ベルトを通すための輪。通常６本。フォーマルではループがないものもある。また、ピンループと呼ばれるベルトのピンを通す小さな輪もある。バックルが左右にズレないことがメリット。ベルトループがないものはサスペンダーを用いてズレを防ぐ。モーニングなどのフォーマルな場面でもこのスタイルは有効である。１つしかないベルトループは、腰帯を長めにしてボタンで留めるウエストベルトつまり持ち出しのためのもの。ベルトは使用しない。左右に２つずつ、背中に１つ付けた、ベルトループが５つタイプは主にジーンズやチノパンなどのワークスタイルおよびミリタリー・スタイルに採用されている。１つ少ないだけでも大量生産するにあたりコスト削減効果は期待できる。左右に３つずつ付けた、ベルトループが６つのタイプはトラウザーに最も多く見られる。最近ではバックパック通勤をする人を多く見かけるが、気をつけたいのはバックパックが当たってベルトループが擦れてしまうこと。万一擦れてもベルトループだけの修理は可能。