
ネイビースーツのおしゃれな着こなし方は?ネクタイや靴の選び方、マナーについても解説-オーダースーツSADA
普段あまりスーツを着用しないなら、定番のネイビースーツでも、どのように着こなすのが正解か分からない方も多いのではないでしょうか。ネイビースーツは組み合わせ次第でさまざまに雰囲気を変えられ、おしゃれな着こなしができる魅力的なアイテムです。与えたい印象によって組み合わせるアイテムを選べるようになることが、ネイビースーツを着こなすコツです。今回は、ネイビースーツにはどんな魅力があり、初心者ならどう着こなすのが良いのか、ネイビースーツの基本からメンズ・レディースそれぞれのおすすめコーディネートまで紹介します。
ネイビースーツの魅力とは?【初心者にもおすすめの理由】

ネイビースーツはとても着こなしやすいアイテムです。ネイビースーツにはどのような魅力があるのか、初心者でも扱いやすいポイントを押さえながら紹介します。
ネイビーとは?ネイビースーツの由来と魅力

ネイビーの名前は、イギリス海軍(Navy)の制服の色が濃紺だったことに由来しています。
ネイビーブルーはブラックやグレーと並ぶ、スーツの定番カラーです。組み合わせるアイテムによってビジネスでもカジュアルでも、さまざまなシーンで着回せます。
メンズ・レディース問わず、選択肢が多いため、自分好みのアイテムを見つけやすいところも魅力です。
ネイビースーツが与える印象
ネイビースーツが人気である理由の一つは、第一印象の良さです。ブラックよりも柔らかな印象で、グレーよりもきっちり感を与えられるため、どのような業界の相手や会場、式典でも相性が良く安心感も与えられるでしょう。
また、ネイビーは上品さや信頼、誠実などといった印象を周りに与えられる色です。そのため、ネイビースーツは着用するシーンが幅広く、さらにアレンジ次第でさまざまな印象に変えられます。
濃紺とネイビー、紺色の違い
紺は日本に古くから伝わる色であり、赤みやパープルがかったダークブルーです。紺色や藍色は浴衣や暖簾などにも使われ、日本を代表する色の一つです。
濃紺やネイビーは、紺色と比較すると青と黒の色が強く見えます。厳密には紺色と濃紺・ネイビーは異なる色ですが、一般的には混同されていることも少なくありません。
スーツでのネイビーと紺色は、与えたい印象によって使い分けられます。紺色はネイビーと比べると明るい色味のため、華やかでフレッシュな印象を与えられます。
ネイビースーツは信頼できる誠実な印象を周りに与えられるカラーですが、ライトネイビーは若々しく爽やかな印象を与えやすいです。ビジネスシーンにおいては、フレッシュさを出したいときはライトネイビー、大人の落ち着きを表現したいときはネイビースーツが良いでしょう。
シーン別ネイビースーツの選び方|おしゃれな着こなし方とマナー
ネイビースーツはさまざまなシーンで着回せる万能スーツですが、シーンによって組み合わせるアイテムを工夫することで、TPOに合ったおしゃれな着こなしが可能です。ここでは、シーンごとの着こなし方とマナーを確認するので参考にしてください。
ビジネスシーン
会議や商談、営業などのビジネスシーンでは、ネイビースーツは清潔感があり、誠実な印象を与えられます。
ビジネスシーンでのネイビースーツには、スタイリッシュできっちりとしたネイビーやブルーなどの同系色のコーディネートをおすすめします。
ネクタイの柄は、オーソドックスなレジメンタルタイや無地のソリッドタイ、小紋柄のネクタイなどがネイビースーツに合います。適度に仕事への意欲をアピールできるでしょう。
就職活動でもネイビースーツは人気ですが、無地のネクタイに無地のシャツを合わせるのが無難です。真面目さをアピールでき、フレッシュさも演出できます。
入学式や卒業式、七五三など
入学式や卒業式などの子どもに関連する式典でも、ネイビースーツは活躍します。入学式では明るい色、卒業式ではダークカラーが推奨されますが、汎用性の高いネイビースーツであれば、1着で着回すことも可能です。
ただし、式典の内容に合わせて組み合わせるアイテムを工夫しましょう。とくにレディースでは、入学式は明るいインナー、卒業はダーク系インナーを合わせ、さらにアクセサリーやコサージュにこだわれば、TPOに合わせたスタイルになります。
七五三などの参列にもネイビースーツはおすすめです。主役である子どもを引き立てつつ、お祝いごとでの華やかな印象を与えられます。
結婚式や披露宴に出席する際
結婚式や披露宴などに出席する際でも、ネイビースーツで十分お祝いの雰囲気を出せます。ネイビースーツの落ち着いた印象から、慶事での着用は控えた方が良いのではと考える人もいるでしょう。しかし、明度の高い色味のネクタイを組み合わせることで、華やかで上品な雰囲気を出せます。
また、カジュアルな食事会でもネイビーのスーツがぴったりです。ブラックスーツはきっちりしすぎていて合いません。ドレスコードがあるなど、服装マナーが求められる食事会では、フォーマルさとカジュアルさを兼ね備えたネイビースーツがよく合います。
ネイビースーツが合わない場所やケース
このように一見万能に見えるネイビースーツですが、合わないケースもあることを押さえておきましょう。
例えば、比較的色黒や日焼け肌の方の場合、ネイビスーツを合わせることで肌がくすんで見えがちです。白いシャツやブラウスを合わせて顔周りを明るくすると良いでしょう。
また、ネイビースーツは、あまり真面目に着こなしすぎると地味で融通の効かない印象に見えてしまい、柔らかい印象を与えられるネイビーの持ち味を半減させてしまうことがあります。
さらに、合わせるアイテムの選択を間違えると、スタイルのバランスが崩れて不格好になるリスクがあります。特に、黒や濃い緑などのダークカラーとネイビースーツの組み合わせは、シックな雰囲気になり過ぎるので難易度が高いです。
スタイル全体のバランスを考えなければ、濃紺のスーツを着ていてもあか抜けない印象を与える可能性があるため、色のバランスにも気を配ると良いでしょう。

ネイビースーツをオシャレに着こなそう。基本から印象のいいコーデまで徹底的に解説
多くのビジネスマンから好まれているネイビースーツですが、コーデに関してはまだまだ知られていないところもあります。そこで今回は、ネイビースーツのコーデについて基本から応用まで紹介します。
ネイビースーツに合うネクタイの色は?【シーン別で解説】

ネイビースーツはビジネスでは定番のファッションですが、ネクタイの選択によって雰囲気がガラッと変わります。シーンごとにおすすめを解説します。
ビジネス向けのネクタイ選び
ビジネスシーンでのネイビースーツに合うネクタイの色は、グレーやエンジです。グレーやエンジは落ち着いた大人の印象を与えられます。ネイビースーツと組み合わせることでさらに信頼性や誠実さを与えられるでしょう。
また、ネイビーの無地のネクタイを合わせるとスッキリまとめられます。無地のネクタイはどのようなスーツにも合わせやすいベーシックさが魅力です。ネクタイの柄をどう合わせるかと迷いがちな、チェックやストライプ柄のネイビースーツにも合います。無地はコーディネートする際に非常に役に立つので、一本用意しておくと重宝するでしょう。
ストライプ柄は最もオーソドックスな柄で、ネイビースーツとの相性も抜群です。ストライプ柄のネクタイは、色の並びや太さなどによってその印象も大きく変わるため、迷った場合はレジメンタルタイをおすすめします。どんなテイストのスーツでもスッキリとまとまるでしょう。
小紋柄もネイビースーツにおすすめです。小紋柄は模様がある程度の間隔に沿って配置されている柄であり、規則的に並んでいるものから不規則に並んでいるものまでさまざまな種類があります。小紋柄は大きさもさまざまあり、柄が大きいとカジュアル、小さいとクラシカルな印象です。
結婚式やパーティーのネクタイ選び
結婚式やパーティなどでは、シルバーや淡いブルーなどの光沢系のネクタイがおすすめです。落ち着いたネイビースーツを華やかに彩ってくれます。
光沢系のネクタイの中でも、カジュアルレストランなどの少しフランクさもあるシーンでは明度の高い色、高級ホテルなど上品さをさらに求められるシーンではシックな色味のネクタイがおすすめです。
ネクタイ選びのNG例
お祝いのシーンでは、華やかにまとめたいですが、派手すぎる柄や褐色すぎる色味は避けましょう。ネイビースーツとのバランスが悪く、スマートに見えなかったり、下品に見えてしまったりします。
新しい色や柄にチャレンジする際は、スタイル全体のまとまりを確認するのを忘れないようにしましょう。
シャツ・インナーはどうする?ネイビースーツに合う組み合わせ

ネイビースーツはシャツ・インナーを選びやすいところも魅力的です。以下では、ネイビースーツと相性の良いシャツ・インナーの色やタイプを紹介します。
白シャツが王道
ネイビースーツと白シャツの組み合わせが王道スタイルです。どんなシーンであっても、迷えば白シャツと合わせれば失敗しません。ネイビースーツなら白シャツと合わせても就活生のような新人感がでにくいため、垢抜けた雰囲気になります。
白シャツの柄は、無地かシャドーストライプがおすすめです。シャドーストライプとは、ストライプが影のように入った柄をいいます。さりげない縦ラインが入っているため派手にならず、スッキリとしたスタイルを演出できる柄です。
薄いブルーやストライプも相性◎
シャツに色味を加えたいなら薄いブルーがおすすめです。スーツと同系色のため、全体のバランスをきれいにまとめられます。さらにおしゃれな雰囲気も醸し出せる、おすすめの組み合わせです。清潔感のあるサックスブルーとの相性も良いでしょう。
柄を取り入れたいならストライプがおすすめです。太すぎないラインのタイプを選ぶと派手すぎず、さりげないおしゃれも楽しめます。
女性はブラウスやカットソーも
レディーススタイルなら、ブラウスやカットソーと合わせて柔らかい雰囲気の出るスタイルがおすすめです。ネイビースーツなら白を選ぶとシンプルで上品な定番コーデが完成します。使用できるシーンが幅広く、着回しやすさも抜群です。
ワンポイントやリボンなどのアクセントのあるカットソーを合わせると、華やかさがプラスできます。TPOに合わせて選びましょう。
靴・ベルト・靴下まで!小物の選び方と注意点

ネイビースーツは靴やベルト、靴下など小物の選び方にポイントがあります。注意点と合わせて確認しましょう。
ビジネスなら黒かダークブラウン
ビジネスシーンでのネイビースーツには、ブラックのストレートチップの革靴や、ブラウンのプレーントゥの革靴がおすすめです。イタリアでは、青色と茶色の組み合わせを「アズーロ・エ・マローネ」と表し、好んで組み合わせられています。
結婚式はストレートチップ
ブラックのストレートチップの革靴は、ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭にも使える万能アイテムです。ストレートチップとは、切り替えが横一文字になっている革靴のことをいいます。定番タイプのため種類が多く、最初の一足としてもおすすめです。
ベルトと靴の色はそろえる
スーツスタイルの着こなしとして、ベルトと靴、バッグの色は合わせるのが基本です。スタイルがきれいにまとまり、スマートな装いになります。また、靴下は黒や紺色などダークカラーがおすすめです。
ベストやコートをプラスして、さらにおしゃれに

ネイビースーツはベストやコートなどプラスのアイテムを組み合わせることで、ワンランク上の着こなしが完成します。プラスのおすすめアイテムをみてみましょう。
スリーピースでフォーマル度UP
ネイビースーツはカジュアルにもフォーマルにも着こなせますが、よりフォーマル度を高めたいならスリーピーススタイルを取り入れましょう。
スリーピースとはジャケットとスラックスのスーツスタイルにベストを加えた装いです。ベストがあることでひとつ上の品格ある佇まいになります。結婚式やパーティなどでのスタイルとしておすすめです。
冬はチェスターコートがおすすめ
冬場のスーツスタイルには、チェスターコートがおすすめです。チェスターコートとは、テーラードジャケットよりも着丈が長いデザインが特徴のコートをいいます。ビジネスシーンだけでなく、結婚式などの品格あるシチュエーションにもおすすめです。
また、プライベートでのアウターとしても活躍するなど、幅広いシーンで着用できます。
オーダーならベスト付きも選べる
ネイビースーツはオーダーで作ると自分好みのデザインに仕上げられます。とくに、フルオーダーなら採寸から行うため、体へのフィット感が抜群です。また、生地の素材を選べて裏地にまでこだわれるため、お気に入りの一着を仕立てられます。
オーダースーツはさまざまなブランドを取り扱っていますが、コスパの良さに定評のあるブランドであれば、価格と品質のバランスの良いスーツを仕立てられるでしょう。オーダースーツが初めての方なら、店舗でスタッフのアドバイスを受けるとスムーズです。
ネイビースーツのおしゃれなコーディネート例(メンズ・レディース)
メンズ・レディースのネイビースーツ、それぞれのおすすめコーデを紹介します。
【メンズ向け】ネイビースーツのおすすめコーデ・選び方
ネイビースーツのビジネスの定番コーデは、レジメンタルタイとの組み合わせでしょう。正統派のネイビースーツとレジメンタルタイの組み合わせは、フォーマルさに加えてアクティブさも出せます。
そこにライトブルーのホリゾンタルシャツとグレーのニットを合わせれば、スーツスタイルに統一感が生まれます。
また、就職活動中や入社式などでは、ネイビースーツに同色のネクタイを組みあわせるといいでしょう。清潔感に加えて、ネイビースーツに欠けがちな若々しさなども演出できておすすめです。
【レディース】ネイビースーツのおすすめコーデ・選び方
レディースのスーツスタイルは、パンツスタイルだけでなくスカートスタイルもあるため、選択肢の幅が広いところが魅力です。ジャケットとパンツに、スカートの3点セットで用意するのもおすすめです。以下では、レディーススーツの基本とコーデの例を紹介します。
柄
レディースのネイビースーツも男性と同じように、無地、ストライプ、チェックなどの柄があり、それぞれ特徴があります。ビジネスシーンで着用する場合は、あまりにも派手なものは避けましょう。男性の場合と同じように、無地やシャドー柄のスーツがおすすめです。
色
女性は、柔らかい雰囲気や華やかさを演出できるので、ビジネスシーンでの明るいトーンのスーツ着用が男性よりも避けられていません。ネイビースーツは格調が高いので、外したくない場合におすすめです。
デザイン
ジャケットは一つボタンと二つボタン、パンツはストレートパンツやレアパンツ、タイトパンツ、スカートはタイトスカートとフレアスカートなどさまざまな種類があります。
タイトなスーツは、サイズに無理があった場合、ボディラインが強調されすぎてしまいます。体のラインがくっきりとわかるスーツはビジネスシーンに不要です。体のラインがはっきり出るスーツではなく、体の形に合った物を購入しましょう。
また、パンツは、下着のラインが見えることは避け、適度な余裕を持たせて完全に隠れるようにしましょう。裾の長さは足首が隠れる程度のジャスト丈にするのが、美しく見せる秘訣です。また一日中スーツを着用することを考えると、ストレッチ性のあるパンツを選択するのがベストです。
スカート丈は短すぎるとビジネスの現場にはふさわしくないので、短くても椅子に座ったときに膝上10cm以内になるようにしたほうがいいでしょう。
サイズ
レディースの場合は5号、7号、9号などでのサイズ展開がされていることが多いです。
ジャケットは、肩幅、バストライン、ウエストシェイプの3カ所がフィットしているかどうか確認しましょう。
パンツスーツのおすすめコーデ
タイトなパンツスーツは、白のブラウスやカットソーなどを着用するのがおすすめです。パンツスーツはシャープな印象を演出できますが、白いインナーを合わせることで、シュッとした印象と女性らしい雰囲気を出せます。
テーパードパンツスーツの場合は、レギュラーカラーのブラウスを組み合わせるのがおすすめです。テーパードパンツスーツは抜け感や落ち着いた雰囲気が特徴的なので、シャツまでカジュアルな雰囲気にするとビジネスシーンにはやや不向きのスタイルになります。かっちりしたブラウスを着用して、フォーマルな雰囲気を出していきましょう。
テーパードシルエットのパンツは、ヒップ下からは狭くなっているため、動きやすさは保ちつつもすっきりとした雰囲気を出せるため、バランスのとれた形になっています。
スカートスーツのおすすめコーデ
タイトスカートなら、フェミニンなデザインのカットソーと合わせるのがベターです。ちなみにスカートを選ぶときの注意点は、着用してストレスを感じないかどうかです。タイトスカートスーツもまたその名の通り細身なので、サイズが合っていないとタイトパンツスーツのようにストレスを感じるでしょう。
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オーダースーツSADAは、リーズナブルな価格で自分だけのスーツを作れるオーダースーツ販売店です。北は札幌市、南は熊本市まで店舗は日本全国に展開しています。
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また、店舗で相談しながら仕立てられるなど、初心者でも安心して利用できるところも魅力です。予約してから来店すれば、スムーズに対応してもらえるため、ぜひ来店予約を利用しましょう。
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