筋肉があるスポーツマンのスーツの着こなし方とは?スポーツマンにはオーダーメイドのスーツがおすすめ!
筋肉のあるスポーツマンがスーツを着た姿は、男らしく、セクシーでとても格好よく見えます。
ですが、既製品のスーツでこれを実現するのはとても難しいこと。
そんなスポーツマンの悩みを解決するのは、「オーダーメイドでスーツを作る」という方法です。
今回は、「筋肉がある人にスーツが似合う理由」「筋肉がある人に既製品のスーツが似合わない理由」「スポーツマン向けのオーダーメイドスーツの作り方」などについてご紹介します。
この記事を読んで、自分に最適なオーダーメイドスーツを仕立ててみてくださいね!
筋肉がある人はスーツが似合う!
筋肉がある人は、しっかり着こなせばスーツが似合います!
まずは、スポーツマンだからこそできるスーツの着こなしの「特権」を2つご紹介しましょう。
筋肉がある人の特権①胸板に立体感が出せる
スーツの着こなしで大事な要素の一つが、肩から胸にかけての立体感です。
胸部が筋肉で盛り上がっていると、横から見た時にとても厚みのあるシルエットに。
腰にかけてのくびれも強調され、「セクシーな曲線」に見えること間違いなしです。
背中の筋肉が少ない猫背の人は、肩から胸部にかけての立体感を失い、スーツの魅力を充分に発揮できていないことがあります。
また、盛り上がった大胸筋がしっかり立体感を演出してくれます。
これは、大胸筋を鍛えているスポーツマンだからこそ実現できるスーツスタイルでしょう。
筋肉がある人の特権②背中のラインに男らしさを感じさせる
「男は背中で語れ!」といわれるほど、背中から見たシルエットはスーツの着こなしにおいて重要です。
背中を鍛えているスポーツマンは背中側の見た目も大きく、男らしさやたくましさを印象付けます。
背中の筋肉が厚いことでウエストのラインが強調できるので、背中からのセクシー感も演出できますよ。
筋肉質な人だけができるおしゃれなスーツの着こなし方
筋肉質なスポーツマンにこそ実現できる着こなしは、「クラシコイタリアスタイル」と呼ばれます。
クラシコイタリアスタイルは、その名の通りイタリア発祥の「立体感のある柔らかめのシルエット」と「くびれのあるウエストライン」が特徴のスーツスタイル。
世界的なアスリートたちが、持ち前のその筋肉を駆使して実現するスタイルです。
特に胸板をしっかり鍛えた、「逆三角形」体形のスポーツマンによく似合います。
ですが、これを実現できている人はなかなかいません。
その理由は、既製品のスーツを自分の体に合わないまま着ているからです。
既製品のスーツを体に合っていないまま着ている人の大半は、アンバランスで見た目が悪い印象になってしまいます。
その原因を紐解いていきましょう。
筋肉がある人でスーツが似合わない3つの理由
筋肉がある人が既製品のスーツを着ると、明らかに似合わなくなってしまうのはどうしてでしょうか?
3つの理由について解説していきます。
横のサイズは調整できない
既製品のスーツは、横のサイズを調整できません。
既製品のスーツでサイズ調整できるのは、「袖」「裾」「着丈」の3つ。
どれも「長さ」を調整するもので、横幅を調整できるものではありません。
つまり、既製品のスーツでは筋肉の厚みに対応したサイズ調整をすることが困難なのです。
スポーツマンの体形に合った既製品のスーツはほとんどなく、似合わなくなってしまうのは必然ともいえるでしょう。
筋肉のある部位以外のゆとりが大きすぎる
既製品のスーツは、鍛えている筋肉以外のシルエットがダボダボでだらしなくなってしまいます。
全身を完璧にバランスよく鍛えている人であれば、稀に既製品のスーツが似合う人もいます。
ですが、それを実現するのは生半可なことではありません。
大半のスポーツマンは、そのスポーツに合わせた筋肉にある程度特化しがちです。
盛り上がった筋肉に合わせてスーツのサイズを決めてしまうと、他の部分はダボダボに。
バランスの良いサイズ感の既製品スーツが見つからないのは、多くのスポーツマンの悩みといえるでしょう。
結局、パツパツかダボダボのどちらかになってしまう
結局のところ、スポーツマンにとって大半の既製品スーツは「平均的なシルエットに合わせると筋肉がある部分がパツパツ」「筋肉に合わせると他がダボダボ」のどちらかになってしまいます。
どちらも見た目の印象がいいとは言えず、似合わないと言われてしまうのは避けられないでしょう。
筋肉を使った着こなしができないのは、非常にもったいないポイントですね。
筋肉質な人に向いている既製品スーツはあるか?
結論から言うと、筋肉のあるスポーツマンに向いている既製品スーツはほとんどありません。
強いて言えば、非常にストレッチ性のあるスーツならある程度は対応できるでしょうか。
それでも、筋肉がある部分がパツパツになるのはなかなか避けられません。
そんなスポーツマンが自分に似合うスーツを着る方法はあるのでしょうか?
答えは簡単で、筋肉まで精密に採寸してピッタリ合わせたスーツを作ればいいのです。
これを実現できるのは、オーダーメイドのスーツしかありません。
続いて、オーダーメイドのスーツについて詳しく解説していきましょう。
筋肉がありすぎる人はオーダーメイドのスーツがおすすめ
筋肉が多いスポーツマンはオーダーメイドのスーツを仕立てましょう!
身体のすべての部位を正確に採寸するオーダーメイドは、一人ひとりに合ったスーツのパターンを書き起こし、そこからピッタリ合ったスーツを仕立て上げます。
オーダーメイドのスーツで実現できるメリットを見ていきましょう!
体験したことのない最高の着心地が手に入る
あらゆる動きを窮屈に感じさせないスーツは、オーダーメイドでしか実現できません。
オーダーメイドスーツは、体の隅々まで正確に採寸します。
全てのパーツで体に合ったお仕立てができるのです。
既製品のスーツでは絶対に体験できない、最高の着心地。
オーダーメイドスーツで実現してみませんか?
自分の体のラインの美しさを最大限に出せる
しっかり鍛え上げた筋肉は、スーツスタイルでもアピールしなくてはもったいないです。
オーダーメイドスーツなら、肉体のラインの魅力を最大限に発揮するサイズ感でスーツをお仕立てできます。
色柄も、自由自在にカスタマイズが可能です。
思い通りのスーツスタイルで、その鍛え上げた筋肉を最大限にアピールしてくださいね!
【筋肉がある人向け】オーダーメイドスーツの作り方
具体的に、筋肉のあるスポーツマンはどのようにスーツを仕立てていけばいいのか?という点について見ていきます。
筋肉のある方のスーツは、「ゆとりとピッタリ感のバランス」「全体のシルエットの美しさ」の2つを重視して、スーツを仕立てていきましょう。
それぞれ解説していきます。
ゆとりとピッタリ感のバランスをとる:各パーツのサイズ感に注意!
ゆとりとピッタリ感のバランスをとるため重要なのは、各パーツのサイズ感をしっかり合わせることです。
それぞれのパーツごとに何を目安にすればいいのか、詳しく見ていきましょう。
肩幅:左右それぞれ肩幅+1㎝が目安!
肩幅は、左右ともに肩の出っ張り「肩山」に1㎝ほどのゆとりがあるのが目安です。
ただし、これは筋肉の付き方によっても若干の差が生まれます。
他のパーツも調整したうえで、腕を前後しても肩にシワが付きっぱなしにならないのがポイントです。
肩幅はダボダボでもパツパツでも全体のシルエットが一気に崩れてしまいます。
最優先でぴったり合わせていきましょう!
腕:アームホールのサイズに注意!
腕が窮屈そうに見えないのもポイントの一つです。
スーツの腕を通す穴「アームホール」のサイズ感に気を配りましょう。
アームホールは、まっすぐ立った時に袖口の手の甲側が生地と触れるか触れないかくらいが目安。
見た目の変化もそうですが、アームホールのサイズ感によって自分の動きやすさも変わるので気を付けてくださいね!
胸部:こぶし1個分の隙間を!
胸部にはある程度のゆとりを持たせないと、全体がパツパツな印象になってしまいます。
具体的には、ボタンを留めて着た時にこぶしがジャケットと体の間に入る程度、隙間を空けるのが目安です。
隙間がこぶし1個分より小さいとボタン周りがシワになりやすくなってしまいます。
逆にそれより余裕を持つと、ジャケットのフロントが垂れ下がったような見た目になりがちです。
ただし、スポーツマンにはこぶしが極端に大きい方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、スーツ屋さんでスタイリストに適切なサイズを相談してみてくださいね!
背中:シワがつかないように!
背中のサイズ感を間違えるとシワだらけになってしまいます。
主に肩甲骨・首の後ろにシワがつかないサイズに調整しましょう。
逆に大きく、余裕を持った作りにした場合もたるみでシワができます。
あくまで、ピッタリなサイズで作ることを心掛けてください!
ウエスト:左右それぞれ2、3㎝の余裕を!
綺麗なウエストラインを生み出すには、適度なゆとりが重要です。
フロントボタンを留めて立った際、ジャケットと脇下の高い部分に2、3㎝の隙間ができるのがベスト。
胸部からウエストにかけてのラインは、男らしさを演出できる最大級のポイントです。
完璧なウエストラインを求めて調整していきましょう!
着丈:お尻が隠れる程度に!
ジャケットの着丈は、お尻がちょうど隠れるのがちょうどいいとされています。
これはスポーツマンの場合でも同じで、基本はこの着丈で作るのが良いでしょう。
ただし、足が太いスポーツマンの場合は、足を長く・細く見せるために若干着丈を短くするのは有効なテクニックです。
身体に合わせて若干の調整を加えていきましょう!
袖丈:袖口から1.5㎝が目安!
袖丈も、一般的なスーツの基準と同じ「袖口から1.5㎝」程度を目安にすると良いでしょう。
袖口から少しシャツが見えるだけで、見た目の印象は全然違います。
短すぎず、長すぎずで合わせてくださいね!
太もも:一番太い部分に合わせる!
パツパツにならないように気をつけたいのが、太もものサイズ感。
もっとも筋肉が発達した太ももの一番太い部分で採寸し、それに合わせたパンツを仕立てましょう。
ただし、筋肉量が極端に多い方は、一番太い部分にただ合わせるとふくらはぎにかけてダボダボになってしまうことも。
その場合は、ある程度テーパー(パンツの先にかけて若干細く仕上げる)をかけて調整すると良いですね!
全体のシルエットの美しさを保つ:生地素材や色にもこだわりを!
サイズ感と併せて、素材による違いや、スーツ全体の色使いなども気を付けていきたいポイントです。
どのような点に気を付けて選べばいいか見ていきましょう!
ストレッチ性がある生地を!
筋肉があるスポーツマンにジャストフィットするスーツには、ストレッチ性が欠かせません。
どんなに採寸してピッタリのスーツを作っても、しゃがめば太ももの筋肉が盛り上がったり、腕を上げれば肩の筋肉が盛り上がったりします。
これに対応するためには、生地にストレッチ性がある事が最重要。
動きやすさや快適性にも直結する部分です。
スタイリストに相談して、最適な動きやすさを実現する生地をチョイスしてくださいね!
色はダークカラーがおすすめ!
鍛えたスポーツマンの肉体をより引き締めてくれるのは、ダークグレーやブラックなどのダークカラーです。
ブラウンやベージュなどもオシャレなスーツの定番ですが、体格の大きい方が着るとどうしても膨張したシルエットになってしまいます。
選択肢は狭まりますが、最高の見た目を演出するにはダークカラーをチョイスしてみてくださいね!
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAは、これまでに累計5,000,000点以上のスーツを仕立てているオーダースーツブランドです。
オーダースーツSADAでは初回19,800円(税込21,780円:2022年10月現在)の低価格からスーツをお仕立てできます。
筋肉があるスポーツマンはスーツが似合うのですが、既製品のスーツはなかなか体形に合わず、パツパツもしくはダボダボになってしまいます。そんなスポーツマンにはオーダーメイドのスーツがおすすめです。作り方を解説します。