スポーツ競技者が実際に競技するときに身につける運動着のこと。観戦者などが身につけるスポーティーな衣服のことをスペクテイターズ・スポーツウエアであり、使い分けている。ファッションとして取り入れられるようになったのは１９８０年代から。ラッパーやダンサーがバスケットボール、アメリカンフットボール、ベースボール、サッカーなどのユニフォームをそのまま街中ファッションとして愛用し出したのが始まり。競技用のウエアなので、快適さと高い機能性を追求しているのは大きなメリット。夏の時期であれば、熱がこもりやすい、汗ジミができやすい、汗臭いなど気になるポイントは多い。ところがスポーツウエアは通気性も良く、汗をかいたときの気化熱効果、速乾性に優れたつくり（織り）、消臭防臭効果が期待できる。冬の時期であれば、風を通しにくく保温性が高いもの、雨にも強い撥水加工に優れたものなどがある。確かに普段の衣服よりも高価であるが快適かつ長く着られるのはメリットと言える。また、デザイン性の高いものが多くなってきているので普段着に取り入れやすい。