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正しい袖丈がポイント!スーツをかっこよく着こなすための袖先の選び方を解説

スーツの袖丈とは

スーツを選ぶとき、着丈を気にして選ぶことは多いと思いますが、それと同じくらい重要なのが袖丈です。 袖丈とは、肩先から袖口にあたる腕のくるぶしまでの長さのことです。 袖丈は、短すぎるとジャケットからワイシャツが大きく出ていてバランスが悪いですし、長すぎてもだぼっとしてスーツに着られている感が出てしまいます。 背丈や体格は人それぞれであるため、一人一人に合った袖丈があります。 自分にはどのくらいのものが合うのかを正しく把握したうえで、しっかりとフィットするものを選ぶことで、かっこよくスマートに着こなすことができます。

袖の種類

スーツの袖にはいくつかの種類があり、よくよく見てみるとデザインが異なります。 既製品を購入していると、袖のデザインを選択するようなことは少なく、袖口のデザインまで注目することは少ないかもしれません。 しかし、オーダーメードで作る場合には、袖口のデザインにもこだわることができます。具体的にどのような種類があるのでしょうか?

1,開き見せ(あきみせ)

最もオーソドックスなデザインがこの、開き見せです。 袖のボタンホールが閉じられており、一見開きそうで開かないのでそのように呼ばれています。大体、3~4個ほどボタンがついています。 なお、ボタンホールがなく、飾りボタンがついているタイプのものも、開き見せの一つです。

2,キッシングボタン

キッシングボタンは、重なるようにしてボタンが取り付けられているデザインのものです。 開き見せ同様に、袖口は開きません。 機械で作られている既製品では、重ね付けは難しいため、オーダーメードで仕立てるときに、キッシングボタンを選びオーダーならではの良さを味わうという人もいらっしゃいます。ボタン数は3~5個のものが多く、5個付けたものは、袖のインパクトが強くなり、より個性が発揮されます。 4個以上のボタンを付ければ、袖口の立体感を際立たせることができます。

3,本切羽

本切羽は、これまでのデザインと異なり実際にボタンの開閉ができるデザインです。 本切羽のデザインはオーダーメードでの取り扱いがほとんどですが、既製品のものでも取扱いが増えてきています。 本切羽は、ビジネスの時にはボタンを閉じておき、カジュアルの時にはボタンを開け、ラフに着こなすというように、TPOに合わせて着こなしを変えて楽しむことができるというのが魅力です。 ただし、他のものに比べてオプション料金がかかるものなので、予算と相談して選びましょう。

スーツの基本!袖丈の正しい長さ

ここからは、袖丈の長さについて解説していきます。まずは、正しい長さを把握しておくことが必要です。

スーツの袖丈

スーツの袖丈は、腕をおろしたときに手のくるぶしあたりに袖口がくる程度が適切と言われています。 親指のトップから10~12センチほどのところに袖口がくるようにするのが目安です。

シャツの見える幅

スーツの丈の長さと同様に大事なのが、シャツの袖丈です。 スーツから見えるシャツの長さは、大体1.5センチ程度が綺麗に見えます。 スーツの袖口が長すぎて、シャツが見えないくらいだと野暮ったくなってしまいますし、逆に短すぎてシャツの袖口が幅広く見えていると、今度はバランスが悪くなってしまいます。 ちなみに、シャツは洗濯すると2~4センチほど新品の状態より縮むと言われています。したがって、購入時にはその点を考慮してやや長いものを購入しておくと、安心です。 既製品を購入する場合には、仕方ありませんが、オーダーメードでシャツを作る場合には、左右の腕の長さをしっかりと採寸して作ることをおすすめします。 というのも人によっては、左右の腕の長さが1センチ程度異なるということもあるからです。せっかくのオーダーメードで仕立てる際には、必ず左右両方の長さを測って決めるようにしましょう。

スーツの袖丈が合ってないとき

自分の体形にスーツの袖丈があっておらずに、寸足らず状態で短いと、特にビジネスシーンにおいては不釣り合いになってしまいます。 スーツの袖丈が短いと、幼い印象やスーツ全体が安っぽい印象をもたれてしまう可能性があります。 また、自分の体形を理解せずに、無理して着ている感が出て、窮屈な印象を与えてしまいます。 ビジネスシーンでは、前段でもお伝えしたとおり、適切な長さのものを選び、正しい着こなしを心がけましょう。 もし、カジュアルシーンで着用する場合には、裾丈が短いと若々しく爽やかな雰囲気を演出することができます。 手首がすっきりとして、お気に入りの腕時計やワイシャツが見え、おしゃれに着こなすことができるので、TPOに合わせて、スーツの袖丈も選ぶのもおしゃれのワンポイントだといえます。

スーツの袖の量り方

お伝えしてきたように、スーツの袖丈はスーツをきれいに着こなすうえで非常に重要であるため、まずはサイズを正しく測ることがポイントになります。 スーツの袖の長さはメジャーを使って、袖側から量るようにします。 肩先から量るとなると、肩パッドなどにより目盛を合わせづらいからです。 スーツを着た時に手のひらを地面に向け手の甲に触れる部分にメジャーの0の部分を合わせます。そこから、肩先までの長さが袖丈となります。 先にも少しお話ししましたが、人によっては左右の腕の長さが一緒ではない場合があります。もし左右差がある場合には、既製品ではなくオーダーメードで仕立てることで、より自分の体にフィットしたスーツとなるでしょう。

スーツの袖のサイズ直し

スーツの袖丈があっていないときには、サイズ直しをして調整しましょう。 サイズ直しをするにはいくつかの選択肢があるため、自分に合った方法を選びましょう。 まず一つ目が、購入した店舗で直してもらうという方法です。 購入店では、スーツの袖丈だけでなく、パンツの丈、ウエストなどサイズが合わなくなったものの調整をおこなってくれます。 二つ目が、お直し専門店に依頼するという方法です。 洋服の仕立て直しを専門に行っている店舗であれば、袖丈を変更するにも袖口からではなく、肩口から詰めることができるので、袖口のデザインを壊すことなく仕立て直しが可能です。 大事なスーツを直したいというときにおすすめです。 近所にめぼしい店舗がないのであれば、インターネットなどで検索して依頼してみましょう。郵送でのやり取りで、仕立て直しができます。 他の方法に比べて、時間を要するので余裕をもって依頼することをおすすめします。 3つ目は、クリーニング店に依頼するという方法です。 クリーニング店によって、仕立て直しも行っている店舗もあるので、クリーニングを出すついでに利用できる手軽さが魅力です。宅配クリーニングでの利用もおすすめです。 最後は、自分で直すという方法です。 コストはかかりませんが、技術が必要となってきますので、あまり自信がないという方にはおすすめできません。 やり方としては、袖口のボタンをはずしたうえで、表地と裏地に分け、袖丈を決めてアイロンでしっかり折り目を付けます。続いて、縫い代を残したうえで生地を裁断し、ミシンで塗っていくという流れです。 失敗が効かないので、やる際には丁寧かつ慎重におこないましょう。

職種によって袖先を変える

続いては、職種別におすすめのスーツの袖先を見ていきましょう。 お伝えしてきたとおり、袖丈に関してはビジネスの場では長すぎる、短すぎるはどちらも印象がよくなくなってしまう可能性があるので、長さではなく、あくまでもデザインで楽しむことをおすすめします。 本切羽の場合は、高級感やこなれ感を演出するのに最適です。 IT・エンジニア系や営業職などの仕事の人が着用していると、仕事ができる感が醸し出されます。 キッシングボタンや開き見せの場合は、スタンダードできちんと感が出るので、事務や経理、人事や広報といった職種に適しているといえます。 服装にあまり制約がないような仕事であれば、本切羽のジャケットを、ボタンを開けておしゃれに着こなすというのもおすすめです。

袖先をオシャレに着飾ろう

スーツを選ぶときは、全体の色やデザインに目が行きがちですが、袖先にも気を遣うことで、全体をバランスよく仕上げることができるようになります。 自分にピッタリのサイズ感や、お気に入りのデザインを選ぶなら断然オーダースーツがおすすめです。 オーダースーツであれば、快適な着心地と、自分だけのお気に入りのデザインを長く楽しむことができます。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツ SADAでは、オーダースーツ=高いという固定概念を覆し、低価格で良質なスーツを提供しています。 オーダースーツの初回お試し価格は、19,800円(税込21,780円)~となっており、どなたにも手軽にお試しいただくことが可能です。(価格は2022年11月現在) 初回購入時に複数購入の場合は、すべてに特別価格が適用されるためさらにお得です。 大きいサイズの割増料金や、仕立て1か月以内の寸法調整は無料であり、さらにウエストのお直しはずっと無料で、アフターサービスも充実しています。

オーダースーツ SADAが良質で手ごろな価格で提供できる理由

それには3つの理由があります。 まず1つ目は、工場直販であるということです。 生地の仕入れから、縫製、販売までの一連の流れを自社でとり行っていることで、中間コストをかけずにお客様に商品を提供することが可能な仕組みとなっています。 続いて2つ目が、スケールメリットを有するということです。 1日生産着数500着、年間14万着という大きな規模でスーツの製造を行っているため、仕入れコストや物流費を最小限に抑えて提供することができるのです。 3つ目が、オーダースーツ縫製技術の機械化によるものです。 通常職人がおこなう工程を機械がおこなうことで、大量生産が可能となっているのです。

オーダースーツができるまで

オーダースーツSADAでスーツを仕立てるには、どのような流れで進めていくのかご説明していきます。1,来店予約 まずはお近くの店舗を検索のうえ、インターネットから来店予約をします。 仕立てるかどうかを迷っていて、採寸や取扱商品を見に来るだけでも対応可能なので、気になったらまずは来店予約をしてみましょう。 直近3日間は予約できないため、時間に余裕をもって予約するようにしましょう。 2,採寸 店舗にてスタッフが採寸をおこない、好みのデザインや生地を選んでいきます。 3,一人一人のパターンを作成 注文情報をもとに、自動設計システムにて一人一人のオリジナルパターンが作成されます。 4,オーダースーツの仕上げ オリジナルパターンをもとに、工場でスーツが作られます。 5,お届け お手元に届くまでにおおよそ1か月程度がかかります。

選べる袖のデザイン

オーダースーツSADAではスーツのスタイルから裏地、ポケット、衿の形などさまざまなポイントを自分好みにセレクトしていくことが可能です。 ここでは、今回様々に話題を展開してきた袖に注目してお伝えしていきます。

袖ボタンの種類

1,3ボタンノーマル 2,4ボタンノーマル 3,3ボタンキッシング 4,4ボタンキッシング 5,3ボタン重ね 6,4ボタン重ね

袖ボタンの取り付け方

1,ノーマル 2,キッシング 3,重ねボタン 袖一つとっても、ボタンや付け方だけでさまざまなタイプがあります。ボタンの種類も豊富で、一覧から好きなものを選ぶことができるので、選ぶ楽しさがあります。 自分が選んだ生地やスタイルとマッチする袖口を見つけてください。

まとめ

以上、スーツを選ぶうえでは、袖もしっかりと見ることが重要であるということを解説してきましたがいかがだったでしょうか? 裾選びではサイズ感、デザイン共に大切にしたいポイントです。 今回お伝えしてきたことが、自分にあったスーツを選びの参考となり、かっこよく着こなすアドバイスとなれば幸いです。
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