【スーツ 茶色】茶色のスーツを着こなすコツのアイキャッチ画像
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【スーツ 茶色】茶色のスーツを着こなすコツ

あなたは「茶色」のスーツを持っていますか?茶色のスーツは「余裕」「貫禄」「経験」を感じさせるスーツカラー。もしあなたが茶色のスーツを持っていて、上手に着こなせているならスゴいです。茶色のスーツは、コーディネートが難しいので着用割合は「1割」といわれています。かなりハードルが高いので、上手に着こなせるだけで周囲から一目置かれること間違いなしですよ。もし「まだ茶色のスーツに挑戦する勇気がない…」という方にもおすすめです。茶色のスーツは「コーディネート」と「着用を避けるシーン」を覚えておけばOK。ベージュやグリーンのようなカジュアルカラーと違い、ある程度の層には定着しているので厳格なマナーは多くありません。でも「難しい…」と思っている方は、ダークグレーやブラックに近いダークブラウンから始めてみればOKです。ぜひポイントを押さえて、周囲から一目置かれる「オシャレなビジネスマン」を目指してみませんか?今回は、スーツを仕立てて99年「オーダースーツSADA」のスタッフが、茶色のスーツの印象からコーディネート、着用すべきでないシーンまで徹底解説します。この記事を読んで、オシャレな茶色スーツのスタイルをゲットしてくださいね!

茶色スーツの印象

余裕と貫禄のある茶色は、経験を積んだ大人の雰囲気。

それでいて気負わず、さりげないところが魅力です。

ネイビーがフレッシュな若手のイメージだとすれば、茶色のスーツは頼りがいのある上司のイメージ。

また、コーディネートが難しいため、ビジネスの定番色でありながら着用割合が1割程度と、かなりハードルは高め。

だからこそ、茶色のスーツを違和感なく着こなすだけで、一目置かれることは間違いありません。

茶色スーツのコーディネート

茶色スーツのコーディネートは難しいため、最初の一着は無地スーツが安心です。

茶色に合うシャツは?

茶色スーツと相性の良いシャツの色にはどのようなものがあるでしょうか?

・ホワイト

ホワイトの無地は、茶色が最も引き立つ色です。

ホワイトの持つ威厳で、茶色の堅実さや信頼感がアップします。

・サックスブルー

サックスブルー(グレーを含む淡いブルー)を無地で合わせるビジネス向きコーデ。

サックスブルーの誠実さと茶色の落ち着きを合わせれば、商談しやすい雰囲気に。

・ブラウン(茶色)

ロンドンストライプのような強めの柄で合わせます。

スーツと同系色を使うことで統一感がでるため、この場合はネクタイを無地にします。

ネイビー系ソリッドタイを合わせましょう。

非常にインパクトのあるお洒落なコーディネートです。

シャツはホワイトとサックスブルーの無地があれば、ビジネスには十分です。

茶色自体は色合わせが難しいですが、無地のシャツを入れることで、ネクタイが合わせやすくなります。

お洒落なパーティシーンであれば、派手な同系色シャツを選び、ネクタイを無地にします。

ストライプスーツの場合は、シャツ、タイを全て違うパターンの柄にして胸元に奥行きを出す方法もあります。

その際には、コーディネートのカラーを3色以内にしましょう。

色を抑えることで、まとまりが良くなります。

アズーロ・エ・マローネ

ブラウンスーツといえば、イタリアの伝統的な色合わせ「アズーロ・エ・マローネ」。

ネイビーと茶色を合わせるコーディネートです。

実践する際のポイントは、シャツを白にする事。

紺、茶、白の組み合わせが、アズーロ・エ・マローネの定番です。

茶色スーツに合う靴とベルト

・バーガンディ

少し紫がかった暗めのボルドーです。

取扱い数は少なめですが、暖色系スーツに合わせるとかなり存在感があります。

パーティシーンのお洒落に。

・ネイビー

ダークネイビーは、黒ほど重くならず茶色ほど軽くならない色です。

ビジネスでは、黒に近い印象になるためコーディネートが簡単です。

・ブラック

以前は茶と黒を合わせる事はタブーでした。

しかし、近年は黒と茶の色合わせが新鮮だという風潮で、盛んに取り入れられています。

ビジネスでの着用では、スーツと靴に極端な色の濃淡差が出ないようにすると安心です。

お洒落として合わせる場合は、濃淡の差を気にせずに合わせます。

・ブラウン

同系色で合わせる定番だからこそ、靴色に濃淡があるグラデーションやデザインにこだわるとお洒落です。

パーフォレーションやメダリオンと呼ばれる飾り穴のあるタイプも個性的。

茶色のスーツであれば、存在感のあるバーガンディともなじみます。

ベルトと靴を近い色で揃えることで、全体バランスの良いコーディネートになります。

また、バーガンディほど派手にならず、さりげなく色味が映えるネイビーも茶色のスーツにおすすめ。

販売数は少なめですが、バーガンディよりもビジネスで使いやすいため、活躍すること間違いなしのアイテムです。

茶色スーツとネクタイの合わせ方

茶色(ブラウン)のスーツは、落ち着きや大人の雰囲気を演出します。茶色に対するイメージは、「おじさんっぽい」「組み合わせ方が分からない」などの声が寄せられることもあります。スーツは黒やネイビー、グレーなど品数も多く手に取りやすい定番の色があるため、つい茶色は敬遠されてしまうのでしょう。今回は茶色のスーツの魅力をお伝えするため、茶色の特徴やコーディネートのコツを紹介します。

茶色の種類と印象

茶色はおおよそ、5つの色に分かれています。

「茶色」、「こげ茶」、「黄土色」、「ボルドー」、「えんじ色」このすべてが茶色です。

なお、ボルドーは赤に分類される場合もあるようです。

茶色の持つ色のイメージは「安心感」、「大人の雰囲気」、「穏やか」、「自然」などが挙げられます。自然に存在する色を彷彿させるアースカラーに属するため、ほかの色にはない落ち着きと柔らかさが特徴です。

※アースカラーとは地球の大地や植物、海などの自然物をイメージした色のこと。黒や白よりも柔らかく、コーディネートにもなじみやすい。茶色や緑、青、ベージュやカーキ、テラコッタなどを指す。

ネクタイとの相性

茶色のスーツはほかの色に比べて色の選択肢も多く、大半のネクタイと合わせられます。

柔軟性に優れた色のため、ワードローブに1着持っておくと、さまざまなコーディネートができるのもメリットです。自分好みのネクタイやシャツとの組み合わせを探すのも、茶色の良さに気づくきっかけになるかもしれません。

茶色スーツに合うネクタイ

・ネイビー

スーツで茶といえば、ネイビーというほど相性の良い色です。

・ボルドー

暖色の色合わせができるのは茶色のスーツのみ。

大人の余裕を感じさせます。秋は特におすすめです。

・グリーン

近年種類も豊富になったグリーンタイ。

深みのあるダークカラーを焦げ茶色のスーツに合わせると、深い森を想起させる色使いで新鮮。

・ブラウン

ダークカラーの焦げ茶を無地で合わせると、大人の魅力漂うコーディネートになります。

チョコレートカラーであれば、一転、遊び心あふれるコーデに。シャツは白がおすすめです。

スーツの定番カラー中で、唯一の暖色である茶色。

暖色だからこその色合わせが楽しめるのも、茶色スーツの醍醐味です。

ここにあげた4色で、寒色のビジネススーツとは全く異なる雰囲気になります。

茶色スーツに蝶ネクタイはありか?

蝶ネクタイといえば、結婚式やパーティーなどの印象が強く、フォーマルシーンの象徴とも言われます。蝶ネクタイと合わせるスーツはタキシードやブラックスーツが多く、特別なシーンで使うアイテムと言えるでしょう。

「茶色のスーツに蝶ネクタイを着けるのはありなのか?」

茶色のスーツは結婚式には控えた方が良いとされているため、かしこまった場所で着用されていることが多い蝶ネクタイとは、そもそも組み合わせることが少ないことも含め、結婚式向きではないことは覚えておいた方が良いでしょう。

カジュアルなファッションとしてならば、蝶ネクタイも少しずつ増えてきている組み合わせです。茶色のスーツと合わせることで、フォーマルなイメージを抑えて着こなせます。柄付きの蝶ネクタイもカジュアルシーンならば取り入れやすく、幅広く蝶ネクタイを選ぶことができるでしょう。

スーツの柄もストライプやチェックを選ぶことで、蝶ネクタイの良さを更に引き立てます。一般的なネクタイと違い、蝶ネクタイの注意点はいくつかあります。オシャレに着こなすことができれば、ワンランク上のオシャレを楽しめるでしょう。

茶色のスーツはダメ?場面別に解説!

茶色のスーツは、着用を避ける場面があります。

うっかり着用してしまわないように、チェックしておきましょう。

【入学式と卒業式(本人と保護者)】

本来は式典であるため、カジュアルな茶色のスーツは着用を避けます。

本人の希望は許容されます。

その場合はダークカラー(焦げ茶)を選びましょう。

保護者は避けた方が無難です。

【成人式】

本来は避けます。

成人式は個人のお祝い事であるため、本人の希望があれば、許容されます。

【入社式(入社する本人)】

避けます。

【社内式典や社員総会】

着用できます。

式典では焦げ茶などのダークカラーを着用します。

設立記念パーティなどでは、焦げ茶以外も着用可能です。

ただし、上司よりも目立つ事や会場の格式が高い場合は避けます。

【結納】

正式な儀式であるため、避けます。

【結婚式】

本来は避けます。

近年、カジュアルな結婚式では着用されることもあります。

式場の格式が高い場合と、スピーチがある場合、親族は避けます。

【お宮参りや七五三】

着用できます。

家庭内のお祝いであるため、細かな決まりはありません。

ただし、靖国神社の正式参拝などでは避けます。

茶色のスーツは、カジュアルなスーツであるため式典では着用しません。

式典では礼服(ブラックフォーマル)かミッドナイトブルーとチャコールグレーの無地スーツが正式です。

ビジネスは式典ではなく仕事であるため、茶色のスーツでも問題ありません。

社内式典は迷うところですが、社風や上司の服装なども考慮して着用の可否を決めると安心です。

心配がある場合は避けましょう。

茶色のスーツは、仕事着、お洒落着として着用します。

現在、オフィスカジュアルの浸透で、茶色のスーツは人気が急上昇しています。

さらに、ダブルスーツの流行もあり、茶色をお洒落に着こなす人が増えました。

茶色のスーツをワードローブに加える良いタイミングと言えます。

茶色スーツは女性受けが悪いって本当?

男性の茶色のスーツは、「女性受け」が悪いと思っている方がいるかもしれません。実際はそうではなく、近年は支持される傾向にあります。

「着ている人が少ないため、それだけでオシャレ」、「落ち着いた大人の雰囲気が素敵」、「暖かみに優しい印象を感じる」などポジティブなイメージも多く寄せられています。

これを機会に、ここぞというデートなどで自分の魅力を伝えるために取り入れてはいかがでしょうか。

茶色スーツを使ったコーデ例

茶色のスーツには、こだわりを出せるポイントがいくつもあります。ここからは、茶色のスーツを使ったコーディネート例をご紹介します。

スリーピーススタイルで格式高いオシャレ感を!

スリーピーススタイルは、年々人気が上昇しているスタイルです。スリーピースは「ジャケット」、「ベスト」、「パンツ」の3つを同じ生地で仕立てたメンズスーツです。統一感があり、色の特徴を生かしやすいスタイルに仕上がります。

茶色のスーツはスリーピーススタイルとも相性が良く、特にビジネスシーンで活躍してくれるでしょう。

茶系のスーツは青系のシャツと合わせることで、色のバランスを重視しつつ茶色が持つ柔らかな雰囲気を演出できます。

更にネクタイは赤系を選ぶと、より全体が引き立ちます。

アースカラーをふんだんに使った自然色の統一感

青や緑など自然の中にある色を取り入れたコーディネートです。

茶色のスーツで「大地」、青系のシャツで「海や川」、緑のネクタイで「植物」を再現できます。

優しい印象を最大限に活用し、茶色と緑でクラシカルな雰囲気に仕上がります。アースカラーには相手に落ち着きと癒しを与える効果もあり、その場にいるだけで周囲をリラックスさせることができるでしょう。

ポケットチーフなどの小物を用いることで、更にオシャレ感を演出できます。

重厚感のあるダブルスーツスタイルで季節感を演出しよう

一般的なシングルスーツと違い、ボタンが縦に2列あるダブルスーツはフォーマルな印象が強く敬遠されやすいものでした。また、従来のダブルスーツは体型を隠すために使われることも多く、シルエットもルーズになってしまうのも難点です。

しかしながら、近年はシャープなラインのダブルスーツも登場し、若者を中心に人気を集め女子ウケも上々です。これまでのネガティブなイメージを払拭し、カジュアルなデザインとしても楽しむことが可能です。

ダブルスーツの特徴は、体のシルエットを大きく見せる点です。シングルスーツより面積が広く、かっちりとした印象でフォーマルなイメージが強いでしょう。英国紳士のようにクラシカルな雰囲気になるため茶色のスーツとの相性が良く、季節に合わせて生地を変えると上品なオシャレを楽しめます。

茶色のスーツに組み合わせる靴は「黒」か「茶色」

スーツスタイルならば、足元まで気を抜いてはいけません。茶色に合わせる靴は黒か茶色を

選ぶと全体のバランスも整い、コーディネートが引き立ちます。モダンな雰囲気の黒、同系色の茶色いずれもおすすめです。

茶色スーツのセットアップならオーダーメイドもおすすめ!

年々茶色のスーツの注目度も高まっている今、ご自分のスーツに加え茶色のスーツを一着持ってみてはいかがでしょうか?

着こなしの幅も広がるため、他の方と差をつけたオシャレも楽しめます。

「シックなイメージのこげ茶」、「明るめな茶色でクラシカルな雰囲気」など、茶色のスーツには様々な色合いが選べるのが魅力です。おすすめしたいオーダーメイドのスーツなら、自分の肌色やサイズにぴったりの一着を豊富な生地や色を好みに合わせて作れます。

茶色のスーツをオーダーするなら「オーダースーツSADA」がおすすめ

シックな焦げ茶の細身スーツや、明るめな茶色のクラシックスーツ。

はたまた、ミディアムカラーのダブルスーツと、茶色のスーツの種類は様々です。

ここ数年で、茶色のスーツに対する印象は劇的に変化しました。

この流れの中で、日々の仕事着に茶色のスーツを加えて、着こなしの幅を増やすのもおすすめです。

扱いやすいダークカラーの焦げ茶から使い始めたり、自分に似合う茶色を探す楽しみもあります。

オーダースーツ専門店であるオーダースーツSADAなら、裏地からボタンなどの細部までこだわったフルオーダーのスーツを手頃な価格で手に入れることができます。

オーダースーツSADAで自分専用の型紙データを作るフルオーダーを、この機会に体験してみませんか?

まとめ

今回は、茶色のスーツの着こなしと、NGな場面をまとめました。

コーディネートは、基本さえ把握してしまえば意外に簡単です。

着用NGな場面は、式典や格式が高い会場を避けると覚えておくだけで大丈夫です。

茶色はビジネスとお洒落の定番カラー。コーディネートを楽しみましょう!

茶色スーツは「余裕」「貫禄」「経験」といった印象を与える、どちらかというと「大人向け」のカラーです。部下を持った上司の方に、特におすすめします。

茶色スーツに合わせるシャツは、堅実さや信頼感をアップさせる「ホワイト」誠実さを感じさせる「サックスブルー」インパクトがあってオシャレな「ブラウン(ストライプ)」の3種類がおすすめです。

ネクタイは合わせるシャツによっても変わりますが、基本は「ネイビー」「ボルドー」「グリーン」「ブラウン」といった暖色系と合わせるのがポイント。同色のブラウンと合わせる場合は、スーツが「キャメル(明るいブラウン)」ネクタイが「ダークブラウン」など、明暗を持たせましょう。

ベルトは「ネイビー」「バーガンディ(暗めのボルドー)」「ブラック」など比較的何でもOK。ただし、靴とは近い色で揃えましょう。

茶色のスーツを控えるべきシーンは「入学式」「成人式」「結婚式」などのシーン。基本はNGですが、式の雰囲気によっては許容される場合もあるのでチェックしてみましょう。茶色は若干カジュアルな雰囲気を感じさせるので注意が必要です。

コーデの基本やルールを押さえて、茶色のスーツでオシャレに決めてみてくださいね!

茶色スーツは「余裕」「貫禄」「経験」といった印象を与える、どちらかというと「大人向け」のカラーです。部下を持った上司の方に、特におすすめします。茶色スーツに合わせるシャツは、堅実さや信頼感をアップさせる「ホワイト」誠実さを感じさせる「サックスブルー」インパクトがあってオシャレな「ブラウン(ストライプ)」の3種類がおすすめです。ネクタイは合わせるシャツによっても変わりますが、基本は「ネイビー」「ボルドー」「グリーン」「ブラウン」といった暖色系と合わせるのがポイント。同色のブラウンと合わせる場合は、スーツが「キャメル(明るいブラウン)」ネクタイが「ダークブラウン」など、明暗を持たせましょう。ベルトは「ネイビー」「バーガンディ(暗めのボルドー)」「ブラック」など比較的何でもOK。ただし、靴とは近い色で揃えましょう。茶色のスーツを控えるべきシーンは「入学式」「成人式」「結婚式」などのシーン。基本はNGですが、式の雰囲気によっては許容される場合もあるのでチェックしてみましょう。茶色は若干カジュアルな雰囲気を感じさせるので注意が必要です。コーデの基本やルールを押さえて、茶色のスーツでオシャレに決めてみてくださいね!