シワに強くておしゃれ!世界中で人気を集める生地「ウールデニム」って何?!
みなさんが着ているスーツ、生地はなにを使っていますか?スーツの定番「ウール」?夏用スーツなら「リネン」?コストパフォーマンスの「ポリエステル」?スーツには数え切れないほど生地の種類があります。同じウールでも、夏に合わせた通気性の良い「平織り」密度を上げて保温性に優れた「綾織り」など、織り方によっても大きく性能が変わりますね。さらにウールにシルクを混ぜて光沢を出したり、カシミヤを混ぜて保温性を高めたり…など、別の素材を混紡させれば、生地の持つ機能性や風合いがまた変わってきます。そのうえで、そもそもの素材の質が良い「ブランド生地」があったり…全部ご紹介していくと、キリがありませんね。今回、ご紹介したいのは「ウール100%素材」の「ウールデニム」という生地です。ウールなのに、まるでデニムのような風合いのこの生地。デニムよりも染料が絡みやすく、色落ちしにくい特徴があります。世界中で「パフォーマンス性が高い」と人気のウールデニム、その魅力はなんなのでしょうか。今回は、スーツの専門家「オーダースーツSADA」のスタッフが「ウールデニム」の魅力を解説します。この記事を読めば、あなたもウールデニムのスーツが欲しくなりますよ。
ウールデニムとは
ウールデニムとは、ウール100%で織られたデニムルックの表情豊かな素材を用いた生地。
ウールデニムは、一般的なデニムよりもインディゴ染料が深く絡み合うため、色落ちしにくいのが特徴です。
そんなウールデニムはパフォーマンス性の高い生地として大注目されているのをご存じでしょうか。
軽量なのに暖かい
ウールデニムは生地に余分な厚みを加えることなく保温性を高めた生地。
一般的なデニムにくらべて薄く、別名「痩せたデニム」とも呼ばれるほど。
薄い分動きやすく、快適な着心地を実現させています。
高度な湿度管理ができる
ウールデニムの生地は比較的ドライな肌触りで100%コットンよりも保温性が高いです。
寒い冬でも風を通しにくいため、薄手なトップスに重ね着をしても寒さを感じにくいのか強みです。
雨に濡れても乾きやすく湿度管理に優れているため、雨の日のコーディネートにも最適。
防臭効果がありケアが簡単
ウール生地には天然の防臭効果があり、同様にウールデニムもこの特性を備えています。
さらに、ウォッシャブル加工を施された製品が多く、ホームケアが可能なのも需要が高まるポイントです。
デニム特有のひんやり感がない。
真冬の朝の着替え時にデニムを履こうとするとひやっと冷たい肌触りが億劫なんて方いらっしゃいますよね。
ウールデニムなら内側もしっかりウールの素材に包まれているため、ひやっとする感覚がなく、むしろ暖かさを感じることができます。
まとめ
今回は世界中で人気を集める生地「ウールデニム」をご紹介しました。
シワにも強く機能性が高い生地であることからパンツだけでなく、ビジネスシーンで活用できるジャケットなんかも人気です。
スーツや衣服を選ぶ際は一度注目してみてはいかがでしょうか。
世界中で人気のウールデニムは「軽量なのに暖かい」のが最大の魅力です。生地に余分な厚みがないのに、保温性を高めた仕様になっています。薄いので動きやすく、快適性もキープ。その保温性は、なんとコットン100%の生地よりも高められています。さらに「雨に濡れても乾きやすい」「風を通しにくい」といったメリットもあり、雨風が強い日にも最適です。もちろん、ウールの持つ防臭効果も備えています。ウールデニムはその大半が「ウォッシャブル加工」を施されていて、自宅で洗濯が可能なのもポイントです。パンツの場合、冬の寒い日にデニムを履くときの冷たい肌触りもなく、暖かく履きこなせるのも嬉しいポイント。耐シワ性も高いため、パンツはもちろんジャケットにも活用できます。ビジネスシーンでの着用もOK。ぜひ、積極的に「ウールデニム」を取り入れて、機能的かつ暖かく着こなしていきましょう!当店「オーダースーツSADA」でも、季節によって「ウールデニム」の取り扱いをする場合があります。ウールデニムで仕立てた、バツグンの機能性・フィット感・美しいデザインを兼ね備えたオーダースーツはいかがですか?ぜひ、「オーダースーツSADA」にご来店ください。(※ウールデニムの有無は店舗に確認してくださいね)