スタンドカラーシャツの魅力や着こなし方をご紹介!組み合わせの相性が良いジャケットとは?
首元に沿って襟が立っているという特徴のスタンドカラーシャツは、すっきりとしてカジュアルな印象を相手に与えます。襟の折り返しがあり、普段身に着ける機会も多いレギュラーカラーのシャツとはまた違った雰囲気が魅力的です。
立襟デザインのスタンドカラーシャツはネクタイを締めないのが基本です。ジャケットを着用する場合にはどのようなコーディネートがあるのでしょうか。特徴がある襟元のスタンドカラーは、「着こなし方が分からない」「どのように着ればおしゃれに見えるのか」などと悩みも多いファッションです。この記事では、スタンドカラーシャツについての着こなし方やジャケットとの合わせ方、おすすめのコーディネートを紹介します。スタンドカラーシャツを上手に着こなすことができれば、おしゃれの幅も広がるでしょう。
スタンドカラーシャツとは?
スタンドカラーは襟の折り返しがなく、首元に沿って襟が立っているデザインのシャツです。襟の折り返しがないタイプのシャツを、まとめてスタンドカラーシャツと表すこともあります。立襟のスタンドカラーシャツで、ネクタイを締めるということはありません。
そのため、ネクタイの着用が基本であるレギュラーカラーのシャツと比較すると、かっちりしすぎず少しカジュアルな雰囲気を演出できます。
スタンドカラーシャツと似たデザインに、バンドカラーとノーカラーというシャツがあります。バンドカラーは襟が丸い見た目をしていますが、襟の高さはスタンドカラーシャツよりも低い形状です。最近ではスタンドカラーとバンドカラーのシャツを区別せずに、ひとまとめにして扱うケースも増えています。ノーカラーシャツは襟のないタイプのシャツで、スタンドカラーやバンドカラーといったシャツと比べても首元がよりすっきりとして見え、カジュアルな印象が強いデザインです。
スタンドカラーシャツが持つ魅力とは
スタンドカラーシャツはレギュラーカラーとは違い、着こなしが難しいと感じる方も多いでしょう。しかし、スタンドカラーシャツの魅力を知れば着こなすメリットも見えてきます。スタンドカラーシャツは立襟というデザインから、首回りがすっきりしてスリムに見え、ラフな印象を与えられるのがメリットです。スタンドカラーシャツの魅力を3つに分けてご紹介します。
首回りがすっきりしてスマートに見える
スタンドカラーシャツは、首元をすっきりと見せることが可能です。ジャケットを合わせることで、全体的なシルエットがスマートになります。もちろん、スタンドカラーシャツだけを着てもスリムな印象を相手に与えられるでしょう。夏場のスーツスタイルに合わせるトップスに、スタンドカラーシャツを選ぶのもおすすめです。スタンドカラーシャツを着用する際は、自分の体型に合ったサイズを選びましょう。
程よくラフなスタイルで柔らかい雰囲気を演出できる
首元のデザインが丸いため、スタンドカラーはレギュラーカラーよりも柔らかい雰囲気を出します。スーツスタイルのシャツは基本的にレギュラーカラーを着ることがほとんどです。しかし、優しい雰囲気を演出したい場合は、スーツにスタンドカラーシャツを組み合わせてみても良いでしょう。定番のスーツスタイルに変化をつけられます。スタンドカラーシャツは全体的にラフに見えますが、着用の際ボタンは全て留めておくのが基本です。
フォーマルからカジュアルまでコーディネートの幅が広がる
スタンドカラーシャツにスーツを合わせるとフォーマルな装いになります。ネクタイを締めないため、スーツ以外にもジャケットやカーディガンを合わせるのも相性抜群です。カーディガンやスニーカーを合わせてみると、スーツスタイルのフォーマルさとはまた別の、カジュアルな雰囲気を楽しめます。スタンドカラーシャツにさまざまなアイテムを合わせることで、コーディネートの幅が広がるでしょう。フォーマルにもカジュアルにも対応できる点は、スタンドカラーの魅力であり長所といえます。
スタンドカラーシャツを着こなす4つのポイント
スタンドカラーシャツをおしゃれに着こなすためには、コーディネートのポイントを押さえておく必要があります。スタンドカラーシャツを着こなす上での注意点を4つ解説しますので、コーディネートの際は意識してみてください。
ビジネスシーンでの着用は控える
スタンドカラーシャツを着る時はノーネクタイが基本です。そのため、ビジネスシーンでの着用は控えましょう。スタンドカラーシャツをビジネスの場で着用すると、カジュアル感が強く出てしまいふさわしい装いとは言えません。オフィスカジュアルやクールビズを推奨している職場であれば問題ありませんが、そうでなければプライベートで着用するのが安心です。会社の社風をよく見てから取り入れるようにしましょう。
スタンドカラーシャツが与えるイメージを理解する
スタンドカラーシャツを着ることでどういった印象を相手に与えるのか、という点を理解した上でコーディネートをしましょう。スタンドカラーシャツの長所は、立襟デザインで首元がすっきりとして見え、スリムな印象を相手に与えることです。そのため、全体のシルエットをスマートに見せたい時などにスタンドカラーシャツは活躍します。1枚持っておくだけでも、日々のコーディネートが楽しくなるでしょう。
スタンドカラーシャツに合わせるアイテムを考える
スタンドカラーはシャツ1枚でも着こなせるアイテムですが、合わせるアイテムによってもガラッと印象を変えられます。スーツやアクセサリー、スニーカーなどさまざまなアイテムと合わせられますが、中でも人気のコーディネートがジャケットです。スタンドカラーシャツとセットアップのジャケットを合わせることで、ラフで柔らかい雰囲気を出せます。パーティーなどでノーネクタイがOKのドレスコードであれば、ダークスーツと組み合わせるのもフォーマル感が出ておすすめです。
またスタンドカラーシャツは、アクセサリーなどの小物を合わせるといったコーディネートも楽しめます。ただし、アクセサリーは派手過ぎないものを選びましょう。
ジャストフィットするものを選ぶ
スタンドカラーシャツを選ぶ際は、自分の体型に合ったサイズかどうかを確認します。店舗で購入する場合は、必ず試着を行いましょう。体型よりも大きいサイズのスタンドカラーシャツでは、ダボッとしてだらしない感じになってしまいます。小さいサイズでも、ボディラインがはっきり見えてしまい良い印象はありません。取扱がある店舗・ブランドにて自分にあったスタンドカラーシャツを探すのも良いでしょう。
スタンドカラーシャツ1枚だけでおしゃれに見せるコツとは
カジュアルでラフな雰囲気を演出できるスタンドカラーシャツは、ジャケットやアイテムと組み合わせることでさまざまなコーディネートが楽しめます。アイテムと合わせるのもおしゃれですが、スタンドカラーシャツ1枚だけで着こなすことも可能です。ここでは、誰でもすぐに実践できるスタンドカラーシャツをおしゃれに着こなすコツをご紹介します。
印象は第一ボタンの開閉で決まる
スタンドカラーシャツの最大の特徴は襟の形状です。スタンドカラーシャツにはボタンが付いていますが、基本的には全て留めます。襟にある第1ボタンから裾までのボタンを全部留めれば、きっちりとした感じが出てスマートな印象です。反対に、第1ボタンを留めずに開けておくことで、ラフな感じでリラックスした印象に映るでしょう。
襟があるシャツは第1ボタンの開け閉めによって、相手に与える印象が変わります。その中でもスタンドカラーシャツは、特に全体のシルエットに影響を与えるでしょう。フォーマルな場面であれば第1ボタンを留めて、プライベートであれば第1ボタンを開けるなど、場面によって使い分けることをおすすめします。
袖をまくると抜け感が出る
レギュラーカラーのシャツとは異なり、スタンドカラーシャツはラフな雰囲気のあるシャツであるため、袖をまくっても違和感がありません。袖をまくることで、軽い感じが出てよりラフな印象になります。袖をまくる際は、手首にバングルや腕時計を合わせてもおしゃれです。シャツの裾をパンツの外側に出しても良いでしょう。
スタンドカラーシャツとジャケットは合うのか?
スタンドカラーシャツを単体でなく何かのアイテムと組み合わせる場合、ジャケットと合わせるケースが多くあります。スタンドカラーシャツとセットアップを組み合わせて、裾を出せばよりカジュアル感を演出できるでしょう。フォーマルな感じを出すならスーツスタイルもおすすめです。レギュラーカラーのシャツを着ることが多いスーツスタイルで、シャツをスタンドカラーシャツに変えるだけで全体の印象がガラッと変わります。スタンドカラーシャツとジャケットは非常に相性が良いコーディネートです。
スタンドカラーシャツと相性のいいジャケットとは?
・スーツスタイル
スーツスタイルといってもさまざまですが、セットアップのスーツにスタンドカラーシャツを合わせるのは王道のコーディネートといえるでしょう。スーツのカラーによってフォーマル感、カジュアル感をそれぞれ演出できます。靴やアクセサリーなどの小物もさまざまな組み合わせが可能です。
・テーラードジャケット
テーラードジャケットは、ビジネススーツよりもカジュアル感を出したジャケットです。ビジネススーツと違って丈が短く、ジャケット表面の光沢も少なめとなっています。ビジネススーツにある肩パッドもテーラードジャケットにはありません。体にフィットしてスタイリッシュに見えるのがテーラードジャケットです。
・ノーカラージャケット
ノーカラージャケットとは、名前の通り襟がないジャケットのことです。首元や顔回りをすっきり見せてくれるため、かっちりしすぎない印象を与えます。シンプルなデザインのノーカラージャケットは、スタンドカラーシャツに合わせやすいアイテムです。
スタンドカラーシャツとジャケットを合わせたコーデ集
スタンドカラーシャツと相性の良いジャケットはさまざまです。ここでは、今年2022年でも早速実践できるコーディネートの例を、メンズ・レディースに分けて解説します。気に入ったコーディネートがあれば、ぜひ試してみてください。
スタンドカラーシャツとジャケットのおすすめコーデ【メンズ】
・スタンドカラーシャツ×グレンチェックジャケット
高級感のあるデザインのグレンチェックジャケットは、スタンドカラーシャツに合わせることでオフィスカジュアルな雰囲気になります。トップスは白のスタンドカラーシャツがおすすめです。
・スタンドカラーシャツ×セットアップ
かっちりとしたセットアップに合わせればオフィスカジュアルに、カジュアルなセットアップとの組み合わせならラフな雰囲気になります。さまざまなスタイルに応用できるスタンドカラーシャツの長所を生かしたコーディネートです。
スタンドカラーシャツとジャケットのおすすめコーデ【レディース】
・スタンドカラーシャツ×グレーのノーカラージャケット
グレーのノーカラージャケットに合わせることで、スタンドカラーシャツはカットソーの代わりにもなります。ノーカラージャケットにも合わせやすい点も、スタンドカラーシャツの特徴といえるでしょう。トップスは無地やストライプ柄がおすすめです。
・スタンドカラーシャツ×ライダースジャケット
カラーが豊富なライダースジャケットとスタンドカラーシャツの組み合わせは、クールでありながら女性らしさを演出できます。トップスは通常のスタンドカラーシャツ以外にも、ワンピースタイプのものを着るのも良いでしょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAは、オーダースーツの専門店として2022年10月現在、全国に49店舗を展開しています。ビジネススーツやリクルートスーツ、フォーマルスーツまで幅広くオーダーすることが可能です。初めて利用する方に向けて、メンズ・レディースオーダースーツの初回お試しサービスも行っており、価格は19,800円(税込21,780円)と大変リーズナブルです(※価格は2022年10月時点のものです。価格は変更になることがあります)。
普段スーツのコーディネートに慣れていない方でも、着用したいシャツのイメージや合わせたいアイテムについてスタッフに伝えれば、合わせやすい形のオーダースーツを提案してくれるでしょう。気になったら公式サイトから来店予約をして、自分の体にしっかりフィットするスーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。