タブカラーシャツとは?ビジネスシーンなどシーン別でのおしゃれな着こなす方法をご紹介!-オーダースーツSADAのアイキャッチ画像
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タブカラーシャツとは?ビジネスシーンなどシーン別でのおしゃれな着こなす方法をご紹介!-オーダースーツSADA

スーツに合わせるシャツがワンパターンで飽きていませんか?「タブカラーシャツ」は、手軽にエレガントな着こなしが叶う有能なワイシャツです。本記事では、タブカラーシャツの魅力やおすすめシーン、選択のポイントを解説します。ネクタイ・ジャケットと合わせた具体的なコーディネート例も分かるため、新社会人やスーツ初心者の方も必見です。見た目の印象をアップデートして、着こなしのセンスとモチベーションを高めましょう。

タブカラーシャツとは?|特徴と魅力を徹底解説

タブカラーシャツとは?|特徴と魅力を徹底解説

タブカラーシャツは、襟元のタブで立体的にネクタイを持ち上げ、エレガントな印象を演出できるワイシャツです。クラシックで品のあるデザインが特徴で、メンズスーツスタイルを格上げするアイテムとして、ビジネススーツの着こなしに気軽に取り入れやすい一着です。まずは、タブカラーシャツの魅力や特徴、他のシャツとの違いを解説します。

タブカラーシャツの特徴

タブカラーシャツとは、カラー(襟)部分に「タブ」と呼ばれる紐状の布がボタンで留められているワイシャツのことです。このタブがネクタイを持ち上げ、襟元を立体的に際立たせる点が大きな特徴です。

タブの種類は、スナップボタン式の「ホックタブ」とループをボタンにかける「ループタブ」があります。「ホックタブ」は着脱がスムーズで安定感があるため、ビジネスシーンに向いています。一方の「ループタブ」はクラシカルな雰囲気があり、上質なスーツとの相性が抜群です。

なお、タブカラーシャツは、ネクタイの着用を前提としたデザインのため、基本的にノータイスタイルでは着用しません。

タブカラーシャツの魅力

タブカラーの魅力は、何といってもネクタイを美しく見せる点です。タブがネクタイを持ち上げることで襟元が立体的になりVゾーンに奥行きが出るため、上品な着こなしが叶います。

無地やストライプ柄と相性が良く、ビジネススーツのコーディネートでは、クラシックでエレガントな印象をプラスできます。

また、襟先の形は、とがっている「レギュラータイプ」と、丸みのある「ラウンドタイプ」の2種類があります。レギュラータイプは汎用性の高いフォーマルなデザインに対して、ラウンドタイプは柔らかな雰囲気があり、イギリスでは上流階級の象徴とされていました。

このように、タブや襟の種類によってシーンに合わせたスタイルを楽しめます。

他のシャツとの違い|レギュラーカラー・ワイドカラー・ホリゾンタルカラーとの比較

シャツのカラーだけで印象やスタイルは変わります。以下4種類を比較してみましょう。

カラー形状・特徴見え方フォーマル度
タブカラータブにより立体感を強調襟元のVゾーンが引き締まる
レギュラーカラーどのシーンでも使える定番。襟の開きが狭いネクタイが自然に収まる
ワイドカラー襟の開きが広く、ややカジュアル寄りネクタイの結び目が大きめに映える
ホリゾンタルカラー襟がほぼ水平で開きが最も広いネクタイをしてもシャープな印象

タブカラーは他のシャツと比較して、ネクタイ着用を前提としたフォーマルやビジネス向けのスタイルです。フォーマル・ビジネス・カジュアルなど、シーンに応じて選択しましょう。

タブカラーシャツが持つ印象

タブカラーシャツは、「エレガント」で「クラシック」な印象を与えます。エレガントやクラシックな印象があるのは、これまで着用されてきた場面(ドレスクロージング)のイメージが根強いためでしょう。ネクタイを立体的に見せることで、他のシャツとは異なる華やかでおしゃれな印象を演出します。

元々は「機能」としての役割を持っていたタブカラーシャツですが、その時代の流行(印象)に変化してきました。今では、タブカラーシャツはおしゃれに着こなすためのアイテムとなり、フォーマルやビジネスシーンで着用されています。

また、「タブカラーシャツ=礼装」というイメージが定着しているため、日常のカジュアルな場面で着用することはあまりありません。

タブカラーシャツはどんなシーンにおすすめ?|ビジネス・カジュアル・フォーマル活用術

タブカラーシャツはどんなシーンにおすすめ?|ビジネス・カジュアル・フォーマル活用術

ここでは、タブカラーシャツの活用術を、ビジネスシーン・パーティーシーン・転職活動・ カジュアルシーンの4つの場面別で紹介します。

ビジネスシーン

ビジネスシーンでタブカラーシャツを活用すると、誠実な印象を与えることができます。例えば、商談やプレゼン、社外訪問などの第一印象が重要な場面では、襟元のVゾーンを引き締めることで、顔まわりがシャープになり清潔感やきちんと感が強調されます。

また、クラシカルでエレガントな雰囲気は品格を演出する他、服装に気を遣っている印象を与えるため、信頼感を高めるポイントにもなるでしょう。

ドレスシャツやレギュラーカラーと比べて選択する人が少ないことから、周囲とコーディネートを差別化したい人にもおすすめです。

結婚式やパーティーなど

結婚式や披露宴、パーティーなどではクラシックで格式あるスタイルが求められるため、清潔感とエレガントさを際立たせたいときの着こなしに最適です。タブカラーシャツはフォーマルな装いにもよく合い、スリーピーススーツとの相性も抜群です。

結婚式やパーティーの場面で、タブカラーと合わせたスーツの印象をおしゃれに見せるポイントは、着用シーンの雰囲気に合わせることです。

会場の雰囲気だけに配慮するのではなく、自分の立場にあった着こなしを意識する必要があります。例えば、親族の結婚式の場合はかしこまったコーディネートが望ましいため、よりフォーマルなレギュラーカラーのシャツを着用しましょう。

就職活動や転職活動

就職活動や転職活動では、かしこまった服装が求められるのでタブカラーシャツの着用はNGです。ビジネスシーンとは違い、就職活動や転職活動は「一番下の立場」として、謙虚な気持ちで臨む必要があります。シチュエーションでいうのなら「ビジネスシーンにおける大事な挨拶」です。個性を演出して他の応募者とは違う雰囲気を出したいと考えてはいけません。面接などの場では外見のアピールではなく、内側のアピールを心がけた適切なシャツを選びましょう。定番のレギュラーカラーやワイドカラーなど、内面の印象を引き立てるアイテムを選択しましょう。

カジュアルシーン

エレガントでフォーマル度の高いタブカラーシャツですが、ジャケパンスタイルで着こなすと上品なカジュアルコーディネートが完成します。

例えば、風合い豊かなツイードのジャケットにウールタイを合わせると、クラシックな雰囲気の中にリラックス感を演出できます。細いストライプ柄や襟と袖口を白に切り替えたクレリックシャツなど、シャツのデザインを工夫するのも良いでしょう。

なお、カジュアルな場面でもノーネクタイはNGです。タブが見えるとだらしない印象になります。個性的なアイテム選びで、遊び心をプラスした大人の着こなしを楽しみましょう。

タブカラーシャツの選び方|サイズ・素材・カラー・ブランド選択のポイント

自分に合ったタブカラーシャツを選ぶには、以下4つのポイントを押さえましょう。

サイズ

タブカラーシャツはサイズ感が重要です。襟まわり・着丈・袖丈のフィッティングが合わないとせっかくのタブカラーの美しいディティールが活かされません。タブカラーは襟元のVゾーンが際立つデザインのため、サイズの選択を間違えると垢抜けない見た目になる可能性があるため注意が必要です。首周りのサイズはcm単位で把握して、フィット感を大切にしましょう。

素材

素材はコットン100%が定番です。肌触りや通気性に優れ、長時間着用しても快適に過ごせます。忙しい方は、シワになりにくいイージーケアなポリエステル50%・コットン50%の混紡生地や、形態安定加工を選択するとより実用的です。オーダーシャツなら、ライフスタイルなどに合わせて素材を選べます。

カラー

カラーは無地や白、淡いブルー、柄は、細いストライプやチェックなど、ビジネスに使いやすいデザインが定番です。色や柄はネクタイと相性が良いものを選ぶと、統一感が生まれて洗練されたコーディネートに仕上がります。カラー選びに迷ったときは、合わせやすい定番をおさえましょう。

ブランド

ブランド例として、青山、鎌倉シャツ、スーツセレクト、ユニクロ、オーダースーツSADAが挙げられます。

「青山」定番デザインとサイズ展開が豊富で、「鎌倉シャツ」は上質な国産シャツに定評があります。また、若者や就活中の学生には、若者のトレンド感を意識したデザインが魅力の「スーツセレクト」やコスパの良い「ユニクロ」が人気です。

お気に入り一着を仕立てたいなら、オーダースーツSADAがおすすめです。プロ仕立てのフルオーダーシャツが、8,800円(税別)〜作れます。フィット感はもちろんコスパも良いため、スーツ初心者もチェックしてみましょう。

タブカラーシャツ×スーツのコーディネート例|ネクタイ・ジャケットとの合わせ方

タブカラーシャツ×スーツのコーディネート例|ネクタイ・ジャケットとの合わせ方

ここでは、「ツーピーススーツ」「スリーピーススーツ」「ネクタイ」と、合わせ方に分けてコーディネート例を解説します。

ツーピーススーツと合わせる場合

スーツの基本的な形であるツーピースは、特にネクタイの浮き上がりが目立つのが特徴です。そのため、ツーピーススーツと合わせる場合は、ネクタイの色味を調節して、胸元の主張をどうまとめるかがポイントになります。

定番色である黒とネイビーは、一番タブカラーシャツを扱いやすい色です。落ち着いた色だからこそ胸元の主張が抑えられて、おしゃれな印象を与えられます。

柄を取り入れたい場合は、無地に近い主張の少ないストライプを選びましょう。薄いストライプが入るだけで胸元に誠実さを演出できます。反対にストライプのスーツに無地のタブカラーシャツを組み合わせると、華やかな印象になりおしゃれに着こなせます。

スリーピーススーツと合わせる場合

エレガントなダブカラーシャツは、クラシカルな色やディテールのあるスリーピーススーツと相性が良いです。トレンドのアイテムと合わせるよりも、伝統的な雰囲気でまとめると、コーディネートに統一感を出しやすくなります。

無地のチャコールグレーやブラウンなど、落ち着いた色味のスリーピーススーツと合わせると、上品さが引き立ち、知的な印象に仕上がります。

ただし、ベストの開き具合に注意が必要です。前ボタンが多いベストは、タブカラーシャツとネクタイの存在感を薄めてしまう恐れがあります。全体のバランスをとるには、Vゾーンが広めのベストを選びましょう。

ネクタイとの合わせ方

タブカラーシャツはネクタイの結び目が浮き上がるデザインのため、細身のネクタイで品良くまとめるのが基本です。太いネクタイや厚手のネクタイは、結び目が強調されて襟元が窮屈に見えてしまうため合いません。

色は、スーツと同系色、色や柄は落ち着いたものを選びましょう。例えば、「グレースーツ+白タブカラー+無地ネクタイ」のコーディネートは、モノトーンでまとめることで、洗練された印象を与えます。「ネイビー系ストライプのタブカラシャツ+ネイビースーツ+小紋柄ネクタイ」は、統一感を出しながらも柄で個性を演出できます。

タブカラーシャツを着用する場面は、かしこまった場所やフォーマルなシーンが多いため、基本的に華美なデザインのネクタイは合いません。ただし、「グリーンスーツ+ピンクのタブカラーシャツ+ネイビーネクタイ」といった、大胆な組み合わせでも反対色に近い補色を使うことで全体が締まります。

ビジネスシーン向きのサックスブルー以外にも、青をベースにしたコーディネートは幅広い年代で愛されており、着用場面を考慮することで明るいブルーコーディネートも叶えてくれます。一見難しく思えるタブカラーシャツのコーディネートは、基本となるスーツの組み合わせ方を参考に、着用場面の雰囲気に合わせると誰でも着こなすことが可能です。

このように、柄のバランスに注意しつつ、シャツとネクタイのコントラストを意識すれば、カジュアルな中にもスマートな大人の印象を与えてくれます。

しかし、着用率の低さと慣れないシャツを選ぶのに不安がある方もいるでしょう。スーツは相手に好印象を与えやすい衣服とも言われています。そんなスーツやシャツのアイテムをそろえるなら、ぜひ専門店舗で相談しながら決めましょう。スーツのプロがいる「オーダースーツSADA」は、豊富な経験と知識をもとに最高の商品を提案しています。

タブカラーシャツはノーネクタイでもOK?|ビジネスカジュアルでの使い方

タブカラーシャツはノーネクタイでもOK?|ビジネスカジュアルでの使い方

タブカラーシャツはネクタイ着用が前提のデザインのため、基本的にノーネクタイでは着用しません。

ネクタイと合わせることで華やかな印象になるワイシャツなので、ノーネクタイでは、襟元のタブが目立ち、コーディネートが不自然に見えてしまう可能性があります。また、タブカラーシャツ単体ではこれといった印象を与えることができません。

ビジネスカジュアルで使いたい場合は、ボタンダウンやオープンカラーのシャツを合わせましょう。

タブカラーシャツをオーダーするメリットとは?|既製品との違い

タブカラーシャツをオーダーするメリットとは?|既製品との違い

オーダーは、サイズ調整はもちろん、カラーや形状、豊富な生地の選択で、自分好みの一着にカスタマイズできます。

既製品の場合、人気のシャツや欲しいサイズが在庫切れになったり、通販で購入するとサイズが合わなかったりするケースも少なくありません。どんなに上質でおしゃれなスーツでも、サイズ感が合わないと野暮ったい印象になってしまいます。

オーダーなら自分の体型に合った一枚を仕立てられます。さらに、「オーダースーツSADA」では、スーツと一緒にシャツもオーダー可能なため、全体の統一感を持たせたフルコーディネートが叶います。

まとめ:タブカラーシャツでワンランク上の着こなしを

タブカラーシャツは、ネクタイを美しく見せ、エレガントでクラシックな雰囲気を演出できる一枚です。ビジネスやフォーマルシーンで着こなせば、洗練されたワンランク上の印象を与えられます。

しかし、定番のワイシャツと比べて、サイズ感やカラー、合わせるネクタイの選択が難しく、タブカラーシャツの魅力が活かせない場合があります。

「オーダースーツSADA」は、サイトや店舗でシャツと合うスーツも一緒にオーダー可能です。既製品とは違う、スーツのプロが仕立てたコーディネートとその着心地を、ぜひ一度体感してみてください。

タブカラーシャツの特徴やおすすめの着用シーン、コーディネート例、タブカラーシャツの選び方まで解説しました。ネクタイを美しく絞められるタブカラーシャツは、スーツの着こなしをワンランクアップしてくれます。ぜひオーダーシャツで、とっておきの一枚をあつらえてみてください。

(構成/志田実恵)