女性の就活スーツ(レディース・リクルートスーツ)の選び方は?色や服装マナーについて解説- オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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女性の就活スーツ(レディース・リクルートスーツ)の選び方は?色や服装マナーについて解説- オーダースーツSADA

就職活動でどのような就活スーツを買えばよいか迷う人も多いのではないでしょうか?就活スーツはどこで買えばよいのかも気になるでしょう。就活スーツが購入できる場所や、それぞれのメリットデメリットも紹介するので、参考にしてください。この記事を読めば、就職活動で必要なリクルートスーツやアイテムなどポイントが一通りわかります。

女性の就活スーツ(レディース・リクルートスーツ)の基本

女性の就活スーツ(レディース・リクルートスーツ)の基本

就活では第一印象がとても大切です。面接官や採用担当者の第一印象を良くするためには、身だしなみを整える必要があります。とはいえ、初めて就活をする場合、どのようなレディース・リクルートスーツを選べばよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。そこで、まずは女性の就活スーツの基本をご紹介します。

色・柄・型:シンプルな黒無地が一般的

就活スーツの色や柄、形は基本的に決まっています。色はブラックが基本です。就職活動はブラックスーツというのが近年の定番です。しかし、ネイビーやチャコールグレーのスーツを着てはいけないということはありません。就職活動中という立場をわきまえつつ、職種や職場の雰囲気に合う場合はブラック以外の色を選んでも問題ないでしょう。ただし淡いグレーを選ぶと汗ジミや雨の日の水滴が気になるかもしれません。

柄は無地が基本です。スーツの色にかかわらず無地を選ぶようにしましょう。

ジャケットはシングルブレストであれば問題ありません。2つボタンが基本ですが、3つボタンでもマナー的には問題ないでしょう。2つボタンの方がVゾーンが深くて華やかな印象になりますが、3つボタンはVゾーンが浅くいため真面目で誠実な印象になります。就職活動では動くことも多いため、ストレッチ性のある生地だと扱いやすいでしょう。パンツかスカートはどちらでも構いません。

購入するタイミング

就活スーツを購入するタイミングは大学3年生になる頃が多いようです。就職活動がはじまり、合同説明会や企業説明会など、オンライン/オフライン問わず企業の担当者と接触するまでに購入するケースが多いです。

入学式用に購入したスーツを就職活動でも使用する人もいます。就活スーツの条件に合っていて、体型に変化がないのであればそのまま使用しても問題ないでしょう。

価格相場と予算

就活スーツの予算はだいたい5万〜6万円が相場です。この程度の予算を用意すれば相応の品質のスーツとバッグやパンプスなどが一通り用意できるでしょう。特別高額なスーツを買う必要はありませんが、量販店やスーパーマーケットなどで著しく安いスーツを買うと品質に難がある場合も考えられます。

他の学生と比べて高品質のスーツを着る必要はありませんが、同程度の品質のスーツを着るようにしましょう。スーツの生地の品質が悪いと、意外に目立ちます。

オーダーメイドのスーツを就活用に準備しておくのもおすすめです。就活用のスーツはインターンや会社説明会、面接など、着る機会が意外とあります。オーダーメイドのスーツなら自分の体型にぴったり合って着心地が良いだけでなく、生地の品質も良いため、安心して着ることができるでしょう。

女性の就活スーツの選び方

女性の就活スーツの選び方

女性の就活スーツを選ぶにあたっては、どのようなものを選べばよいのか気になったり迷ったりすることもあるのではないでしょうか。就活スーツを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。

スカート?パンツ?何着必要?

ボトムスはスカートとパンツのどちらにするか悩む場合は、自分の好みや志望する業界のイメージに合わせて選びましょう。迷った場合に無難なのはスカートです。

パンツスタイルは活動的なイメージなので、アパレル業界や広告・デザイン業界、スタートアップ企業などを志望する場合や営業職志望の場合は好印象になるでしょう。

就職活動中は説明会や面接などで連日企業を訪問することもあります。雨に濡れたり汚れたりする場合に備えて、2着用意しておくとよいでしょう。ジャケットとスカート、シャツの3点がセットになったものを購入するのもおすすめです。

素材の機能面も確認

就職活動中は歩き回ることが多いので、ストレッチ機能のある素材のスーツが動きやすくおすすめです。ウォッシャブル(洗濯)機能のあるスーツなら、汚れてしまったときにすぐ洗濯機で洗えます。説明会や面接で連日スーツを着るときも、いつでも清潔なスーツを着られるので安心です。

座っている時間が長いとスーツに座りジワができてしまいます。スーツにシワがあるとだらしない印象になるので、防シワ(形状安定)機能があるものだと安心です。消臭・防臭機能がついたスーツなら、汗の臭いも気になりにくいでしょう。オールシーズン対応型のスーツなら季節を選ばず着られて経済的です。

シルエットとサイズが重要!

ジャケットは着たときのシルエットとサイズが自分に合っていることが重要です。ジャケットの肩幅と自分の肩幅がぴったり合うものを選びます。試着するときに腕を動かしにくくないかをチェックしましょう。

ジャケットのボタンをすべて留めたときに、窮屈そうなシワが寄らず、バスト周りにゆとりがあるものを選びます。ジャケットのボタンをすべて留めたときに胴回りが緩すぎず、ウエストが適度にシェイプされたものを選びましょう。着丈はジャケットの裾がヒップの一番上に来る長さが適切です。袖丈は、手をおろしたときにブラウスの袖が隠れる長さであるかを確認しましょう。

女性の就活スーツはどこで買う?

女性の就活スーツはどこで買う?

女性の就活スーツはどこで買えばよいのでしょうか。ここからは、レディースリクルートスーツが購入できる場所と、それぞれのメリットデメリットを紹介します。

スーツ専門店

スーツ専門店は店舗数が多く、実店舗があるので、実際に試着しながらリクルートスーツを選べます。そのため、サイズ選びで失敗することが少ないです。デザインやサイズも豊富なので、自分好みのスーツを選べるでしょう。店員はスーツに関する知識も豊富なので、迷ったときや悩んだときに相談できます。

大型量販店

イオンやヨーカドーなどの大型量販店でも、リクルートスーツを購入することができます。ただし、他の人とかぶってしまう可能性があることや、自分にぴったり合うサイズのスーツが見つけられないことも。低価格帯のスーツを販売している場合がありますが、生地の質や縫製などをしっかりチェックして購入することがおすすめです。

百貨店(デパートのアパレルブランドやセレクトショップ)

百貨店や自分の好きなアパレルブランド、セレクトショップなどでもリクルートスーツを購入できます。ただし、価格帯は5万円以上と高価になる傾向です。予算に余裕がある、好きなブランドのスーツを購入したいなどの意向がある場合は、検討してみても良いでしょう。生地の品質や縫製にこだわった良いスーツが購入できます。

ネットショップ(通販)

ネットショップは豊富なデザインの中から好きなスーツを安く手軽に購入できます。店舗に出向かずとも自宅でじっくり選ぶことができ、実店舗が近くにない地方在住の人でも選びやすいです。ただし、生地や縫製の確認ができず、試着もできないため、自分にぴったり合うサイズのスーツを購入しづらいでしょう。また、サイズが合わなかった場合の返品手続きなども面倒です。

オーダースーツ専門店

スーツは着たときのシルエットが特に大切です。シルエットの良し悪しで見た目の印象は大きく変わります。オーダースーツ専門店なら、自分のサイズや体型にぴったりとフィットしたスーツが購入できます。スーツは見た目が良いだけでなく、着心地が良く動きやすい点もメリットです。自分好みの生地でスーツが作れることもうれしいポイントでしょう。価格は既成スーツと変わらず2万円~と、とても手軽です。オーダーしてから出来上がるまでは2週間、1カ月とさほど長い期間はかかりません。スタッフはスーツに関する豊富な知識を持ち合わせており、疑問点や悩みを相談しながらじっくり検討できます。

女性のスーツマナー

女性のスーツマナー

女性ならではのスーツを着用する際のマナーがあります。リクルートスーツを着るにあたって、しっかり確認しておきましょう。

アンボタンマナーがない

男性用と女性用スーツのマナーで大きな違いは、アンボタンマナーのあるなしです。男性用スーツやベストは一番下のボタンを外して着るアンボタンマナーがありますが、女性用スーツにはアンボタンマナーがありません。女性は、どのような場面でもジャケットのボタンをすべて留めて着ることを心得ておきましょう。女性用スーツはボタンをすべて留めて着ることを想定してシルエットが作られているため、一部、またはすべてのボタンが留まっていないと、だらしない印象になってしまいます。

ブラウスの袖はジャケットから見えないように

レディースの場合、ブラウスの袖はジャケットから見えないほうが良いという考え方がある一方、正式にはジャケットの袖から1~1.5cmほど袖が見えたほうが良いとする考え方もあります。ジャケットから見えるブラウスの袖が長すぎる場合は、だらしない印象になるだけでなく、袖口が傷んだり汚れたりしがちです。

ブラウスの袖の長さは手首が隠れるくらいが適切とされています。スーツを購入する際はブラウスも一緒に試着し、ジャケットの袖口からブラウスが見えすぎていないかもチェックしましょう。

アイテム別注意点をチェック

アイテム別注意点をチェック

レディースリクルートスーツに合わせたいアイテムや小物の選び方や着用する際の注意点を紹介します。

ブラウス(シャツ)はスキッパーカラーも

シャツ(ブラウス)は白無地のレギュラーカラーやスキッパーカラーを選びましょう。レギュラーカラーはすべてのボタンを留めるデザインのため、きちんと感があり業種・職種問わず汎用性のあるシャツです。一方、スキッパーカラーは一番上のボタンがなく襟が広く開くデザインです。襟をジャケットの外に出して着用するため、顔周りがスッキリ見えるというメリットが特徴です。

インナーにはシャツに透けない色のインナーを着るようにしましょう。

ベルト・靴(パンプス)

パンツスーツを着用する際は、ベルトを締めることがビジネスマナーとして一般的です。ベルトを締めることでパンツが適切な位置に固定されます。ベルトはスーツと同系色のシンプルなデザインで、太さ2cmほどの革製を選びましょう。バックルはシルバーがおすすめです。

パンプスは黒い革素材のシンプルなものを選びましょう。エナメル素材やベロア素材、装飾がついたデザインのパンプスは就職活動には向きません。ヒールの太さも大切です。あまり細いと歩く時にカツカツ音が鳴るため落ち着きません。また、グレーチングやちょっとした隙間にヒールが挟まりやすくなるでしょう。ヒールはある程度太いものとし、プラスチックかウッドのヒールが良いでしょう。

ヒール付きのパンプスが苦手な人は、ローヒールやフラットヒールのシューズでもOKです。また、つま先(トゥ)があまり角張ったものや尖ったものはデザイン性が高く就職活動には向きません。適度に丸みがあり、柔らかさと若さを感じさせるデザインを選びましょう。

ベージュのストッキング・ハンカチ

ストッキングは自分の肌の色を自然に見せてくれる色を選びましょう。カラーストッキングなどカジュアルな色のものを選んではいけません。トーンに迷ったら、自分の肌よりワントーン濃い色のストッキングを選ぶとキレイに見えます。

就活では、身だしなみを整えたり汗を拭いたりするためにハンカチを用意しておきます。就活で使うハンカチは、無地のシンプルなものがおすすめです。ストライプやチェックなど無難なデザインであれば、柄物でも構いません。色はスーツに合わせたダークカラーを選びましょう。

自立するバッグ

バッグは黒のシンプルなデザインとし、自立するものを選びましょう。面接では座った椅子の横にバッグを置いて、冬ならさらにコートをバッグの上に置くことがあります。就職活動では資料やバインダーなど、意外に多くの荷物を持ち歩くことになります。そのため、A4の資料が十分入る余裕のある大きさのバッグを選ぶとよいでしょう。

バッグの紐の形としてハンドタイプとショルダータイプがあります。両手が空くため、ショルダータイプの方が一見便利そうに見えますが、ジャケットの肩の部分にシワができてしまいます。そのため、バッグはハンドタイプのものを選んだ方が良いでしょう。また、必要以上に高額な、あるいは高額そうに見えるバッグは相応しくありません。金銭感覚のズレを疑われる場合もありますので、注意しましょう。

シーズン別就活スーツの着こなしポイント

シーズン別就活スーツの着こなしポイント

就職活動は長丁場になることもあります。ここでは季節別に就活スーツを着こなす秘訣を紹介します。

【夏】ジャケット着用/インナーは工夫

暑い夏の時期の面接ではクールビズ期間中の面接でも基本的にジャケットは着用します。ただし、「ジャケット不要」と断りがある場合は着用しなくて構いません。

夏の時期はインナーにカットソーなどを着用しても良いです。ただし、ビジネスシーンやリクルートシーンにふさわしい色とシンプルなデザインのものを選びましょう。

【春/秋】気温差が激しいときのスタイル

春や秋は時間帯によって気温に差があるもの。ストッキングでは足元が寒く感じる場合はタイツを履きたくなるかもしれませんが、基本的にタイツはNGです。

トップスの防寒対策はインナーの重ね着などで防寒しましょう。寒くてもニットやカーディガンをインナーとして着用するのはNGです。

【冬】おすすめのコートのタイプは

コートはフォーマル度の高いものを選びましょう。トレンチコートはきちんと感と清潔感のあるコートで取り外しできるライナーがついているタイプなら、秋から春まで長く着られるでしょう。チェスターコートはコートの中でもっともフォーマル度が高いもの。長い期間着用することや面接時の取り扱いを考えると薄めの生地の方が良いかもしれません。ステンカラーコートはデザインがシンプルで、ウエストが絞られているためシルエットがキレイなのが特徴。トレンチコートと同様に、取り外しできるライナーがついているタイプがあります。

コートの色はブラック、グレー、ベージュなどが無難です。また、ダウンコートやダッフルコートはカジュアルな要素が強いため就職活動ではできるだけ着用しないようにしましょう。ただし、寒冷地の場合は別です。

前乗り就活生必見!スーツの持ち運び方

前乗り就活生必見!スーツの持ち運び方

スラックスは膝で折り、再度折ります。間にシャツやタオルをクッション代わりに入れることでシワがつきにくくなるでしょう。ジャケットは前身頃のボタンが自分の方に向くように持ち、肩どうしが合うように半分に折ります。肩どうしが合う部分が離れないように持ちながら、ジャケットを裏返しにします。裏返したら、畳んである襟を立たせます。この状態ならスーツケースに入れてもシワになりにくいでしょう。心配な人はガーメントバッグなどにスーツを入れて持ち運びましょう。

清潔感が大事!知っていると安心する緊急事態の対処法

清潔感が大事!知っていると安心する緊急事態の対処法

就職活動中に起こりがちな緊急事態の対処法を紹介します。

スーツのシワ取り方法

スーツを持ち運ぶ際にシワがついた場合の対策を4種類紹介します。

霧吹き

霧吹きの中に40℃程度のお湯を入れてシワの部分にスプレーしましょう。シワができやすいのはジャケットなら腕や背中、スラックスなら膝、太もも、ヒップ部分です。霧吹きをかけたあとはシワを伸ばして、風通しの良い場所で陰干ししましょう。このとき、ジャケットとスラックス/スカートは別のハンガーにかけないと十分に乾きません。

スチームアイロン

酷いシワになると霧吹きではシワが取れず、スチームアイロンが必要です。スチーム機能のないアイロンで生地に直接アイロンを当てると熱でダメージを与えてしまうので注意してください。ジャケットやスラックス/スカートをハンガーにかけたまま、アイロンの蒸気を当てるようにしましょう。

ズボンプレッサー

パンツをセットするだけで自動でスラックスのシワを取り、プレスラインをつけてくれるため、アイロンのような手間はかかりません。遠征時には宿泊するホテルにないか確認してみましょう。

シワ取りスプレー

シワ取りスプレーも便利です。シワの部分のスプレーをかけて、乾燥するまで風通しの良い場所で陰干しするだけで、乾く頃にはシワが取れているでしょう。また、防臭効果のあるタイプや香料が含まれているタイプもあります。

ストッキングが破れたら?

ストッキングが破れたときのために、1足は予備を持ち歩くと安心でしょう。小規模の伝線なら透明のマニキュアで伝線部分をふさぐようにして乾かすと、伝線部分が目立たなくなることがあるので持ち歩くのもおすすめです。

ヒールでの靴擦れに注意!

靴擦れした部分に絆創膏を貼ることで、傷口を守るようにします。柔らかいジェル状の絆創膏なら靴擦れが起きたあとそのまま貼っておいても痛みを感じにくいでしょう。豆や水ぶくれができたときは、つぶさないように厚めの絆創膏を貼るとよいでしょう。

保湿クリームを塗ることですべりがよくなり、痛みが軽減される場合があります。軽度の靴擦れであれば保湿剤で緩和できるでしょう。スポーツ用の靴擦れ対策クリームを塗っておくのもおすすめです。靴の内側に貼る靴擦れ防止アイテムを活用するのも良いでしょう。

オーダースーツでレディーススーツを

オーダースーツでレディーススーツを

就職活動では第一印象がとても大切です。身だしなみに気を配っているか、スーツをきちんと着こなしているかを面接官はチェックしています。就職活動中は、ただでさえ緊張や不安を感じることが多くなりがちです。普段あまり着慣れないスーツを毎日のように着ることがストレスになるかもしれません。少しでも安心して就職活動に臨むためには、着心地の良いスーツを準備することが重要です。

オーダースーツSADAでは自分の体型にぴったりフィットしたレディーススーツを仕立てられます。お客様お一人おひとりのオリジナルパターンを作成する本格フルオーダースーツでありながら、量産体制が可能なため低価格を実現しています。リクルートスーツにオーダースーツを検討してはいかがでしょうか。

(構成/志田実恵)