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意外と簡単?!自分だけのお洒落なオーダースーツを作るために知っておくべき6つのポイント

オーダースーツと聞くと、お洒落で自分にフィットする上質なものをイメージする反面、価格についてややネガティブなイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、オーダースーツは自分にとってどんな機能を持ったスーツが理想なのかをしっかり定めておくと、無駄なコストをかけずに仕立てられるものなのです。

オーダースーツがいざ仕上がってきた時に、「理想と違う」と感じてしまうのは、スーツを作る上で具体的なイメージを仕立てるお店に伝えていないことが原因の大半を占めています。お洒落なオーダースーツを仕立てるためのポイントを、この記事で一つずつ説明していきますので、仕立てる際の参考にしてみてください。着こなしの参考にもなるでしょう。

オシャレなオーダースーツを作り上げる6つのポイント

初めて憧れのオーダースーツを仕立てるという時、気を付けるべきポイントを知らずにいては、せっかくのオーダースーツなのに「イメージと違った…」ということになりかねません。自分に合ったおしゃれなオーダースーツを作るにはどのような点に気を付ければ良いのか、大切なポイントを6つ紹介します。

オシャレなオーダースーツを作るためのポイント①目的と予算を決める

オーダースーツを作る際、まず最初に目的と予算を決めます。一口にスーツと言っても、ビジネスの場で着るのか、結婚式やパーティで着るのかなど、目的によって選ぶデザインやスタイルが変わってくるからです。

また、選ぶ生地やオプションによっても価格が変わってくるため、無理のない範囲で購入できるよう、あらかじめ予算を決めましょう。

目的がはっきりしていれば予算も決めやすいため、この2点は初めの一歩ともいえるポイントです。

オシャレなオーダースーツを作るためのポイント②仕上がりイメージをはっきりさせる

生地の色柄や裏地、ボタン、スタイルのイメージは、自分の言葉で説明できる程度にはっきりさせておきましょう。

豊富な種類の生地にさまざまなオプションの取扱があり、好きなデザインが選べるオーダースーツは、自由度が高い分迷ってしまいがちです。最高の一着を仕立てるためにはイメージをハッキリさせることが大切となりますので、テーラーに遠慮なく伝えてイメージを共有しましょう。

オシャレなオーダースーツを作るためのポイント③生地にこだわる

生地選びはオーダースーツを作る際の醍醐味といえます。せっかく自分だけのオーダースーツを作るのであれば、生地選びもこだわりたいポイントです。

どんなシーンで、どの季節に着用するのかで素材や機能性が変わってきますし、生地ブランドによっても特徴が違います。イタリア生地は柔らかくしなやかで、光沢と色の鮮やかさからくる高級感が特徴です。イギリス生地は厚手でハリがあり、クラシックな印象になります。日本生地は四季があることから機能性に優れたものが多いと言われています。どんな目的でどんなイメージになりたいのかを考え、生地を選びましょう。

オシャレなオーダースーツを作るためのポイント④サイズにこだわる

オーダースーツは採寸して作るため、既製品にはないきれいなシルエットとフィット感が特徴です。程よいフィット感を目指し、体型に対し大きすぎたり小さすぎたりしないようにします。

ゆとりがありすぎるとだらしのない印象になりますし、タイトなものは動くたびに皺が寄りやすくなります。

自分の好みも大切ですが、テーラーとよく話し合ってジャストサイズを探りましょう。

オシャレなオーダースーツを作るためのポイント⑤テーラーの意見に耳を傾ける

ほとんどの場合、注文する顧客よりもプロであるテーラーの方が知識が豊富です。雑誌やネットなどで得た付け焼刃の知識やトレンドだけを押し付けるのではなく、テーラーの提案や意見に耳を傾けましょう。

もちろん「〇色の△柄の生地のスーツにしたい」「裏地は□色にしたい」など、大まかな仕上がりイメージや、絶対に盛り込みたい要素などは、きちんと伝えてください。決定に迷った時は積極的に意見を聞いてみましょう。

オシャレなオーダースーツを作るためのポイント⑥必ず試着をする

受け取りの際は必ず時間に余裕をもって店舗を訪れ、スラックスとジャケット両方試着します。

時間をかけて作っても、イメージと完成品にズレがある場合があるため、違和感などがないか着心地をしっかり確認しましょう。

もし、サイズや仕立てに納得がいかない場合は、ある程度の調整や補正が可能な場合が多いので、一度テーラーに依頼してみると良いでしょう。

オーダースーツを依頼するまでの流れ

実際にオーダースーツを依頼すると、どのような流れで完成まで進んでいくのでしょうか。それぞれの段階を詳しく解説します。

オーダースーツを依頼するまでの流れ①カウンセリングを受ける

まずは専門店へいくことになります。そこでテーラーやスタイリストのカウンセリングを受け、「どのようなシーンで着用するのか」など、コミュニケーションの中で要望や好みを伝えていきます。テーラーやスタイリストと一緒にスーツを作り上げていくことになるため、遠慮なく情報を共有しましょう。

オーダースーツを依頼するまでの流れ②スーツの生地を選ぶ

カウンセリングの次はスーツの生地選びです。最初はテーラーやスタイリストがカウンセリングの中から合う生地を見立ててくれるため、安心しておまかせできます。また興味のある生地があればどんどん実際に触れてみて、好みに合う着心地の良い生地を見つけてください。

また、気になるオーダースーツの価格ですが、多くが生地をどれにするかによって決まるため、予算と理想の間をとって決めていきます。

オーダースーツを依頼するまでの流れ③モデルを決める

生地選びがおわったら、次はスーツのモデル選びをします。

スーツの世界には大まかにイタリアのスタイルとイギリスのスタイルの2つがあり、肩・胸まわり・ポケットのデザインなどが変わります。イタリアはラフで軽やかな印象、イギリスはかっちりとした印象です。

店舗によっても違いますが、その2つのスタイルを基本にしたモデルなど、数あるモデルの中から目的や好みに合ったものを選びます。

オーダースーツを依頼するまでの流れ④採寸をする

モデル選びがおわったら、次はいよいよ採寸です。

実際に自分の体を測ってもらう段階で、リラックスした状態でシャツを着て測るのが理想とされているため、緊張せず力を抜いて挑みましょう。

おおよその完成イメージとなるゲージサンプル(見本服)のセットアップを試着しながら、各所の補正をし、完成イメージに合わせていきます。

オーダースーツを依頼するまでの流れ⑤ボタン・裏地を選ぶ

採寸が終わったら、最後にボタンと裏地を選びます。

ボタンは様々な素材や色、大きさがありますし、裏地にもたくさんの色柄や機能がついたものなどが用意されています。裏地は普段見えない部分ですが、だからこそ自分らしさを出せるポイントです。楽しんで選びましょう。

ボタンと裏地には無料のものと有料オプションのものがある場合が多いため、詳しくはテーラーやスタイリストに確認しましょう。

オーダースーツを依頼するまでの流れ⑥仕上がりを待つ

⑤までの工程がおわったら、支払いをし、仕上がりを待つことになります。

大体1か月前後で仕上がることが多いですが、③で決めたモデルによって納期が前後する場合があります。

オーダースーツを依頼するまでの流れ⑦完成、受け取りに行く

⑥で指定された受取日以降、店舗に受け取りに行きます。できあがったスーツを試着し、問題がないことが確認できれば全ての工程が終了です。

オーダースーツのメリット

魅力的なオーダースーツですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。以下で、3つのポイントをご紹介します。

オーダースーツのメリット①自分に合ったサイズで作れる

オーダースーツの最大の魅力は、きちんと自分の体にフィットすることです。

既製品のスーツは決まった型から大量生産しているため、個人個人の体にきちんとフィットするものを探すのは難しいでしょう。

サイズが合っているスーツは、着心地が良いだけではなく、引き締まった体に見せたり、足長効果があったりと、着た人をお洒落にみせる効果もあります。

オーダースーツのメリット②好きな生地やデザインが選べる

既製品は裾直しなどはできるものの、細かな仕様については既に決まっているため、その決まった枠の中から選ぶことになります。

オーダースーツであれば、量販店を探し回ることなく、生地やデザインはもちろん、ボタンや裏地なども選べ、自分好みのスーツを作れます。

オーダースーツのメリット③既製品よりも長持ちする

意外と知られていませんが、オーダースーツは既製品よりも長持ちします。既製品は股下や脇の下など、細かな部分のサイズが合っていないため、動いたときに擦れるなどしてスーツに負担がかかりやすいのです。

また、オーダースーツの丁寧な縫製や上質な生地も、長持ちするといわれる理由の一つです。

オーダースーツのデメリット

自分の体にフィットした着こなしのできるオーダースーツですが、デメリットはあるのでしょうか。以下で2つのデメリットをご紹介します。

オーダースーツのデメリット①受け取るまで時間がかかる

オーダースーツにはさまざまなタイプがありますが、仕上がるまでにおおよそ1〜2か月程度かかるといわれています。

パターンオーダーやイージーオーダーの場合は、受け取りまでの期間がもう少し短くなりますが、「今すぐスーツが欲しい」という場合には対応できないことを頭に入れておくべきでしょう。

どうしても早く手に入れたい方は、有料オプションなどで急ぎの対応をしてくれる場合もありますので、店舗に問い合わせてみましょう。

オーダースーツのデメリット②基本的に返品ができない

オーダースーツは、自分の体に合わせて作られているため、他の人が着ることには適していません。

生地に汚れがあった・サイズが合っていなかったなど、店舗側の落ち度以外の都合では返品自体できないケースがほとんどです。良く考えてから作るようにしましょう。

オーダースーツは安いほうがいいか?高いほうがいいか?

2022年現在、巷にはたくさんのオーダースーツ専門店がありますが、オーダースーツを選ぶ際にはできるだけ安く抑えたいというのが本音でしょう。しかし「安物買いの銭失い」という言葉もあるように、安ければ良いというものではなく、逆に高ければ良いというものでもないのです。

オーダースーツの値段はどのように判断すべきなのか、以下で詳しく解説します。

オーダースーツの仕立て方法

オーダースーツには主に3つの仕立て方があり、「パターンオーダー」「イージーオーダー」「フルオーダー」の順に選択肢の幅が広がる分、価格も上がっていく傾向にあります。

「パターンオーダー」はサイズ補正はできますが制限があり、「イージーオーダー」はサイズ補正・体型補正ができますが、一部制限があるのが一般的です。「オーダースーツ」はサイズ補正・体型補正・クセとりができ、制限はありません。

コストパフォーマンスの良い「パターンオーダー」「イージーオーダー」が人気です。

専門店を選ぶポイント

実際に専門店を選ぶには以下の3点で判断します。

①サイズ展開が豊富:身長160~190㎝、ウエスト70~120cm程度

②生地の種類が豊富:産地の違いも含め100種類以上

③オプションが豊富:ボタンや裏地の種類、その他ステッチや袖口の仕様など

このように、選択肢の幅が広い専門店を選ぶとよいでしょう。

結論

オーダースーツは安い価格でも高品質なものもあるため、無暗に高いものを買うのではなく、オプションや選択肢の幅をよくみて、よりコストパフォーマンスの高い専門店を選ぶべきでしょう。

オーダースーツに関する疑問と質問

オーダースーツで疑問や不安を感じやすいポイントについてまとめました。

買いに行くときはスーツで行くべきか?

店舗にはゲージ服(見本)が用意されているため、ファッションや服装は自由ですが、普段着ているお気に入りのスーツを着ていくことでテーラーやスタイリストへ好みが伝えやすくなります。

注文するのにどれくらい時間がかかるのか?

どの程度細部までこだわるかなどにもよりますが、大体30〜60分はかかるものと見て、時間にゆとりをもって訪れましょう。

オーダーできるのはメンズスーツだけなのか?

大抵の場合、レディーススーツもオーダーすることができます。

ジャケットやパンツだけでもオーダーできるのか?

大抵の場合、ジャケットだけやパンツだけなど、単体でもオーダーできます。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」は、「フルオーダー」のスーツが初回19,800円(税込21,780円、生地代・加工代・ネーム代込)からと、他店を圧倒する安さを誇っています。(2022年10月時点での価格です。価格は予告なく変更になる場合があります)

他店ではフルオーダーが20万円からというところもある中、なぜこんなにお手頃にフルオーダースーツを購入することができるのかというと、以下の3つが理由として挙げられます。

①自社工場直販である

②高度に自動化・分業化した工程で製造している

③元々が生地問屋のため、生地企画から販売に至るまでワンストップで内製化できている

また、大きいサイズの割り増し料金・仕立てから1か月以内の寸法調整が無料、ウエストのお直しについてはずっと無料と、大変嬉しい仕様です。

就職活動中の学生や新社会人など、20代でも手が届く価格のオーダースーツですので、ぜひ一度予約の上でお店へ行ってみてください。