都内でパリ・オペラ座展開催中。美術館にふさわしいスーツとは?
芸術に触れることは大人のたしなみの一つですよね。
今回は東京都で開催される「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」に着ていきたい美術館にぴったりなコーディネートをご紹介させていただきます。
「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」とは
パリ・オペラ座とはルイ14世によって1669年に設立された歌劇場です。
バレエやオペラの殿堂として広く知られていますよ。
今回の展覧会では17世紀から現代までの変遷をたどり、様々な芸術分野との関連性や19世紀から20世紀初頭のバレエ、オペラの時代を対象に芸術・文化・社会的な視点からパリ・オペラ座の魅力に迫る展覧会となっています。
開催場所へのアクセスと日時
開催場所
アーティゾン美術館(東京都中央区)
アクセス
・JR東京駅八重洲中央口から徒歩5分
・東京メトロ銀座線京橋駅(6番、7番出口)から徒歩5分
・東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線・日本橋駅(B1出口)から徒歩5分
駐車場がないため、近隣の有料駐車場または公共交通機関を利用した方が良いでしょう。
開催日時
2022年11月5日(土)~2023年2月5日(日)
今回の見どころ
フランス国立図書館の所蔵するおよそ200点の作品をはじめとして、オルゼー美術館の所蔵するエドガー・ドガ「バレエの授業」や、19世紀フランスの画家エドゥアール・マネが描いたオペラ座を題材とした作品も展示されます。
今回はアーティゾン美術館所蔵の一点と、ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵作品がともに展示される貴重な展覧会となっています。
関連プログラムとして土曜講座やバレエ公演のダンスイベントも開催されるようです。
アーティゾン美術館について
アーティゾン美術館はブリヂストン美術館(1952年開館)を前身としています。
「ARTIZON」(アーティゾン)は、「ART」(アート)と「HORIZON」(ホライゾン:地平)を組み合わせた造語で時代を切り拓くアートの地平を感じていただきたい、という意志が込められているそうですよ。
コンセプトは「創造の体感」。
印象派や日本の近代洋画に加え、戦後の抽象画や日本の近世美術など、古代から現代にわたる展覧会を開催しています。
アーティゾン美術館は、23階建て高層ビル「ミュージアムタワー京橋」の低層部に位置し、展示室は4-6階の3フロア、最新の照明や空調設備を伴い美術の多彩な楽しみを提供しています。
「美術館コーデ」の例
ここでは美術館に行くときにぴったりの「美術館コーデ」をいくつかご紹介します。美術館は芸術に触れるためだけではなく、デートやリラックスのシーンにもピッタリです。
服装に工夫を取り入れセンスのいいスタイルで、よりムードを高めていきたいところですね。
どんなコーデでも大事なことは「身だしなみ」です。ビジネスの場面ほど堅苦しく考える必要はありませんが、場の雰囲気に合った整った身だしなみがコーデの基本となります。
スーツスタイル
自分の体型やスタイルに合ったスーツを着用しましょう。眼鏡などの小物アイテムを使用することで知性的な雰囲気をアピールできますし美術館の雰囲気にもマッチしますね。
スーツの色は、黒いスーツよりもベージュなどの柔らかい色味を選択することで堅苦しさを抑えてマイルドなリラックススーツスタイルを叶えてくれることでしょう。
シャツの色はビジネスの印象がある白色よりも、水色やピンクの色を選択し柄を取り入れることもおすすめです。
ネクタイの色味と合わせてポケットチーフなどの装飾小物を使用することで、美術館に相性のいいワンランク上のセンスが光るスーツスタイルになるのではないでしょうか。
ジャケットスタイル
ジャケットを羽織ることで、シックな印象と知性をアピールすることが出来ます。
ネイビーのジャケットにバンドカラーシャツを合わせることで、流行を取り入れながらも爽やかさも演出できます。
シンプルなジャケットをチョイスすることで小物アイテムで差し色をしたりと色使いの工夫も楽しむこともできますね。
また、ジャケットのインナーにベストを合わせると重厚感のある大人の雰囲気を演出できますよ。
ベストはジャケットと同生地・同系色で合わせると全体がきれいにまとまります。
同生地・同系色ではない場合は、ジャケットの色に合わせて主張しすぎない色を選ぶことがおすすめです。ぜひ取り入れてみてくださいね。
ロングコート
コーディネイトにロングコートを用いることも美術館コーデにおすすめのポイントです。
コートは羽織るだけで重厚感を増し、より大人の雰囲気が醸し出されるアイテムですが、丈の長さをロングにすることでトレンド感のあるオシャレなコーディネイトに仕上がりますよ。
ロングコートは見た目はもちろんですが、防寒性にも優れておりメリットの多いアイテムといえますね。
ノーネクタイスタイル
ビジネスシーンではないため、美術館に行くときは必ずしもネクタイをつける必要はありません。
軽快な見た目が好印象を与えてくれるだけでなく、ネクタイがあるかないかでは首元の開放感が大きく変わります。
美術館に行くときはリラックスムードですよね。ムードに合った抜け感のある装いがマッチすることでしょう。
「美術館コーデ」のおすすめアイテム
靴
美術館は広い敷地内の展示を見て回るため、自分の足に合った歩きやすい靴を選ぶとよいでしょう。
スーツスタイルでは革靴が相性がいいとされています。ですが今回はビジネスシーンではないので、スーツスタイルに遊び心を醸し出すためにスニーカー合わせで楽しむことも良いですね。
スーツに合わせるスニーカーは汚れていないきれいなスニーカーであることは意識してください。
また、美術館では音が出やすい靴はマナー違反となるのでその点には注意しましょう。
余計な音をたてて周りの方の迷惑にならないように配慮が必要ですね。
革靴は定番の黒のカラーはもちろん相性がいいですが、茶色のカラーを選択することでよりオシャレなムードを演出できます。
ストレートチップやプレーントゥはフォーマル度が強く上品な印象に、ローファーやウィングチップは軽快でオシャレな印象でまとめることができるでしょう。
シャツ
襟の立ち上がりがポイントのカッタウェイシャツは、かしこまった印象を与えづらく美術館コーデにおすすめです。
大人の雰囲気と清潔感を演出したいときには、無地やストライプ柄がおすすめですよ。色味は落ち着いたカラーはもちろんピンクや水色などで遊び心のあるカラーをチョイスしたいところですね。
冬場ですとニットタイやカーディガン等のアイテムを合わせることで、季節にあったオシャレ度を上げてくれますし上品で優雅なスタイルを好む人にもおすすめです。
バッグ
美術館コーデでは定番のトートバックなどももちろんですが、両手が空いて身動きがとりやすいリュックもおすすめです。
カジュアルすぎるリュックではなく革製のものやきれいめのタイプが相性がいいでしょう。
美術館では展示を見るために長く歩き回ることになるため、少しでも体の負担を減らすかつオシャレさも兼ね備えたアイテムがおすすめですよ。
ポケットチーフ
ワンポイントアイテムとしてポケットチーフを使うことで、スーツの印象を大きく左右するVゾーンのオシャレ度を底上げしてくれますよ。
ポケットチーフを挿すことで胸元は華やかになりますし美術館の雰囲気とも相性は抜群です。ネクタイの色や柄と統一感を出すことで、おしゃれ度が一気に高まりますね。素材はリネン素材やシルク素材を選ぶのが良いでしょう。
ネクタイ
ネクタイは赤系の色、特にワインレッドやシャンパンカラーを選ぶと華やかさが引き立つでしょう。チェック柄やペイズリー柄を合わせることで遊び心も演出できますよね。
素材はニットやコットンを選ぶことで、柄のネクタイをチョイスした場合でも印象を穏やかにまとめてくれます。
ネクタイの結び方のおすすめは二通りあります。
ウィンザーノット
美術館コーデでネクタイを結ぶ時は、英国調のウィンザーノットがおすすめです。ボリューム感と結び目が横に広くなり、襟が大きく開いたカッタウェイシャツに合わせやすいですよ。
クラシカルな雰囲気を醸し出してくれるため、主にフォーマルシーンで活躍してくれます。
ウィンザーノットで結ぶ場合は太く長めのネクタイを選ぶのがポイント。均等に結んで形を整えるときれいに仕上がります。
ガッチリした体型の人は特にバランス良く見えますよ。
セミウィンザーノット
一般的なネクタイの結び目であるプレーンノットや前述したウィンザーノットに比べて、程よい大きさの結び目になるセミウィンザーノットは、ウィンザーノットを簡略化したものです。逆三角形に広がる結び目がぴったり合うだけでなく、ほどよいボリュームで安定感があるので見た目も華やかにしてくれますよ。
襟の開きが大きいカッタウェイシャツに最適といわれており、年配の世代の方でもトラッドなセミウィンザーノットは厚手のネクタイにマッチし、上品な仕上がりになるため人気といわれています。
カフスボタン
カフスボタンとはボタンの代わりに袖口を留めるアイテムのことを指します。袖口から覗かせるだけでもアクセントになるオシャレアイテムです。美術館コーデなどカジュアルのシーンでは、装飾性が強く大きめのサイズであっても相性はいいでしょう。
定番のスウィヴル式が最も扱いやすくおススメです。スナップ式はアンティークアイテムが多く流通されているのでオシャレな印象をアピールすることに役立ちそうですね。
「美術館コーデ」のNG例
美術館にはドレスコードは存在しませんが、美術品が展示されている空間なので一般的なマナーを守った服装を心がけたいですね。
美術館のムードを壊してしまうような装いや周りの方に不快感を与えるような服装は控えましょう。
スーツ
自分の体のサイズに合っていないサイズのスーツを着用するのはNGです。スーツが大きすぎたり小さすぎたりすることでだらしない印象を与えてしまう可能性があります。
自分のサイズに合ったスーツを選びましょう。
シャツ
着丈がや袖がダボダボしているものは、シルエットの印象が悪くなる恐れがありますので注意しましょう。
派手すぎる色味や柄物シャツは展示品を見るときに余計な印象を周りに与えてしまう場合もあるので、TPOをわきまえたシャツ選びにも気を付けたいですね。
ネクタイ
使い古したネクタイは生地がくたびれている可能性があるため、ふさわしいとは言えません。また、ネクタイのノット(結び目)がゆるいと、だらしないイメージを持たれてしまう可能性があります。
パンツ
太過ぎるものや裾丈が長く自分の丈に合わないものを選んでしまうと、だらしない印象を与えてしまいます。
靴
美術館は静かな空間なので歩いた際に大きな音が響く靴はNGです。サンダル合わせはNGではありませんが相性がいいとはいえないかもしれません。
オーダースーツを仕立てるという選択肢
スーツ選びに迷われたらオーダースーツ専門店を訪れてみてはいかがでしょうか。プロによるコーディネートだけではなく、その時々のトレンドをスタッフが熟知しているため、おしゃれを最大限に演出するお手伝いをさせて頂きます。
なにより自分だけの一着を仕立ててもらうことは、芸術作品を創り上げることにどこか通ずるものがあります。プライベートで特別な一着を仕立ててもらうことでオン・オフの切り替えが楽しくなるかもしれません。
「オーダースーツSADA」では低価格からのオーダーも可能なので、今まで体型の悩みからスーツ選びに悩んでいた方も是非ご相談ください。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAのおすすめポイント
・本格フルオーダーのスーツを圧倒的な低価格で提供
・初回お試し価格で(税込)21,780円~
※2023年1月時点の価格です。価格は変更になることがあります。
・全身20箇所以上の丁寧なサイズ採寸
・専門スタッフがトレンドからスーツマナーまでご案内
・色・柄・ブランド、100種類以上の選べる豊富な生地素材
オーダースーツを初めて作るような方、特殊な体形で既製品のスーツでお悩みがある方などどんな方でもご満足いただけるようにスタッフが生地選びから完全サポート!
丁寧なサイズ採寸で一人一人に合わせたパターンを作成し、最先端のマシーンメイドで本格フルオーダーを実現しています。
オーダーならではの動きやすさ、シルエットの美しさを実感していただけるのはオーダースーツSADAの魅力。
ぜひ、お気軽にご相談、ご来店ご予約をお待ちしております。
美術館や展覧会場は一般的にはドレスコードこそ存在しないものの、美術館のムードを壊さないためにも、きちんとした服装で観覧したいですよね。
そんな美術館コーデにはキレイめスーツスタイルがおすすめです。
素敵な装いで芸術を楽しんでくださいね。