レディースカジュアルスーツを上手に着こなす!選び方やコーディネートの仕方をご紹介!
カジュアルレディーススーツは、ビジネススーツと比べて自由度が高くおしゃれな要素を取り入れながらコーディネートを考えることができるため、選ぶ楽しさがあります。
オフィスカジュアルOKの職場のほか、レストランでの食事や演奏会などいつもよりもきちんとしたフォーマル感を取り入れた服装は、想像以上に多くの場面で役に立つスタイルです。
今回は、カジュアルレディーススーツの選び方や守るべきマナー、またおすすめのコーディネートや合わせる小物の選び方などについてご紹介していきます。
そもそも「カジュアル=自由に好きなものを選べる」というわけではありません。カジュアルと言えども、あくまでもスーツを着こなすうえでのマナーはしっかりと押さえておくべきものであり、そのうえで自分らしい着こなしをしていくというのが原則です。
選ぶ際のルールを押さえて、上手に周りと差がつくコーディネートを楽しんでいきましょう。ぜひ最後までお付き合いください。
カジュアルレディーススーツのトレンドやスタイリング
カジュアルスーツとは、ビジネススーツほど堅苦しいものではなくカジュアルな雰囲気を取り入れながらも、きちんとした装いでオフィスカジュアルやレストランでの食事などにピッタリのコーディネートです。
具体的にどのようなスタイルがカジュアルレディーススーツの特徴なのかについて説明していきましょう。
1,セットアップを取り入れる
ジャケットとスカートもしくはパンツとのセットアップがあれば、手軽にコーディネートを決めることができます。
テーラードジャケットやタイトスカート、ストレートパンツは堅苦しくなりすぎるため、ノーカラージャケットを選んだり、ボトムスをアンクルパンツやワイドパンツにしたりと、カジュアルなデザインのものを選ぶのがおすすめです。
ジャケットのみ、ボトムスのみと単品づかいできるのも魅力だといえるでしょう。
また、インナーにカットソーやニットを合わせることで、よりカジュアルにおしゃれを楽しむことができます。
2,インナーで雰囲気を変える
レディースビジネススーツに合わせるインナーは、ブラウスやシャツが基本です。一方、カジュアルスーツの場合はインナーを変えて雰囲気を変えることができます。
たとえば、ピンクやブラウンなど色味のあるカットソーは落ち着いたネイビーやグレーのジャケットに映えます。また、寒い季節にはニットを合わせれば、季節感が演出できるほか、温かいため着心地も抜群です。
季節に合わせたインナー選びはコーディネートの幅を大きく広げてくれます。
3,柄物スーツに挑戦
ビジネススーツの定番柄である、ストライプやチェックはカジュアルスーツではより幅広い選択肢から選ぶことができるようになります。
色味がはっきりしたストライプや少し大きめのチェックもカジュアルスーツならOK。柄のインパクトが強めのスーツを選ぶのであれば、合わせるインナーや小物はシンプルなものにしましょう。そうすることで、スーツの柄を上手に引き立てることができます。
レディースのカジュアルスーツの選び方のコツ
続いては、自由度が高いからこそ選ぶ難しさがあるレディースカジュアルスーツの選び方のコツをお伝えしていきます。
1,トップス、ボトムスどちらかにきちんと感を取り入れる
カジュアルスーツのコーディネートに困ったら、トップスかボトムス、どちらかにきちんとしたアイテムを選ぶことをおすすめします。
たとえば、トップスにテーラードジャケットを選ぶ、ボトムスにネイビーやグレーの落ち着いた色味のストレートパンツを合わせるといった具合です。
どちらかにきちんと感のあるアイテムを選べば、もう一方はカジュアルなアイテムを合わせても綺麗にまとまります。カジュアルスーツのコーディネートのポイントは、きちんと×抜け感です。
2,色で楽しむ
ビジネスレディーススーツの基本色は、ネイビー、グレー、ブラック、ベージュなどですがカジュアルスーツであれば、ホワイトやピンク、水色などより幅広いカラーから選ぶことができます。スーツをインパクトのあるカラーにするのであれば、インナーや靴、カバンなどの小物は落ち着いたカラーのシンプルデザインのものを組み合わせましょう。
そうすることで、バランスの取れたコーディネートが完成します。
3,選ぶ素材で季節感を演出
暑い夏の時期はコットンやリネンなどの涼しげで夏らしいものを、秋冬の寒い時期にはフランネルやツイードといった温かみのある素材を選ぶと着心地の良さだけでなく、見た目にも季節を感じられトレンドを取り入れたファッションとなります。
スーツにおけるビジネスとカジュアルの境界線とは
続いては、ビジネススーツとカジュアルスーツの境界線を考えてみましょう。どこまでがビジネスシーンで許される着こなしなのかを理解して、TPOに合わせたファッションを意識することがビジネスウーマンとしてのマナーです。
1,色づかい
先にもお伝えしましたが、ビジネススーツの定番色は男女共通でネイビー、グレー、ブラック、そして女性の場合にはベージュも加わります。これら以外のカラーはビジネスシーンには似つかわしくなく、一気にカジュアル感が増すコーディネートとなってしまいます。
スーツ選びの際には、着用シーンに合わせて色味を選択しましょう。
2,パンツのシルエット
くるぶしが見えるアンクルパンツや、裾が大きく広がっているワイドパンツは、ファッション性が高くなり、ビジネスシーンにはふさわしくありません。ビジネススーツとしては、シンプルなストレートや自然な広がりのワイドパンツなどを選びましょう。
3,ジャケットのサイズ感
近年は大きめサイズや着丈の長いジャケットなどが流行しており、カジュアルシーンで着用している人も多く見かけます。しかしながら、ビジネスシーンにおいてジャケットはあくまでジャストサイズで着るのが基本です。
長すぎる着丈やダボっとしたシルエットはビジネススーツとしては不向きです。
カジュアルレディーススーツのコーディネート
続いては、オフィスカジュアルとしても活用できるカジュアルレディーススーツのおすすめコーディネートをご紹介していきましょう。
1,ベージュノーカラージャケット×白カットソー×ベージュアンクルパンツ
色づかいはシンプルですが、ジャケットをノーカラーパンツをアンクル丈にすることで抜け感をプラスすることができ、お洒落でカジュアルな着こなしができます。
ネックレスやピアスなどアクセサリーでワンポイントアクセントを加えると、華やかな印象になります。
2,ネイビーテーラードジャケット×ライトベージュVネックニット×ネイビーワイドパンツ
寒い時期に活躍しそうなこちらのコーデは、スタイリッシュで出来る女性感が演出されるスタイルです。テーラードジャケットはこれ1枚でこなれ感がでるオフィスカジュアルスタイルの定番アイテムであり、着回しもしやすいので1着あると大変便利です。
今回ご紹介したのは、Vネックですが、より暖かさを求めるのであればハイネックのものがおすすめです。しっかりと首元から温めてくれます。また、ハイネックには小ぶりのネックレスを合わせると控えめながらおしゃれな印象になります。
3,ベージュツイードジャケット×ブラックカットソー×ブラックフレアスカート
ツイードジャケット×フレアスカートの組み合わせは、女性らしいフェミニンな印象が魅力です。デザインが甘い雰囲気であるため、インナーとスカートをブラックにしてメリハリのあるコーディネートとなっています。ツイードジャケットは、入学式や卒業式などのセレモニーの場にもピッタリであるため、着回しの利く便利なアイテムだと言えるでしょう。
4,ブラックテーラードジャケット×白Tシャツ×デニムジーンズ
デニムはカジュアル感が強いアイテムであるため、オフィスカジュアルがOKとされる職場の中でも着用OKである場合は限られる場合が多いです。したがって、自分の職場でデニムはOKであるかどうかは確認すべきですし、また外勤の機会がある場合は相手の職場のルールをある程度加味しながらコーディネートを考える必要があるといえます。
デニムがOKであれば、今回のようにカチッとしたブラックのテーラードジャケットとの組み合わせがメリハリがあっておすすめです。
5,スモーキーグリーンテーラードジャケット×白カットソー×スモーキーグリーンアンクルパンツ
スーツ定番色以外に挑戦したいという方におすすめなのが、落ち着いたスモーキーカラーです。落ち着いた大人の雰囲気が演出され、色味のあるスーツを選んでも派手すぎるということがありません。
インパクトのあるカラーを選ぶ場合には、デザインはシンプルなものにすると全体がまとまります。
シューズやバッグの小物で差をつけよう
カジュアルレディーススーツをよりおしゃれに着こなすのに重要なのが、シューズやバッグといった小物類です。ここでは、おすすめの小物の選び方や合わせるポイントについてご紹介していきます。
1,シューズ
カジュアルとはいえ、スーツに合わせるのであればシューズ選びもぬかりなく、足元はシンプルに綺麗にみせてくれるパンプスがおすすめです。
赤や緑のような原色や派手な装飾が施されているものはスーツスタイルには不釣り合いとなってしまいます。
あくまでもベーシックな色、デザインのものを選ぶようにしましょう。
ダークカラーのスーツの場合、ホワイトやライトベージュのような明るいカラーのシューズを合わせると足元だけ浮いてしまうという場合があります。足先までトータルでコーディネートすることを心がけることが重要です。
2,バッグ
カジュアルレディーススーツに合わせるバッグ選びの基本は機能面を重視するということです。書類やパソコンの持ち運びが必要であるのならば、A4サイズが入る大きさのものが必須です。
また、おすすめの素材はレザーやナイロンです。レザーのうち、本革は高級感があり、また時間の経過とともに味が出てくるのが魅力です。合皮の場合は、水や傷に強いため使い勝手の良さが魅力だと言えるでしょう。
ナイロンの場合は、軽くて撥水に優れており、比較的安価で購入できるというのが魅力です。
また、色に関してはシューズ同様に統一感のあるものを選びます。
黒やネイビー、ベージュなどはどんな色のスーツにも合わせやすく重宝します。
3,ベルト
パンツスタイルの場合、女性もベルトが必要になります。パンツにベルトがセットになっているタイプのものはそれを使用するのも良いですし、カジュアルレディーススーツに合わせるベルトを選ぶのであれば、バックルが大きすぎない落ち着いた色、デザインのものを選びましょう。ベルトはあまり太いと、ベルトのインパクトが強くなりすぎてしまいます。女性の場合は細身のベルトを合わせると、ウエストが綺麗に見えおすすめです。
ベルトの色は、シューズの色と合わせると統一感のあるコーディネートとなります。
4,アクセサリー
カジュアルレディーススーツに合わせるアクセサリーの選び方のポイントは、小ぶりでさりげないものを選ぶということです。
ネックレスやピアス、イヤリングいずれの場合にも、主張が強すぎたりデザインが派手なものはスーツスタイルでは浮いてしまいます。あくまでも、ワンポイント華を添えるという意味で選ぶことをおすすめします。
以上、レディースカジュアルスーツの定義や選び方、おすすめのコーディネートについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?レディースカジュアルスーツは、ビジネススーツやメンズスーツと比較して自由度が高いため、コーディネートを考える楽しさがあります。一方で、正しいマナーや着こなしを理解しておかなければ場違いであったり相手に不快感を与えてしまう可能性も出てきます。
コーディネートを考える前に、まずはレディースカジュアルスーツの基本マナーを押さえて、自分らしい着こなしをしてみましょう。
オーダースーツSADAでは、レディースカジュアルスタイルに使えるオーダージャケットを取り扱っています。
オーダージャケットは、デザインや素材など自分好みの仕様にできるほか、一人一人の体型に合わせて仕立てていくので抜群の着心地を実感することができます。
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