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ビジネスマンのスーツにおすすめのアウターは?防寒対策まとめ!

冬の寒い時期、スーツの防寒対策はどのようにしてますか?毎日の通勤も外回りも、この時期は億劫になってしまいますね。そんな中「コートは面倒だから着たくない…」と悩んでいる方も少なくないはず。コートって、お客さん先でのマナーが非常に煩雑ですよね。営業マンの方などは特に、「防寒対策に力を入れたいけど、コートは着たくない」と思っているのではないでしょうか。とはいえスーツは中に重ね着すると着膨れて見た目が野暮ったくなってしまうので、着るものを変えるか、小物で対策するのが基本となってきます。そんなあなたに朗報です。実は手軽に防寒対策しながら、オシャレにも気を遣える方法がたくさんありますよ。スーツ自体をチェンジしてしまう方法から、アイテムを取り入れる方法、見た目を大きく変えずに下着や靴下で防寒対策する方法まであります。さまざまなパターンを知っておけば、スーツコーデにも上手に活用できますね。今回はスーツコーデのプロ集団「オーダースーツSADA」の現役スタッフが、冬場のスーツの防寒対策を9つ紹介します。このコラムを読めば冬場の防寒対策はバッチリです。ぜひオシャレで自然な防寒対策をマスターして使いこなしましょう!

防寒対策が必要な時期になると、スーツでの通勤や外出が億劫になりますね。今回は、スーツにおすすめのアウターについて紹介します。この記事を読めば、冬の出金やお出かけが楽しくなること間違いありません。

【スーツの防寒対策1】冬用スーツの着用

スーツには大きく分けて、春夏用・秋冬用・オールシーズン用の3つがあります。寒くなる時期には、秋冬用のスーツを用意しておくと安心です。春夏用と秋冬用のスーツの見分け方としては、裏地と生地の厚さが目安になるでしょう。春夏ものは、裏地が背中の部分だけにある背抜き仕様のものが多く、生地は軽く薄いものになります。一方の秋冬ものは、裏地が全面に施された仕様となり、生地は重く厚いものを使用しているのが特徴です。冬物スーツは冷たい外気を遮断し、防寒効果が求められますね。温かみのある生地や布地の織り方、仕様、素材などによって、しっかりと防寒できるスーツを作ることは可能です。

スーツの生地

たとえば、生地は重く厚めの素材、外気を通さず自分の熱を外へ逃がさないよう細かく織ってある素材、フランネル、ダイアゴナル、ギャバジン、サキソニー、カシミアなどの素材などが使用されることが多いでしょう。

フランネルは柔らかく暖かい肌触りが特徴であり、「フラノ」の別名でも知られています。フランネルの一番の売りは保湿性であり、太い糸と密度の粗さでこれを実現させています。冬用スーツの素材としてはオーソドックスであり、仕事だけでなくパーティーなどにもフランネル製のスーツが使われています。

ダイアゴナルは色糸が「斜め(diagonal)」ということが名前の由来であり、その名の通り斜めの柄が大きな特徴となっています。肌触りはさらっとしており、一度触ったら忘れられない手さわりです。

ギャバジンは元々作業服の素材として使われていたということもあり、肌触りはダイアゴナルと真逆でつるつるとしています。また耐久性にもかなり優れており、光沢感やドレープ感もありますので、元々作業服の素材だったとは思えないほどスーツに適した素材になっています。

サキソニーは紳士の国イギリスのスコットランドにて生まれた伝統的な生地であり、薄く滑らかな手触りが多くの人に好かれています。また高級感もかなりありますので、しっかりとしたスーツが着たい人にはおすすめです。

カシミアは軽い生地ながら保温性にかなり優れており、冬用スーツの素材としては一番優れていると言っても過言ではありません。カシミアの繊維はかなり細く、それによって鮮やかな印象や上質な光沢を醸し出しています。しかしカシミアのスーツは先述したようにかなり高品質ということもあってか愛用者の年齢層はかなり高く、それ故エグゼクティブ層の着るスーツといった印象を持っている人もまだまだ多いです。新入社員や若手社員がいきなりカシミアのスーツを着ることは、偉そうだと思われかねませんので、控えた方がいいでしょう。

 スーツの裏地

裏地についても、全面に総裏地が施されているものは保温効果が高くなります。おしゃれの観点からも、季節感を感じることができる生地のバリエーションも豊富にあるのが冬物スーツです。一般的に、とても柔らかく起毛しやすい素材が冬物に向いているとされ、フランネルやツイード、ダイアゴナルなどがよく使われています。衣替えをする時期は人それぞれですが、10月頃〜3月頃にかけて冬物スーツを着用する人が多いようです。

 

【スーツの防寒対策2】コートを着用

寒い季節の防寒に欠かせないのがコートですね。外出する際には必ず着用するという人が多いでしょう。コートと一言でいっても、その種類は実に豊富です。定番のものとして、シンプルなステンカラーコートを1着持っているといろいろなシーンで使いこなすことができます。ステンカラーコートは、トレンチコートが元になっているとされるレインコートの一種です。ビジネスからカジュアルシーンまで幅広く活用することができるでしょう。

比翼仕立てが基本のチェスターコートは、暗めのトーンの色味を選ぶとフォーマルな印象を与えやすく、ビジネスシーンで活躍してくれる1着です。他には、もともとアイルランドのアルスター地方のウールを使用していたことから名付けられたアルスターコートもあります。こちらは、よりスポーティーな着こなしができると定評で、チェスターコートに比べて流通量も少ないため、他の人とは違うものを選びたい人にはおすすめです。素材別には、より暖かさが期待できるダウンやカジュアルなダッフルコートなども人気があります。

コートを選ぶ際には、素材やスタイル、着丈に注目することで変化を出すことができます。特に寒い時期には、着丈が長いコートを選ぶことでより暖かく過ごすことができるでしょう。一方、ショート丈の場合はスーツとのバランスが取りやすく、気に入ったデザインでおしゃれを楽しむことが可能です。それほど寒い地域でなければ、素材はナイロンや綿などでも十分防寒することができるでしょう。

 

スーツの上にコートを着るときに気を付けること

アウターは脱ぐことを前提としているということもあって何でもいいといい加減に決めてしまう人も多いですが、気を付けなければならないところも多々あります。

 まずオーバーサイズにならないように気を付けることが重要です。最近では自分の体よりも大きなサイズのコートを着る「ビッグシルエット」というファッションが流行っていますが、それをスーツで行った場合かなりだらしない印象になります。スーツ自体がスタイリッシュに決めることを前提にしているファッションですので、コートのサイズはあまり大きくしすぎないようにしましょう。

また当然ですが、ビジネスシーンにあったデザインやカラーにすることも重要です。あまりにコートの色が派手すぎた場合、スーツに合わず不格好なだけでなく、周りからのビジネスマンとしての資質さえ疑われかねません。基本的にはスーツとの相性がいいグレーやネイビーなどといった定番の色のコートを選択しましょう。もしこれらの定番に物足りなさを感じた場合は、下襟よりも上襟の幅が広いバルカラーや前方の重なっている部分が多く、2列でボタンを配置しているダブルブレステッドなどデザインに特色のあるコートを選択した方がいいでしょう。

スーツにコートを合わせる場合、気を付けなければならないのが外出先でのマナーです。特にコートを脱ぐタイミングに関しては、タイミングを間違えたら相手方に失礼になりますので、ことさら気を付ける必要があるでしょう。一般的には会社のビルの前でコートを脱ぎ、受付係員と話すときには腕にコートをかけておく必要があります。しかし最近では一つのビルに複数の会社のテナントが入居しているケースも増えており、その場合は一階のフロアの片隅でコートを脱いでも大丈夫です。

 

【スーツの防寒対策3】ダウンジャケットを着用する

スーツとの相性がいいアウターはコートだけでなく、ダウンジャケットもその例外ではありません。ダウンジャケットにはカジュアルなイメージがあり、以前はビジネスシーンでは着るものではないという固定観念がありました。最近ではビジネススタイルの多様化の流れに沿って少しずつですが、ダウンジャケットも許容されつつあります。しかしスーツとダウンジャケットは単純に組み合わせればいいというわけではなく、カジュアルスタイルと同じように着こなしていたらあまり似合いません。スーツにダウンジャケットを合わせる場合に重要な点は3つあります。

1つ目はダウンジャケットの生地感を意識することです。多くのダウンの材料はナイロンやポリエステルといった強い生地で作られていますが、あまりに光沢が強すぎた場合、カジュアル感が格段と高まってしまいます。スーツにダウンジャケットを合わせる場合、ウールなどといった光沢のあまり強くない生地を使うのがおすすめでしょう。そのような生地を選択すれば、スーツとダウンジャケットが調和して浮くことは無くなります。

2つ目はシンプルな色やデザインのダウンジャケットを着ることです。色に関しては黒やネイビーなどといった格式高い色がベターです。またコートではおしゃれなデザインを取り入れるというコーディネートもありますが、ダウンジャケットに関してはそれ自体がカジュアルなイメージがありますので、デザインに関してはあまり冒険しない方がいいでしょう。控えめな装飾でシンプルなデザインのダウンジャケットを選ぶのがベターです。それによってダウンジャケットの持つカジュアルなイメージを極力まで押さえることが出来るでしょう。

3つ目はジャケットがしっかりと隠れる丈感です。意外と見落としがちですが、いくら生地やデザインに気を付けたとしても、着丈が短いとそれだけでカジュアル感が高まり、今までの努力が全て水の泡となります。そのようなことを避けるためには、裾が完全に隠れるような着丈のジャケットを選び、フォーマルさを保ちましょう。

中には敢えて短めのダウンを選択しておしゃれ感を醸しだそうとする人もいますが、それは超上級者向けのテクニックですので、初心者が参考にするのは控えた方がいいです。またレディーススーツの場合はコートの丈が長くなりすぎると印象が重たくなってしまいますので、女性の場合は長くなりすぎず短くなりすぎずの絶妙なバランスでコートを選ぶ必要があります。ヒップを覆うくらいまでのコートが理想的であり、そうすればパンツスーツでもスカートでも違和感なく着こなすことが出来ます。

 

【スーツの防寒対策4】スリーピースにする

防寒機能で注目したいのがスリーピースでしょう。スリーピースとは、スーツのジャケットとベスト、パンツを同じ生地で仕立てたスーツスタイルを指し、三揃いと呼ばれることもあります。クラシカルな印象が強く、一見着こなしが難しいと思われがちなスリーピースは、かつては年齢層の高い男性が着用するというイメージがありました。しかし、統一感のあるおしゃれな着こなしができるとあって、若い人にも人気のあるスタイルとなっています。ベストを1枚加えることで保温性がアップし、暖かく過ごすことができるでしょう。

薄いベストだけで保温性が変わるのか疑問に思う人も多いでしょうが、胸元から冷気が入ることを防ぐだけでも効果は十分です。特に、寒さがそれほど厳しくない場合には、厚手のコートを着用せずにスリーピースにすることで丁度良い防寒対策とすることができます。さらに、スリーピースのメリットとしては、ジャケットを脱いだりジャケットを前開きにした際にも、だらしなく見えない点です。暖房の効いている室内で暑くなったらジャケットを気軽に脱ぎ着して、暑さ・寒さを調節することもできるのも魅力ですね。

スリーピースを仕立てる際に気をつけたいのが、ウエストコート(ベスト)とパンツの間に隙間を作らないことです。両者の間にシャツやベルトが見えてしまうと、なんとなく間の抜けた印象を与えてしまいます。若干パンツの股上を深くするなどして、うまく体型に合わせるようにしましょう。

またスリーピーススーツはどのような場面でも着用できるというわけではなく、着用するにはあまり好ましくない場面もあります。葬式に参列する際や就職活動をする場合はもちろんNGですが、スリーピーススーツが敬遠されるシーンはビジネスの場でもあるのです。具体的には自分よりもかなり年齢の高い人との商談や初めて会う商談相手などに対しては、スリーピーススーツは偉そうに見えるという理由で着用することが避けられています。またオフィシャルなビジネスの場では、ジャケットを脱ぐこと自体がマナー違反とされていますので、スリーピーススーツにジャケットを脱いだスタイルで先述した相手との商談に臨むのは絶対に控えましょう。

逆に社内で仕事をする場合、スリーピーススーツは非常に有効的です。落ち着いている雰囲気や仕事のできる雰囲気を醸し出すことが出来、周りからは紳士的に見えること間違いありません。またジャケットを脱いだスタイルでも、ベストを着ていることによりしっかりしている印象を与えること間違いありません。

 

【スーツの防寒対策5】ニットベストを着用

スリーピースのスーツを持っておらず、わざわざ新調するのにはハードルがあるという人は、ニットベストを着用してみてはいかがでしょうか。胸元を暖かく保ってくれる役割としてはスリーピースとほとんど変わりませんが、ニットベストの種類によってはより保温性を高めることができます。ニット素材を選ぶ際に注目したいのがゲージ(網目の密度)です。密度が高いものから「ハイゲージ」「ミドルゲージ」「ローゲージ」と続き、ハイゲージのものは網目が細かくスタイリッシュな印象を与えてくれます。

一方、網目の密度が低いローゲージのニットは野暮ったく、カジュアルな印象を与えがちなので、ビジネスシーンでは避けたほうが無難でしょう。また、保温性の高いカシミア素材を使用したニットベストは、より防寒性が期待できます。基本的には、スーツと同系色のニットを選ぶと間違いありませんが、よりおしゃれに着こなしたい場合は、色味で変化をつけるのもおすすめです。たとえば、華やかで明るい印象を与えたい場合には暖色系を、クールな印象を与えたい場合には寒色系を選ぶといいでしょう。

 

【スーツの防寒対策6】アイテムを使う

またスーツの防寒対策の方法は何も大掛かりなものだけでなく、小物を使っての対策もあります。この章では、小物を使った防寒対策について紹介していきます。

 マフラーを使う

マフラーは、冬の防寒対策として欠かせないアイテムですね。通勤時や外出時など、首回りを暖かく保つだけで体感温度は大きく異なってきます。スーツを着るときのマフラーには、あまりカジュアルすぎないものを選びましょう。マフラーには大きく分けて、「編み」と「織り」のものがあり、ビジネスやフォーマルシーンでは織りのものを選ぶと良さそうです。編みのものは、手編みのセーターのようにループの網目が並ぶので、巻いたときにボリュームが出すぎるのが特徴です。一方の織りスタイルのマフラーは、すっきりとした上品でスタイリッシュな印象にまとめることができます。

ビジネスシーンで使う場合には、ブラックやネイビー、ブラウン、グレーなどのビジネスカラーがおすすめです。これらの色味だと、どんなスーツやコートとも相性が良く、組み合わせを選びません。柄は断然無地がおすすめですが、チェックやストライプなどのクラシカルな柄物では、より洗練されたおしゃれを楽しむことができます。しかし、タータンチェックやマルチストライプなどは学生っぽい雰囲気になるので注意が必要です。防寒対策に必須のマフラーですが、おしゃれアイテムとしても重要ですね。素材に関しては、定番のウールやカシミアなどが保温効果に優れ、使い勝手がいいでしょう。

 手袋を使う

防寒対策として意外と見落としがちなのが手袋ではないでしょうか。ビジネスマンの中には、コートやマフラーは持っているけれど、手袋は持っていないという人が多いようです。寒いときには、手首や足首、首元などの「首」を温めるといいと言われますが、手首を温めることで体感する冷えを抑えることができるのです。また、人の視線は動いているものに注目する習性があるので、よく動く手のおしゃれは人の目を引きつけることでしょう。スーツに合わせる手袋なら、縫い目が見えないタイプの内縫いのものを選ぶととてもスタイリッシュな印象を与えることができます。

ビジネススタイルにぴったりの素材としては、レザー(革)がおすすめです。中でも、羊革は表面のきめがとても細かいので、洗練されたスタイルを作ることができます。レザーは風を通さず、防寒や保温の面でも大変優秀な素材です。どんなスーツにも合わせやすいのは、やはり定番のブラックやブラウンでしょう。また、日頃から愛用しているバッグや靴などのレザー小物と色を揃えるとすっきりとし、コーディネートに統一感が生まれるのでおすすめですよ。レザーの手袋は使用しているうちに革が馴染んで少し伸びてくるので、手に少しきついと思うくらいのぴったりしたものを選ぶと間違いないでしょう。

 ウールの靴下を使う

ビジネス用の靴下といえば、綿や絹を思い浮かべる人が多いでしょう。そもそも、ウール素材はとても厚くて、登山用や子ども用、高齢者用という印象を持っている人も少なくないようです。しかし、ビジネス用のウール靴下は綿の靴下と同じくらい薄く、そのうえ、とても保温効果があることで知られています。また、太い糸を使って編まれたウールは、肌にチクチクとすることがありますが、細く上質なウールを使用したものは、肌に吸い付くような滑らかな肌触りが特徴です。ウールは綿の5倍程度も生地が伸びるため、足の形にフィットしやすいのもはき心地の良さを体感できるはずです。

寒い時期には、外気は冷たくても室内は暖房が効いて暑すぎるという経験はありませんか。暑い室内では靴の中に熱がこもりやすく、意外と汗をかきやすいものです。そんなときにも、吸汗や吸湿性に優れているウールの靴下だと、蒸れることなく快適に過ごすことができます。より防寒機能を高めたい場合には、ハイソックスではなくロングホーズがおすすめです。ロングホーズとは、かつて乗馬で半ズボンをはくときのために考案されたとても長い靴下です。海外では、足を組んでいるときに肌が見えたり、靴下がずり落ちたりしているのはエチケット違反と考えられているので、正装時にロングホーズを着用する人が多く見られます。太ももくらいまでの長さがあるので、寒さからしっかりと身を守ってくれる役目もあります。

 機能性下着を着用する

かつて、冬ともなると何枚もの服を重ね着して着膨れしてしまうという人が多く見られました。しかし、機能性下着の人気が高まるにつれて、しっかりと防寒できることに加え、重ね着せずに薄着で過ごすことができるという人が増えたようです。薄くてもしっかりと防寒効果のある機能性下着は、トップスだけでなくタイツやレギンスタイプなどズボンの下に履く下着も普及しています。薄くて軽く、肌触りも滑らかで気持ちがいい人気のアイテムが数多くあります。また、発熱・保温性に加え、吸湿性にも優れている素材のものなど、バリエーションが豊富にあるのもうれしいですね。防寒性の高い機能性下着がない場合は、薄手のインナーを2枚重ね着して着ることで寒さに対応できるでしょう。

 カイロを使う

服を重ね着したり、手袋やマフラーなどの防寒アイテムを使用したりしても寒いという場合には、ぜひカイロを使用してみましょう。一般的に普及しているのが、手頃な使い捨てカイロですね。中には貼ることができるタイプのものもあり、服の下の見えない箇所を温めることができるので大変便利です。カイロを使用する際には、貼る場所によって効果も異なってきます。おすすめなのは、背中の左右の肩甲骨の下や尾てい骨の少し上、おへその下、足首やくるぶしなどです。これらの場所を温めると全身に血が回りやすく、体全体が温まりやすくなるようです。中には、オイル式や充電式のカイロもあるので、自分の使いやすいものを選ぶといいでしょう。

 

防寒対策を徹底して冬を快適に!

寒いととにかく厚着をして過ごすという人は多いでしょうが、特にビジネスシーンにおいては、着膨れはあまり良い印象を与えません。少しでもスタイリッシュなスーツの着こなしができるよう、ここで紹介した防寒対策を徹底してみてはいかがでしょうか。冬物のスーツの生地にこだわる、コートや手袋、マフラーなどのアイテムを使用する、機能性下着を着用するなど、防寒対策の方法はたくさんあります。よりおしゃれな着こなしも楽しみたい場合には、スリーピースやニットベストなどで人とは異なる着こなしを楽しむことも可能です。おしゃれな着こなしで防寒・保温をしっかりと行い、寒い冬も快適に過ごしましょう。

スーツには春夏用、秋冬用、オールシーズン用の3種類があるので、厚手で保温性のある秋冬用を選べば、それだけである程度の防寒対策ができます。見た目も温かみを感じさせる素材で作られているので、季節感もバッチリです。シングルスーツからスリーピーススーツに切り替えて、ベストで暖かく着こなす方法もあります。スリーピーススーツを新調するほどでもないという方は、スーツと同色のニットベストなどを新調すると良いですね。定番のマフラーや手袋を使う方法もあります。ビジネスでは、スッキリとした見た目の「織り」で作られたマフラーや、バッグやベルトと統一感がある「レザー」の手袋がおすすめです。靴下ひとつ変えるだけでも、かなりの防寒対策になりますよ。おすすめは保温効果の強いウールです。吸湿性にも優れているので、蒸れも感じさせず快適ですよ。冬の必須アイテム「ヒートテック」のような機能性下着は、ビジネスに取り入れても違和感がありません。着心地も良いので、持っていない方はぜひ買ってみてくださいね。見た目を変えない方法として、カイロを使う方法もあります。背中やへそ下、足首などを温めれば効果抜群です。ポイントを押さえて、自分に合った防寒対策を取り入れていきましょう!