青シャツに合うスーツ、ネクタイのコーディネートとは？組み合わせのポイントやマナーを紹介-オーダースーツSADA
さわやかで知的な印象を演出できる青シャツは、ビジネスからカジュアル、フォーマルまで幅広く活用できる便利なアイテムです。しかし、スーツに青シャツを合わせる際に、コーディネートをイメージできずに困った方は多いかもしれません。本記事では、青シャツの色味やデザイン・柄による違い、相性のよいネクタイやスーツの選び方について解説します。「黒スーツ×青シャツ」など、シーンやメンズ・レディース別のコーディネート例も紹介します。青シャツを上手に取り入れて、自分らしい洗練されたスタイルを完成させましょう。
【基本】青シャツの種類と印象の違い
就活やフォーマルシーンでは白シャツを選んだ方が無難です。しかし、知的な印象があり上品な青シャツは、ビジネスシーンをはじめとするさまざまなシーンに取り入れやすいアイテムです。
以下では青シャツの種類と印象の違いについて、色柄・デザインの違いの観点から解説します。
青シャツの色味のバリエーション
青シャツといっても、色調にはさまざまなバリエーションが存在します。黒スーツとの相性のよいものを淡い色合いから順に挙げると、以下のようになります。
- サックスブルー：爽やかで清潔感のある印象
- スカイブルー：やや明るめで、春夏シーズンにおすすめ
- ミッドナイトブルー：深みのある色調で、フォーマルシーンで映えやすい
黒スーツと合わせる際は、濃紺のシャツは避けた方が無難です。ダークなカラー同士で、全体が重い印象になってしまうためです。
青シャツの柄・デザインの違い
青シャツは白シャツと同様、無地のものが基本となります。ただし、派手なものでなければ、ビジネスシーンでも柄入りの青シャツを着用できます。
ストライプ柄は、線の幅によって印象が変わります。ビジネスシーンでは一般的に細いストライプを選ぶのが適切です。
チェック柄については、カジュアルなタイプは印象が強くなりがちです。ビジネスシーンで着用する際は、細かい格子のものを選んで控えめな印象にまとめましょう。
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青シャツに合うネクタイの色
青シャツを着たときに、どんなネクタイを合わせたらいいかわからないという人もいます。そこで、青シャツに合うネクタイの色や、それぞれの配色が相手に与える印象を知っておきましょう。
1.茶色
茶色は、青ととても相性の良い色です。白シャツに茶色のネクタイを合わせると地味で老けた印象になってしまいがちですが、青シャツに合わせるとこなれた雰囲気に仕上がります。上質感や大人な雰囲気をかもし出すことができる、ビジネスシーンにふさわしいおしゃれな配色です。
2.青
青シャツに同系色の青いネクタイを合わせると、統一感が生まれます。青いネクタイは白シャツに合わせると堅い印象になりがちですが、青シャツに合わせることで親しみやすい印象になります。
同系色のシャツとネクタイを合わせるときに気をつけたいのが、それぞれの色の濃さです。やや薄い色の青シャツに濃い目の青ネクタイを合わせると、メリハリ感があり素敵です。青シャツが持つさわやかな魅力を活かしつつ、若々しさを演出したい場面におすすめの組み合わせです。
3.紺
紺も同系色なので、青シャツとの相性は抜群です。紺色の持つ重厚感やトラッドな印象を、青シャツがやさしく和らげてくれます。なお、黒スーツではなく紺スーツを選ぶ場合は、スーツも紺色にして、ブルーのグラデーションで統一感のあるスタイルになります。
4.黄色
意外に思われるかもしれませんが、青シャツには黄色のネクタイもよく似合います。青と黄色は反対色の関係にあるため、適度なコントラストが生まれ、明るく快活な印象を演出できます。青シャツのまじめな雰囲気を保ちながら、親しみやすさをプラスする組み合わせです。組み合わせです。
印象に残りやすいスタイルなので、大切な商談や初対面の場面などで選ぶと良いでしょう。
5.緑
一見、同系色同士のようでありながら、ひとくせあるのが青シャツと緑色のネクタイの組み合わせです。似た色のため統一感がありながらも、絶妙なバランスの配色のずれを楽しむことができ、簡単におしゃれ上級者の印象を与えられます。
程よくカジュアルな印象になり、スーツスタイルに緑色の持つリラックス感も加わります。相手に緊張感を与えたくないときや、やさしい印象を持たせたいときに選ぶと良いでしょう。
6.黒（モノトーン）
どんな色とも合わせやすいのが、モノトーンのネクタイ。主張することなく周りとなじむ色なので、青シャツの持ち味がいっそう引き立つ組み合わせです。モノトーンの色の濃さによって、すっきりした印象にもメリハリのあるスタイルにも仕上がります。
7.えんじ
主張がありながらも、派手な印象にはならないのがえんじのネクタイ。自信や力強さを表す色ですが、青シャツと合わせると中和されて、万人受けする配色になります。さわやかさの中に、適度な主張やインパクトも感じさせる組み合わせです。
8.ピンク
男性がピンクを取り入れるのは抵抗がある方も多いかもしれません。しかし、ピンクのネクタイとの組み合わせは、全体的にフォーマルにまとめることで、会社のパーティーや結婚式などにも活用できます。さらに、爽やかカジュアルコーディネートにも対応できます。
ピンクのネクタイには、ストライプ柄や他の色と組み合わせたデザインなど、洗練されたものが豊富です。自分好みのデザイン・柄のネクタイなら、ピンクでも取り入れやすくなるでしょう。
ネクタイの色と柄に定番はある？
青シャツに合うネクタイの柄
青シャツは、基本的にどんな柄のネクタイにもよく合います。その中でも、定番といえるおすすめの柄をご紹介しましょう。
1.無地
まずは定番で、あらゆるシーンで活用できる無地のネクタイ。白シャツと合わせると地味でありきたりな印象になってしまう場合もありますが、青シャツとなら適度なおしゃれさを感じられます。柄による主張がない分、色や素材にこだわってみるのもおすすめです。
2.ドット
さわやかな印象を与えるドットのネクタイは、同じくさわやかな雰囲気を持つ青シャツとよく合います。シンプルすぎると感じるときは、ドットの大きさや配色で加減しましょう。小さめのドットを選べば、よりまじめできちんとした印象になります。
3.ストライプ
フレッシュな印象のあるストライプのネクタイも、青シャツと相性の良い組み合わせです。まじめで知的な雰囲気もあるため、大事な商談や会議があるときに選んでみましょう。単調にならないようにしたいなら、ネクタイの素材や配色を工夫してみるとよいでしょう。
4.チェック
カジュアルで親しみやすい印象のある、チェック柄のネクタイ。色の数が少ないものを選べば、ビジネスシーンでもきちんと決まります。チェックの中に青系が使われているものを選ぶと、青シャツとなじみが良くすっきりまとまります。
5.小紋
誠実な印象を与える小紋柄も、青シャツによく合います。小さめの小紋柄なら、よりきちんとしたクラシックな印象になります。まじめな雰囲気のある柄なので、遊び心を加えたいときは、青シャツと反対色の黄色やオレンジの小紋柄を選んでみましょう。
青シャツに合うスーツ
汎用性の高い黒スーツ・ネイビースーツ・グレースーツは、青シャツとよく似合います。以下では、青シャツと合わせる際の着こなしのポイントを解説します。
黒スーツ×青シャツ
「青シャツに黒スーツを組み合わせても大丈夫？」と迷う方も多いかもしれませんが、心配はいりません。「黒スーツ×青シャツ」は、ビジネスシーンはもちろん、結婚式やパーティーなどのフォーマルな場面でも活用できる万能な組み合わせです。
黒スーツはスタイリッシュでクールな印象を与える反面、ダークな色のため重たい印象を与える可能性があります。青シャツを合わせることで、男性らしい爽やかさをプラスしてみましょう。黒スーツの気品と青シャツの清潔感が調和され、好感の持てるスタイルが出来上がります。
ネクタイのカラーは「黄色」「緑」「青」がおすすめです。濃い青シャツにネクタイを合わせることで、黒スーツの重たい印象が軽くなり、フレッシュな印象になります。
なお、黒スーツをビジネスシーンで着る際は、礼服との差別化を図るのがポイントです。完全な無地だとフォーマル感が強すぎるため、シャドーストライプのような控えめな柄を選ぶのがおすすめです。一見無地に見えるほど上品な柄なので、オフィスでも自然に着こなせ、洗練された印象を演出できます。
ネイビースーツ×青シャツ
青シャツを活かす定番のスーツは、ネイビースーツです。ネイビースーツは若々しい印象があり、誠実で知的な印象をかもし出します。ネイビーは自信や信頼感の象徴ともいわれており、大切な商談やプレゼンの際にもおすすめです。
一方で、ネイビースーツに白シャツを合わせると制服のような印象になり、個性が出にくく周りに埋もれてしまいがちです。
そこでおすすめなのが、ネイビースーツと青シャツの組み合わせです。同系色なので合わせやすく、ブルーのグラデーションのスタイルがきれいに決まります。ネイビースーツの落ち着いた雰囲気やまじめな印象はそのままにしながら、さりげない遊び心をプラスできるのが魅力です。
全体をすっきりとまとめながらも、こなれ感とおしゃれ感のあるファッションを楽しみたいときは、ネイビースーツに青シャツを合わせてみましょう。
ネイビースーツはコーディネートの幅が広い！スーツの組み合わせ方もご紹介
グレースーツ×青シャツ
ネイビースーツと同じくらい使い勝手の良いのが、グレースーツです。モノトーンカラーなので、さまざまな色のシャツやネクタイとよく合います。大人の雰囲気を演出する色なので、落ち着いた印象を与えたいビジネスシーンにはぴったりです。
若い男性がグレースーツを着ると実際の年齢より少し上に見えるので、頼りがいのある印象を与えたい場面にグレースーツを選ぶ人もいます。
そんなグレースーツに青シャツを合わせると、グレーの洗練された大人な雰囲気に、青のフレッシュでさわやかな印象が加わります。クールで都会的な印象や、信頼感も与える配色です。
スーツの色味が薄いグレーなら、シャツの青との相乗効果で、涼しげでさわやかな印象が強まります。反対に濃いグレーのスーツと青シャツなら、より落ち着いた大人の雰囲気や、信頼できる雰囲気をかもし出すことができるでしょう。
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定番カラーのグレースーツに爽やかな青シャツを組み合わせるときのコーデや印象について紹介します。
【黒スーツ×青シャツ】組み合わせるネクタイの選び方と相性
スーツスタイルに組み合わせるネクタイは、全体の印象を大きく左右します。黒スーツ×青シャツに組み合わせるネクタイの選び方と相性、コーデ例を解説します。
定番のネクタイ色と印象
ネイビー系は王道の組み合わせで、統一感があり好印象を与えます。グレー系は上品で知的な雰囲気を演出し、どんな場面でも安心して着用できる無難な選択です。
ボルドーや赤系はアクセントとして華やかさを加え、パーティーや結婚式などの華やかな場面にも適しています。ブラック系はシックでフォーマル感が強く、格式ある場面に向いています。
黒スーツ×青シャツ×ネクタイのおすすめコーデ例
【黒スーツ×サックスブルー×ネイビーネクタイ】は、同系色でまとめた安定感のある組み合わせです。
【黒スーツ×スカイブルー×ボルドーネクタイ】は、明るい青シャツに深みのあるボルドーを合わせることで、洗練された大人の魅力を演出できるでしょう。
【黒スーツ×青ストライプ×グレーネクタイ】は、柄のあるシャツとシンプルなグレーネクタイを合わせた、バランスの取れた上品なスタイルです。
【黒スーツ×青シャツ×赤ネクタイ】は、赤の印象が強すぎると心配される方もいるでしょう。ボルドーやえんじのような深みのある赤なら、落ち着いた華やかさをプラスできますよ。
【黒スーツ×青シャツ×青ネクタイ】のワントーンコーデは、濃淡の使い分けがポイント。例えば、基本的に薄い青シャツに濃紺のネクタイを組み合わせれば、適度なコントラストが生まれ、のっぺりとした印象を避けられます。
ネクタイの色・柄選びはシーンに合わせてスマートに｜場面で印象を使い分けよう
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【シーン別】黒スーツ×青シャツコーディネート例
黒スーツ×青シャツのコーディネート例を、シーン別に解説します。
ビジネスシーン
無地青シャツ×ネイビーネクタイは、好印象を与えるビジネスシーンで定番の組み合わせです。ストライプシャツも、控えめな柄であれば問題なく着用できます。
重要なのは、カジュアルすぎない配色を心がけることです。サックスブルーやスカイブルーなど、上品な青シャツであれば問題ありません。ただし、アクアやシアンなど個性が強めのカラーは避けた方が無難です。
結婚式・パーティーシーン
結婚式やパーティーでは、青シャツが華やかさと軽やかさを演出してくれます。サックスブルーなど、派手すぎない上品な色選びが推奨されます。
ネクタイはボルドーやシルバー系など、お祝いの場にふさわしい華やかな色を選びましょう。青シャツは黒シャツよりも明るく親しみやすい印象を与えるため、お祝いの席にぴったりです。
蝶ネクタイやカフスボタン、タイピンなどの小物を上手く取り入れると、高級感もアップさせられます。
卒業式・入学式
卒業式や入学式などのセレモニーでは、清潔感が何より重要です。青シャツは、清潔感と上品さを表現するのに最適な選択といえます。ネクタイはネイビーやグレーなど、落ち着いた色を選ぶことで、式典にふさわしい品格のあるスタイルが完成します。
カジュアル・オフの日
オフの日やカジュアルな場面では、ノーネクタイでも十分に成立します。ジャケパンスタイルのような軽やかな印象をイメージするとよいでしょう。
チェックやドットなどのデザインシャツを取り入れると、遊び心をプラスできます。黒スーツの持つフォーマル感を適度に和らげながら、おしゃれで親しみやすいスタイルを楽しめます。
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【レディース編】黒スーツ×青シャツコーデのコツ
フリル付きの青シャツやとろみ素材を取り入れることで、上品な女性らしさを演出できるのは、レディースならでは。ジャケットのラインを美しく見せるシルエットを意識しましょう。
ビジネスシーンでのアクセサリーは、パールネックレスや細めのチェーンなど、控えめで上品なものを選ぶのがポイントです。
足元とバッグは黒やネイビー系でまとめることで、全体に統一感が生まれ洗練された印象になります。
特に式典や面接などの重要な場面では、装飾を極力控えめにし、清潔感と品格を重視したスタイリングを心がけましょう。パンプスは適度なヒールで、バッグもシンプルなデザインを選ぶと、センスの良さが光りながらも失礼のない服装になります。
【注意点】黒スーツ×青シャツコーデで避けたいNG例
黒スーツ×青シャツコーデを成功させるには、いくつかの注意点があります。
まず、濃紺のシャツは黒スーツとの色のバランスが重くなりがちなので避けましょう。また、トルコブルーなど派手な色や柄物のシャツは悪目立ちする場合があるので、TPOにも配慮が必要です。
ネクタイ選びでは、ビジネスシーンでの赤系の使い方に注意が必要です。明るすぎる赤は避け、ボルドーやえんじのような落ち着いた色調なら取り入れやすくなります。
さらに、アクセサリーや小物の素材感にも気を配りましょう。例えば、光沢のあるものとマットな質感のものが混在すると、統一感に欠けて違和感を与える場合があります。
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【素材・質感の合わせ方】より上級者コーデに
黒スーツ×青シャツコーデをワンランク上に仕上げるには、素材や質感の組み合わせが重要です。
スーツ生地では、光沢の強さやウール素材の質感を意識しましょう。マットなウール素材なら落ち着いた印象に、軽い光沢のある生地なら華やかな雰囲気を演出できます。
シャツ素材についても、オックスフォードのようなカジュアル寄りの織り方と、ブロードのような滑らかで上品な織り方では、印象が大きく変わるでしょう。
ネクタイ素材の場合は、シルクは上品さを、ウール素材は温かみのある印象を与えます。ニット素材は、カジュアルで親しみやすい雰囲気を演出します。
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黒スーツ×青シャツは初心者でも取り入れやすい万能コーデです。着用シーンに配慮しつつ、スーツ・シャツ・ネクタイの色やデザイン・柄を調和させるのがコーデを上手くまとめるポイントです。
体型にフィットした黒スーツは、青シャツコーデをより素敵に仕上げてくれます。オーダースーツなら、素材や色味の微妙なバランスまで細かく選ぶことができ、理想的な仕上がりを実現できます。青シャツについても、ネックサイズや袖丈の調整が可能な店舗でオーダーすると、より完璧なフィット感を追求可能です。
また、既製品では叶わない自分だけの理想的な色合いやバランスも、オーダースーツなら実現できるでしょう。
オーダースーツSADAは、スーツだけではなく、シャツやネクタイなどさまざまなアイテムのオーダーに対応しています。
ぜひお近くの店舗で、自分に似合う組み合わせを体験してみてください。
多彩な色や柄のネクタイと合わせやすく、ビジネスシーンにぴったりの青シャツ。青シャツにぴったり合うネクタイを選べば、ビジネスシーンでさりげないおしゃれを演出できます。青シャツの知的でさわやかな雰囲気を活かしつつ、おしゃれにまとまるネクタイを選んでみましょう。青シャツをスーツスタイルに上手に取り入れて、自分らしい洗練されたスタイルを完成させましょう。