カッタウェイ・カラー（ホリゾンタルワイド・カラー）とは、羽根が180°開いている襟のことだ。そもそもワイシャツの襟には複数の種類があり、レギュラー・カラーやワイド・カラー、ナローショート・カラー（ショートポイント・カラー）などがある。その中の1つにカッタウェイ・カラーがあり、別名としてホリゾンタルワイド・カラーと呼ばれることもある。
カッタウェイ・カラーのシャツの魅力としては、ネクタイがなくても首周りがすっきり見えることだ。カッタウェイ・カラーのシャツは襟の角度が広い一方で、そもそもの襟自体が小さい。そのため、ネクタイがなくてもすっきりとした首周りとなるため、暑い夏のファッションとしてもおすすめだ。
基本的にカッタウェイ・カラーのシャツはノーネクタイだが、ネクタイと組み合わせたいのであれば幅が太いタイプのネクタイを選ぶのがベストだ。他のネクタイだと組み合わせが悪く、どうしても違和感が生じるためだ。結び方に関しては、結び目が横に広がるウィンザーノット系の結び方を採用しよう。ただ、上記で述べたように基本的にはノーネクタイであるため、無理にネクタイを付ける必要はない。また、フォーマルな衣装から少し離れていることもあり、冠婚葬祭で着用するのはおすすめしない。