新社会人・新入社員のスーツの選び方を紹介!必要な着数、相場も解説-オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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新社会人・新入社員のスーツの選び方を紹介!必要な着数、相場も解説-オーダースーツSADA

新社会人になる方の中には、新生活に期待を膨らませる反面、社会人としてのマナーや身だしなみについて、不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?今回は春から新社会人になる皆さんに向けて、スーツ選びのポイントやコツを紹介します。スーツの価格相場や、必要な枚数、スーツ以外に用意しておきたいアイテムやその数についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

新社会人としての第一歩は、スーツ選びから

新社会人としての第一歩は、スーツ選びから

新社会人としての第一歩は、スーツ選びから始まるといっても過言ではありません。まずは、ビジネススーツの基本的知識について理解を深めていきましょう。

「リクルートスーツ」と「ビジネススーツ」の違い

一見するとあまり大きな違いがないように思えますが、リクルートスーツとビジネススーツは、着用目的や仕様が異なります。

以下に、それぞれの違いをまとめました。

【リクルートスーツ】

  • 着用目的:就職活動やインターンシップなど
  • 仕様:デザインはシンプルで、黒色無地が基本で、素材はポリエステル混素材のものが多い

【ビジネススーツ】

  • 着用目的:ビジネスシーン
  • 仕様:色はグレーやブラウン濃紺、柄はチェックやストライプなどデザインが豊富で、ウールなどで艶やハリのある素材が使用されているものが多い

新社会人になる方は、違いをよく理解した上で新生活の準備を始めることが大切です。

新社会人がスーツを選ぶポイント4選

新社会人がスーツを選ぶポイント4選

ここからは、新社会人がスーツを選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを詳しく解説します。

リクルートスーツからの買い替えが必要?

黒色無地のリクルートスーツはビジネスシーンには不向きなため、新社会人になる方はスーツの買い替えが必須です。真っ黒な無地のスーツは喪服を連想させるため、ビジネスの場ではあまり良い印象を与えられないのです。

しかし、新社会人がビジネススーツを購入する場合、スリーピースのスーツやダブルスーツ、派手な色やデザインのスーツは避けるようにしましょう。このようなスーツはパーティなどの華やかな場では映えますが、ビジネスシーンでは悪目立ちする可能性があります。

何色が良い?適切なスーツの色や柄

新社会人の方がスーツを新調する場合は、ビジネスシーンにふさわしい以下のような色柄のものを選ぶと良いでしょう。

  • カラー:チャコールグレー、ネイビー
  • 柄:無地、シャドーストライプ、チェック

ダークカラーのスーツはシンプルで落ち着きがあり、ビジネスの場ではスタンダードなので、周囲に好印象を与えやすいでしょう。

チャコールグレー系のスーツは、落ち着いた雰囲気や柔らかい印象を演出できます。一方、ネイビーのスーツは、信頼感や若々しさ、清潔感などをアピールできるでしょう。

新社会人が最初に用意するスーツの柄は無地が無難ですが、ブラックを選びたい場合は、うっすらとストライプ柄が入ったシャドーストライプのスーツを選ぶのがおすすめです。シャドーストライプのスーツはスタイリッシュな印象でありながら、身体のシルエットを引き締めて見せる効果も期待できます。

トレンドのブラウン系はチェック柄も柔らかい印象を与え、多彩なシーンでも使えます。ただし、格子サイズが大きくなるほどカジュアル感が強くなるため、仕事用に選ぶ際はデザインに注意しましょう。

サイズ選びのポイント

ビジネスシーンにふさわしいスーツは、色や柄だけでなく、サイズ選びに気を付けることが重要です。

デザインがシンプルでも、自分の身体にフィットしたスーツを選ぶだけで、着心地や周囲に与える印象に大きな差が出ます。適切なサイズのスーツは快適な着心地が担保されているだけでなく、真面目で清潔感のある雰囲気を演出できます。

デザインを優先したり試着したりせずに身体に合っていないスーツを選んだ場合、しまりのないシルエットになり、ビジネスシーンでは全体的にだらしない印象を与えてしまうでしょう。

ジャケットだけでなく、シャツやパンツのフィット感も重視して、全体的にすっきりした見た目に仕上げることが大切です。

動きやすく機能的な素材のスーツも人気

より快適に仕事をするためにも、機能性の高い素材のスーツを選ぶのもおすすめです。

例えば、自宅で洗濯できるウォッシャブル加工が施されたスーツもあると、クリーニング店に持ち込む手間や費用を削減できて便利です。

また、ストレッチ性の高いスーツや、シワ(皺)防止加工が施されたスーツを選ぶのも良いでしょう。このような機能が備わったスーツであれば、スーツに不慣れな新社会人でもストレスなく長時間着用できます。

この他、最近では吸水速乾性(通気性)や防臭性、撥水性や収納性に優れたスーツなども豊富にあるため、自身が扱いやすい素材のスーツを探してみましょう。

新社会人はスーツを何着持つべき?

新社会人はスーツを何着持つべき?

社会人はスーツを何着くらい持っていると良いのでしょうか。新社会人が揃えておくべきスーツの着数や、スーツにかけるべき予算について解説します。

社会人はスーツを何着くらい用意すると良いのでしょうか。新社会人が揃えておくべきスーツの着数を解説します。

スーツの必要枚数の目安(男性・女性)

社会人に必要なスーツの数は、最低でも3着です。可能であれば、春夏用かオールシーズン用2着、夏用2着、秋冬用3着など、シーズン別に2、3着ずつは揃えていけると良いでしょう。

スーツを毎日着用すると、汗や皮脂などの汚れや擦れで傷みやすくなります。また、頻繁にクリーニングに出すと傷みが進行しやすくなるため、1着のスーツを長く持たせるためには、1日着たら2日は休ませるようにしましょう。

ジャケットよりパンツの方が傷みやすいので、ジャケット1着にパンツ2着のセットを用意するのがおすすめです。

特に男性の場合は、週5日勤務を想定したスーツのローテーションを事前に組んでおくと、朝のコーディネートに迷う時間を削減できます。女性の場合は、スカートとパンツスーツの組み合わせのバランスを考慮することで、メリハリのあるスーツスタイルを楽しめるでしょう。

どのように着回すか?

たとえ必要最低限のスーツしか持っていなくても、スーツは合わせるアイテム次第で何通りもの着回しができます。

シャツやネクタイ、時計や靴など、スーツに合わせるアイテムを工夫すれば、定番柄のスーツの印象を変えつつおしゃれに着こなすことができるでしょう。

ネイビーやチャコールグレーのスーツには白いシャツを合わせれば十分清潔感を出せます。シャツやネクタイは、派手な柄が入っていたり、濃い色のものを選んでしまったりすると、新社会人にしては悪目立ちする印象になってしまうため注意しましょう。

パンツとジャケットのセットアップスーツを購入する場合は、シンプルなデザインのものを選んでおくことで、スーツの着こなしの幅がグッと広がります。

新社会人のスーツの相場と予算の決め方

新社会人のスーツの相場と予算の決め方

ここでは、新社会人のスーツの平均相場と予算の決め方を詳しく紹介します。

スーツの価格帯と相場

入社にあたって新たに既製品のスーツを購入する場合、スーツ1着あたりの予算は2〜5万円ほどが目安です。ただし、スーツの値段は非常に幅広く、手軽に購入できる安価なスーツから高価な価格帯のものまで多岐にわたります。

オーダースーツを仕立てる場合は、2〜8万円ほどが平均相場です。輸入品やブランドものの生地などを使い、ボタンや裏地、細部の仕立てにこだわる場合は、10万円を上回ることもあるでしょう。

新社会人のスーツは高価であれば良いわけではないので、予算に合った価格帯のもので十分ですが、せっかく同じような価格のものを買うのであれば良いものの方が長持ちするでしょう。

既製スーツ vs. オーダースーツ

既製品のスーツとオーダースーツの各項目を比較しながら、結果的にどちらのスーツを購入した方がお得なのか確認してみましょう。

【既製スーツ】

  • 価格帯: 2〜5万円
  • フィット感: 体型に合わない場合がある
  • デザインの自由度:限られる
  • 耐久性:普通

【オーダースーツ】

  • 価格帯:2〜8万円
  • フィット感:ぴったりフィットする
  • デザインの自由度:選べる
  • 耐久性:高い

細かくサイズを測り、フィッティングしたスーツは擦れにくく傷みにくいので、耐久性はオーダースーツが優れています。長く着ることを想定した場合は、オーダースーツの方がコスパが良いといえるでしょう。

新社会人のスーツ購入時に親のサポートは必要?

新社会人のスーツ購入時に親のサポートは必要?

まだ給料を受け取っていない新社会人がスーツを購入する場合、人によっては両親のサポートを受けられることもあるかもしれません。「我が子の門出をお祝いしたい」という親心の表れでもあるため、サポートを受けられる場合はぜひ受け入れると良いでしょう。

ただし、一緒に店頭へは行かず費用だけ親に負担してもらう場合は、必ず店員にフィッティングを見てもらうことをおすすめします。スーツに不慣れなうちは、適切なフィット感がわからず判断に迷う可能性があるため、プロのアドバイスを参考にしましょう。

または、長年スーツを着こなしている親同伴で店頭に行くと、新たな視野が広がり、自分にぴったりのスーツを見つけられるかもしれません。

シャツやネクタイなどのアイテムの選び方と必要数

シャツやネクタイなどのアイテムの選び方と必要数

ここからは、新社会人がスーツとともに揃えるべきアイテムの詳細や必要な数を解説します。

シャツ・ネクタイ・靴の基本ルール

まずは、スーツに合わせる必須アイテムともいえる、シャツ、ネクタイ、靴の基本ルールを紹介します。

シャツの色・柄の選び方

シャツは白を中心に、スーツの色に合わせて購入します。カラーシャツを選ぶ際は、清潔感のある薄いブルーやピンクなどがおすすめです。3着目くらいに細いストライプを選んでも変化が付けられます。レギュラーカラーやセミワイドカラーのものを選ぶと良いでしょう。

ネクタイの色・柄の選び方

ネクタイはネイビーやグレー、ボルドーなどの落ち着いた色のものを選びましょう。スーツと同系色のものを選べば、スタンダードな着こなしを実現できます。

また、ネクタイは基本的には無地がおすすめですが、柄入りのものを選ぶ際は、小紋柄やレジメンタルストライプなど、フレッシュでフォーマルな印象を与えられる柄を選びましょう。 

革靴の種類と選び方

スーツに合わせる革靴は、ブラックやダークブラウンのストレートチップやプレーントゥが基本です。

最低でも1日置きに休ませることが大事です。雨の日も想定して、できれば3足は用意しておくことで、長持ちさせ、清潔感のある足元を演出できるでしょう。

便利なおすすめアイテム

次は、スーツスタイルに合わせて用意するべきアイテムの選び方を紹介します。

ビジネスバッグ

ビジネスバッグは、A4の書類やノートパソコンなどをスマートに収納できる、シンプルなデザインのものを選びましょう。ブランドロゴなどが大きく入った華美なものは避け、実用性を重視することが大切です。

おすすめなのは、黒やネイビーなど、落ち着いた色合いの革製バッグです。外回りに出る可能性がある方の場合は、自立式のものを選ぶと便利です。リュックタイプも良いですが、スーツに合うものを選びましょう。

ベルト・腕時計

ベルトや腕時計は、ビジネスシーンにふさわしいシンプルなデザインのもので主張の少ないものを選びましょう。靴の色と合わせると、コーデ全体に統一感が生まれます。

靴下・インナー・ハンカチ

靴下、インナー、ハンカチは、5日間でローテーションできるよう、スーツに合ったものを3〜5セットは用意しておきましょう。

靴下はカジュアルな印象の白は避け、ネイビーや黒を選ぶのがおすすめです。消臭加工のものを選びましょう。

下着として着るインナーで、吸水性に優れた素材のものを選ぶと良いでしょう。

ハンカチはシンプルなデザインやダークカラーの薄手のものを選び、派手なものや子どもっぽく見えるものは避けるのが無難です。

新社会人がスーツを購入する際の注意点

新社会人がスーツを購入する際の注意点

スーツやバッグなど、社会人生活に必要なものはできるだけ早めに買い揃えておきましょう。入社直前の時期は、スーツの種類が限られてしまったり、お店が混雑してしまったりして、欲しいものが手に入りにくいです。

特に3月中旬以降は混み合うため、品揃えが少なかったり、店員に相談するチャンスも限られてしまったりするでしょう。早めに購入することで、好きな色やデザインのスーツや、自分の体型にあったスーツを選びやすくなります。

購入は2月〜3月上旬までにチェック

3月の中旬以降から4月にかけては、新入社員が入社準備を行うピークシーズンです。スーツの購入は、その前に済ませておくと買い損なう心配がありません。2月〜3月上旬までには購入を済ませるのがベストです。

ただし、2月や3月はスーツの需要は高いため、既製品の裾直しやオーダースーツの仕立てにおいては、通常よりも時間がかかる傾向にあります。既製品でも手元に届くまで1〜2週間程度、オーダースーツは1カ月はかかると考えておきましょう。

入社までに揃えられなかった場合は、研修期間中に準備

スーツを入社式までに準備できなかった場合は、研修期間までなら就活用のスーツを着用しても問題ないでしょう。

とはいえ、就活用のスーツはビジネス向きではないため、研修が終わって接客や営業が始まるまでには、ビジネススーツを用意した方が良いでしょう。できるだけ、研修期間中の間に2〜3着は用意しておきましょう。5月頃からはクールビズ期間に入るので夏用スーツを選んでも良いかもしれません。

スーツ選びに迷ったら、研修でお世話になっている先輩や上司に相談するのも一つの方法です。どのようなスーツが適切かは社風や業種によってもかなり異なります。社内の雰囲気を観察し、積極的に会社の先輩に話を聞いたり、コーディネートを参考にしたりして、スーツ選びに役立ててください。

コーディネートのしやすさや季節も考慮

新入社員がスーツを購入する場合、まずはシンプルでどんなアイテムとも合わせやすいものを揃えましょう。ただし、色やデザインだけでなく、季節感も考慮する必要があります。

新生活に向けて2月頃に春夏スーツを購入する時期はまだ肌寒い時期ですが、入社してしばらくするとかなり暑い季節になります。夏物スーツも数着追加購入を予定しておくと、ギリギリになって慌てずに済むでしょう。職場の温度環境によっては、まずはオールシーズンタイプのスーツでも良いかもしれません。その場合は、機能性のあるシャツを合わせて、暑さや寒さを調整するのがおすすめです。

9、10月頃からは秋冬スーツの用意も必要です。できれば季節に応じたスーツを、それぞれ3着ずつ揃えておくと良いでしょう。

まとめ:初めてのスーツはオーダースーツがベスト

新卒のスーツは「オーダースーツSADA」で

社会人用のスーツは、既製品よりもオーダースーツを選ぶことで、理想の一着に出合えます。知識がない人が自分で選ぶとそぐわないものを買って後悔してしまうこともあります。

フィット感や耐久性に優れ、自分好みのデザインを選べるオーダースーツなら、新生活にふさわしい納得のいくスーツを仕立てられるでしょう。

昨今は手頃な価格で作れるオーダースーツ店も増えているため、できるだけ予算を抑えたい方は、お試し価格があるメーカーがおすすめです。

オーダースーツSADAでは、どんな体型にもフィットするフルオーダースーツを低価格で提供しています。生地や柄など、使い方や季節に合わせて、新社会人の皆さんにぴったりの長く使えるスーツをご提案することが可能です。全国で46店舗展開しているので、新社会人向けのスーツを探している方は、ぜひ気軽に最寄りの店で来店予約をしましょう。

(構成/志田実恵)