【2025年最新】男性の大学の入学式用スーツはどこで買う?買うタイミングや相場について解説- オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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【2025年最新】男性の大学の入学式用スーツはどこで買う?買うタイミングや相場について解説- オーダースーツSADA

大学の入学式では服装の規定がないことが多いものの、男女ともにスーツでの参加が一般的です。入学式以降も正式な式典では正装が求められるため、さまざまなシーンで幅広く使えるスーツを用意することがおすすめです。この記事では、大学の入学式で着用する男性用スーツをどこで買うか迷っている方のために、大学の入学式のスーツはどこで購入すればよいのか、販売店選びや購入時期についてポイントを紹介します。男性のスーツ選びの基本ルールやマナー、着こなしのポイントや注意点なども紹介するので参考にしてください。

大学入学式の男性用スーツはどこで買う? 試着できる店舗がおすすめ

大学入学式の男性用スーツはどこで買う? 試着できる店舗がおすすめ

大学の入学式で着るスーツを購入する方法は、大きく分けて実店舗とオンラインショップの2つ。価格競争が激しいオンラインショップには安く購入しやすいメリットがあり、実店舗には商品を手にとって確認できるなど異なるメリット、デメリットがあります。まずは購入先によって異なる特徴を覚えておきましょう。

スーツ専門店(紳士服量販店)

スーツ専門店(紳士服量販店)は、一般的なデザインかつ平均的な体型に合わせたシルエットのスーツを大量生産し、手頃な価格で販売しています。店舗数が多く、実際の商品を試着できるため自分に合ったサイズを選べることがメリットです。店舗スタッフは専門知識に長けており、的確なアドバイスがもらえることも魅力でしょう。

デメリットは、店舗のラインアップや在庫状況によって選択肢が限られたり、既製サイズのためフィットしづらい場合があったりする点です。

大型量販店

イオン、イトーヨーカドーなどの大型量販店やショッピングセンター、ユニクロなどでもスーツを購入できます。いずれも安価にスーツを購入できることが魅力ですが、既製サイズのためサイズがフィットしない場合があることがボトルネックです。

スーツ専門店などと比べてデザインが限られるため、ほかの人と被りやすいことにも注意しましょう。

百貨店(アパレルブランド・セレクトショップ)

百貨店で展開しているようなアパレルブランドやセレクトショップは、トレンドを強く意識したファッション性の高いスーツを販売しています。

独自のコンセプトを全面に押し出した商品があり、デザインなどで目を引く一方、スーツに本来求められる耐久性や実用性に不満を感じる商品があるため注意しましょう。独自性あるスーツを求める場合はよいですが、こだわった商品はかなり高額になることもあります。

ネットショップ

ネットショップ(オンラインショップ)のメリットは、世界中のブランドから好みのデザインのスーツを購入できる点です。インターネット環境さえあればどこからでも利用できるため、地方在住でも自宅に居ながら選択肢の制限なくお気に入りの1着を探せます。

オンライン市場は価格競争が激しいため、実店舗より安価に購入しやすい点もメリットでしょう。一方で実際に生地を確認したり試着したりはできないため、いざ手元に届いてから不満を感じやすい点がデメリットです。サイズの不一致、返品の手間がかかるなどの問題もあるため、初めてスーツを購入する方にとっては使いづらい点が多々あります。

オーダースーツ専門店

オーダースーツ専門店は、その名のとおりオーダースーツを扱う専門店です。個々のスタイルに合わせてカスタマイズされたスーツは、既製品にはない自由度とフィット感の高さが魅力。シルエットが重視されるスーツにおいて、オーダーメイド以上に整ったシルエットを得る方法はないでしょう。

とくにスポーツマンやモデル体型など、既製サイズではうまくフィットしない方にはオーダースーツがおすすめです。既製品と変わらない2万円程度でオーダースーツが作れる店舗も増えています。

一般的な納品期間は1か月程度ですが、2週間程度で納品されるところもあるため卒業式間際のオーダーも不可能ではありません。専門知識に富んだスタッフとじっくり相談しながら作り上げられるため、初めてスーツを購入する方にもおすすめです。

入学式のスーツはいつまでに用意する? 販売時期を確認

入学式のスーツはいつまでに用意する? 販売時期を確認

入学式のスーツを用意する時期は、既製スーツかオーダースーツかで変わります。それぞれオーダーから手元に届くまでの時間が異なるため、購入方法による違いを覚えておくことが大切です。

スーツの購入は入学式直前で間に合う?

スーツの用意は早めにしましょう。スーツは、需要が高まる1月末~2月にかけて新作が販売されはじめることが一般的です。新作のスーツをチェックしたいなら、この時期がおすすめです。既製服であれば、進学先が決定したあとの2月上旬~3月中旬頃でもよいでしょう。

オーダースーツは入学式のスーツをいつまでに注文する?

オーダースーツを注文する場合は、オーダーから手元にスーツが届くまでに1か月程度かかることが一般的です。注文が集中する2~3月は1か月半以上かかることもあるため、できれば2月中旬を目処に注文しましょう。ただし、最短2週間ほどで仕上げることもできるので、ギリギリだからといって諦めずに相談してみましょう。

大学入学式のスーツの相場価格はいくら? オーダースーツでも19,800円から可能

大学入学式のスーツの相場は、スーツ上下で2~4万円程度です。税込み2万円台でオーダースーツを仕立てられることもあり、初めてのスーツからオーダースーツを選ぶ方も増えています。

またスーツ以外にネクタイ、シャツ、靴や鞄などの小物類も必要です。小物類を揃えると3~5万円程度かかることを踏まえて予算を検討しましょう。

大学入学式の式典にふさわしいスーツとは

大学入学式の式典にふさわしいスーツとは

大学入学式は正式な式典であるため、その場に集まる人が服装の格式を揃えることがセオリーです。服装を定めず自由としている大学や学部によって特色がある場合もありますが、その場に応じたふさわしい格好を選ぶことが大切です。具体的にどのようなスーツが大学入学式にふさわしいのか、ポイントを紹介します。

ネクタイやポケットチーフなどのアイテムを上手に使っておしゃれを演出するなど、さり気なく目立つコーディネートのポイントも覚えておきましょう。

色:黒、紺、チャコールグレーが定番

色:黒、紺、チャコールグレーが定番

スーツは黒に近いダークカラーほど格式が高く、ミディアムカラーやライトカラーなどの明るい色ほどカジュアルになります。式典である大学入学式では、黒、紺、チャコールグレーなどの格式ある色が定番です。

黒いスーツは白いワイシャツと合わせたときにメリハリある印象になるほか、細見え効果も期待できます。

紺(ネイビー)は誠実で爽やかな印象があり、コーディネートのしやすさが特徴です。オーソドックスな色合いは冠婚葬祭やビジネスシーンなどさまざまなシーンで着用できます。

チャコールグレーは、穏やかで知的な印象を与える落ち着きのある色合いです。紺同様、入学式だけでなくリクルートからフレッシャーズまで幅広く着用できます。

柄・生地:無地かシャドーストライプが安心

柄・生地:無地かシャドーストライプが安心

大学の入学式では、無地やシャドーストライプの織柄がおすすめです。無地やシャドーストライプは格式が高く、入学式以外のさまざまなシーンでも着用できます。特に無地は格式が高く洗練された雰囲気があり、初心者でもコーディネートしやすいことが特徴です。

糸の光沢で柄を表現するシャドーストライプは、角度によって見え方が変わるのが奥ゆかしくおしゃれです。縦縞模様はスタイルアップ効果もあります。

ネクタイやポケットチーフを差し色にして、おしゃれにコーディネートするのもよいでしょう。

スタイル:スリーピースも好印象に

大学の入学式で着用するスーツは、シングルスーツやスリーピースが人気です。

裾の仕上げはカジュアルさが強まるダブルではなく、よりフォーマルな印象のシングルがよいでしょう。ダブルスーツはフォーマルな場面にふさわしい重厚感があるものの、大学生の若々しい雰囲気とはミスマッチのため避けたほうが無難です。

スリーピースは格式の高さとおしゃれさを兼ね備えたスタイルで人気がありますが、リクルートスーツには適さないため、着回しを考えるなら注意が必要です。企業によって許容される場合もありますが、基本的にリクルートで着用する場合はベストを外してツーピースにしましょう。

サイズ感:フィット感が重要

スーツ選びではフィット感が重要です。スーツにはサイズ感にかかわる細かなルールが多く存在しており、大学の入学式に限らず体にフィットしたサイズ感で着用することが大切なマナー。大きすぎたり体のラインがわかるほどタイトすぎたりするのは避けましょう。自分の体にぴったりフィットするスーツを仕立てるためには、採寸が重要です。

基本的なスーツのルールに沿って仕立てたスーツは、大学の入学式だけでなくさまざまなシーンで着用でき便利です。筋肉量や骨格などが原因で既製スーツではフィットしない場合でも、オーダースーツならぴったりフィットするスーツが仕立てられます。

入学式で人気のスーツベスト3

入学式で人気のスーツベスト3

大学の入学式では、次の3種類の色柄の組み合わせが人気です。

ネイビーシャドーストライプ

光の反射で浮き上がる生地の織柄がお洒落なシャドーストライプは、春先の入学式に合う爽やかなネイビーが人気。シャドーストライプは場面を選ばないため、ビジネスシーンでも着用される基本の柄です。

黒無地

リクルートの印象が強い黒無地のスーツは、今も昔も人気があります。無彩色である黒は、コーディネート次第で雰囲気が大きく変化。グレーのオッドベスト(単品販売されているベスト)を合わせれば、成人式などの華やかなセレモニーでも着られるでしょう。

黒のシャドーストライプ

毅然とした印象の黒のシャドーストライプスーツも人気の組み合わせ。日本のビジネスシーンで使用される黒のスーツは、大半がシャドーストライプかピンストライプです。着用シーンが幅広く、成人式や結婚式でも着用できます。

大学生のスーツはどんな機会に着る?

大学生のスーツはどんな機会に着る?

大学生がスーツを着る機会は、入学式や卒業式だけではありません。あくまでも大学の入学式用としてスーツを購入することもよいですが、大学生はスーツを着用する機会がそれなりにあることを踏まえて購入するとよいでしょう。

ここでは2つのシーンを例に、大学生がスーツを着る機会を紹介します。ブラックフォーマル、セレモニースーツやリクルートスーツなど、フォーマルな場面で着回せるスーツがおすすめです。

就職活動やインターンシップ

就職活動やインターンシップでも着られるスーツを検討する場合は、黒無地がおすすめです。黒無地は業種を問わず着用できるうえ、インターンシップでビジネスカジュアルやオフィスカジュアルの指定があった場合でも、パンツ単品でも着用できます。

医療系や外資系の場合は、紺無地がおすすめです。喪服をイメージさせる黒を避ける傾向がある医療系や日本では一般的な黒無地が珍しい欧米の価値観に合わせて、黒ではなく紺を選びましょう。紺無地のスーツは、就職活動、インターンシップ、実習や研修のほかにアルバイトの面接でも着られて便利です。

成人式、卒業式や入社式

大学入学式の他に想定されるスーツの着用機会が成人式や卒業式などのセレモニーならば、おしゃれにアレンジできる織柄やスリーピーススーツがおすすめです。

黒、紺、チャコールグレーなどのダークカラーは汎用性が高く、入社式や研究発表などでも着用できるほか、冠婚葬祭で広く着回せます。友人の結婚式など華やかな装いが適した場面では、個性的で目立つ色柄のスーツも選ぶのもよいでしょう。

大学入学式のメンズスーツの選び方や着こなしの注意点

大学入学式のメンズスーツの選び方や着こなしの注意点

大学入学式のスーツ選びにおいて、覚えておきたいポイントや注意点を紹介します。

校風にも注意して事前に確認

大学入学式のスーツ選びは、一般的なセオリーに則ってTPOに合わせた装いを意識すれば大きく失敗することはないでしょう。ただし、学校によって異なる校風や伝統的な流れなども意識すると、その場により適した装いが見えてきます。

国立はダークカラーがメインだったり、私立や美容系専門学校は少し明るめの色が多かったりと校風によって若干の差があることを覚えておきましょう。

学校によっては入学式の様子を動画サイトで公式配信していたり、Webサイト上で画像が公開されていたりします。前年度の入学式の様子が見られればスーツ選びの参考になるため、調べてみるとよいでしょう。

黒無地のスーツは喪服になる?

大学の入学式用に購入した黒無地のスーツを葬儀の喪服として着用することは、避けたほうが無難です。同じ黒無地でも喪服と黒無地のスーツでは生地の種類が異なります。

喪服の黒は「漆黒」と呼ばれ、スーツよりも深みのある黒を朱子織で仕立てるため、喪服とスーツを並べると色や生地の織り目の違いが一目瞭然。スーツの格式は喪服より1つ低いこともあり、喪服が用意できるのであれば葬儀では喪服での参列が好ましいでしょう。

ただし、学生の場合はマナー違反というほどではありません。地域性などによる違いはあるものの、とくにお通夜への参列はダークスーツやリクルートスーツでも問題なく、むしろ喪服ではない方がよいとする考え方もあるほどです。

体重の増減が多い方は着用予定がポイントに

体質や運動部で体作りをする場合など、体格が変化し、体重が増減する可能性が高い方は先々の着回しに注意が必要です。就活のときにはサイズが変わり、スーツが着られなくなってしまうことは珍しくありません。

体重の増減が多い方は入学式からフレッシャーズまで長く着回すことにこだわらず、入学式や成人式用と割り切っておしゃれなスーツを選ぶことも選択肢のひとつです。

入学式用の小物・アイテムの選び方

大学の入学式用に揃える小物やアイテムの選び方のポイントを紹介します。汎用性の高いスーツでも小物やアイテム選びに配慮すれば、式典らしさを出せます。

靴

入学式などの式典では、格式が高いストレートチップもしくは次いで格式が高いプレーントゥの黒い紐靴を着用します。黒以外の色を選ぶ場合は、ダークブラウンなど黒っぽく見える色を選ぶとよいでしょう。

靴の格式はデザインで変わり、内羽根式のストレートチップが最も格式が高いとされます。

堅いイメージでフォーマルな印象が強いものの、冠婚葬祭から就職活動、ビジネスシーンまで幅広く使えるスタイルです。プレーントゥのほうがカジュアル感があり、シンプルなデザインも相まってカジュアルからフォーマルまで広く着用できます。

ベルト

ベルト

オーソドックスなプレーンベルトで、1本のピンを穴に通して固定するシングルピンバックルタイプがおすすめです。ベルトの色は靴の色と合わせることが基本。黒い靴には黒いベルト、ダークブラウンの靴にはダークブラウンに近い色のベルトを合わせて、コーディネートに一体感を出すことがポイントです。

ベルトの穴は5つ空いていることが多く、先端から数えて3つ目の穴で留めると最もバランスよく見えます。4つ目、5つ目の穴は飾りとされ、実用的なのは1~3つ目の穴です。できるだけ3つ目を使えるよう体型に合わせて長さを調節しましょう。

ポケットチーフは必要?

ポケットチーフ

大学の入学式では、ポケットチーフを挿しても挿さなくても構いません。スーツの胸ポケットは本来ハンカチを挿すためのもので、海外ではネクタイと同じような感覚で当然のようにポケットチーフを挿します。ただ日本ではまだポケットチーフの文化がそれほど浸透していないため、挿すも挿さないも自由です。

ポケットチーフを挿す場合、式典では白を選びましょう。折り方は、四角に折った端を1cmほどポケットから見せるシンプルなTVフォールドがおすすめです。

靴下

靴下

スーツに合わせる靴下の色は黒、ネイビーやグレーなどスーツと同系色を選ぶことが一般的です。白などの明るい色やスーツと大きく外れた色は足元が浮いて見えるため避けます。無地もしくは控えめな柄を選び、足元まで一体感あるまとまったコーディネートに仕上げましょう。

またスーツスタイルでは、素肌が見えることはマナー違反です。座ったときに裾から素肌が見えないよう長めのものを選びます。スニーカーソックスなどの短いものは座ったときに裾から肌が見えてしまうため着用を避け、少なくともくるぶしより上、できればふくらはぎまである靴下を着用しましょう。

鞄

就職活動でも使用する場合は、A4サイズの書類が入る自立型のブリーフケースなどのビジネスバッグが無難です。ビジネスリュックを使うビジネスパーソンも増えたため、ビジネスリュックでもよいでしょう。スーツスタイルに合うビジネスリュックはシンプルで使いやすく、通学バッグとしても使いやすく便利です。

カジュアルでスポーティなリュックやトートバッグは、スーツスタイルと合わずアンバランスな印象になるため避けましょう。

コート

コート

とくに北海道や東北などでは、入学式の時期でもコートが必要になる可能性があります。悪天候や低気温が予想される場合は、コートを用意しておきましょう。学校から指定がなければ大学の入学式に着ていくコートの種類は問わないため、通学や普段着用するコートで問題はありません。コートは外にいる間しか着用しないため、色やデザインを細かく気にする必要はないでしょう。

将来的に就活やフォーマルな場所でも使えるスーツに合うコートを用意する場合は、ステンカラーコートやチェスターコートなどが安心です。黒、紺、グレーやベージュなどの落ち着いた色味がフォーマルでも使いやすいでしょう。

ネクタイやシャツのコーディネート例

ネクタイやシャツのコーディネート例

スーツカラーに合わせるワイシャツやネクタイの組み合わせ例をいくつか紹介します。定番の組み合わせや印象を狙った組み合わせなど、さまざまなコーディネートが楽しめることもスーツの魅力です。

ブラックスーツ

ブラックスーツ ブラウンネクタイ

真面目な印象のブラックスーツはモノトーンで大人な印象に仕上げるなど、少ない色味でシンプルなコーディネートがおすすめです。

シャープな印象があるブラックスーツ×白いワイシャツにブルー系のネクタイを合わせるとスタイリッシュな印象に仕上がります。インパクトあるコーディネートに仕上げたい場合は、首元が際立つ赤系のネクタイがおすすめ。ボルドー(ボルドーワインのようなごく暗い赤)やえんじ色(黒みを帯びた艷やかな紅色)など暗めの赤色を合わせます。

グレースーツ

グレースーツ

落ち着いた印象で大人な雰囲気を演出したい方は、チャコールグレーなどのグレースーツがおすすめ。入学式でグレースーツを着用する方は多くありませんが、上手に着こなせば周りと差をつけられるワンランク上のコーディネートに仕上がります。

グレースーツの定番コーディネートは、白いワイシャツにブルー系のネクタイ。ワイシャツは白に近い薄い色がよく合い、淡いブルーのワイシャツを合わせると知的な印象を狙えます。ドット柄のネクタイを合わせた上品なコーディネートもおすすめです。

ネイビースーツ

ネイビースーツ

知的、誠実、信頼感を演出できるネイビースーツは、カジュアルからフォーマルまで幅広く気回せる定番カラー。シャツやネクタイの色や柄を選ばずコーディネートできることが魅力です。

白いワイシャツにブルー系のネクタイを合わせる定番コーディネートは、フレッシュで爽やかな印象を与えられます。リクルートやフレッシャーズでも重宝するでしょう。白に近い薄いラベンダー系のワイシャツ、ネイビーに白いストライプが入ったネクタイを合わせると、上品で明るい印象に仕上がります。

ネクタイの結び方

ネクタイの結び方:プレーンノット

ネクタイの結び方は、カジュアルからフォーマルまで、定番から変わり種までさまざまです。シーンに合わせてさまざまな結び方を楽しめることがネクタイの魅力のひとつですが、まずは基本の結び方「プレーンノット」を覚えましょう。

プレーンノットをきれいに見せるコツは以下の3つ。

  • ディンプルを作る
  • 適切な長さに結ぶ
  • 襟からはみ出ないようにする

ディンプルとは、結び目の下のくぼみです。ディンプルを作ることで立体感が生まれます。

ネクタイの長さは、ベルトにかかるくらいに整えましょう。長すぎてジャケットからはみ出したり、短すぎてジャケットを脱いだときアンバランスだったりすると格好悪い印象を与えてしまいます。襟からネクタイがはみ出ているとだらしない印象を与えるため、襟を折るときにしっかりとネクタイが収まっているか確認しましょう。また第一ボタンとネクタイの結び目に隙間ができないようしっかりと締めます。

覚えておきたいメンズスーツの基本マナー

覚えておきたいメンズスーツの基本マナー

スーツの着用には大小さまざまなマナーが存在します。知らないと恥ずかしい思いをしたり相手を不快にさせてしまったりすることもあるため、最低限度のマナーは覚えておきましょう。

ジャケットの一番下のボタンは閉めない

男性のスーツスタイルでは、ジャケットの一番下のボタンは基本的に留めません。これは「アンボタンマナー」と呼ばれ、シングルでもダブルでもボタンの数に関係なく一番下のボタンは基本的に開けておきます。

現在、ジャケットやベストの一番下のボタンは、留めるためではなく過去の名残りを残した装飾的な認識です。留めるとシルエットが崩れたり余計なシワが入ったりするため、ジャケットやベストの一番下のボタンは開けておきましょう。

また、ベスト着用時はジャケットのボタンを留めません。ベストのボタンだけを留め、ジャケットのボタンはすべて開けたままにします。

座るときはジャケットのボタンを外す

スーツは立った状態を基準に作られているため、ジャケットのボタンを留めたまま座るとシワができたりシルエットが崩れたりしてしまいます。そのためスーツスタイルでは、座るときにジャケットのボタンを外し、立つときにボタンを留め直してシワやシルエットが崩れないようにすることが慣習です。

とくにビジネスシーンでよく見られますが、リクルート面接では注意が必要です。慣習を知らない方も少なくないため、印象を悪くする可能性があります。ボタンの留め外しでもたついてしまうこともあり得るため、リクルートではあえてボタンを留めたままにしてもよいでしょう。

ポケットにものを入れすぎない

スーツのポケットは実用的なものではなく、デザインとして配置されています。財布やスマートフォンなどを入れたくなるかもしれませんが、スーツのポケットには何も入れないことが基本マナーです。ポケットにものを入れるとスーツのスタイルが崩れてしまうため、ハンカチですら胸ポケット以外に挿れることがはばかられるほど。

内ポケットは唯一実用的なポケットですが、ものを入れすぎるとシワやシルエット崩れの原因となるため注意が必要です。特に入学式のような式典の場ではスーツのポケットには何も入れず、別に鞄を用意して荷物を入れましょう。

着心地もチェック! オーダースーツがおすすめ

大学の入学式は、人生初のスーツを身にまとう方も多いタイミング。初めてのスーツ選びで迷うこともあるでしょうが、スーツスタイルを着こなすポイントのひとつはルールとマナーを守ることです。この記事で紹介したコーディネートや着こなしのポイントを踏まえつつ販売店スタッフのプロのアドバイスを参考にすれば、きっと素敵なスタイルに仕上がるでしょう。

自分の体に合った美しいシルエットに仕立てるオーダースーツは、入学式からフレッシャーズ、ビジネスシーンまで長く使える1着になります。既製スーツと変わらない価格で抜群のフィット感が得られるオーダースーツは、初めてのスーツにおすすめです。納得いく1着とともに素敵な入学式を迎えてください。

(構成/志田実恵)