スーツで半袖はビジネスでも大丈夫?ノーネクタイのワイシャツ着こなし術を解説
近年、クールビズの文化があらゆる企業に浸透し、夏の暑い時期に半袖のワイシャツを着ている方も多く見かけるようになりました。男性の場合、ノーネクタイとノージャケットがクールビズの基本となっており、クールビスを導入する企業も年々増えてきています。
しかし、なかには
「ビジネスシーンで半袖のシャツを来ても大丈夫?」
「半袖のシャツにネクタイはするべき?」
「クールビズでどんなコーディネートをしたらいいのかわからない」
など、クールビスに関連した疑問を持つ方も多いはずです。
クールビズといっても明確なルールがないため、どのようなコーディネートにしたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、
- ビジネスで半袖シャツは問題ないのか
- 半袖シャツの選び方
- 半袖シャツの着こなし術
- 汗をかいたスーツのメンテナンス方法
など、ビジネスシーンでも役に立つ「夏のワイシャツ着こなし術」について解説していきます。
クールビズのマナーなど、知らないと恥ずかしい情報も解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
スーツの半袖はビジネスでも大丈夫?
結論をいうと、基本的にはビジネスシーンで半袖を着用しても問題ありません。
今では多くの企業がクールビズを取り入れており、暑い夏に過ごしやすい服装は一般的なスタイルとなっています。
しかし、企業や取引先、団体によってクールビズの捉え方が異なるため、コーディネートには注意が必要です。半袖のワイシャツを着用する際は、ビジネスシーンに求められる基礎的なマナーを守り、「相手に不快感を与えない服装」であることが大前提です
一概にビジネスシーンで半袖のスタイルが推奨できないという側面もあることを理解しておきましょう。
このようにTPOをわきまえなかったり、着こなし方を間違えたりするとマイナスの印象を与える可能性もあるのがクールビズの難しさといえます。
ビジネスシーンでも半袖のワイシャツは着用可能ですが、「自分が涼しく過ごせればどんな格好でも構わない」という考えは改めましょう。ポイントをしっかりと押さえて、正しい半袖ワイシャツの着こなし方を身に付けていくことが重要です。
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半袖のワイシャツでもネクタイをしてもいい?
半袖のワイシャツは「ノーネクタイ」が自然です。
ネクタイをしているからといってマナー違反になることはありませんが、ビジネスシーンで半袖ワイシャツにネクタイをしていると不自然なコーディネートとなってしまいます。学生っぽく見えてしまい、信頼感を損ねてしまうことも考えられるため、ビジネスシーンでは避けた方が無難です。
半袖のワイシャツを着用する際には「ノーネクタイ」で着こなすようにしましょう。
半袖シャツの失敗しない選び方
半袖シャツは数多くの種類が販売されています。 クールビズを乗り切るための必須アイテムといえますが、なにを選んだらいいのかわからないという方も多いです。
半袖シャツを選ぶ時に、失敗しないためのポイントは以下の通りとなります。
- 体に合ったサイズを選ぶ
- 快適に過ごせる生地を選ぶ
- ノーネクタイでおしゃれに見える襟を選ぶ
に意識して選ぶようにしましょう。
体に合ったサイズを選ぶ
最も重要なポイントとして「体に合ったサイズを選ぶ」ことが挙げられます。
「動きやすいように」「体型が変わってもいいように」など、さまざまなことを考慮して大きめのサイズを選ぶ方がいますが、必ず体型にフィットしたシャツを選ぶことが重要です。
適切なサイズのシャツを選べないと、周囲からだらしなく見えてしまったり、子供っぽく見えてしまう可能性もあります。
体に合ったサイズを選ぶポイントとしては、
- 袖口が締まったサイズ感にする
- タックインにちょうどいい裾の長さにする
が重要です。それぞれ解説していきます。
●袖口が締まったサイズ感にする
半袖シャツのサイズ選びでは、袖口が締まったサイズ感でシャツを選ぶようにしましょう。
袖口が太くダボっとしていると、サイズが合っていないように見えてしまいます。サイズがダボっとしているようだと清潔感がなく、だらしなく見えてしまうため、袖口の締まり具合を意識して選ぶことが重要です。
反対に、袖口が二の腕にぴったり沿っていると腕が太く見え、堂々とした印象になります。 1年を通して長袖シャツを着る機会が多いこともあって、長袖シャツと同じ感覚でサイズを選んでしまいがちです。しかし、長袖シャツは腕周りが広めに作られているものが多いため、半袖シャツのサイズ感とは異なります。半袖シャツを選ぶ際には長袖シャツのサイズ感と同じ感覚で選ばないようにしましょう。
また、ウエスト部分も締まったサイズ感にすると、シルエットがきれいになります。 おしゃれに着こなすためには、首回りやお腹周りだけでなく腕周りも意識し、ぴったりしたサイズ感の半袖ワイシャツを選ぶことが大切です。
なかなか自分のサイズに合うものが見つからない場合には、オーダーメイドシャツを作るのも検討してみてはいかがでしょうか。オーダーメイドであればサイズ感はもちろんのこと、シャツの素材やボタンなどもこだわることができます。
オーダーシャツは手持ちのスーツとも相性のいいシャツを作成できるのでおすすめです。
●タックインにちょうどいい裾の長さにする
ビジネスシーンでは、シャツの裾をパンツに入れるタックインが原則です。 プライベートとは違うので、シャツの裾を出してしまうとだらしない印象を与えてしまうため、ビジネスシーンでのタックアウトは避けた方がいいでしょう。
タックインを行うシャツを選ぶ際に気を付けたいポイントは「ベルトを骨盤の上あたりで締めた時に裾の長さが短すぎず、ゆとりのある長さを選ぶ」ということですことが重要といえます。
長袖シャツでも半袖シャツでも選ぶ際のポイントは一緒です。骨盤の上にベルトを持ってきて、パンツの中にワイシャツの裾をしまいますが、適度なゆとりがあるのか確認しましょう。ゆとりがないとぱつぱつでサイズが小さいように見えてしまうため、注意しましょう。
一方で、裾が長すぎると腰回りの無駄な膨らみができてしまいます。その膨らみによってだらしない印象を与えてしまうため、タックインしたときに両手をあげても、裾が出ない長さのシャツが良いでしょう。
快適に過ごせる生地を選ぶ
夏の半袖シャツやスーツは、快適に過ごせるように暑さやムレに強い生地を使うようにしましょう。 夏の時期にオススメな生地は2種類です。
●コットン(綿)
コットン(綿)は、ファッション界では幅広くあらゆる衣料に使われている素材です。
耐久性と耐熱性に優れ、手触りがよく独特の柔らかさを持ち合わせている特徴があります。比較的カジュアルな雰囲気のため、プライベートでの着用やセットアップスーツに向いています。
吸水性や通気性が良く、涼しく快適さを感じられる生地ですが、注意点としては、シワを作りやすく、水洗いをすると縮んだり色落ちしたりする場合があります。肌触りも良いので、肌が弱い人でも肌に直接触れる生地のため、夏用のスーツ生地として相性がいいとされています。
●リネン(麻)
リネンは麻を使用したツヤのある素材です。
リネンはさらっとしたドライな肌触りが心地よく、吸水性、速乾性、通気性に優れています。主に暑い夏に着用されるスーツに使用されることが多く、夏のシャツに適した生地です。
一方でコットン同様、シワを作りやすい素材のため、シワのケアはこまめに行うといいでしょう。見た目は涼しげでカジュアルになるため、シーンや場に合わせて使うことがおすすめです。 シワになりやすいため、アイロンを掛けるなどお手入れを欠かさないことが重要といえます。
オーダースーツSADAでは生地から指定でき、夏にぴったりのシャツを作成することができるので、ぜひ試してみてください。
●トロピカル
夏といったら通気性が良く、汗などの水分を吸収してくれる生地が最適です。そこで注目したいのが強撚(きょうねん)糸です。
基本的に糸はねじり合わせることによって強度を保っていますが、糸は毛羽立ちしやすく、繊維がバラバラなのがネックといえます。そこで、繊維のバラバラさを補うために糸を強く撚ったものを強撚糸といいます。薄手でしなやかさがあり、汗などの水分を吸収・乾燥させやすいことが特徴です。夏用スーツの素材によく使用され、快適な着心地として人気があります。
強撚糸を代表する生地として挙げられるのがトロピカルです。通気性が良く、見た目にも涼しい粗い織り感が蒸し暑い夏にもさらっとした着心地を体感させてくれます。また、独特のシャリ感があり、ハリがあるのが特徴的です。一番イメージしやすいのはカーテンなどの肌ざわりかもしれません。
ノーネクタイでおしゃれに見える襟を選ぶ
半袖シャツは、シャツによって襟の形はさまざまです。半袖シャツを着るときはノーネクタイが一般的のため、ノーネクタイでもおしゃれに見える襟の形を選ぶことが重要となります。
しかし、通常のワイシャツの襟はネクタイを締める前提で作られているため、ノーネクタイだと襟が寝てしまいがちです。 なので、生地が薄い半袖シャツではなく、下記のようなシルエットのきれいな襟形を選んでみましょう。
●ボタンダウン
「ボタンダウン」は襟の先がボタンで留められている襟形で、ノーネクタイとの相性が抜群です。
ボタンで先端が留められているため、襟が潰れにくく、きれいなロール(襟の膨らみ)をキープできます。 少しカジュアルな印象になるため、シーンに合わせて使いましょう。
●ホリゾンタルカラー(カッタウェイ)
「ホリゾンタルカラー」は襟の羽根が180度ほど開いた襟形です。
襟の大きさが小ぶりなため潰れにくく、すっきりとした印象を維持してくれます。
半袖ワイシャツの着こなし術
ここでは半袖ワイシャツの着こなし術を解説していきます。
シャツを上手く使い分けることによって、印象がガラリと変わるため、その日の気分やシーンを考慮して上手に着こなしていきましょう。
ビジネスシーンで活躍する白シャツスタイル
白シャツは最も王道で、どのシーンでも活躍する必須アイテムです。
しかし、一歩間違えてしまうと、学生のような幼い印象を与えてしまう恐れもあります。そんな事態を防ぐ方法は「色味のあるパンツ」と組み合わせることです。どうしても、白シャツと黒のパンツだと学生服に近い色合いになってしまいます。
ここで「ベージュ」や「ネイビー」のパンツと組み合わせることによって、大人の着こなしが完成します。
ビジネスシーンで大きく役に立つので、バリエーションを揃えておきましょう。
サックスブルーのシャツで爽やかさを演出
サックスブルーの半袖シャツを着ることで、爽やかな印象にすることが可能です。夏らしい色合いの定番のカラーで、清潔感や誠実さも演出することができます。
ネイビーのパンツを組み合わせると、さらに清潔感アップです。ブルー系の同色コーデは定番なので、ぜひコーディネートのひとつに取り入れてみましょう。
ネイビーのシャツで知的さをアピール
ネイビーのシャツはシックで知的さをアピールできるのでおすすめです。コーディネートの幅も豊富で、ほとんどのパンツと相性が良いので自由に合わせることができます。黒やネイビーなどのダークカラーのパンツと合わせるのは王道ですが、ベージュやグレーのパンツとの相性も抜群なのでぜひ試してみましょう。
注意点として、ベルトは暗いものを選ぶことが大切です。明るい色を選んでしまうと、落ち着いた印象が台無しになってしまう恐れがあります。
ネイビーのシャツを着こなせれば、一気にクールビズスタイルの幅を広げることができるでしょう。
ライトグレーでスマートな印象に
ライトグレーのシャツはスマートで爽やかな雰囲気を演出することができます。ライトグレーのシャツに、ライトグレーのパンツを組み合わせると同系色の夏のコーディネートとして相性抜群です。
実際にライトグレーを着こなしている男性は少ないので、おしゃれな印象を演出できるでしょう。
カジュアルな柄シャツでおしゃれに
カジュアルさを出せる柄シャツは、場面をわきまえれば大活躍してくれます。ストライプ柄やチェック柄など、カラーだけでなく柄を合わせることでコーディネートの幅をさらに広げることが可能です。ブルーのストライプ柄だとビジネスシーンでも使いこなしやすく、爽やかで仕事ができそうな印象を与えやすいので、ビジネスシーンに取り入れて見てはいかがでしょうか。
会社などがカジュアルさに厳しくないようでしたら、柄シャツにも挑戦してみてください。
半袖シャツにジャケットを着てもいい?
半袖シャツを着た際にジャケットは着てもいいのか、着たほうがいいのかといった疑問を持った方も少なくないのではないでしょうか。
半袖シャツを着用するのであれば、ジャケットは着ない方が無難です。ジャケットを着用した際に、袖口から全くワイシャツの袖が見えていないのは違和感があります。
一定数の人は「社内は半袖で過ごして、外出時にジャケットとネクタイを持っていけば問題ない」と考えていますが、これは間違いです。バレなければ問題はないのですが、正しい着こなしとはならないので、半袖にジャケットは避けておいた方が無難といえます。
夏場でも暑さに耐えるスーツやワイシャツの着こなし術
夏場にスーツを着る際には、極力涼しいものを選びたいものです。夏の暑さに耐えるための着こなしポイントとしては「素材にこだわる」ことが重要といえます。
スーツやワイシャツの素材にこだわって、さらにインナーにもこだわっていくと、暑い夏が楽になるため、着用する際には素材を必ずチェックして、夏用のアイテムを選んでいきましょう。
通気性の良い素材のスーツを身に付ける
夏場にスーツを着こなす際には、通気性の良い素材にこだわりましょう。
おすすめの素材は以下の通りです。
- コットン
肌触りが良く、吸湿性にも優れているので、べたべたしてしまいがちな夏にさらっと着こなすことができるのでおすすめです。
- 麻(リネン)
夏の王道ともいえる代表的な生地で、速乾性・吸水性ともに抜群の効果を発揮します。しかし、シワになりやすいという欠点もあるので、着用する際には気をつけましょう。
- ナイロン
耐摩耗性に優れているので、夏の活発な時期に身に付けても長持ちしやすいのが特徴です。
- ウール
スーツの代表的な生地で冬などのイメージが強いですが、夏専用のウール素材のスーツもあり、吸湿性にも優れているので夏にもおすすめの素材です。
通気性の良い素材のシャツを身に付ける
続いては、シャツの通気性がいい素材を紹介していきます。
おすすめの素材は以下の通りです。
- クールマックス等の機能性素材
クールマックス等の機能重視素材は、夏場に優れた効果を発揮する素材です。ペットボトルの再生繊維から作っており、速乾性抜群でスポーツウェアとしても活用されています。
汗をかきやすい夏でも、スポーツウェアのような感覚の機能性素材は、汗の不快感を和らげてくれるでしょう。
- 麻(リネン)
麻(リネン)はスーツ素材としても夏場に活躍していますが、ワイシャツとしてもおすすめです。綿と麻(リネン)を混合したビジネス用ワイシャツがあるので、使い分けるといいでしょう。
洗濯をすると縮む場合もあるので、ゆとりをもったサイズを選ぶのがおすすめです
暑さに耐えるためにはインナーウェアが大切
夏の暑さを乗り切るためには、インナーウェアを着用することが大切です。
シャツとインナーウェアとで2枚着ることになるので暑くなってしまいそうなイメージですが、実はインナーウェアを着用することで体温を調節することができます。また、汗でシャツが引っ付くこともなくなるため、不快感もなくなるのでおすすめです。
ジャストフィットのインナーよりも、若干ゆとりを持たせたインナーを着た方が通気性が良くなります。インナーが透けるのが嫌だという人は、ベージュ色のインナーを身に付けると、肌の色と近いので透けて見えにくくなるのでおすすめです。
夏のスーツは暑すぎる!夏のスーツに適したスーツは何か?夏の暑さ対策を徹底解説!
この記事では、夏でもスーツを着用しないといけない・したいという方へスーツを着る上での暑さ対策をご紹介していきます。
夏場に避けたいスーツの着こなし
ここからは、夏場でNGなスーツや半袖シャツの着方について1つずつ解説していきます。
首元からインナーがはみ出るのはNG
半袖シャツ、長袖シャツ共通で、首元からインナーが見えるのはNGです。
西洋ではシャツそのものがインナーの役割であるため、「シャツの下に何も着ない」のがマナーです。西洋の流れから、日本でも首元からインナーがはみ出て見えるのはNGとされています。
また、半袖シャツを着る場合は、ノーネクタイで第一ボタンを外すのが一般的です。 そのため、インナーは首周りが「V字」のものを選ぶと良いでしょう。 色はベージュ系にすると透けて見えないのでオススメです。
半袖シャツの上にジャケットは絶対NG
先にも解説した通り、半袖シャツの上にジャケットを着るのはNGです。
スーツの着用ルールとして、腕を真下に下げた状態で「ジャケットからシャツの袖が1cmほど見えるのが正しい」とされています。 そのため、半袖の上からジャケットを着用した場合、ジャケットの袖からシャツの袖が見えず、マナー違反と判断されてしまうので、着用する際には注意しましょう。
また、半袖シャツの上にそのままジャケットを着ると、ジャケットの内側が直接素肌に触れてしまいます。 そのことによってジャケットに直接汗や皮膚の汚れがつき、見る人にも不潔な印象を与えかねません。
ジャケットを着るときは、半袖シャツではなく長袖ワイシャツを合わせるようにしましょう。ジャケットを羽織らないといけない場合には、半袖シャツではなく長袖シャツを選択し、腕まくりをして凌ぐ方法もあります。
長袖をロールアップすることで涼しげな雰囲気になるので、試してみてください。
結婚式や面接での半袖シャツはNG
結婚式や面接などフォーマルな場での半袖シャツはNGです。
ビジネスシーンでは半袖シャツを着る人は増えていますが、フォーマルな場では夏でも冬でも同じ服装がルールです。 袖口からシャツが1cmほど見えているのがマナーであるため、半袖シャツの上にジャケットを着たとしてもNGとなります。
結婚式や面接で服装を簡略化してしまうと、相手を大切に思っていない気持ちの表れと捉えられてしまいます。 そのため着用ルールをきちんと守るようにしましょう。
しかし、暑い中でフォーマルな装いをするのが大変に感じる人も少なくないでしょう。 その場合は暑い夏でも快適に過ごせる生地のシャツを選ぶのがおすすめです。 通気性や速乾性の優れたインナーも暑さ対策に効果的です。
フォーマルな場では機能性の高い生地のスーツを選び、気持ちよく過ごせるようにしましょう。
肌着にも気を遣おう
春夏に着用するシャツは薄くて通気性に優れている物が多いですが、透けやすいのも欠点といえます。そのため、他のシーズンと比べ、肌着の色にも十分に気を遣うべきです。
インナーの色としておすすめなのは、無地の白やベージュ、ライトグレーなどがおすすめです。肌に近い色のため、透けにくいのはもちろんのこと、白よりも光を反射しない性質のため、クールビズの肌着として適しています。
ちなみに、はっきりと透けてしまう黒や色の激しい濃い色の肌着は避けましょう。
汗をかいた後のスーツメンテナンス
汗を吸ったスーツを放置すると、臭いがきつくなってしまったり、汗ジミができてしまうため、お手入れを欠かさないようにしましょう。 ワイシャツだけにしか汗がついていないと感じる人もいるかもしれませんが、実はスーツも汗を吸っています。
スーツのお手入れ方法についても、しっかりチェックしていきましょう。
取り扱いで気を付けること
近年のスーツは自宅で洗えるウォッシャブルな素材のスーツが増えていますが、夏用のスーツとして人気の強撚糸で織られた生地は水洗いができないのが多いです。
万が一、外出先でスーツを汚してしまった場合、水分は少な目の布で優しくスーツを拭くようにしましょう。水を多く含ませないように気を付けることがポイントです。
誤って水洗いをしてしまった場合、そのまま放置してしまうとスーツを傷めてしまいます。早めにクリーニング店や専門店へ相談するようにしましょう。
正しいお手入れ方法
まずは、基本的なセットアップのスーツメンテナンスと違うので気を付けましょう。
強撚糸は毛足が短いためテカリやすく、埃も取りづらい生地となっています。通常だと、ブラッシングをこまめにするのが推奨されており、「手入れといったらブラッシング」と考える方も多いです。しかし、強撚糸の場合には逆効果となってしまうので注意しましょう。
強撚糸で織られた生地は耐久性があるものの、水洗いやスチームアイロンによって撚り縮みが起きてしまう可能性があります。そのため、ドライクリーニングで手入れするのがおすすめです。
強撚糸の生地は、もともとシワがつきにくく、扱いやすい素材なので自宅でアイロンなどをこまめにする必要はありません。シーズン中、月に1回程度クリーニング店などにお願いすることがおすすめです。
自分で手入れする方法
仕事が忙しく、こまめにクリーニングに出せない方や、クリーニング代を抑えたい方はこまめに自宅で手入れを行うやり方もあります。
以下の手順で、スーツが傷まないようにメンテナンスをしましょう。
- 水に濡らしたタオルで叩くように汗を拭きとります。 特に汚れやすい背中や脇を中心に。 この際こすると生地を傷めるのでNG。
- 汗を拭き取ったらハンガーにかけて、風通しの良い場所で陰干しします。
- 乾いた後、スチームアイロンをあてることで染み込んだ汚れが更に取れます。
スーツは一度着用したら、休ませることが推奨されています。スーツを休ませることで、元のスーツの正しい型に修復してくれたり、嫌なニオイを解消してくれるためです。できれば、「中2日」休ませてあげましょう。いくら忙しいといっても、 毎日同じスーツを着続けると十分に乾かず、臭いやシワの原因になってしまうだけでなく、清潔感が保てません。
スーツだけでなく、 ワイシャツも着たらすぐに洗濯をしましょう。 形態安定シャツは、洗濯をしてそのまま干してもシワになりにくいのでおすすめです。
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かっこよく清潔感ある半袖シャツの着こなし術
クールビズで半袖シャツを着ても問題ないとは言っても、周りに違和感を持たれずおしゃれに着こなすのはなかなか難しいものです。 清潔感を出すには、シャツ・パンツの色や柄を意識するのがポイント。
ここでは、かっこよく清潔感のある半袖シャツのコーディネートについて紹介していきます。
王道の白シャツコーデ
シャツの色に迷ってしまう方も多いはずです。シャツ選びに迷った際には白の半袖シャツを選ぶのが無難といえます。ビジネスの場において最も基本のアイテムのため、スーツカラーの定番色はもちろん、どんなスーツとも相性がいいです。
しかし、注意点として、白色は幼く見えてしまう側面があるため、パンツの色を意識したコーディネートが重要となります。
例えば、スーツの人気定番カラーであるグレーのパンツは、王道な合わせ方で誠実な印象を与えつつ、スタイリッシュなスーツスタイルに仕上げられます。また、おしゃれなネイビーのパンツを合わせると爽やかさと知的な印象に仕上げることができます。特に初心者でコーディネートに自信がない方はネイビーがおすすめです。
明るい印象にしたい場合にはベージュのパンツに白シャツを合わせてみてはいかがでしょうか。大人っぽく落ち着いた雰囲気にしてくれます。ベルトや革靴を黒にすると全体のスタイルが締まるので、アイテムにも気を遣ってみてください。
ブルー系でまとめて爽やかに
ブルー系の半袖シャツをビジネスで着用している方も多く、相手に爽やかな印象を与えてくれます。そのため、ブルー系の半袖シャツに合わせるパンツも同系色のブルー系でまとめると良いでしょう。
例えば淡いブルーのシャツにはネイビーのパンツがオススメです。 ブルー系のコントラストで清潔感や涼しさの他に、誠実さや信頼感を生む効果があります。 特にサックスブルー(灰色を混ぜたようなくすんだ水色)のシャツは人気が高く、ビジネスの場でも広く使われています。真夏の暑い季節だからこそ、クールビズでさわやかなブルー系のスーツスタイルは全体的に引き締まり、涼しげな印象に仕上がります。
どんなコーディネートにしようか迷っている方は、まず一着持っておきたいアイテムといえるでしょう。
チェックやストライプで周りと差をつける
いつもと気分を変えたい時や他の人と違った半袖シャツを求めている人は、無地のシャツではなく、チェックやストライプ柄に挑戦してみてはいかがでしょうか。
先に紹介してきた白やブルー系のシャツであれば、落ち着きを表現しつつ、アクセントとしてチェック柄を取り入れることで、おしゃれですっきりとした印象を演出することができます。意外と、柄シャツはビジネスシーンでも重宝されているので、この機会に店舗で試着してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、スーツの柄としても人気のストライプは、縦のラインが入ることで引き締まって見える効果が期待できます。 幅や太さによってカジュアルさが変わるため、シーンに合わせて適切に選ぶようにしましょう。
スポーティーに仕上がる黒
職場によっては動きやすさを重視したいという方も多いのではないでしょうか。そんな時は、黒のポロシャツがおすすめです。ポロシャツは通気性がよく、吸水性に優れているだけでなく、動きやすくスポーティーな服といえます。夏のクールビズに着用するシャツとしては相性が良く、なんといってもさらっとした肌触りで着心地がとてもいいです。ネイビーのスーツやグレーのシャツともバランスが取りやすいのでおすすめです。
黒だと目立ってしまわないかと心配な方はチャコールグレーなども、淡いカラーで合わせやすいので試してみてください。
注意点としては、どうしてもポロシャツはカジュアルな印象が強くなってしまいます。クールビズ自体がカジュアルな傾向になりつつあるので、リモートワークや社内で着用する分には問題ないですが、取引先との大事な商談や営業の場合には避けた方が無難でしょう。その日の仕事の内容によって使い分けて、気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
どの時期から半袖のワイシャツに変えてもいい?
クールビズは元々環境省が「夏季に28度以上の室温に対応できるような服装」を着用できるように呼びかけたのが始まりです。
5月上旬だと28度を超えてくることも多くなり、半袖のワイシャツを着始める人も増えてきます。そのため、GWを過ぎたあたりから半袖のワイシャツを着ていても違和感はないでしょう。
ただし、会社の雰囲気や規定にもよるので、周囲の様子を伺いながら徐々に半袖の準備を始めていくのがおすすめです。
逆に半袖のワイシャツがNGな場面は?
夏場でも半袖のワイシャツがNGな場面があります。
TPOをわきまえたクールビズの着こなしは大事なので、覚えておきましょう。
営業先の商談
営業先の商談では、ジャケットにネクタイを着用することが無難です。お客様によっては、半袖ワイシャツでいることに不信感を持ってしまう可能性があります。元々交流が深く、相手も半袖ワイシャツを着ているようであれば合わせても大丈夫ですが、初対面などではなるべく半袖ワイシャツは避けた方がいいでしょう。
相手先との関係性で判断することがおすすめです。
結婚式などのフォーマルな場面
結婚式などのフォーマルな場面においては、基本的に半袖ワイシャツはNGです。たとえ友人としてゲストでの出席であったとしても、長袖のワイシャツにジャケットを羽織るのがマナーといえます。
フォーマルシーンでは、季節によって着こなしが変わることはないので、通気性の良い素材を使用したスーツやシャツを身に付けるようにしましょう。
夏場の営業時でマナー違反にならないためのスーツの着こなし方
夏の営業時には、マナー違反にならないようなスーツの着こなしが大事です。基本的にジャケットにネクタイをするので、見た目も暑苦しくなりがちですが、爽やかで涼しげな印象を与えることにも気を付けましょう。
ポイントとしては以下の通りです。
- 涼しい生地のスーツを着る
- 清潔感のあるブルー系のシャツを選ぶ
- 夏っぽいネクタイを着用する
分厚い生地のスーツを着て汗だくになってしまうと、相手に与える印象も暑苦しいと思われる可能性があります。通気性のいい生地を使用したスーツを着て、ブルー系などのシャツで清潔感を出すと爽やかな印象を演出できるでしょう。
また、ニット網などの夏用ネクタイを身に付ければ間違いなく涼し気な印象を与えることができます。
汗だくで商談になってしまわないように、夏用のスーツを着こなせるようにしましょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
今回は、ノーネクタイでの半袖シャツの着こなしなどについて解説していきました。
あなたに合った着こなしをするためにも、スーツ専門店のスタッフに相談しながら決めていくのがベストです。そこでおすすめなのが「オーダースーツSADA」です。
オーダースーツSADAは1923年に創業し、2023年には創業100年を迎え、多くのユーザーに愛されてきました。長い歴史と伝統が培った技術とノウハウを活かし、生地の仕入れから縫製・販売まで行っているのがオーダースーツSADAの大きな特徴です。
一般的にオーダースーツの作成となると、
- 最も簡易的なパターンオーダー
- 中間的なイージーオーダー
- こだわった仕立てが可能なフルオーダー
の3パターンに分かれることが多いです。
オーダースーツSADAでは、もっとも仕立てにこだわったフルオーダーでスーツを作成することができるため、自身の体型にフィットした自分だけのオリジナルスーツを仕立てることができます。
フルオーダーでスーツを仕立てる場合、数十万円〜数百万円と高額な費用がかかってしまうにが一般的ですが、オーダースーツSADAでは、フルオーダーでありながら既製品のスーツと変わらない19,800円〜(税込21,780円〜)で仕立てることが可能です。(※2023年12月時点の価格です。価格は変更になることがあります。)
これは、生地の仕入れから縫製・販売まですべて一貫して行っているオーダースーツSADAだからこそできる大きな強みといえます。
自分の体型にフィットした自分だけのオリジナルスーツを仕立てたいと考えている方は、一度「オーダースーツSADA」に来店してみてはいかがでしょうか。
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