻き
「アスコット巻き」は、アスコットタイ風にマフラーを垂らす巻き方です。
クラシックな印象でフォーマルなスーツにも相性バツグン。
首元が少し空くので保温性は少なくなりますが、襟元のVゾーンをスタイリッシュに際立たせられます。
レディースのストールの巻き方にもおすすめです。
【巻き方】
1.マフラーの片側を長めにして首にかける。
2.長い方を上にしてクロスさせる。
3.長い方を首の輪の内側から上に通す。
4.面で垂れるように調整して完成。
結び目の高さによって、スタイリッシュにしたりカジュアルにしたりと印象の変化を楽しめます。
長さがなくてもネクタイのように見せられる巻き方なので、短めのマフラーでもフォーマルな印象を演出できます。
巻き方6.プレーンノット巻き(ネクタイ巻き)
「プレーンノット巻き」はネクタイの結び方をそのままマフラーに応用した巻き方。
縦のラインが強調され非常にフォーマルな雰囲気に。
ボリュームが出過ぎない巻き方のため、スッキリとした印象を与えます。
幅の細い薄手のマフラーと相性が良く、女性のストールの巻き方にも使用できます。
【巻き方】
1.マフラーを縦に2〜3回折りたたんで細く平たくする。
2.首に2:1の長さになるようにかける。
3.長い方を短い方に1周巻きつける。
4.長い方を首の輪の中に下から上に引き出す。
5.引き出した先を先ほど巻きつけた輪の中に上から通す。
6.引っ張り出したら形を整えて完成。
首元を詰めすぎるとネクタイと印象がかぶってしまうので緩めに巻くようにしましょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
マフラーを着用すると固い印象のスーツに華やかなアクセントがつき、誰でも簡単におしゃれな雰囲気に。
スーツやコートの色や柄との合わせ方は無限大で、何枚あっても困りません。
巻き方でも印象の変化をつけられるので、ビジネススタイルの参考にしてみてください。
オーダースーツの購入を検討されている方は「オーダースーツSADA」がおすすめ。
マフラーによく合うスリーピーススーツも購入できます。
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