丈が長いスカートはロングスカートだけではない!?女性がビジネスで使えるスカートは何か?
こんなことで悩んでいませんか?
「入社式が終わってスーツを着なくてよくなったけど、オフィスカジュアルって何を着ればいいの?」
「パンツスタイル?それともスカートがいいの?スカートの丈はどれくらいならOK?」
オフィスで働く人にとって服装の悩みはつきものです。メンズならスーツを着るので、ある程度パターンが決まります。カジュアルスーツにしてもレディースほど種類が多いわけではありません。
しかし、レディースは違います。レディースのオフィスカジュアルはデザイン、色・柄、素材など組み合わせによって選択肢は本当に多くなります。
意外と悩むオフィスカジュアルの服装マナーとは?
社会人経験が長い人でも悩むのがオフィスカジュアルです。「カジュアル」と言っても着る場面はあくまでビジネスの場。周囲の人に不快感を与えないのが最低限のマナーです。ここでは一般的に許容されるオフィスカジュアルの例をご紹介します。
パンツかスカートか?
レディースのオフィスカジュアルがメンズと大きく違うのは、パンツとスカートの二つのスタイルがあることです。どちらか一方が正解ではありませんが、それぞれ注意する点があります。
パンツはタックパンツやクロップドパンツが定番です。プレスが入っているタイプの方がオフィスにあいます。ワイドパンツも一般的になってきたので、裾が広すぎなければいいでしょう。しかし、デニムやカーゴパンツはカジュアルなのでNGです。
スカートは膝丈やミモレ丈であればOKですが、膝や太ももが見えるような丈はNGです。もちろんミニスカートがNGなのは言うまでもありません。また、スカートを履く場合は一緒にストッキングやタイツを履くようにしましょう。
肌の露出が多い服はNG
一般的に肌の露出が多い服はNGとされています。
「露出が多い」とはどの程度のことをいうのでしょうか?
オフショルダーはもちろんのこと、胸元が大きく開いている服、あるいは透け感が強い服はNGです。オフィスはあくまで仕事をする場なので、周囲の人も着る人自身も仕事に集中できる服装であることがベストです。
肌を露出する場合でも半袖のカットソー程度にしましょう。ノースリーブを着る場合は上に何かを羽織るなどして、肌を見せすぎないことが大切です。
シルエットは「適度なタイトさ」がおすすめ
オフィスカジュアルの基本は「適度なタイトさ」です。パンツもスカートもタイトであることが基本となります。しかし、タイトすぎると体のラインが強調されたり、足を動かしにくかったりします。
反対にふわっとしたシルエットの服装もオフィスには向きません。ワイドパンツは市民権を得ているのでいいですが、裾が広がりすぎたスカートはプライベート感が出てしまいNGです。
ベーシックな色、派手すぎない柄ならOK
女性のオフィスカジュアルで着用できる色は黒、ネイビー、グレーなどのシックな色と、白やベージュなどフェミニンな色です。また、パステルカラーも派手すぎなければOKとされています。
反対に赤や紫などビビッドな色は派手すぎるので避けた方がいいでしょう。どうしても取り入れたい場合は、トップスの生地など大きな面積を占めるのは避けて、柄の差し色などさり気ない程度にしましょう。
柄も派手すぎるものはNGです。小花柄、チェックやグレンチェック、ストライプ、千鳥格子ならOKですが、ハート柄や水玉、またヒョウ柄など派手な柄は避けましょう。
装飾はどこまでOKか?
レース、リボンなどの装飾は上にジャケットをあわせたときに、違和感がない程度にしましょう。ただ、フリルはカジュアルすぎるのでNGです。
足元はどうする?
足元もオフィスで働くのにふさわしいものを選びます。オープントゥのサンダルやスニーカーはカジュアルなのでNGです。無難なのはパンプス。ヒール丈が7cm以下のパンプスは幅広いコーデと合わせられるのでおすすめです。
バッグなどの小物
レザー素材のトートバッグやビジネスバッグはOKです。機能性を考えると自立するタイプの方が便利でしょう。反対にNGなのはミニバッグやスポーツリュックサックです。いずれもカジュアルすぎてビジネスの場にはあいません。
業種・職種によってオフィスカジュアルの範囲はさまざま
そもそもオフィスカジュアルの定義は曖昧ですが、その範囲は業種や職種によって異なります。また、同業種・同職種でも企業によっても異なります。そのため、上司や同僚の服装に合わせることが無難でしょう。間違っても自分だけその場にそぐわない服を着ないように注意しましょう。
業種によっては「トレンドを見る力」も試される
アパレルやファッション業界では、普段の服装選びが「トレンドを見る力」を試す場となっていることもあります。マナーの範囲内でトレンドを追い求め、常に最新を意識する必要があります。
露出が少ない服装「ロングスカート」はオフィスカジュアルの服装としてありなのか?
オフィスカジュアルとカジュアルのボーダーラインは、「肌の露出」が一つのポイントになっています。それでは露出が少ない「ロングスカート」はいいのでしょうか?
長すぎるロングスカートは機能性が悪く危険なことも
ロングスカートは確かに肌の露出はありませんが、マキシスカートなど長すぎるロングスカートにはさまざまなデメリットがあります。
一つ目のデメリットは歩く時に危険なことです。裾が地面につく丈のマキシスカートは歩くときに裾を踏んで転倒する危険があります。自ら踏まなくても駅など人が多い場所では他の人に踏まれることもあるでしょう。
平坦な場所であればその場で転倒するだけですみますが、階段やエスカレーターであればそのまま転落することもあります。
二つ目のデメリットは清潔感に欠けることです。マキシスカートはしゃがみ込んだときや、階段を上り下りするときにスカートの裾が床にふれます。そうなると裾が汚れて清潔感が損なわれることがあります。
とはいえ定番は長い丈のスカート
スカートの定番はタイトスカート、Aラインスカートあるいはロングスカートです。いずれも丈は前述の通り、膝丈かミモレ丈がビジネスの場に適しています。つまり丈のボーダーラインはふくらはぎからくるぶしの間にあります。
厳密な決まりはありませんが、機能性や周囲の人とのバランスを考えてスカートを選ぶようにしましょう。また、業種・職種によっても丈のボーダーラインは異なりますので、注意が必要です。
タイトスカートと、Aラインスカートやロングスカートではシルエットが異なります。タイトスカートを履くとヒップや太ももが張って動きにくい人は、Aラインスカートやロングスカートを選ぶといいでしょう。
【春夏】おすすめのビジネスコーデ
オフィスカジュアルにも季節があるので、春夏と秋冬でコーデが変わります。まずは春夏のコーデについて解説します。
春夏コーデの基本的な考え方
春は新緑の季節です。新しい生命の誕生と未来の希望を感じる季節でもあります。そんな季節にはパステルカラーをあわせる人が多いです。パステスカラーといってもビジネスの場にあうように少し暗めのトーンのものです。
トップス・ボトムスのうち片方がパステルカラーであれば、もう片方は黒やネイビーなどシックな色にして、ふくらみ感と引き締め感を同時に出します。
夏は暑くなる季節です。開放感を感じる季節でもあります。清涼感と清潔感をもってオシャレを楽しむコーデがいいでしょう。また、屋外は暑いのにオフィスでは冷房が効いて寒さを感じることがあります。一枚羽織るものがあれば便利です。
タイトスカートにあわせるコーデ
落ち着きとフェミニンさがある「ネイビーブラウス × 白タイトスカート」
ネイビーのブラウスに白のタイトスカートをあわせると落ち着いたフェミニンさを演出できます。ネイビーが濃くて落ち着きすぎる場合は、レースのスカートにすればバランスが取れます。
タイトスカートの丈はすっきり見せたければ膝丈、エレガントに見せたければミモレ丈がいいでしょう。身長によって選んでもいいかもしれません。
ブラウスはチュニックにしてよりフェミニンさを出してもいいでしょう。パンプスはブラウスと同じネイビーにすると統一感がでます。
清潔感のある「白ブラウス × 黒タイトスカート」
白のボウタイブラウスに黒のタイトスカートをあわせると、ビジネスの場にふさわしい清潔感を演出できます。ジャケットがあればそのまま商談や社外の人との打ち合わせにも対応できます。
ハイウエストなタイトスカートを選べば脚長効果が期待できるうえ、ウエストに自信がない人も安心して履けます。大人の女性の落ち着き感も出るので、相手の心を穏やかにする効果もあります。
カジュアルの中に大人っぽさがある「シンプルニット × ストライプタイトスカート」
ネイビーのシンプルなVネックニットに、ベージュ×ブラウンのストライプタイトスカートをあわせるとカジュアルの中にある大人っぽさを演出できます。タイトスカートがやや明るいので落ち着きすぎる印象もなく、ネイビーのVネックニットがカジュアルな印象を与えます。
タイトスカートはストレートできれいなシルエットなので、ニットはタックインしてもいいでしょう。タイトスカートと同系色で足元をまとめるとよりオシャレです。
Aラインスカートにあわせるコーデ
春夏でも着られる「オールブラックのニット × Aラインスカート」
黒のニットに黒のAラインスカートをあわせたオールブラックスタイルの洗練されたシックな感じはビジネスの場にあいます。
春夏にオールブラックは重いのでは?と思うかもしれません。
しかし、短めの丈を選んでストッキングを履いたり袖を少しめくることで、シックでありながらライトな感じになります。Aラインスカートは裾が広がっているので、フェミニンな印象です。もちろん足元も黒でまとめるのがいいでしょう。
ロングスカートにあわせるコーデ
シンプルかつトレンド感のある「黒ニット × グレンチェックのロングスカート」
シックな黒のニットでややカジュアル感を出しつつ、グレンチェックのロングスカートをあわせると、シンプルながらトレンド感のあるコーデになります。ロングスカートは少し間違えるとカジュアル感が強くなってしまいますが、グレンチェックがカジュアル感を適度におさえるので、全体としてシンプルに仕上がりになります。
パンプスは少しヒールがあるものをニットとあわせて黒で統一すると、まとまりがあってオシャレになります。
アクセントがきいた「紫のVネックニット × ブラウン系チェックのロングスカート」
チェック柄はまとまり感のあるアクセントになります。紫のシンプルなVネックニットにブラウン系チェックのロングスカートをあわせることで、シンプルながらアクセントのきいたコーデになります。
ブラウン系チェックなのでまとまり感があり、Vネックニットの紫も映えること間違いなし。タックインすれば脚長効果も期待できます。足元は、ややヒールのあるシルバーのパンプスを合わせるのもいいでしょう。
【秋冬】おすすめのビジネスコーデ
寒い季節となる秋冬は分厚い素材が多くなり、体のラインがぼやけて見えます。秋冬はウエストに絞りがあるとメリハリがきいてきれいに見えます。また、あえて明るめの色を入れることで、重い雰囲気になることを避けるのもいいでしょう。
タイトスカートに合わせるコーデ
フォーマルでも着られる「黒のニット × 柄物タイトスカート」
シンプルな黒のタートルネックにデザイン性のある柄がついたタイトスカートをあわせます。タイトスカートの生地を黒などシックな色にすればフォーマルでも着られるコーデになります。
膝丈のタイトスカートを履くことでフォーマルな中にも安心感があり、親しみやすいコーデになるのです。足元もトップス・ボトムスとあわせて黒に統一するのがおすすめです。
エレガントな「赤のタートルネック × チェックのタイトスカート」
赤はビジネスの場ではやや派手な色とされています。ましてやトップスに赤を取り入れると、体の半分が赤になるので難しい色であることは間違いありません。しかし、オフィスカジュアルでも赤を着こなす方法があります。
それはチェックのタイトスカートと合わせる方法です。丈はミモレ丈だとなおいいかもしれません。タイトスカートの生地はグレーなどシックな色の方が、赤とのバランスを取ってくれます。タートルネックのタックインと黒のタイツ&黒のパンプスで脚長効果も期待できます。
Aラインスカートに合わせるコーデ
シックでレディライクな「オールブラックセットアップ」
春夏のおすすめコーデでもオールブラックを紹介しましたが、やはりオールブラックの本番は秋冬です。セットアップなので組み合わせを考えなくても、シックでオシャレな着こなしになります。
Aラインスカートでウエストの位置が強調されるので、脚長効果も期待できます。また、足元も黒で統一すれば全体のまとまり感があること間違いなしです。
ロングスカートに合わせるコーデ
上品に着こなせる「ブラウンのカットソー × ベージュのベルト付きロングスカート」
ブラウンのカットソーにベージュのベルト付きロングスカートをあわせると上品な大人の雰囲気を演出できます。ウエストにベルトがあるので、全体の印象を引き締めるとともに脚長効果も期待できます。
ブラウン×ベージュが少しふわっとした色なので、黒のパンプスを履くとなお引き締まった印象となります。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
ここまで読んでくれたあなたはオフィスカジュアルで悩むことはないかもしれません。しかし、ときにはジャケットやスーツスタイルが必要になる場合もあります。
ジャケットやセットアップスーツが必要になるとき
普段のオフィスカジュアルコーデにアクセントを追加して、ややフォーマルにまとめたいときはないでしょうか?そんなときのためにジャケットを一着持っておくことをおすすめします。ベーシックな色のジャケットであれば合わせられるコーデが多いので、気分を変えたいときに助かる一着となります。
急な来客や出張などオフィスカジュアルではもはや対応できない場面に遭遇するかもしれません。そんなときのためにセットアップスーツを会社に一着おいておけば安心できますよね。
なぜ「オーダースーツSADA」がいいのか?
女性がジャケットやセットアップスーツを作るとき、「オーダースーツSADA」を選ぶ理由は何でしょうか?それは既製品では実現できない、あなたの体にピッタリあったサイズのスーツを作れることです。女性の場合バストと肩幅があわないなど、既製品ではどちらか一方(あるいは両方)を諦めないといけない場合があります。
「オーダースーツSADA」でスーツを作るときは専門的な訓練を受けたスタイリストが、30分という時間をかけて丁寧に採寸します。
ゆったりにしたい部分とタイトにしたい部分の要望を出すこともできます。どのようなスーツがいいか分からない場合は相談に乗ってくれますし、あわせたいコーデがある場合はその服を着てお店にいってもいいでしょう。
生地の色合いは、実際に自分の目で見て確認しましょう。サンプルに表示されている色は、実際に縫製する生地の色と印象が異なることがあります。
このように「オーダースーツSADA」ではあなたの体にピッタリあったサイズのスーツを作るのはもちろん、あなたのお気に入りのスカートにあわせたジャケットを作ることもできます。初回お試し価格19,800円?(税込み21,780円? 2022年8月現在)でご用意しています。ぜひ、一度相談してみてください。
それではまた、お会いしましょう。