レディーススーツを選ぶ際のポイントとは?ビジネスマナーを理解して、好感度アップの着こなしを目指そう!のアイキャッチ画像
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レディーススーツを選ぶ際のポイントとは?ビジネスマナーを理解して、好感度アップの着こなしを目指そう!

ビジネスシーンでは、スーツの着こなし次第で第一印象が大きく変わってきます。よりスムーズに商談や営業を進めていくうえで身だしなみを整え、相手に清潔感や誠実な印象を与えられるようなスーツの着こなしは、男女問わずビジネスの場において重要な役割を担います。
今回は、女性のビジネススーツにスポットを当てて選び方のポイントや守るべきマナー、そしてやってはいけないNGポイントなどについてご紹介していきます。
女性ならではの気を付けるべきポイントも多くありますので、ぜひご確認ください。
そしてベースとなるビジネスレディーススーツのマナーを正しく理解したうえで、自分の好みやTPOに合わせてお気に入りのスーツスタイルを確立していきましょう。
後半には、スーツのプロであるオーダースーツSADAの店員おすすめのコーディネートもご紹介していきますので、ぜひご自身のスーツスタイルの参考にしてみてください。

ビジネスシーンにおけるレディーススーツの重要性

外勤や商談、会議などビジネスシーンにおける服装は、正しい着こなしや清潔感のあるコーディネートが求められます。特に外勤などでは初めて顔を合わせるという機会も多く、レディーススーツは第一印象を左右する非常に重要なポイントとなります。

特に女性の場合、男性に比べてスーツやインナーの選択肢の幅が広いことから、着こなしを間違えると派手になってしまったりカジュアル感が増してしまってビジネスシーンにそぐわないコーディネートになってしまう可能性が高いです。

そのため、選ぶアイテム、そして組み合わせ方などのポイントをしっかり押さえることで相手に好印象を与えられるコーディネートを目指しましょう。

レディーススーツ選びのポイント

続いては具体的にレディーススーツ選びにおけるポイントをご紹介していきます。

1,色

レディーススーツでは、メンズスーツ同様にブラック、ネイビー、グレーというスーツ定番色のほか、ベージュやブラウンなどのカラーも選択肢として挙がってきます。

色味が薄いものは明るくややカジュアルな印象が強くなります。TPOに合わせて着用するようにしましょう。

また、年齢によって似合う色合いも変わってきます。20代の若い世代には明るいフレッシュな色味が似合いますし、40代を過ぎた頃には落ち着いたダークカラーが似合ってきます。自分の好みも大切ですが、世代やシーンに合わせてカラーを選んでいきましょう。

色味の違うスーツを数着用意しておくと、選ぶ楽しみも増えるためおすすめです。

2,スカートかパンツか

レディーススーツの場合、ボトムスをスカートにするかパンツにするかによって大きく印象が変わります。寒い時期は防寒を目的として、また外勤が多い方であればより動きやすいパンツスタイルがおすすめです。

また、スカートに関してもデザインによりイメージが変わります。定番のタイトスカートは、シンプルでありながら大人っぽく着こなすことができます。ふんわりとした女性らしさが印象的なフレアスカートは、おしゃれ感が増して雰囲気がまたガラリと変わります。

機能だけでなく見た目も変わるボトムス選びは、レディーススーツならではです。おすすめは、ジャケット、スカート、パンツの3点セットです。その日の気分や天候等に合わせて選ぶことができ重宝します。

3,素材

オールシーズン用のスーツもありますが、季節に合わせたスーツを用意しておくと着心地がよく、また見た目にも季節感を演出することができおすすめです。

夏におすすめなのが、綿や麻です。軽くて風通しが良いので汗をかきやすい時期にも爽やかに着用することができます。

一方、冬におすすめなのがフランネルやツイードです。温かみのある生地でしっかりと保温効果があり、見た目も寒い冬にピッタリです。

4,襟

レディーススーツの襟のデザインは大きく分けて3つあります。

①テーラードジャケット

メンズビジネススーツのジャケットでも一般的な定番スーツの襟のデザインです。きちんと感が演出され、ビジネスシーンのほかフォーマルシーンでも活躍します。

②ノーカラークルージャケット

その名の通り襟のないジャケットです。柔らかく女性らしい雰囲気が演出できます。ビジネスシーン以外にも、入学式や卒業資金などのセレモニーの定番ジャケットにもなっています。ジャケットの中にカットソーを合わせるも良し、シャツを合わせ襟を出せばまた違った雰囲気を楽しむことができます。

③Vカラージャケット

ノーカラージャケットの襟元がV字になっているのがVカラージャケットです。襟元がシンプルに収まるため、ノーカラークルージャケット同様にインナーを選ぶ楽しさが増します。

レディーススーツの着こなしとビジネスマナー

続いては、レディーススーツを着用する際に気を付けるべきビジネスマナーをご紹介していきましょう。

1,スカート丈

ビジネスシーンにおいてスカート丈はスタイルの印象を左右する重要なポイントとなります。具体的には立ち姿でスカートの裾が膝の真ん中から少し下あたりに来るくらいが目安です。この長さであれば、椅子に座ったときにも裾が上がって短くなりすぎることがありません。ただし、ウエストがタイトすぎると座ったときに丈がぐっと上がってしまう可能性があります。そのため、スカートのウエストはやや余裕があるものを選ぶと安心です。

スカート丈が短すぎると、派手な印象や軽い雰囲気にみられ、マイナスのイメージになってしまうほか、長すぎても野暮ったく見えてしまいます。試着の際には立ち姿及び座ったときの姿を確認しておきましょう。

2,ジャケットのボタン

男性の場合は、アンボタンマナーと言ってジャケットのボタンは一番下を留めないのがマナーとなっています。男性のジャケットの場合は、一番下まで留めてしまうとシルエットが崩れてしまうためこのようなマナーとなっています。

一方で、女性の場合はジャケットのボタンはすべて留めるのがマナーです。女性のジャケットは一つボタンもしくは二つボタンが定番ですが、どちらの場合もすべてを留めるのが正解です。

3,ストッキングはマストアイテム

ストッキング=スカートのイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、レディーススーツ着用においては、スカート、パンツに関わらずストッキングの着用がマナーになります。

肌の色に合わせたストッキングを選びましょう。なお、ストッキングは伝線しやすいため常に予備を持ち歩くことをおすすめします。

パンツスタイル限定ですが、夏の暑い時期には膝上丈の短いものものもおすすめです。さらに短いショート丈もありますが、座ったときに履き口が見えてしまうと格好悪いので膝上丈くらいの長さが安心です。

4,パンプスのヒール

ビジネスシーンではパンプスのヒールは3~5センチ程度が適切です。また、ある程度太さのあるヒールがビジネスシーンには向いており、また歩きやすさも高まります。ピンヒールやヒールが高すぎるものは、派手な印象となりビジネスシーンには不向きです。スーツだけでなく足元までトータルで正しいコーディネートをするのがビジネスのマナーです。

5,サイズ感

男女にかかわらずビジネススーツに共通して重要なポイントとなるのがサイズ感です。

レディーススーツの場合に特に気を付けるべきポイントをご紹介していきましょう。

①肩幅

肩幅はお直しができない部分であるため、購入の際にはしっかりと合わせて選びましょう。羽織った際に肩をつまめるくらいの余裕があるくらいがジャストサイズです。スーツは肩できると言われるほど見た目に影響が出る部分ですので、慎重に選びましょう。

②着丈

ジャケットの丈は、ヒップが半分隠れるくらいが目安です。スカートにもパンツにもちょうどよい長さとなります。

③胸周り

ジャケットのぼたのをすべて留めた状態で、胸元にしわができたりピンと張ったりしているのはシルエットの崩れのほかスーツの生地やボタンを傷めてしまう原因にもなります。ボタンを閉めても窮屈に見えない、窮屈な着心地にならないサイズ感のものを選びましょう。デザインによって着心地が変わってきますので、試着して自分の体型に合ったものを選ぶのが良いでしょう。

④袖丈

手を下に伸ばした状態で、手首の骨が隠れるくらい、またブラウスやシャツの袖口が1~1.5センチ程度見えるくらいの長さが目安です。

⑤パンツ丈

パンプスを着用した状態で、床から3センチ程度が目安です。長すぎると、パンプスを脱いだ時に引きずってしまいますし、短すぎるとカジュアル感が増してしまいます。

【ビジネスシーン別】 レディーススーツのコーディネート

続いては、具体的におすすめのレディーススーツのコーディネートをご紹介していきます。

1,チャコールグレーテーラードジャケット×スカート×ピンクブラウス×ベージュパンプス

落ち着いたチャコールグレーと相性の良いピンクのブラウスを合わせた女性らしさが魅力的なコーディネートです。ピンクの色味は淡いものを選ぶことで、落ち着いた印象になります。ベージュのパンプスを合わせることで、春夏に似合う爽やかな雰囲気となるのでお勧めです。

2,ネイビーストライプテーラードジャケット×パンツ×白シャツ×ストラップ付黒パンプス

シンプルながら、出来る女性感を演出してくれるこちらのコーデは、外勤が多いという方におすすめです。パンツスタイルでパンプスもストラップ付であれば、動きやすく長時間の移動でも快適に過ごせるでしょう。

3,ライトベージュノーカラージャケット×スカート×黒カットソー×黒パンプス

明るいベージュと黒のインナーで色にメリハリのあるコーディネートとなっています。ノーカラージャケット×カットソーの組み合わせはややカジュアル感が増すため、オフィスカジュアルがOKの職場などに向いているコーディネートだといえます。

ビジネスマナーにおけるレディーススーツコーディネートのNG例

続いて、レディーススーツでやってはいけないコーディネートをご紹介していきます。

1,露出が多い

スカート丈が短かったり、ジャケットのインナーのカットソーが胸元が開きすぎているなど、露出が多いコーディネートはビジネスシーンではNGです。特にインナーの胸元が開きすぎていると、かかんだときなどに下着が見えてしまうことなどもあるため、胸元の空き具合には注意しましょう。ビジネススーツのコーディネートの基本はキチンとした清潔感のある服装であるということを心がけましょう。

2,サンダル、ミュール

特に暑い時期にはパンプスではなく、サンダルやミュールを履きたくなるかもしれませんが、ビジネスシーンではつま先やかかとの見える靴はNGです。季節に合わせて靴の色味を変えて季節感を演出するというのは良いですが、靴に関しても露出が多すぎるものはビジネスシーンには不釣り合いとなります。

3,バッグ

バッグは基本的に通勤中しか持たないため、プライベートで使っているもので良い。ということにはなりません。レディースビジネススーツには黒や茶色のベーシックカラーのものでA4サイズの書類が入るシンプルなデザインのものが定番です。色味が派手なもの、ブランドのロゴマークが大きく入ったものなどはスーツスタイルから浮いてしまうため避けましょう。

転職を検討中の方は「アーバンライフ東京」のこちらの記事もご参考ください。

以上、ビジネスシーンにおけるレディーススーツの選び方やマナー、コーディネートのポイントなどについてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?女性の場合、男性に比べてコーディネートの選択肢が幅広いため自由度が高い一方で、きちんとマナーなどをおさえておかないと、ビジネスシーンにそぐわないコーディネートが出来上がってしまう可能性もあります。

そのため、あらかじめビジネススーツの着用マナーをしっかりと理解したうえで、コーディネートを考えていくようにしましょう。

季節や世代、職場の雰囲気などに合わせてスーツを選ぶのは楽しいものです。

こだわりを持ってスーツを選びたいという方におすすめなのが、オーダースーツです。

色や素材、デザインや裏地にボタンなど細部まで自分好みに揃えることができるのがオーダースーツの魅力です。また、スーツの着こなしにおいて重要なポイントとなるサイズ感に関しても、オーダースーツであれば自分の体型にきちんと合ったものを仕立てることができます。

オーダースーツSADAでは、理想のオーダースーツをリーズナブルな価格で仕立てることができます。初めてオーダースーツに挑戦するという方にも親切丁寧に専門スタッフがフォローいたしますので、気になった方ははぜひ一度ホームページをご覧の上、お近くの店舗に来店予約してみてください。

穂谷 優之