スーツスタイルをおしゃれに決めるネクタイは?おすすめの色柄をご紹介します!
スーツの印象はジャケットやパンツ、シャツの存在も重要ですが、ネクタイひとつでも大きく変わります。ネクタイの形状は「レギュラータイ」「ナロータイ」「ワイドタイ」「ニットタイ」「アスコットタイ」「ボウタイ」の6種類です。素材別で見ると、「ウール」「リネン」「シルク」「コットン」の4つに分けられます。各形状と素材にはそれぞれ特徴があるため、着用シーンや季節などを意識しながら選ぶと周囲から浮かずに着飾れるでしょう。形状や素材選びが終わったら、次はネクタイの印象を決定付ける色と柄を選びましょう。たとえばネイビーのネクタイなら清潔感が強調でき、赤いネクタイならやる気をアピールできます。無地タイプはどの色とも相性が良いですが、アクセントにストライプやチェックを入れるだけでおしゃれの幅を広げることも可能です。おしゃれ上級者ならペイズリーや迷彩柄のネクタイを付ければ、周囲との服装の差別化もしやすくなります。見せたい印象や着用シーンを意識すれば、スーツスタイルのネクタイ選びもスムーズに進むようになるのです。「オーダースーツSADA」が解説する本記事を読んで、ネクタイの色柄を意識したスーツスタイルに挑戦してみませんか。
ネクタイにはどんな種類がある?
皆様はネクタイについてどのくらいご存知でしょうか。普段使っていても意外と知らないことはたくさんあると思います。この記事ではネクタイの基本から色柄まで解説します。
まずは、ネクタイの種類について特徴とともにご紹介していきます。
<形別>
1,レギュラータイ
一般的にネクタイと言われて思い浮かべる先がとがった形のネクタイはダービータイと呼ばれます。そのうち、ネクタイの先端部分が7~9センチで幅が広いものをレギュラータイと呼びます。ネクタイの最も基本的な形です。
2,ナロータイ
ダービータイのうち、ネクタイの先端部分が4~6センチと細身になっているものを指します。ビジネスには不向きであり、パーティーシーンやカジュアルな装いの時に使えます。
3,ワイドタイ
ダービータイのうち、ネクタイの先端部分が10センチ以上のものを指します。クラシカルな印象になり、重厚感を演出します。最近はあまり見ることが少なくなっているデザインです。
4,ニットタイ
編んで作られたネクタイのことを指します。素材は様さまざまなので、季節に合わせたものを選ぶことでオールシーズン使用することができます。形は先端が水平に切られたスクエアエンドという形のものが多く、基本の形である先端がとがったものとは雰囲気が異なり、周りとちょっと違ったおしゃれが楽しめます。ややカジュアルな雰囲気になるため、TPOに合わせて選ぶようにしましょう。
5,アスコットタイ
スカーフのような幅広のネクタイで、モーニングコートやディレクターズスーツに合わせるネクタイです。基本的にはフォーマルシーンで使用されます。シャツの首元にたくし込んで使うと、カジュアルな雰囲気となり、パーティーなどで使われることもあります。
6,ボウタイ(蝶ネクタイ)
リボンの形をしているネクタイで、フォーマルな雰囲気を持っています。主に結婚式などのフォーマルシーンで使われることが多いですが、近年はカジュアルシーンでも、おしゃれアイテムとして使用されることもあります。
<素材別>
1,ウール
温かみのある素材として人気のウール素材は、秋冬のコーディネートで使われることが多いです。
ツイードのスーツと合わせると、季節感が溢れお洒落に着こなすことができます。
2,リネン
涼しげな印象を持つリネン素材は夏場におすすめです。ややカジュアルな印象になってしまうので、TPOに合わせて使うようにしましょう。リネン素材はシワになりやすいので、扱いにやや手がかかります。
3,シルク
光沢がありおしゃれで上品な印象を醸し出すシルクは、ビジネスシーンでもフォーマルシーンでも活躍します。季節を問わずに活躍してくれる素材です。
4,コットン
スーツやシャツの素材としても用いられているコットンは、落ち着いた品の良さがあります。落ち着いた色合いや風合いのものが多いため、シンプルな着こなしとの相性が良いです。
ネクタイの色が与える印象
続いては、ネクタイの印象を大きく左右する色について、それぞれどのような印象を与えるかを解説していきます。
1,ネイビー
爽やかさや清潔感を演出してくれる色合いです。どんな色柄のスーツとも相性が良いので、組み合わせに困ることなく使い勝手が良い色といえます。ビジネスシーンで活躍する色合いです。
2,赤
積極性ややる気を表現する赤は商談などの勝負の場面におすすめです。落ち着いた雰囲気を演出したい場合には、えんじよりの色を選ぶと大人の雰囲気が醸し出されます。赤はインパクトのある色なので、柄はシンプルなものを選ぶとまとまり感が出ます。
3,青
爽やかでフレッシュな印象を与えてくれます。特に若い世代におすすめしたい色です。ストライプやドットといったネクタイの基本柄との相性が良く、スタイリッシュにまとめ上げてくれます。
4,ピンク
若々しく華やかなイメージのピンクは、春先など季節感を取り入れたコーディネートとしてもおすすめです。優しい柔らかいイメージとなるため、初対面の時などに付けていくのもよいでしょう。
5,黄色
元気や社交的という陽のイメージを与えてくれる黄色は、世代を問わずにつけることのできる色です。スタンダードな色合いをすでに試して少し新しい色に挑戦したいというときなどにおすすめのカラーです。
6,緑
落ち着いた大人の雰囲気を演出したいときにおすすめなのが緑です。緑は自然を表す色であるため、癒しや安らぎをイメージさせます。
7,グレー
主張が強すぎないグレーは、スーツやシャツのデザインや色柄を引き立てたいときにおすすめです。知的で落ち着きのあるまとまったコーディネートとなります。
8,ブラウン
グレー同様、スーツやシャツを引き立てたいときに使い勝手の良い色です。スーツの色と同系色でまとめたりすると、おしゃれな装いとなります。
ネクタイの柄の定番は?
次に、柄について見ていきましょう。
1,無地
最も使い勝手がよく、また色味を最大限に引き立てるのが無地です。
合わせるスーツやシャツを選ばず、またどんな場面でも付けることができるので万能です。
2,ストライプ
ビジネスシーンで広く取り入れられているのがストライプです。知的で誠実な印象を与え、どんな色とも相性が良い柄です。
ストライプの中でも斜めにストライプが走っているものをレジメンタルタイと呼びます。
レジメンタルとは連帯を意味し、所属する組織との連帯であり象徴を示します。
イギリスでは、所属する団体の集まりに参加する場合に、自分の関係する団体のレジメンタルタイを装着するという風習があります。それゆえにフォーマルな席でレジメンタルタイをすることはほとんどありません。
日本人にとってはネクタイの一つの柄というイメージですが、イギリス人にとっては別の意味合いがあるということを知っておくと良いでしょう。
ちなみに、ストライプには実は2種類のデザインが存在するのをご存じでしょうか?
ネクタイを正面に見た時に右上がりなのがヨーロピアンスタイル。左上がりなのがアメリカンスタイルと呼ばれ、日本ではヨーロピアンスタイルが主流となっています。
ビジネスシーンで着用する場合には、ストライプの幅が狭いものがおすすめです。逆にカジュアルシーンでは幅が広いものが映えます。ストライプに使われている色数でガラっとイメージが変わるので、数本そろえておいてその日の気分に合わせて選ぶのもまた良いでしょう。
3,ドット
ビジネスシーンでは、上品な印象を与える小さめの模様のものがおすすめです。小さめの模様であってもしっかりとアクセントになります。模様の大きなものを選ぶと、ポップな印象になります。パーティーなどの場では、周りと差をつけるコーデとなるでしょう。
4,チェック
カジュアルな雰囲気とおしゃれ感を演出してくれるのがチェック柄です。ビジネスシーンでは、色数が多いと派手になってしまうため、色数の少ない落ち着いたものを選びましょう。逆にパーティーシーンでは、色数が多いものだとよりおしゃれで個性的な印象となります。
5,小紋柄
日本の着物の種類の一つとして、柄が規則的に並んでいるものや、不規則に散りばめられているものがあります。
小さめの柄はビジネスシーンなどに向いており、柄が大きめのものはカジュアルな印象になります。遠目で見ると無地にも見えるようなものがある事が小紋柄の特徴です。
オシャレ上級者なら挑戦したい派手柄ネクタイ
続いては、周りと差をつけるおしゃれ上級者におすすめの派手柄ネクタイをご紹介していきます。
1,ペイズリー
曲線と草花をモチーフにした柄のペイズリーは、スーツのコーディネートにおいて、ワンポイントのアクセントとなりおすすめです。特に落ち着いた色味の柄を選べば、大人の雰囲気漂うクラシカルなイメージとなります。
派手な色味のものを選ぶと、スーツやシャツとのコーディネートが難しくなってしまうため、柄物初心者の場合には落ち着いた色味がおすすめです。
その他、柄の大きさに関しても大きすぎると主張が強くなりすぎてしまうため、小さめ模様から始めると比較的挑戦しやすくなっています。
ペイズリー柄は、ネイビーのスーツとの相性が良いので組み合わせにおすすめです。
2,迷彩
迷彩柄も、おすすめの柄物の一つです。迷彩というと、グリーンのイメージが強いかもしれませんが色味は赤や青、ネイビーやパープルなどさまざまに展開されており、スーツやシャツに合ったコーディネートを楽しむことができます。
初めて迷彩に挑戦しようという方などは、ネイビーやベージュといった濃い色味のネクタイがおすすめです。極端に柄が主張しすぎることなく、デザインが色味に程よくなじむからです。
3,キャラクター
キャラクターものはビジネスシーンでは扱いが難しいので控えておいた方が無難ですが、パーティーやカジュアルシーンで遊び心を取り入れて着用するのは良いでしょう。誰もが知っているキャラクターのネクタイは初対面の人との会話のきっかけになったり、周りの注目の的になること間違いなしです。おしゃれを楽しみたいとお考えの方はぜひ挑戦してみてください。
なお、キャラクターが全面に散りばめられているようなデザインのほか、ストライプやドットやワンポイントといった、柄の中にさりげなく入れられているようなデザインもあるので、TPOと好みに合わせて選ぶことができます。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツとは
オーダースーツはすでに店頭に並んである既成品とは違い、採寸をおこない体型に合った形で仕立てられるスーツのことです。オーダースーツには2種類あり、一つ目がすでに用意された型をもとに、一人一人の採寸に合わせて作り上げていくセミオーダーと、1から採寸をおこない仕立て上げるフルオーダーがあります。
フルオーダーはよりサイズのフィット感があり着心地がよく、またデザインや生地についても自分好みのものでそろえられるので、お気に入りの1着を仕立てることができます。
オーダースーツSADAの魅力
オーダースーツSADAは、全国に50店舗を展開する大手フルオーダースーツ専門店です。
オーダースーツSADAのさまざまな魅力についてご紹介していきましょう。
1,安心価格で良質な製品を提供
オーダースーツは質が良い分、価格が高くてなかなか手が出せないというイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。しかしながら、オーダースーツSADAでは、良質な製品をお求めやすい価格で提供しています。その背景にはさまざまな企業努力が隠されています。まず一つ目に、工場直販ということです。生地の仕入れから販売までの工程をすべて自社でおこなうことで、中間コストをかけずにお客様に提供することが可能になっているのです。
二つ目に、スケールメリットです。一日に500着、年間12万着を製造しており、仕入れコストや物流費等をスケールメリットを生かして最小限に抑え、価格に反映させています。
三つ目に、機械化・自動化による大量生産の実現です。通常職人が行う工程を機械が行うことで、より効率的に多くの商品を作ることを可能としています。
これらにより、オーダースーツSADAでは、良質な商品を安心価格で提供することができているのです。
初めてオーダースーツを仕立てる人もしっかりとサポートさせて頂きますので、理想のスーツスタイルやコーデの疑問もお気軽にご相談ください。
3,充実のアフターサービス
購入後1か月以内であれば、無料でお直しをしてくれますし、ウエストのサイズ調整やボタン付けといったお直しはずっと無料で対応してくれます。
また、採寸データは5年間保存となっているので、2度目以降はネットで注文することや、別の店舗で仕立てることなども可能です。
オーダースーツに少しでも興味を持った方はまずは公式ホームページより最寄り店舗を検索の上、来店予約してください。仕立てるかどうか迷っている段階であっても、採寸のみや生地を見てみるだけの来店も可能です。オーダースーツSADAなら、お気に入りの1着に出会うことができるはずです。
スーツスタイルに必須といっても過言ではないネクタイには、さまざまな色柄が存在しています。各色柄が与える印象の違いを知るだけで、シーンに合わせた使い分けも自在にできるようになるのです。ビジネスシーンで着用する際は定番のネイビーやグレーを選べば無難ですが、毎回同じ色を選んでいると少し硬い印象を与えてしまう場合もあるので注意しましょう。若手社員ならフレッシュさが出せる「青」、商談やプレゼンのように熱意を伝えたいときには「赤」を使い分ければ、スーツスタイルにも変化を付けられます。ビジネスではフォーマルさが大事なので無地のネクタイしか持っていない方もいるでしょう。幅の狭いストライプや小さめのドットを選べば、ビジネスシーンで着用しても違和感ありません。チェックを着用したい方は色数が少ないものにすれば、派手過ぎずにおしゃれな感じも残せます。迷彩やペイズリー、キャラクターはおしゃれ上級者向けなので、ネクタイ選びにある程度慣れてきたら挑戦してみてください。オーダースーツならジャストサイズの1着を仕立てられます。「オーダースーツSADA」ではネクタイの色柄から逆算したスーツ選びも可能です。ぜひ店舗スタッフに相談してみてください。