成人式にお勧めのスーツは?一生に一度のイベントにこだわりをのアイキャッチ画像
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成人式にお勧めのスーツは?一生に一度のイベントにこだわりを

2023年1月9日に成人なさる18歳の皆さん、成人おめでとうございます!
えっ?成人は20歳では?と慌てた方もいらっしゃるのではないかと思います。
実は2022年4月から民法が改正されたのをご存じですか?
改正された大きなポイントは、世間において「大人」と扱われる成人年齢が20歳から18歳に変更されたことです。

成年年齢が引き下がった背景には民法の定める成年の定義を約140年ぶりに見直したことによります。
これによると2022年4月1日時点において、18歳および19歳までの若い男女が平等に誕生日を迎えるにあたり、2022年4月1日に成人となると改正されたことにより平等となりました。
また、2022年4月1日以降に18歳になる成人(2004年4月2日生まれ以降の男女)は、18歳を迎える誕生日より後に成人としてみなされます。

さらに年齢以外にも変わった点がたくさんありますよ。
そこで、今日は成人年齢が引き下げられたことで何が変わったのか、そして成人の日に欠かせない新成人男性のドレスコード…すなわちスーツにおいて令和の時代に合った選び方を一緒に考えていきたいと思います。

新成人を取り巻く民法の仕組みが令和になって変わった!何が変わったの?

まずは18歳の男女が平等に成人を迎えるにあたって、改正された点を一緒におさらいしましょう。

18歳(成年)になったらできるようになることは次のようなことが例にあげられます。

・自己責任において親の同意なしに契約行為ができる
・10年間有効のパスポートを取得できる
・公認会計士、司法書士、医師免許、薬剤師免許などの国家資格を取ることができる
・結婚においては女性の結婚可能年齢が16歳から18歳に引き上げられ、男女とも18歳となる
・性同一性障害の人が性別の取り扱いにおいて変更審判を受けられる
・普通自動車免許の取得は従来通り18歳以上で取得可能である
・選挙権が得られる

この中でも気になるポイントを解説していきます。

自己責任において親の同意なしに契約行為ができる

例として、携帯電話の契約・ローンを組む・クレジットカードを契約し作成する・一人暮らしのための部屋を自分で借りるなど

親の同意がなく自分の意思で生活に関する契約ができるようになります。

選挙権が得られる

近年、公職選挙法で18歳および19歳の若者にも国政の重要な判断に参加してもらうため、一般選挙の選挙権の年齢を定める法改正や、憲法改正国民投票における投票権を得る年齢を18歳と定めるなど、様々な政策の改正が進められた模様です。

そこで、市民生活をつかさどる基本的な法律である民法でも、明治時代から20歳以上を成人とみなしていた部分を18歳以上を大人として扱うのが現代の社会の考え方に合うのではという議論がなされた結果、成人とみなす年齢を18歳に引き下げるに至ったわけです。

今回から民法が定めた成年年齢を18歳とする根拠とは何だと思いますか?
それは成年年齢になるということは、「一人で契約行為ができる年齢」でかつ「父母の親権に服さなくても自己判断ができる年齢」ということの確認だといわれています。

未成年者取消権

未成年の間は「未成年者取消権」があります。
未成年者取消権は、未成年者が親の同意なく行った契約については、保護者が取り消せることで未成年を保護するものです。

しかし、18歳で成人となるとその制度は行使できなくなるため契約は自己責任となります。
大人になって社会へ出ることは、自己責任を背負って生きていくということなのです。

契約をする際はトラブルを起こさないようにする心がけと、実際にトラブルを起こしてしまっても保護者が守ってくれないという事実を忘れないようにしましょう。
未成年のうちから契約行為を円満に結ぶための知識を学び、契約にまつわる様々なルールが存在することを知った上で、その契約が本当に必要かよく検討する力を身につけておくといいですね。

万が一、消費者トラブルに巻き込まれたときは相談窓口として、消費者ホットライン「188」が設置されています。

2023年は改正後初の成人式に。どのように行われるの?

実際に成人式のやり方を法律で拘束するようなきまりはなく、どのような式典にするかは各自治体に任されているようです。 前述したように成人年齢は18歳に引き下げられました。


しかし式典の対象を18歳の男女に変更するのか、変わった場合は高校三年生の1月という受験シーズンで慌ただしい時期に実施するのか、施行後初となる成人式(2022年度(2023年1月))は18歳・19歳・20歳の3世代の式典を同時に実施するのか、など多数の課題が指摘されています。 課題への取り組み方針も含めて自治体によって多様な動きがあることでしょう。今後、よく気にかけておく必要があります。 このように、成人年齢が18歳に引き下げられたことで世の中が皆様の想像以上に変化したのではないでしょうか。
世界情勢的にみても18歳は、一人の立派な大人であるとみなされていることが分かります。

どうして成人式では男性はスーツなの?

成人式ではなぜ男性はスーツなのか。疑問に思った方も多いでしょう。

結論として、成人式はお祝いの席なので礼服を着るのが一般的なマナーだからです。

ちなみに女性の場合、振袖が主流になったのは高度経済成長期の1960年代頃といわれ、それまでは女性もスーツで式典に出席したそうです。
現在は一般的に、未婚女性・若い女性が着る第一礼服が振袖にあたります。
長い袖が邪気を払うという縁起を担いでいるという意味合いもあるようです。

男性の場合、スーツすなわち礼装(礼服)のうち、略礼服にあたるダークスーツとブラックスーツを着るのが慣例となっています。
成人式も、結婚式やお葬式のように人生で大事な式典の一つと捉えて、マナーとしてスーツを着用することがベストといえます。

成人式向けのスーツ選びとは?

成人の日に成人式へ着ていくスーツはどのように選べばいいのでしょうか?
スーツ選びも大事な新世代の始まりのひとつです。マナーを守ってこだわりのある選択をしましょう。

一般的に成人式に着るスーツを選ぶ際、大きく分けて2つの基準で選ぶ人が多いように見受けられます。

1.成人式が終わっても就活や冠婚葬祭などで着られるように落ち着いた色味のスーツを選ぶ。
2.せっかくの一生に一度の成人式なので、華やかで個性的な色柄のスーツを選ぶ。

そして成人式のスーツは、オーダーメイドで作成する方が多いことも成人式のスーツ選びの特徴といえるでしょう。

成人式は一生に一度きり。
特別な場に相応しい、世界にたった一つだけの自分にフィットした1着を求める方が多いということです。

スーツをかっこよく着こなすうえで、一番大事なことはサイズ感です。
市販されている既製品のスーツは万人向けではありますが、細かな体型の悩みに対応することはなかなか難しいことも多いです。
自分の体型にジャストフィットさせるなら、やはりオーダースーツをおすすめいたします。

生地も豊富に取り揃えているお店であれば、自分の好みの生地を自由に選んで仕立てられるので、自分の理想のスーツにより近づけることができるでしょう。

下調べの方法

最近の下調べの手法として、SNSを使用して選択肢を探している方が多いように見受けられます。
家の中でも好きな時間に下調べすることができてとても便利な方法といえます。

また、時間に余裕がある時は外に出て実際に目で見てみることもおすすめです。
きっかけ作りとして駅ビルや百貨店などの身近で立ち寄れるスーツ屋さんでリーフレットやパンフレットを直接手に取ってみましょう。

パンフレットで下調べをすることで金額なども分かりやすく、複数のスーツの中から検討することができて具体的にイメージも浮かびやすくなります。

またパンフレットを片手に買い物することで、経験や知識のあるスタッフの方は声掛けをしてくれることが多いです。
そこで雰囲気のいい店か、相談しやすい店員かを見極めることもできるでしょう。
自分に合ったお店に出会えることは理想のスーツ探しの一歩といえるのではないでしょうか。

理想のピックアップ

スーツを選ぶ際、理想とする点やここは妥協したくないという点をリスト化することをおすすめします。

購入にあたっていくつか重視するポイントを具現化することで把握して、納得のいく一着を選べるように準備をしておくといいでしょう。
金額や見た目、コストパフォーマンスなど一人ひとり理想とする点は異なると思います。
大事な式典で着るスーツなので時間がかかってもこだわって購入したいものです。

大事なポイント

スーツ選びで一番大事にして欲しいのがサイズ感です。
なぜならスーツのサイズ感でスーツスタイルの格好よさは決まるからです。

購入時、試着は納得するまですると失敗が減りますね。
試着の際は手持ちのYシャツをインナーに着用することで、全体のサイズ感を合わせることができますよ。
手持ちのYシャツのサイズが合わない場合は、サイズの合っているYシャツも含めて購入することがおすすめです。

自分では判断しにくいサイズ感も、オーダースーツのお店では細かな採寸を行ってから作成にあたる為安心して任せることができますよ。

成人式のスーツコーデ

それではここで成人式におすすめのスーツ・ネクタイ・Yシャツの組み合わせをいくつかご提案致します。

ダークグレーのストライプスーツ×シルバーのネクタイ×白いYシャツ

結婚式などのフォーマルなシーンに出席するときにも便利な万能スタイリングです。
シックで上品なスタイルは成人式にもふさわしい装いといえるでしょう。

黒のスーツ×青いストライプのネクタイ×グレーのYシャツ

誠実な印象を与える黒のスーツに青のストライプで爽やかさを加えたスタイリングです。
Yシャツをグレーのカラーカラーで引き締めたことで、大人の雰囲気を意識した着こなしになります。

ダークネイビースーツ×ダークグレーのネクタイ×白のYシャツ

ダークネイビーのスーツに同じくダークトーンのダークグレーのネクタイを合わせることでスタイリッシュな雰囲気を演出できます。
シャツは白で清潔感も大事にしましょう。

成人式ではビジネスシーン、フォーマルシーンやお葬式とは違って、絶対にNGという色や柄はありません。
「周りにどういう印象を与えたいか」「周りからどう見られたいのか」といった事を踏まえてスーツを選ぶこともおすすめです。

ちなみに、地域によって異なりますが成人式の行われる1月の第二月曜日は雪が降ることもあり寒さが強い日が多いですよね。
屋外での写真撮影も多い為、防寒機能のあるコートを着用して対策を万全に出かけましょう。

しかし、注意しなければいけないポイントは普段着ているカジュアルなアウターやダウンジャケットはスーツには不向きだということです。
チェスターコートやステンカラーコートなど、スーツスタイルに合ったコートを選びましょう。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAのおすすめポイント


・本格フルオーダーのスーツを圧倒的な低価格で提供
・初回お試し価格で(税込)21,780円~
※2023年1月時点の価格です。価格は変更になることがあります。
・全身20箇所以上の丁寧なサイズ採寸
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・色・柄・ブランド、100種類以上の選べる豊富な生地素材

オーダースーツを初めて作るような方、特殊な体形で既製品のスーツでお悩みがある方などどんな方でもご満足いただけるようにスタッフが生地選びから完全サポート!

丁寧なサイズ採寸で一人一人に合わせたパターンを作成し、最先端のマシーンメイドで本格フルオーダーを実現しています。
オーダーならではの動きやすさ、シルエットの美しさを実感していただけるのはオーダースーツSADAの魅力。

人生で一度きりの成人式。
こだわりのスーツでお祝いの日を迎えましょう。

ぜひ、お気軽にご相談、ご来店ご予約をお待ちしております。

来店予約はこちら

成人式は式典の中でも比較的自由度の高さがあり、おしゃれなスーツの着こなしを楽しめますよ。
人生で一度きりだからこそ納得のいくスーツ選びをおすすめします。
この記事を読んでいる方が、素敵な成人式を迎えることができると幸いです。

千地 淳子