ブラックスーツコーデをカッコよく決めるためのコツや注意点は?シーン別コーデも紹介!
冠婚葬祭やリクルートなどのシーンで使われることが多いブラックスーツ。
最近では、ビジネスシーンでも取り入れられることが多くなってきました。
流行に乗っていざブラックスーツをコーデに取り入れようと思っても、ポイントを押さえておかないと「喪服みたい…」「派手すぎてビジネスに合わない…」といった見られ方をされてしまうことも少なくありません。
今回は、ブラックスーツコーデをカッコよく決めるために押さえておきたいポイントや注意点、シーン別のおすすめブラックスーツコーデなどをご紹介しています。
この記事を読んで、ブラックスーツをビジネスシーンで上手にコーデして着こなしてみてくださいね!
ブラックスーツのコーデをカッコよく決めるコツ
ブラックスーツのコーデをカッコよく決めるために、以下の2つのコツを覚えておきましょう。- Vゾーンの組み合わせに着目して選ぶ
- ネクタイで地味なイメージを打ち消す
Vゾーンの組み合わせに着目して選ぶ
ブラックスーツをコーデする際、もっとも重要なのはスーツ・シャツ・ネクタイが全て見える、首元の「Vゾーン」と呼ばれる部分です。 この部分が好印象に見えるかどうかで、ブラックスーツコーデの印象は99%決まると言っても過言ではありません。 鏡で見た時に「Vゾーンがめちゃくちゃな色合いではないか?」という点に着目してコーデしていきましょう。ネクタイで地味なイメージを打ち消す
ブラックスーツコーデをカッコよく決めるためには、ネクタイ選びがもっとも重要です。 基本、カジュアルなシーンでなければワイシャツは白をチョイスするため、変化を付けられる部分はネクタイや靴など細かいアイテムになってきます。 その中でも最重要なのは、間違いなく首元のVゾーンにも関連するネクタイでしょう。 派手すぎて目立ちすぎず、なおかつ地味すぎてまるで喪服のようにならない「ちょうどいいネクタイ」をチョイスする必要があります。 後半でおすすめのブラックスーツコーデなども紹介しているので、参考にしてちょうどいいネクタイを見つけてみてくださいね。ブラックスーツが他人に与える印象とは
ブラックスーツが他人に与える印象には以下のようなものがあります。 ・落ち着いた、上品な印象 ・引き締まってスタイリッシュな印象・優雅でおしゃれな印象
それぞれ、解説していきます。落ち着いた、上品な印象
喪服・礼服にも取り入れられる黒色は、非常に落ち着きのある上品な印象を与えます。 ビジネススーツに使うブラックも、色の深みこそ変わりますが与える印象はこれにとても近いものです。 この印象を破壊しないよう、ある程度シンプルにコーデすることをおすすめします。引き締まってスタイリッシュな印象
「黒い服を着ていると着やせして見える」とはよく言いますが、これはスーツの場合でも同じです。 ラインが少し引き締まった、スタイリッシュな印象を与えます。 スタイリッシュな印象をより際立たせるため、しっかりと採寸し身体にフィットしたブラックスーツを選ぶのがポイントです。優雅でおしゃれな印象
ブラックスーツは、優雅さやおしゃれさを感じさせる一面もあります。 「ブラックを着こなす」こと自体がおしゃれであるため、無駄な装飾や派手柄を加えないのがポイントです。 ブラックスーツに白のシャツ、無地のネクタイを組み合わせるだけのシンプルなコーデでも、まとまりがあり格好よく見えます。 ブラックというシンプルな色をうまく際立てせていきましょう。ビジネスシーンでブラックスーツを着る時の注意点
ビジネスシーンでブラックスーツを着る際には、次の2つの点に注意した方がいいでしょう。・喪服やリクルートスーツのようなブラックにしない
・柄は控えめがおすすめ
それぞれ、解説します。喪服やリクルートスーツのようなブラックにしない
喪服やリクルートスーツのような、「艶のない、黒すぎる黒」は、ビジネスシーンには適しません。 ビジネスシーンで着用するスーツはある程度艶・光沢があるもので、外に出て太陽の光が当たるとすぐにわかります。 艶がない素材のブラックスーツをビジネスで着てしまうと「なんでこの人、仕事で喪服みたいなスーツを着てるんだろう…」と思われても仕方ありません。 気持ちグレー寄りのブラックを選ぶのがコツです。柄は控えめがおすすめ
ビジネスシーンで着用するブラックスーツは、無地ではなく、ちょっと柄が入ったものがおすすめです。 無地だと地味で落ち着きすぎる印象や、喪服のような印象を与えてしまう危険性があります。 かといって派手なストライプなどにしてしまうと、明らかにビジネスから逸脱したカジュアルな格好になってしまいます。 そこで、ビジネスシーンで着用するブラックスーツのおすすめの柄は、シャドーストライプです。 シャドーストライプとは、一見無地のように見えますが、光の当たり具合や見る人の角度によりストライプのような柄が浮き出るという控えめな柄です。 ブラックスーツに非常に適しているので、迷ったらシャドーストライプで決めてしまうのがいいでしょう。冠婚葬祭やイベント事でブラックスーツを着る時の注意点
冠婚葬祭やパーティーなどのイベント時にブラックスーツを着たい!という場合には、以下の3つの点に注意しましょう。 ・本来は礼服着用がマナーであることを心掛ける ・シンプルなデザインをチョイスする・ネクタイをシーンに合わせる
それぞれ、解説します。本来は礼服着用がマナーであることを心掛ける
本来、冠婚葬祭やパーティなどのイベントでは、マナーとして礼服を着用すべきです。 このマナーがゆるくなり、ブラックスーツの着用が「許されている」と考えた方が適切でしょう。 あくまでもベースは礼服であり、かけ離れた色やデザインのものは避けた方が無難です。 他の出席者から悪い印象を受けたり、悪目立ちしすぎたりということがないように気を付けてくださいね。シンプルなデザインをチョイスする
本来冠婚葬祭などで着用する礼服は、「墨色」ともいわれるほどの濃い黒色で無地のものです。 ブラックスーツはここまで濃い黒色にする必要はありませんが、礼服のように無地を基本としましょう。 また、インナーは白無地を基本としますが、「結婚式の二次会」など若干カジュアルな場れあれば派手すぎない程度に色を変えても差し支えありません。 あくまで、「悪目立ちをしない」ということは鉄則です。ネクタイをシーンに合わせる
ネクタイは、ブラックスーツの見た目や印象に大きな変化をつけるポイントです。 着用するシーンに合わせて変化させることで、適切な印象を与えることができます。 例えば、法事の際は黒、結婚式の場合は派手すぎないシルバーなどが基本。 大学の入学式などの場合はフレッシュな雰囲気を出せる青系などもチョイスできます。 ネクタイで印象付けを行い、さまざまな冠婚葬祭のシーンでブラックスーツを着こなしましょう。ブラックスーツのおすすめコーデ集
ブラックスーツのおすすめのコーデについて、以下の3つのシーンに分けて各1点ご紹介していきます。 ・結婚披露宴などの冠婚葬祭 ・ビジネスシーン・ビジネスカジュアル
それぞれ、ご紹介します。結婚披露宴などの冠婚葬祭:ブラックスーツ×白ワイシャツ×シルバーストライプネクタイ
冠婚葬祭のうち結婚披露宴などの祝い事の場合は、華やかなスタイルで出席するのがいいでしょう。 ブラックスーツ×白ワイシャツの組み合わせは基本的に崩さず、ネクタイで変化をつけるのがおすすめ。 結婚披露宴に合うのはシルバーなどの華やかなネクタイです。 ストライプにすると、目立ちすぎない程度に華やかさを演出できます。 また、もう少しカジュアルに寄せても大丈夫そうな場合は、白ワイシャツを白黒の縦ストライプのワイシャツに変えてもOK。 違和感なく、派手すぎずまとまった印象を演出できるでしょう。ビジネスシーン:ブラックスーツ×白ワイシャツ×黒ベース柄物ネクタイ
ブラックスーツに非常に合わせづらいとされる柄物のネクタイですが、スーツと同じブラックを基調とするものであれば合います。 ただし柄は派手でない、小紋柄やドット柄がおすすめ。 シャツを白、それ以外を黒でまとめることで、Vゾーンが引き締まり、ブラックスーツのもつスタイリッシュさをより際立たせます。 ビジネスシーンでもシンプルを意識してコーデしましょう。ビジネスカジュアル:ブラックスーツ×青ワイシャツ×ネイビーネクタイ
ブラックスーツをビジネスカジュアルでコーデする際は、柄ではなく色で上手く組み合わせていくのがおすすめです。 ブラックスーツに柄物を合わせると非常に目立ちやすいため、柄物はなるべく避けましょう。 このコーデの場合は、黒と青という全く別系統の色を合わせ、ネクタイにこの2色の中間ともいえるネイビーを置くことで上品にまとめあげることを実現しています。 ブラックスーツは色の変化だけでも合わせるのが難しいスーツです。 変化を与えるにしても黒・青・赤・白・グレーの5色あたりの組み合わせにとどめておくのがいいでしょう。ブラックスーツのコーデを際立たせるアイテムたち
ブラックスーツのコーデを際立たせるためには、基本的になるべくシンプルを維持することが必要です。 シューズやベスト、ネクタイなどのアイテムについて、以下の4つの点を押さえておきましょう。 ・シューズ・ベルトもブラック合わせが間違いない ・ベストを着ることでよりフォーマル・かつオシャレにも ・パーティーシーンでは蝶ネクタイも〇・グレーネクタイでまとまった印象に
それぞれのアイテムについて解説していきます。