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ビスポーク

読み方
ビスポーク

オーダーメイドと同じ。「be-spoken」から来ている言葉でじっくりと話し合いながらベストなものをつくる意味を含める。趣味嗜好、用途、シルエットを考慮し、それをもとに生地選び、採寸、型紙、裁断、縫製が行なわれるのが本来のビスポークである。高級品になるとほとんどの部分を手縫いで対応し、ひとつひとつに時間をかけて丁寧に仕上げていく。しかしながら現代では生産技術が発達し、すべてをハンドメイドにしなくても気軽にオーダーメイドできる体制を整えている。実際、ビスポークには「イージーオーダー」「パターンオーダー」「フルオーダー」の3種類で区分けされている。イージーオーダーはあらかじめ型紙を何パターンも用意しておき、お客様の体型に一番近いものを選ぶコスト優先型。安価でありながら既製品では見つけられないスーツを手に入れることが可能。パターンオーダーは既製品のサイズがベースであり、規格内で長さや太さの微調整を行なうことにより既製品のあとちょっとを補えるオーダー。フルオーダーは本当の意味でのビスポークに当たる。お客さまの体型に合わせて型紙を起こし、まさに「すべて」に惜しみなく時間をかけてたったひとつのこだわりのスーツをつくり出す。