初めてのオーダースーツ!自分に合ったサイズで印象アップ!!
この記事では新社会人におすすめのレディーススーツを紹介しています。長い就職活動を経てようやく手に入れた内定。卒業論文を提出して無事に大学を卒業すると待っているのが、新社会人としての生活です。近年では服装自由(ビジネスカジュアルやオフィスカジュアル)という会社も多くなりましたが、少なくとも新卒で入社した後の研修期間はスーツで過ごすことになるでしょう。企業や職種によっては研修が終わって配属された後もスーツを着る場合があります。研修後もスーツを着ることが分かっている場合はリクルートスーツをそのまま着るのではなく、新しいスーツを用意したくなりますよね?この記事ではどのようにスーツを選べば良いのか解説しています。サイズや色・柄、素材などスーツを構成する要素はさまざまです。新社会人になるにあたってはじめて買うスーツならなおのこと、慎重に選びましょう。中にはスカートかパンツスーツで迷う方もいるかもしれません。結論としてはどちらを選んでも問題ありませんが、それぞれが持っている歴史や機能性、そして周囲に与える印象には異なるものがあります。自分の好みに合わせて、あるいは自分にとってどちらが良いか考えて選ぶようにしましょう。
「新社会人に合うスーツとは」
スーツは新社会人にとって、新しい環境のなかで自分を印象づけるための大事なビジネスアイテム!
良い印象を残すためにも、きちんとしたスーツを作りたいところ。
そこで今回は、新社会人におすすめしたい、印象アップできる「オーダースーツ」を作る時のポイントをご紹介。
「体にフィットしたサイズ感」
新社会人の良いイメージを演出するには、ぴったりしすぎず、だぼつきもしないちょうど良い体にフィットしたサイズ感のものを購入するのが重要です。
これから長く使う事を考えて大きめを購入する方も多いですが、仕事中に動作と同時にシャツが出てしまったり、袖を汚してしまったりとだらしがない印象に繋がることもあるため、最初は自分に合ったぴったりなサイズ感のスーツを作りましょう。
ジャケットは、ヒップの一番高い位置に着丈を合わせるのが一般的、スカートだけでなくボトムスとも相性良く着られるため、丈感も意識すると良いです。
スカートは、膝丈に合わせて、パンツはヒールを履いた状態で床から3㎝程の丈が理想的です。
色や柄などのデザインは定番なものを
新社会人の定番カラーは黒やネイビー、チャコールグレーなどの暗めの色です。
どんなシチュエーションにおいても失礼にならない色味を着用しておくと、急な会食や、営業にも対応でき印象も悪くなりません。
柄は無地が定番ですが、周りと少し違うものを着たい場合は、控えめなストライプ柄がおすすめ。
無地の定番色は季節を問わず着られるというメリットもあるので、最初はシンプルさにこだわったスーツにしましょう。
なお、ブラックスーツと礼服は似ていますがまったく異なるもの。横に並べて比べると光沢の違いが分かります。間違ってもこの2つを混同しないようにしましょう。
素材はウールがおすすめ
初めてのスーツはウール素材がおすすめ。
ウールは比較的扱いやすく、シワになりにくいからです。
それに加えて、スーツの生地の中でもリーズナブルなのでオーダースーツの中でも費用を抑えられます。
カシミヤなどの高級素材の光沢感は、上司や相手に少し不快な印象を与えてしまうこともあるため、光沢感を抑えた優しい印象のものをセレクトすると良いです。
スカートとパンツスーツ、それぞれの印象
レディーススーツにはスカートとパンツスタイルがあります。それぞれの特徴と、選ぶ際の基準を紹介いたします。
スカートが持つ印象
はじめにスカートが持つ印象を解説します。
女性らしさ
スカートといえば(少なくともビジネスシーンでは)女性しか履くことの許されないものです。丈の長さや形にもよりますが、女性らしい美しさやエレガントさ、そして可憐さを併せ持つのがスカートの最大の特徴でしょう。
とはいえ、スカートはただ女性らしさを表現するものではありません。スーツを着るのはあくまでもビジネスシーン。ビジネスシーンに適した緊張感や節度を持ちつつ、女性らしさを表現してくれるのです。
クラシカルな印象
前述の通り、かつて女性のビジネスウェアといえばスカートスーツ一択でした。そのため、(レディースの)パンツスーツに比べて長い歴史があります。時代とともに形は少しずつ変化してきたものの、スカートの基本的な形は変わりません。そのため、スカートには時代を超えて受け継がれてきた伝統のようなものを感じる方もいるでしょう。特に年配の方にとってはそのイメージが強いため、年配の方が多い職場ではスカートスーツの方が馴染みやすいかもしれません。
フォーマルな場にも相応しい品格
これも前述のクラシカルな印象と重複する部分がありますが、スカートスーツは重要な会議や式典でも着用されてきた大切なスタイルです。そのため、厳かなシーンやビジネスの中でも大切なシーンに自然にマッチします。特に重要な会議や式典では身だしなみ一つ取っても失敗できないもの。大切な場面でのスタイルに困ったら、スカートと選んでおけば間違いありません。
パンツスーツが持つ印象
次にパンツスーツが持つ印象を解説します。
女性らしい力強さ
家の外に出て働くことを総じて労働と言うならば、女性は男性に比べて労働に従事してきた歴史は浅い傾向にあります。それまで女性は、外で働く男性が留守にする家を守り、総合的な雑用とも言える家事を卒なくこなし、人間の形成にとって重要な幼少期の人格形成にも携わってきました。たしかに労働に従事してきた歴史は短いかもしれませんが、それに相当する、あるいは考え方によっては労働以上の成果を長い歴史の中で上げてきたのです。
そして今、その成果が労働という世界の中に持ち込まれています。女性は決して男性のサブではなく、女性らしさやその人らしさを持った一人の個人です。そのように力強く働く女性の姿を象徴するものの一つがパンツスーツとも言えるでしょう。スカートが持つ可憐さやエレガントさは控えめなものの、男性に負けずに社会を動かす可能性を秘めたようなスタイルとも言えるかもしれません。
動きやすさ
パンツスーツはスカートに比べて動きやすそうな印象を与えます。スカートの場合、丈の長さや生地の形・硬さにもよりますが、見方によっては足の動きを制限されているようにも見えるでしょう。しかし、パンツスーツなら男性のスラックスと同じ様に自由な印象を与えます。もちろん好みもあるため、中にはスカートの方が動きやすいと感じる方もいるかもしれません。ただ、客観的なイメージとしてパンツスーツの方が動きやすいと思われていることは、覚えておいても良いでしょう。
斬新でモダン
スラックスはかつて男性だけが着用するもので、女性はスカートスタイルが一般的でした。その背景がある中で、男性と同じ姿になるパンツスーツは斬新でモダンな印象を与えることでしょう。これまで男性が中心となって作ってきた社会には、女性ならでは柔軟な視点が大切になってきます。斬新な提案をできるのは、これまで一般的だったスカートではなく比較的新しいスタイルであるパンツスーツを身に纏う人材だ、というようなイメージを持たれるかもしれません。
スカートか?パンツスタイルか?選ぶ基準
歴史の長さやイメージの違いなど、スカートとパンツスーツには違いがあります。しかし、現在のビジネスシーンでは、リクルートを含めて基本的に自由に選択できるようになっています。ただし、一部の企業や職種においてはルールがあることも。その場合はルールに従ったほうが良いでしょう。
かつては女性のスーツといえばスカートだった?
1950年代から1960年代頃は女性のスーツ(ビジネスウェア)といえばスカートが一般的だったと言われています。当時、女性用のスーツはビジネス用とはいえ、女性らしいかわいさやエレガントな印象を押し出したものでした。スーツであるという前に、女性らしくあったともいえるかもしれません。現在のようにスカートとパンツスーツを選べる環境にはなく、女性用のスーツといえばスカートが一般的だったようです。
時代は進み1980年代や1990年代になると女性の社会進出が盛んになります。就職する女性の人数もそうですが、これまで女性がいなかったような職種にも女性が就職するようになりました。そうすると働く女性の動きやすさや身体の動かしやすさ、また働く女性のたくましさなどのイメージも相まってパンツスーツが広まっていったのです。パンツスーツの登場により女性は、動きやすさや働く女性のイメージを手に入れたほか、スカートなのかパンツスーツなのか自分で選ぶ権利を手に入れたとも言えます。
現在では普通に思うことでも、時代を遡れば環境が違う時代や現在のきっかけとなる出来事に遭遇することもあるのです。
コンサル業界への就職を検討している方は「株式会社H&K」のこちらの記事もご参考ください。
この記事では新社会人におすすめのレディーススーツを紹介しました。レディーススーツを選ぶ際はサイズ感、色柄、素材が重要になります。スーツはサイズ感が命と言われているほどで、大きすぎると野暮ったく見え、小さすぎると自分の体型をコントロールできない人という印象を持たれてしまいます。手直しで多少のサイズ調整はできますが、それでも購入時にはきちんとサイズが合ったものを購入しましょう。スーツの色柄も大切です。スーツの色はブラックやネイビー、チャコールグレーなど相場が決まっています。柄は控えめなストライプなどでも良いかもしれませんが、新入社員のうちは無地が無難でしょう。そして、素材としてウールを使用したスーツがおすすめです。そしてレディーススーツには、メンズスーツにはないスカートかパンツスタイルの選択があります。かつてはスカートしかなかったものの、女性の社会進出も相まってパンツスタイルも一般的になってきました。スカートには女性らしい雰囲気やエレガントさがあり、古くからスーツのスタイルとして履かれてきた歴史もあります。パンツスタイルには女性として力強さや斬新さがあり、歴史が浅いからこその柔軟な印象があります。結論としてはどちらを選択しても問題ありません。好みに合わせて選びましょう。