ネクタイの結び方のひとつセミウィンザーノットの別名。ハーフウィンザーノットとも呼ばれている。１９３３年に創業されたアメリカの老舗メンズ雑誌「エスクワイア」で紹介されたことからこの名がついた。「エスクワイア」は、政治・経済を中心にファッションやライフスタイルなども合わせて掲載されている、ホワイトカラーを読者層に多く持つ雑誌。ウィンザーノットが左右両側に輪を作って結ぶネクタイの結び方なのに対して、片側のみを一重結びとなるプレーンノットで結ぶため、結びめが小さくなる。さらに左右対称になるため美しい逆三角形に仕上がる。
①小剣（幅の狭い方）を短めにとる。
②ネクタイの縫い目を目印に大剣（幅の広い方）が前にくるようにクロスし、小剣の裏側へまわす。
③裏側へ回した大剣を首の上から通す。
④通した大剣を締め形を整えます。大剣を前からまわして首の下から通す。
⑤ループ状になったところに大剣を上から通す。
⑥結び目の形を整え、小剣を引きながら結び目を上げて完成。
クラシコスーツやブリティッシュスーツなどビジネススーツのシャツ襟として人気の高い、ワイドスプレッドの襟型シャツとも相性の良い結び。