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アリカンストライプ

読み方
アリカンストライプ

レジメンタル・タイなどで左肩上がりになっているストライプ柄のこと。右肩上がりであればイギリス式と言われている。本来、視覚的に右肩上がりのほうがストライプは美しく見える。例えば、字を書くときも少し右が上がるようにして書くのが美しいと言われているのも同じ。ではなぜ逆の左肩上がりがあるのか。それはベストジャケットのV字ゾーンの面積によるもの。V字ゾーンの面積が小さければ結果的にネクタイの結び目(ノット)しか外からは見えなくなる。そしてネクタイは通常の結び方をすれば結び目の柄はネクタイ生地のストライプの方向と反対になる。そこで、結び目の柄が右肩上がりで着用できるように、元々のストライプ方向を左肩上がりにしたことも一説にある。他には「メーカーが独自性を出すため反対にした」「鏡に映った姿を想定した」と諸説あり。ただし、海外ではストライプ柄が学校や諸団体のシンボルとなっていることが多く、偶然同じようなストライプ柄を着用するとそれらの所属だと勘違いされる場合もあるため、注意が必要。