スーツの柄が与える印象と選び方について解説!スーツにおすすめの色も紹介
みなさんは、普段どんな柄のスーツを着ているでしょうか。スーツは柄や色味によって、相手に与える印象は大きく変わります。どのような印象を与えたいのか、相手の目にどのように映りたいのかによって、着用するスーツを変えていくのがおすすめです。
しかし、中には
「どのようにスーツを選んだらいいのかわからない」
「スーツを選ぶ際の注意点を知りたい」
「いつもは無地のスーツばかりだけど柄スーツで印象を変えたい」
など、スーツに関する疑問を持っている方も多いです。
そんな方のために、それぞれの柄が与えるイメージやおすすめの組み合わせ、選び方を解説していきますのでスーツ選びの参考にしてください。
ビジネスシーンでスーツの柄が与える印象とは?
冒頭でもお伝えしたように、スーツは柄によって相手に与える印象が大きく異なります。柄スーツをうまく着こなせるようになると、おしゃれな印象を与えることができるでしょうポイントは「相手に与えたい印象によって、柄を選ぶ」ということです。
ここではスーツの柄としてよく見られる「ストライプ」と「チェック」の具体的な種類と相手に与える印象について解説していきます。
ストライプ
スーツの中でも定番の柄で縦の縞模様のことを指すのが「ストライプ」です。
一般的に、ストライプの線が細くなるほどフォーマルな印象を与えると言われています。また、ストライプの幅が狭いと爽やかな印象に、幅が広いデザインだと大人っぽい落ち着いた印象となるため、与えたい印象によって使い分けるのがおすすめです。しっかり縦のラインの入ったデザインであれば、スリムな体型に見せることも可能です。
ストライプの線が太い場合は、カジュアルな印象を与えることができるので、カジュアルシーンなどで着用する際には取り入れてみるのもおすすめです。
●ピンストライプ
「ピンストライプ」はピンで描いたかのような、小さいドットが集まってできている細いストライプのことです。
「ストライプ」と聞いて、これを思い浮かべる方が多いのではないかと思います。ストライプ柄の中でも種類が豊富なため、自分にあったものを選べておすすめです。
ピンストライプのスーツを着ると、洗練された、シャープでスマートな印象を与えることができます。重要な会議や、かしこまった会議に出席する際も主張しすぎず知的な雰囲気になっておすすめです。
ストライプ柄を着用したことがない方でも、線の間隔が狭く、主張が強くないのではじめての方でも挑戦しやすい柄といえます。
●ペンシルストライプ
「ペンシルストライプ」とは、鉛筆で描いたような輪郭のはっきりしているストライプのことです。
ピンストライプより、やや太めのラインが特徴になっています。ラインが太めではっきりしているので、遠くから見てもストライプの柄が際立ちやすいです。
ペンシルストライプのスーツを着ることで、誠実で爽やかな印象を演出することができます。
●チョークストライプ
「チョークストライプ」とは、チョークで線を引いたような太いラインで、若干かすれているのが特徴です。
線が太く主張が強いので、インパクトがあります。チョークストライプは、「力強さ」「華やかさ」「自信」といった印象を与える柄です。
仕事のキャリアアップを目指している方、自分の個性を出していきたい方が着ると、よりその印象が強くなるでしょう。
●シャドーストライプ
「シャドーストライプ」は、ツヤ感のある生地によく見られるデザインです。
遠くから見ると無地にも見えますが、よく見るとストライプの柄になっているというさりげなさが魅力的な柄となっています。
シャドーストライプの柄は、誠実で論理的な印象を与えることができ、仕事のできる雰囲気を演出できるのでビジネスシーンで着用する際の人気の柄のひとつです。
●オルタネイトストライプ
「オルタネイトストライプ」は、2種類の異なった色のストライプを交互に繰り返しているデザインのことです。
2色を組み合わせることで、華やかでおしゃれな印象を与えることができます。色の組み合わせによっては、シンプルな雰囲気にすることもできるので、自身のイメージと重ね合わせて色味を選ぶといいでしょう。
チェック
チェックのスーツは、ストライプと比較すると柔らかい印象になり、よりカジュアル感が強くなります。「チェック」とひとくちに言っても、その柄は多様で与える印象もそれぞれ異なるのが特徴です。
基本的に、チェックの柄や線が大きいほどカジュアルな印象となり、小さいほどフォーマルな印象が強くなります
ここでは代表的なチェックの柄と、その印象をご紹介します。
●ウィンドウペーン
「ウィンドウペーン」は、縦横の線が交差しているシンプルなチェック柄です。
窓枠が並んでいるような見た目から、このように呼ばれています。ウィンドウペーンのスーツを着ると、「カジュアルで親しみやすい」という印象を与えられるでしょう。
19世紀のイギリスで流行していたことから、クラシカルな印象を与えることもあります。柄自体が大きめのデザインなので、中に着るシャツやネクタイは無地で合わせると全体がすっきり見えるのでおすすめです。
●グレンチェック
「グレンチェック」は、異なる細かい格子柄を組み合わせたデザインのチェック柄です。
紳士の国「スコットランド」の伝統的な柄であると言われており、グレンチェックのスーツを着ると「上品で知的」な印象を与えることができます。千鳥格子をベースに、ブルーの格子が重なったデザインの「プリンスオブウェールズチェック」が特に人気です。
大人っぽい印象ですが、若い方が着ても育ちの良さや落ち着いた雰囲気を出すことができるデザインといえます。
●ハウンドトゥース
「ハウンドトゥース」は、「猟犬の牙」という意味を持つチェックの一種です。
日本では、鳥が群れをなしているように見えることから「千鳥格子」とも呼ばれています。スーツで使われるのは、比較的柄が細かくデザインされているものが多いです。
ハウンドトゥースのスーツを着ると「エレガントで上品」な印象を演出できます。
●シャドーチェック
「シャドーチェック」は、シャドーストライプと同様に一見無地に見えますが、光の角度によってチェックが浮きたってくるデザインのことです。
シャドーチェックのスーツを着ることで「品の良さ」や「洗練さ」といった印象を与える効果があります。柄がはっきりとは見えずさりげないため、チェック柄に慣れていない方でも挑戦しやすく、チェックの中でも特に人気の柄です。
光沢感があるので、ビジネスシーン以外にもセレモニーなど華やかなシーンにも着用しやすくなっています。
今まで無地のスーツを着用することが多かった方は、違う印象を与えるための最初の柄スーツとしておすすめです。
スーツの柄を選ぶ時は色にも気を付けよう
スーツのコーディネートでは、柄と色の組み合わせによって印象を大きく変えることができます。そのため、スーツを選ぶ際には柄だけでなく、色が与える印象を十分考慮して選ぶようにしましょう。
ここでは、スーツの色が与える印象についてご紹介していきます。
ダークネイビー
濃い紺色のスーツはビジネススーツの定番で、多くのビジネスマンが着用している色です。
ダークネイビーには、「知的」「真面目」「信頼感」といった印象を与える効果があります。「仕事ができる人」という第一印象を持ってもらうのにぴったりです。
ブライトネイビー
ブライトネイビーは、ネイビーの中でも少し明るめのカラーを指します。
若いビジネスマンを中心に、着ている方が増えてきている色です。ブライトネイビーには、「若々しさ」「活動的」という印象を与える効果があります。
年配の方が、活動的な様子をアピールしたい場合にもおすすめの色です。色が明るい分、汚れが目立ちやすいのでお手入れには気を遣う必要があります。
チャコールグレー
「グレー」と言われて思い浮かべることの多いチャコールグレーも、比較的よく着られている色のひとつです。
チャコールグレーは「品格」「洗練」といった印象を与えます。
グレーの色みが濃いほどフォーマルな印象となるため、人事採用など相手の話をじっくり聞きたいときに着るのがおすすめです。
欧米では管理職、役員などが着る色という認識があり、海外出張などがある方にもおすすめといえます。
ライトグレー
ライトグレーはチャコールグレーよりも、明るめのグレーになります。
爽やかな色で春、夏などの暖かい時期に着られることが多い傾向です。ライトグレーは「冷静」「慎重」「クール」といった印象を与える効果があります。
冷静な判断ができて、仕事ができるという印象にしたい方におすすめです。
ベージュ
ベージュには「柔和な」「柔軟な」といった印象を与える効果があります。日本人の肌の色とも馴染む暖かみのある雰囲気で、柔らかく優しい印象を与えたい方におすすめです。
ただし、日本人に多い黒髪に似合うように着こなすのは、少し難易度が高いので注意が必要になります。
ブラウン
垢抜けた雰囲気がトレンドの色で、最近見かけることが多くなってきています。シックで、落ち着いた大人の印象を与えたい方におすすめです。
ブラウンには「落ち着き」「堅実」「余裕」といった印象を与える効果があります。
暖色のブラウンは温かいイメージが強いので、秋冬などの寒い時期に着用するようにするとより好印象となります。
ブラック
着ると気持ちが引き締まるブラックには「高級感」「ストイックさ」といった印象を与える効果があります。
冠婚葬祭などのフォーマルな場面以外でも、着る人が増えている色です。リクルートスーツは黒が基本となっており、若い方の場合、就職してからもそのまま着ているパターンも多くなっています。
ただし、ビジネススーツと喪服では生地が違うものの、海外では「黒のスーツは喪服」という認識が強いためあまり良いイメージを持たれません。海外出張に行く方や海外の方を相手にしたビジネスシーンでは、黒のスーツを着用するのは控えましょう。
ダークグリーン
ダークグリーンには「重厚」「緻密さ」「穏やかさ」といった印象を与える効果があります。
こちらも、最近着ている方を見かけることが多くなっている流行色です。大人の男性に似合う色で、若い方を中心に実年齢よりも落ち着いた雰囲気を演出したいという場合に着用することが増えているカラーといえます。
スーツは無地に見える柄がおすすめ
ビジネスマナーでは、重要な場面では、ダークカラーの無地や無地に見える小さい柄が好まれます。逆に社内でのデスクワークなどカジュアル寄りの着こなしが許される場合は、ライトグレーやウィンドウ・ペンなど大きな柄も人気です。
スーツの色柄の選び方は、着用場面によってダークカラーの無地寄りの柄にするか、明るめの軽快な柄物にするかを判断する傾向があります。そのため、少し離れて見るとダークカラーの無地に見える小さい柄は、格式高めから標準業務まで着回し力が高く、ストライプの次に使いやすい柄となります。
また、小さい柄は無地よりも変化に富み、落ち着いた親しみやすい雰囲気を持ちます。小さい柄をスーツコーディネートに取り入れることで、一週間の着こなしにメリハリが出るのでおすすめです。
おすすめの小さい柄とは
ビジネスシーンにおいておすすめの小さい柄は、
- 千鳥格子
- グレンチェック
- バーズアイ
の3種類です。
柄を作成する際に使用される糸の色と生地の色に明暗の差が強いほどカジュアル向き、類似色を使用して柄を目立たなくしたものがビジネス向きとなっています。
それぞれ見ていきましょう。
●千鳥格子(ハウンドトゥース)
柄の形が、猟犬の牙を並べたように見えるため、ハウンドトゥースとも呼ばれます。柄の端が細くなる形状のため類似色で織られたものは、少し離れて見ると色違いの部分が馴染み無地に見えます。ビジネスの定番柄です。
●グレンチェック
千鳥格子にヘアラインストライプ(非常に細いストライプ)を重ねて表現した柄です。明暗の差があまりないダークカラーで織られたものは、伝統的でシックな雰囲気を持ちます。明暗の差が強い糸で表現されたものは華やかな印象になります。
●バーズアイ
バーズアイは丸が連なる柄です。柄が鳥の目のように見えるため、バーズアイと呼ばれます。こちらも黒や濃紺などを糸色に使用している場合は控えめで無地に近い印象になるため、家庭でのお祝い事などにも使いやすくなります。
織柄(おりがら)とは
織柄は、柄を表現する糸の色を変えずに生地を織ります。織り上げた生地は、糸の光沢で柄が表現されています。角度によって無地に見えたり、柄が浮かび上がったりする点が織柄の特徴です。
●シャドーストライプ
織柄の中でも、シャドーストライプは光沢の反射部分が多くなるため華やかな印象になります。シャドーストライプでは、光沢が控えめなタイプがビジネスでは無難です。友人の結婚式などでは、光沢が強いものもおすすめです。
●ヘリンボーン
杉綾織りとも呼ばれる柄で、無地とストライプの中間的な印象になります。地味でも派手でもない上品で使いやすい柄です。
●組織柄
織柄の中には、組織柄と呼ばれる小さな柄もあります。様々な柄があり、基本的には約5mm四方の小さな柄が連続する生地です。こちらも派手にならず、ストライプのシャツやネクタイとも合わせやすいため、気軽にコーディネートに取り入れることができます。
生地は梳毛と紡毛を使い分ける
スーツの生地には梳毛と紡毛があります。それぞれの特徴を知る事で、小さい柄を選ぶ時の目安にもなります。
●梳毛(そもう)とは
梳毛(そもう)は、生地の表面の毛羽立ちが少ない生地です。
梳毛生地には上品な光沢があり、サラッとした肌触りで、格式高い場面にも着用が可能になります。小さな柄は起毛感が少ない生地だと柄の境界が分かりやすく、すっきりとしてシャープな印象となるのが特徴です。
ビジネスマナーが気になる場面での着用であれば、梳毛生地の小さい柄がおすすめです。
●紡毛(ぼうもう)とは
紡毛(ぼうもう)は、表面に柔らかな毛羽立ちがある冬物の生地です。
光沢がなく、強い起毛感のある生地はカジュアル寄りになるため、格式高い場面やビジネスマナーが気になる場面では避けるようにしましょう。
小さい柄は生地の表面が起毛している紡毛生地の場合、柄の境界線がはっきり見えないため、柔らかな雰囲気になります。柔らかでカジュアルな雰囲気を楽しみたい場面におすすめです。オフィスカジュアルでは紡毛の小さい柄のジャケットを着用すれば、手軽にカジュアル感を演出できます。
スーツをカジュアルに着こなす場合は紡毛生地のスーツに、ニットを合わせると素材感が近いため、バランスの良いコーディネートに仕上げることが可能です。高級レストランでのリラックスした着こなしにも向いています。
季節感や着用シーンに合わせて梳毛と紡毛を使い分けると、着こなしが洗練されるためおすすめです。
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ジャケットだけじゃない!チェックしておきたい「組み合わせ」
ジャケットの柄や色でさまざまな印象を与えることができるというのをご紹介してきました。
しかし、スーツのおしゃれは、ジャケット以外の部分でも楽しむことができます。定番の色や柄のジャケットでも、小物を使うことで相手の印象に残るスタイルにすることが可能です。
ここからは、ぜひチェックしてほしい組み合わせについてご紹介していきます。
ジャケット × ネクタイ
スーツでは、ジャケットの色柄とネクタイの色柄で組み合わせを楽しむのが定番です。紺などの暗めの色であれば、柄同士でもおしゃれにまとまります。
大きめの派手な柄のジャケットであれば、ネクタイを無地のものにすると合わせやすいです。
シャツ × 小物
シャツの色柄と小物でアクセントをつけた組み合わせもおすすめです。
例えば、ポケットチーフをワンポイントで挿す、カフスを留めるなどがあります。ポケットチーフは、その折り方によっても印象を変えることができ、シャツと同系色でそろえればまとまった印象になっておすすめです。
また、シャツの袖口を留めるカフスに気を配れるとさりげなくおしゃれ上級者をアピールできます。ちなみに、スーツを着用するようなビジネスシーンでは、ネックレスやブレスレットなどの装飾品は避けた方が良いです。
スーツに合わせた小物で、おしゃれを楽しむようにしましょう。
ネクタイ × シャツ
ネクタイとシャツの組み合わせは、柄や色の組み合わせによってコーディネートの幅を大きく広げることができます。
いくつか組み合わせを紹介しますのでコーディネートの参考にしてみましょう。
●ドットor小紋柄のネクタイ×ホワイトの無地シャツ
ネイビースーツにドットのネクタイとホワイトの無地シャツを合わせるのは、もっともベーシックなコーディネートです。
ドットの印象が強くなりがちですが、シャドーストライプのスーツなら主張がぶつからずしっかり馴染みます。さらにインパクトを出したい場合は、小紋柄のネクタイを選ぶのも一案です。ネイビーのハツラツとしたイメージに加えて、大人の渋さをプラスすることができます。
●ブルー系のストライプネクタイ×ブルー系のシャツ
スーツとネクタイ、シャツをすべて同系色でまとめるコーディネートです。
色味に少しずつ変化を持たせることがポイントとなります。ネクタイをやや濃く、シャツをやや淡くするとメリハリがつくので、まとまりのあるコーディネートに仕上げることが可能です。
ブルー系のネクタイの代わりに、グリーン系のネクタイも合うので試してみましょう。
●ネイビーの無地ネクタイ×パープルのボールドストライプシャツ
英国の雰囲気を強く出したい場合は、パープルのボールドストライプシャツを選んでみてはいかがでしょうか。ボールドストライプとは、輪郭がはっきりした太く色鮮やかなストライプのことです。
グレンチェックと組み合わせることで、英国気分が際立ちます。シャツが個性的なので、ネクタイは無地を選ぶことで派手すぎる印象を和らげることができるでしょう。
●太ストライプネクタイ×ホワイトのシャツ
華やかな胸元を作るには、主張の強いネクタイを選ぶのがポイントです。
太いラインのストライプなら、ビジネスパーソンとしての力強さを演出できます。グレーのシャドーストライプスーツと無地のホワイトシャツを合わせれば、ネクタイの個性を引き立たせることができるでしょう。
●レッドの無地ネクタイ×ストライプのクレリックシャツ
レッドのネクタイはVゾーンを華やかに彩るのにぴったりのアイテムです。
「活動的」「情熱」「リーダーシップ」などのイメージを演出できます。ただし、そのままではやや派手な印象になりがちです。
クレリックシャツとグレーのシャドーストライプスーツでインパクトのある胸元が馴染みます。レッドの代わりにエンジのネクタイを選ぶと、落ち着いた印象にすることが可能です。
●ネイビーの無地ネクタイ×ブルー系の太ストライプシャツ
グレーのシャドーストライプスーツには、相性のいいネイビーの無地ネクタイを選ぶのもおすすめです。
そのままだとVゾーンに華がなくなってしまうので、シャツで遊び心を加えます。ブルー系の太いストライプシャツを使えば、ネクタイ、スーツ、シャツをバランスよく組み合わせることができるでしょう。
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柄物スーツを避けた方が良いシーンとは
定番柄のストライプやチェックも、使用シーンによっては良し悪しが分かれるので注意が必要です。
無地のものに比べて主張が強くなる場合があるので、TPOを踏まえて選ぶようにしましょう。
喪服は黒の無地が基本で、それ以外はマナー違反とされています。葬式の時に黒のビジネススーツを喪服代わりにすることは避け、喪服用として販売されているスーツを着用するようにしましょう。
反対に、結婚式などの祝いの場面では葬式を連想させる黒の無地は避けるのがマナーです。
また、柄の大きめなカジュアルなスーツを着ていても特に問題ありませんが、派手すぎる柄だと目立ちすぎてしまう可能性があるので注意してください。
結婚式の主役はあくまで新郎新婦なので、さりげなさ、控えめさを意識して着こなしを楽しみましょう。
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スーツを買うときに押さえておきたい定番柄はこちら
スーツで定番と言われているのは、「無地」、「ストライプ」、「チェック」の3種類があげられます。
無地
着る場所を選ばない無地のスーツは、最初の一着として選ばれることが多いです。
シンプルな無地スーツでも、シャツやネクタイの色柄の選択によって、印象を大きく変えることもできます。
ストライプ
ビジネススーツの定番は、ストライプです。
どんなシャツやネクタイとも合わせやすいのも、人気の理由になります。色や線の細さなど種類豊富なので、与えたい印象や着たいシーンによって自分に合ったものを選びましょう。
チェック
チェックはカジュアルな印象になるものもありますが、上手く着こなせるとおしゃれ上級者に見えます。
チェックの場合、柄が大きめのものの場合は色が暗めのものを選ぶと、まとまって見えるのでおすすめです。
若い方だと、目立つデザインのスーツは上司の印象が悪くなる可能性があるので注意が必要です。まずは、細目のストライプやシャドーストライプやシャドーチェックなどのさりげないデザインのものから挑戦していくのが良いでしょう。
小柄の方がチェックを選ぶ場合、柄の大きいデザインだと柄に着られているような印象を与える可能性もあるので、試着のときによく確認することが重要です。
ピンストライプスーツの印象は?種類が豊富なストライプスーツについて特徴や着こなし方を解説!
柄物スーツで理想の姿を手に入れる!
スーツの柄と色が与える印象について、ご紹介してきました。
年齢や場面に合わせた柄物スーツの着こなしで、理想の姿を手に入れましょう。
仕事ができる、落ち着いている、若々しいなど、ビジネスシーンで与えたい印象によって、柄や色を選ぶのもスーツを選ぶ一つの方法です。「スーツは仕事だから着る」ではなく、自分を表現するものの一つとして考え、組み合わせを楽しむようにしましょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
ここ数年で多くのオーダースーツ専門店が存在するようになりました。オーダースーツ専門店が多くなったことで、どのようにお店を選んだらいいのかわからないという方も多くなっています。
数あるお店のなかでも、確固たる地位を築いているお店が「オーダースーツSADA」です。
オーダースーツSADAは1923年に創業し、2023年には創業100年を迎え、2023年現在で約50店舗もの店舗数を誇っています(※2023年12月時点)
多くのユーザーに愛されているオーダースーツSADAは、長い歴史と伝統が培った技術とノウハウを活かし、生地の仕入れから縫製・販売まで行っているのが大きな魅力です。
一般的にオーダースーツの作成方法は大きく分けると以下の3つに分類されます。
- 最も簡易的なパターンオーダー
- 中間的なイージーオーダー
- こだわった仕立てが可能なフルオーダー
オーダースーツSADAでは、上記3パターンのなかでも最もこだわったスーツを作ることができるフルオーダーを採用しています。
一般的なオーダースーツ専門店でフルオーダーのスーツを仕立てる場合、数十万円〜数百万円と高額になってしまうことがほとんどです。
しかし、オーダースーツSADAでは、フルオーダーでありながら既製品のスーツと変わらない19,800円〜(税込21,780円〜)で仕立てることができます。(※2023年12月時点の価格です。価格は変更になることがあります。)
長い歴史とオーダースーツSADAのノウハウがあってこそ、この圧倒的なコストパフォーマンスを実現できているといえるでしょう。
専門的なスタッフのアドバイスによって、オーダースーツを作成したことがない方でも安心して、自分だけのオリジナルスーツを作成することができます。
スーツの購入を検討している方は、オーダースーツSADAで自分だけのフルオーダースーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。
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この記事では、スーツの柄であるストライプやチェック、織柄の違いや、シーン別におすすめのスーツの柄について紹介します。