取引先との会食に着ていく服装は?おすすめのスーツや選ぶ際の注意点も解説 – オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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取引先との会食に着ていく服装は?おすすめのスーツや選ぶ際の注意点も解説 – オーダースーツSADA

取引先との会食でどのような服を着ればよいのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。会食の案内にドレスコードが記載されていないケースも珍しくないため、会食にふさわしい服装を知っておくことが大切です。

この記事では、ドレスコードの種類や会食におすすめの服装、会食でスーツを着こなすときのポイントなどについて解説します。実際のおすすめコーデ例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

会食前に確認しておきたいドレスコードとは?

ドレスコードとは、イベントの主催者(ホスト)や会場が指定する服装規定のことです。

招待された側(ゲスト)がドレスコードを守ることで会場の雰囲気が統一され、誰もが快適に過ごせるイベントとなります。そのため、イベントに参加する際は招待状や会場のドレスコードを守ることがマナーとされています。

ドレスコードは7種類に区分されますが、そのうちフォーマルが3種類でカジュアルが4種類です。

フォーマルに区分されるドレスコードは、主に格式高い式典で適用される服装規定です。カジュアルに区分されるドレスコードは、マナーが重視されるプライベートシーンやビジネスシーンでの服装を指します。

ここからは、7種類のドレスコードについて格式が高い順に紹介します。

正礼装(フォーマル)

正礼装(フォーマル)は最も格式の高いドレスコードです。結婚式の新郎新婦やその両親、記念式典の主催者などが着用することが多いです。午後5時から午後6時を境として、昼と夜で服装が変わります。

男性の場合、昼の正礼装はモーニングコート、夜の正礼装は燕尾服です。モーニングコートではグレーストライプのコールズボンを、燕尾服では白のボウタイを合わせて着用します。

女性の場合、昼の正礼装はアフタヌーンドレス、夜の正礼装はイブニングドレスです。洋服ではなく、和服の正礼装を着る場合もあります。

正礼装のドレスコードでは、合わせるネクタイや靴、手袋、アクセサリーなどのアイテムにも規定があります。

準礼装(セミフォーマル)

準礼装(セミフォーマル)は、正礼装に次いで格式が高いドレスコードです。結婚式の場合、新郎新婦の親族や主賓、職場の上司などが着用することが多いです。

男性の準礼装では、昼はディレクターズスーツ、夜はタキシードを着用します。ディレクターズスーツとは、黒のジャケットとコールズボンを合わせたスーツのことです。ドレスコードで「ブラックタイ」と指定されている場合、男性はタキシードを着ていく必要があります。

女性の準礼装では、昼はセミアフタヌーンドレス、夜はセミイブニングドレスを着用します。準礼装にふさわしい格式の高いアクセサリーは、昼がパール、夜は宝石です。

トレンドデザインのアクセサリーを合わせると格式が下がるため、着用場面に応じて調節する必要があります。

略礼装(インフォーマル)

略礼装(インフォーマル)は、フォーマルの中では格式の低いドレスコードです。

正礼装や準礼装と異なり、衣装に昼夜の区別がありません。そのため、ドレスコードが略礼装の場合は時間帯に関係なく衣装を選べます。「平服」の指定がある場合、ゲストは略礼装を用意することになります。

男性の略礼装は、ブラックスーツまたはダークスーツです。礼服のブラックスーツは、黒のビジネススーツよりも色が濃く、生地も上質に作られています。ほかのゲストと並んだときに違いが際立つため、黒のビジネススーツを略礼装で着るのはおすすめできません。

女性の略礼装は、ドレッシーなワンピースやセレモニー向けのスーツです。

スマートエレガンス(準略礼装)

スマートエレガンスは「準略礼装」とも呼ばれるドレスコードです。カジュアルに分類されますが、4種類の中では最もフォーマルに近い着こなしです。

スマートエレガンスのドレスコードは、レストランでの披露宴や結婚式の二次会など、ややカジュアルな場面に適用されることが多いでしょう。

スマートエレガンスの場合、男性は準礼装でも通用するダークスーツを着用します。チャコールグレーやダークネイビーのスーツに白のワイシャツ、革靴などを合わせます。ネクタイについてはパープルなどの華やかな色でも問題ありません。

女性の場合、ドレッシーなセットアップスーツやアンサンブルを着用します。露出が多い場合はボレロやショールを羽織り、足元にはシルクのパンプスなどを用意するとよいでしょう。

カジュアルエレガンス

カジュアルエレガンスは、スマートエレガンスよりもややカジュアル寄りのドレスコードです。明確な線引きはありませんが、結婚式の2次会やカジュアルなパーティーなど、格式にとらわれない場面に向いています。清潔感のあるコーディネートに遊び心を加えると、カジュアルエレガンスのおしゃれな着こなしが実現するでしょう。

男性のカジュアルエレガンスでは、グレーやネイビーなどのスーツに淡いパステルカラーのシャツなどを合わせるスタイルが基本です。蝶ネクタイなどを合わせて個性を演出するのもよいでしょう。

女性の場合、レースのワンピースやブラウス、スカート、パンツなどをコーディネートに取り入れます。華やかさのある着こなしを意識しつつ、全体をすっきりとまとめてください。

ビジネスアタイア

会食の主催者が企業の場合、ビジネス系コーディネートが基本となります。このような場面で適用されるドレスコードがビジネスアタイアです。きちんとしたスーツスタイルを基本として、適度な範囲で華やかさを取り入れるとよいでしょう。

ドレスコードがビジネスアタイアなら、男性は普段着ているビジネススーツや革靴を着用するのが一般的です。胸にポケットチーフを挿したり、派手なネクタイを締めたりすることで、ドレッシーな雰囲気を演出してみてください。

女性の場合、ビジネスの定番カラーであるベージュやネイビー、グレーなどのセットアップスーツが人気です。派手にならない素材を選び、レザーのパンプスなどを合わせるのがおすすめです。

スマートカジュアル

レストランやホテルで指定されることが多い、食事会で人気のドレスコードがスマートカジュアルです。カジュアルウェアより格式高く、フォーマルウェアよりカジュアルダウンした着こなしが基本となります。

スマートカジュアルの服装に明確な定義はありませんが、清潔感を重視することが大切です。カジュアル度が強いからといって、露出の多い服やサンダル、短パンなどを取り入れるのはマナー違反です。

男性の場合、テーラードジャケットとパンツを合わせるスタイルをおすすめします。インナーは襟が付いたものを用意するのが基本で、靴はローファーなどが合わせやすいでしょう。

女性の場合、おしゃれなブラウスやトレンドのテーパードパンツなどを取り入れてコーディネートします。食事会の場所に合わせて、靴やバッグなどのアイテムを変えることがポイントです。

会食のドレスコード

会食のドレスコードは、スマートカジュアルが定番です。しかし、親しい人とのカジュアルな食事会と、改まった場面での会食では、若干コーディネートが変わります。場面に合わせたアイテムを取り入れましょう。

ややフォーマルな会食

結婚する際の顔合わせを兼ねた食事会や、ビジネス関連のマナーが重視される食事会など、ややフォーマルな場面では、きちんと感のあるコーディネートがおすすめです。

顔合わせであれば、両家の服装の格式を揃えることや、会場となるレストランや料亭の格式を考慮して服装を決めます。

フォーマルな雰囲気を重視する際のコーディネートは、男性の場合はベーシックなスーツスタイルがおすすめです。白無地のシャツや革靴を合わせつつ、ネクタイの色柄で華やかさを演出するとよいでしょう。

女性は上品で高級感のある素材のワンピースやアンサンブルスーツがおすすめです。

カジュアルな食事会

カジュアルな食事会では、日常的なカジュアルウェアよりも、やや格式高い雰囲気がポイントです。ドレスコードとしては、スマートカジュアルが該当するでしょう。

男性のスマートカジュアルは、ジャケットとスラックスを合わせるジャケパンスタイルが基本です。ネイビーのジャケットにベージュのチノパンなど、ベーシックカラーで落ち着いた雰囲気の組み合わせを見つけてみてください。

女性の場合、ワンピースにジャケットを合わせるアンサンブルやパンツスタイルのセットアップなどがおすすめです。パンツスタイルは、エレガントに見えるワイドパンツや裾に向かって細くなるテーパードパンツが人気です。

取引先との会食におすすめの服装は「スーツ」

取引先との会食に招待されたとき、基本的にはスーツを着ていくのがおすすめです。普段より華やかな装いを意識しつつ、基本を踏まえた着こなしを心がけましょう。

ここからは、会食でスーツを着こなすためのポイントを男女別に紹介します。

フリーランスで営業を行う際の案件獲得のポイントについては「key CONNECT」の記事もご参考ください。
営業代行でフリーランスになる方法を徹底解説!案件獲得方法もご紹介

【男性】会食でのスーツ着こなしのポイント

男性の場合、取引先との会食ではセットアップスーツが基本です。

スーツの色はネイビーやグレーなどのダークカラーが無難ですが、場合によっては色や素材で季節感を表現するのもよいでしょう。シャドーストライプの柄や、光沢のある生地なら華やかな雰囲気を演出できます。

シャツは白かパステルカラー、襟型はレギュラーカラーかワイドカラーがおすすめです。ネクタイはストライプやチェック、小紋柄などでおしゃれ度がアップします。

その他の小物を選ぶときのポイントは以下のとおりです。

  • ベルトは革製のシンプルなものを選び、色は靴に合わせる
  • 革靴は黒や茶のプレーントゥまたはストレートチップがおすすめ
  • 靴下の色はスーツに合わせる
  • 腕時計はシンプルで控えめなものを選ぶ

【女性】会食でのスーツ着こなしのポイント

女性の場合、取引先との会食ではジャケットにパンツまたはスカートを合わせたスタイルが基本です。ジャケットはグレーやベージュ、グレージュなどのカラーで、ボトムスはジャケットと色を合わせましょう。

ブラウスは控えめな白やペールカラーのものを選び、リボンやフリルなどの装飾で華やかさを出すのもおすすめです。その他の小物を選ぶときのポイントは以下のとおりです。

  • 靴はシンプルなデザインで、ヒールは3~5cmにする
  • ストッキングは無地のシアベージュやヌーディベージュなど。パンツに合わせるなら黒でもOK
  • ベルトはシンプルでバックルの小さいものを選ぶ
  • 腕時計はシンプルで控えめなものを選ぶ
  • アクセサリーはシンプルなデザインで、各箇所につき1つまで

【男性】会食でスーツ以外におすすめの服装は?

スーツ以外の服装で会食に参加したい場合は、ジャケットを活用するとよいでしょう。特に、落ち着いた雰囲気のテーラードジャケットは一着持っておくと幅広い場面で使える万能アイテムです。

ネイビーやグレーなどの無難な色のものをまず用意し、2着目以降にブラウンやライトグレーなどの個性的な色を選ぶと、コーディネートの幅が広がります。

なお、ジャケットの素材は上質なものがおすすめです。形がテーラードジャケットでも、ペラペラの生地だと全体が安っぽく見えてしまいます。

テーラードジャケットはどのインナーに合わせてもすっきりまとまりますが、基本的にはTPOに合わせましょう。ビジネスの会食なら、インナーはシャツを選ぶのが無難です。ややカジュアルな場面ならカットソーなどを合わせても問題ありません。

【女性】会食でスーツ以外におすすめの服装は?

女性の場合、ワンピースアンサンブル、もしくはワンピース単体が会食にはおすすめです。

ワンピースアンサンブルは、合わせる靴やバッグでフォーマル度を変更できます。

きちんと感が重要な会食では、派手なアクセサリーを避け、パール系やシンプルなネックレス、小ぶりなバッグで上品にまとめましょう。カジュアルな食事会では、スウェードのフラットパンプスで適度にカジュアルダウンできます。

ワンピースは種類も多く、着回し力に優れたアイテムです。フォーマル度が高い場面では、裏打ちされたレースや、袖に透け感のあるシフォン素材のものなどがおすすめです。

スマートカジュアルでは、洗練された印象に見える無地が適しています。カジュアル寄りのコーディネートでは、ドット柄や薄いプリント柄のアイテムにすることで、ほどよくカジュアルダウンできます。

女性におすすめの会食コーデを紹介

ここからは、女性におすすめの会食コーデを4種類紹介します。

きれいめワンピースで失敗しない定番コーデ

スマートカジュアルでは、基本的に露出やラフすぎる服装を控えるのが一般的なので、ブラウスやスカート、きれいめなワンピース、靴はパンプスなど上品な雰囲気にまとめると◎です。

袖や裾をフレアなものをセレクトすると上品な印象になり、会食のキリッとした雰囲気とマッチするので失敗知らずです。

ワンピースの丈は膝が隠れる程度が一番理想的です。

パンプスを合わせてエレガントなコーデに仕上げましょう。

Aラインスカートでエレガントさをプラス

Aラインがきれいなチェック柄スカートのエレガントなコーデ。

スカートを主役に、シンプルなアイテムを組み合わせるのが上品に着こなすポイントです。

シンプルなパンプスを合わせるのが無難ですが、おしゃれなアクセントをプラスする場合は差し色にブルーグレーやネイビーのパンプスを合わせてみてください。

黒レースでロマンチックに

上下ブラックでまとめるとシックで大人な雰囲気漂う会食コーデに。

中でも、透け感ある黒のデザインをチョイスすると重くなりがちな黒コーデも軽やかな雰囲気にまとまります。

ワンストーンのネックレスでさらに上品さをプラスすると◎です。

ブラックレースのトップスはスカートにもパンツにも合わせやすいので1枚持っていると便利です。

サテン生地で大人レディーに

サテンの光沢感が大人の魅力を引き立てるトップス。

サテンピンクは派手な印象に見えますが、ホワイトパンツやスカートを合わせると落ち着きのある綺麗めな雰囲気にまとまります。

ジャケットはあえて暗めのロングコートを合わせてメリハリのあるコーディネートに仕上げましょう。

知っておきたい!大人の会食コーデ”スマートカジュアル”【レディース編】をご紹介しました。”スマートカジュアル”は仕事の時とはちょっと違う大人っぽさを演出できるコーディネートが魅力です。皆さんも是非参考にしてみてください。

オーダースーツSADAとは?

オーダースーツSADAは、採寸によって型紙パターンから作成する本格的なオーダースーツの専門店です。型紙パターンを採寸値によって自動設計する独自のシステムにより、既製服と変わらない価格のフルオーダースーツを実現しました。

スーツスタイルを、女性のシルエットに美しくフィットさせるには採寸が重要です。特に女性の肩幅、胸、ウエスト、ヒップの落差は個人差が大きく、サイズが大きい部分に合わせると、全体的にサイズが大きくなってしまうことが、従来の既製服のデメリットでした。

スーツは、体のもっともサイズが大きい部分と、もっともサイズが小さい部分を自然なラインで繋ぐことによって美しいラインが完成します。適切なサイズを着用することで、スーツスタイルは驚くほど美しくなります。

また、スーツスタイルは使用される生地によっても印象が変わります。特別な日のスーツには、高級素材がおすすめです。スーツに使用される高級ウールは、やわらかく滑らかで生地に触れただけで、上質な素材であることが分かります。

オーダースーツSADAのフルオーダースーツは、生地、裏地、ボタン、仕立てが自由にカスタマイズできます。ぜひ、お気軽にご予約ください。

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オーダースーツSADA

会食にぴったりの服装はオーダースーツSADAで決まり!

会食に参加する際は、ドレスコードに合わせて服装を選ぶことが重要です。主催者や他のゲストに失礼な印象を与えないよう、前もって会場の格式や雰囲気を確認しておきましょう。また、取引先との会食に着ていく服が決まらないときは、スーツを用意するのが無難です。

スーツはサイズ感で着こなしの美しさが大きく変わってくるため、ジャストフィットで仕立てる必要があります。

オーダースーツSADAでは、ジャストフィットのオーダースーツをリーズナブルに提供しています。会食にぴったりの服装を探している方は、ぜひ一度オーダースーツSADAにご相談ください。

今回ご紹介した「おすすめのスマートカジュアル会食コーデ」は4種類です。1つ目は、定番の「ワンピース」コーデ。スマカジの基本「露出を抑える」「ラフ過ぎない」をしっかり押さえたコーデです。黒系をベースにしたワンピースで、オシャレかつ上品にまとめます。ワンピースの丈は膝が隠れる程度、袖・裾はフレアがポイントです。2つ目は、エレガントな「Aライン」コーデ。Aラインに広がるスカートで上品な印象を与えます。カジュアルなコーディネートが許される会食の場合は、ブルーグレーやネイビーのパンプスがアクセントになります。3つ目は、シックで大人な雰囲気の「黒レーストップス」コーデ。スカートでもパンツでも合うためおすすめです。昼の会食であれば、パールネックレスをプラスするとより上品で好印象です。そして4つ目、スマカジと言えば「サテン生地」です。男性もスマカジではよく取り入れます。女性はぜひ「サテンピンク」を選びましょう。ホワイト系のパンツ・スカートと合わせて、華やかで落ち着いた印象にすることがポイントです。暗めのジャケットをあわせてメリハリをつけるアレンジも可能です。上手にビジネスとは違う雰囲気を、コーディネートに取り入れてみてください。

三好星良