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アンプルライン
読み方
アンプルライン
ルーズフィットとほぼ同じ。アンプルは「広い」「広大な」という意味。 適当なゆとりがありながら、だぶだぶしていないシルエットのこと。1970年代のビッグルックの流行以来、ひとつのスタイルとして定着したもの。主に、オーバーサイズであったり、タックやギャザーをもうけてシルエットにゆとりを持たせる。メンズスーツでのルーズフィットな着こなしは、1980年代の有名デザイナーズ・ブランドの台頭により多く見られるようになったもののひとつにソフトスーツがある。全体的にソフトな仕立てが特徴。オーダースーツでも当時は、レギュラーの肩幅から+5cm程度、パンツは2タックパンツが標準。タック量(タックの深さ)を多くとった3タック、箱ヒダタックも多くあった。また、ビジネススタイルも徐々に変わっていき、黒一色のスタイルだけでなく、相手と場所に合わせたスタイルとしてバリエーションも増えている。例えばオーバーサイズのチェスターコートやステンカラーコートは合わせやすい。紺ジャケに黒パンツや、カジュアル感を加えたシャツにセーターというスタイルにも、クラシック感を加えながら現代風に着こなすことができる。