カッタウェイってどんなシャツ?おしゃれに着こなすコーデ例やシーン例をご紹介します
ビジネスカジュアル化で広まりつつあるカッタウェイシャツ。
でもまだまだ馴染みが無い方もいらっしゃいますよね?
ここではカッタウェイとは何か?という疑問にお答えして、カッタウェイを着るべき場面やコーデ例をご紹介します。
カッタウェイシャツとは何か?
カッタウェイとはワイシャツの襟の種類です。
襟にも様々な種類がありますがその中でも「180度以上開いた襟」がカッタウェイと呼ばれ、「cut away」という単語を元にしています。
起源としては18世紀に英国のウィンザー公が、後述するウィンザーノットに合わせるために誂えを命じた歴史があります。
その後イタリアのメーカーから発信され、世界的な人気を得て日本でも普及してきました。
欧州圏では長く愛用されています。
クールビズの浸透によってレギュラーカラーやワイドカラーのワイシャツからカッタウェイシャツを検討する人も多いですよ。
その理由としてはノーネクタイでもスマートな印象を与えてくれるからです。
カッタウェイシャツの特徴
カッタウェイの特徴としてレギュラー、セミワイド、ワイドよりも広い襟の角度で上向いていることに加えて小さな襟であり、生地の量が少なく軽いことが特徴です。
襟の開きが190度程でやや後ろにカットされた襟型になっています。
台襟の立ち上がりもポイントです。
ワイドカラーより剣先が開いており、ノーネクタイでもスタイリッシュに見えるためビジネス・カジュアル問わずファッションに合わせやすいこともポイントです。
首回りをすっきりさせたまま整えてくれます。
ネクタイの結び目が大きいとバランスが整わないため、コンパクトな結び方が一般的に推奨されています。
ネクタイの大剣の横幅がおよそ9cmほどの太さがあるネクタイが、カッタウェイシャツと相性が良いです。
カッタウェイとホリゾンタルの違い
まずホリゾンタルとは「水平」という意味で、水平線のようなデザインからそう呼ばれています。
なのでホリゾンタルカラーまたはホリゾンタルシャツとは「襟の開きが水平に180度開いたシャツ」を指します。
カッタウェイシャツとホリゾンタルシャツは基本的には同じものと考えても問題ありません。
ただしこれらの違いには諸説あります。
ブランドやお店によってカッタウェイとホリゾンタルを使い分けしている場合もあります。
カッタウェイシャツを着用した場面例
オシャレな着こなしに仕上がりやすく様々なシーンで活用できます。
襟のサイズの小ささを活かして、メンズファッションとしてスマートな印象を演出しましょう。
オフィスカジュアルとしてのオシャレさを出したい時に素材選びなどを工夫すると一層、場面に合ったシャツになります。
色選びに迷った場合は白系がおすすめです。
クールビズ
ノーネクタイが推奨されているクールビズの環境下ではカッタウェイシャツの着用がおすすめです。
第一ボタンを外しても襟の形が崩れないので首元をすっきり見せてくれる効果があります。
クールビズスタイルに最適なシャツと言えますね。
また、青系のシャツを組み合わせることで清潔感が出て、より爽やかな印象を与えてくれます。
ただし、ビジネスシーンで着用する場合は肌の露出が過剰になってしまわないように第二ボタン以降を外さないよう注意しましょう。
夏場は白系のシャツを選ぶと太陽光を吸収しにくくなるので暑さ対策にもなりますよ。
その際は青系のパンツを合わせると清涼感ある見た目になります。
サイズはジャストサイズにするとスタイリッシュなビジネスマンを演出できますし、爽やかさもぐっと増します。
柄物ではストライプ柄をチョイスすることでシルエットがグッとスタイリッシュに変わりますよ。
クールビズと聞くと半袖を想像しますが、長袖を選ぶことで商談や会議に対応することができるのもポイントです。グレースラックスを合わせ、ポケットチーフやローファー等のアイテムで着こなすと格調高くおしゃれに着こなすことができます。
白系のシャツではネイビー色のパンツを合わせることで紳士的なフォルムを楽しむこともできます。
ビジネス
ビジネスシーンでも基本的にはノーネクタイがおすすめですが、ネクタイを着用した場面でも目立ちやすくなる上、襟元に余裕とまとまりができスーツと合わせたVゾーンがスマートになります。
首元が詰まって見えるシャツが窮屈という人にもカッタウェイシャツはおすすめです。
白系のシャツを選ぶと落ち着いた雰囲気になりますね。オフィスカジュアルをおしゃれに着こなしたい人にもおすすめです。
襟の形が崩れないため相手にだらしない印象を与えないのもポイントですね。
ただし、あまりに派手で華美な色を選んでしまうとビジネスウェアとして不向きですので注意が必要です。
落ち着いた配色を選ぶことでVゾーンのバランスがグッと絶妙になります。
ハンカチやネクタイといった小物も色を合わせてみると、さりげないおしゃれを演出することも出来ますよ。
クールビズ等でボタンダウンシャツを着用する人も多いですが、カジュアル度が高いたのでビジネスシーンではフォーマルな印象を与えるカッタウェイシャツをおすすめします。
また濃いめのスーツと合わせるとビジネススタイルにアクセントが出ますし、ネクタイをシックな色合いにすると職場の雰囲気にもなじみやすいです。
パーティー・フォーマル
パーティやフォーマルのシーンでもカジュアルかつ正装のようなキッチリとしたカッタウェイシャツが活躍してくれますよ。
このようなシーンではジャケパンスタイルがおすすめです。
おしゃれなファッションを楽しむことができます。
もちろんセットアップのスーツと合わせるのも良いでしょう。
ネクタイは赤系の色、特にワインレッドやシャンパンカラーを選ぶと引き立ちます。
チェック柄やペイズリー柄を合わせることで遊び心を演出できますね。
素材はニットやコットンを選ぶと、派手目な柄のネクタイをチョイスした場合でも印象を穏やかにまとめてくれます。
カッタウェイシャツはフォーマルドレスシャツとされるため、披露宴や結婚式の二次会では特におすすめです。
その際には無地のホワイトを選ぶようにするのが一般的です。
ただし冠婚葬祭の中でも格式高い結婚式や弔事の場では厳格なドレスコードが決まっていることもあり、クラシックではないラフな印象を与えてしまうため避けた方が良いでしょう。
あくまでセミフォーマルシーンで着用することを心がけてください。
カジュアル
おしゃれに見せる襟の立ち上がりはカジュアルでも活躍します。
かしこまった印象を与えないので、ストライプ入りやチェックなどの柄物がピッタリです。
ニットタイ等のアイテムを合わせることでおしゃれさをより引き立たせてくれますよ。
イタリアンカラーのような優雅なスタイルを好む人にもおすすめです。
冬場はカーディガン等とも合わせてみてください。
シルエットを強調したい場合はパンツもタイトなものを合わせると良いですね。
もちろんカジュアルかつ襟の形状のヨレが気にならないのでプライベートなシーン、特にアフターファイブやデートなどでも活用できます。
カッタウェイシャツが似合う人
首が太い人やガッチリとした体型の人はシャツのカラーが見栄えをシャープに見せてくれます。
首元の詰まりが解消され、スマートさをアピールできますよ。顔型が丸顔や角ばった顔の人にも似合います。
ちなみに半袖シャツでのカッタウェイもだらしなくならず、世代問わずピシッとした印象を与えてくれるでしょう。
ただし、サイズ感が合っていないとシャープな襟型が活かせないデメリットもあります。
カッタウェイシャツが似合わない人
ネクタイの結び目が小さいものや幅が細いネクタイを好む人はバランスが取れず、ボタンを開けすぎると着る人やシーンによってはカッタウェイシャツは不格好に見えてしまいます。
また、鎖骨が出ている人は剣先が刺さりやすいので注意が必要です。
カッタウェイシャツを着る際はネクタイの結び目を大きくして剣先を調整したり、ボタンは第一ボタンまでしか開けないようにすると見栄えが良く、似合うようになりますよ。
カッタウェイシャツを着こなしたコーデ例
ネクタイの結び目を工夫するとカッタウェイシャツの襟の開きに見栄え良く合います。
結び目が目立つため、ネクタイの色・柄をアピールすることもできますよ。
ネクタイで個性が出せるのもカッタウェイシャツの利点であるので、ビジネスシーンでのシャツ選びにおける気分転換やオフシーンでは遊び心を見せたりすることもできます。
流行のスーツを合わせるとオシャレな印象を与えることもできますね。
ただし、ビジネスシーン・オフシーンといったそれぞれに合ったコーディネートの整え方に注意しましょう。
ウィンザーノット
ネクタイを結ぶ時は、英国調のウィンザーノットがおすすめです。
ボリューム感と結び目が横に広くなり、襟が大きく開いたカッタウェイに合わせやすいですよ。
クラシカルな雰囲気を醸し出してくれるため、主にフォーマルシーンで活躍してくれます。
ウィンザーノットで結ぶ場合は太く長めのネクタイを選ぶのがポイント。
均等に結んで形を整えるときれいに仕上がります。
重要な会議の際に着用するのがベターかもしれませんね。
また、ガッチリした体型の人は特にバランス良く見えますよ。
セミウィンザーノット
一般的なネクタイの結び目であるプレーンノットや前述したウィンザーノットに比べて程よい大きさの結び目になるのがセミウィンザーノットです。こちらはウィンザーノットを簡略化したものです。
逆三角形に広がる結び目がぴったり合います。
ほどよいボリュームで安定感があり見た目も華やかにしてくれますよ。
襟の開きが大きいカッタウェイシャツに最適といわれており、年配の世代の方でもトラッドなセミウィンザーノットは厚手のネクタイにマッチし、上品な仕上がりになるため人気といわれています。
ノーネクタイスタイル
若者の世代で定着しているスタイルです。
襟型が小さく首元がすっきりとしているため、ノーネクタイでもスマートに見えます。
クールビズでの暑さ対策にもなり、嫌な印象も与えにくいです。
周囲からの印象も「ただネクタイを外しただけ」というルーズさが無いので好印象ですよ。
上品さと軽快な見た目が好印象を与えてくれるだけでなく、小顔効果が期待できるのも嬉しいポイントの一つですよね。
ジャケット、パンツ、シューズをフォーマルに統一するとバランスが取れます。
また、柄物のシャツと合わせることで引き締まった見た目になります。
たとえばストライプや青系シャツなどはクールビズで活躍してくれますね。
街着としても活用する場合は無地を避けて色物や柄物を選ぶといいでしょう。
仕事終わりでの飲み会の席など少し砕けた場面では、ネクタイがあると窮屈になったり邪魔になったりするので、このスタイルだとさらに楽しめますね。
ジャケットスタイル
シングルジャケットやダブルジャケットにもカッタウェイシャツが良く似合いますよ。
サマーシーズンですとロールアップしたパンツや、ハーフパンツと合わせるとおしゃれに決まるのでおすすめです。
ネクタイの結び目をアピールすることでスマートな印象を与えてくれます。
季節に合わせてジャケットを変えてみたりすることで、プライベートでのおしゃれの幅が広がりますよ。
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