１９５０年代ハードバップ全盛期のアメリカのジャズ･ミュージシャンのスーツファッション。アイビー･ファッションの黒人流のパロディでジャイブ・アイビー（ジャイビー）やグリニッジ・アイビーとも呼ばれていた。アイビーは元々、アイビーリーグに属するアメリカ東海岸の名門私立大学８校（ハーバード、エール、プリンストン、ペンシルベニア、コロンビア、ダートマス、ブラウン、コーネル）の学生たちのファッションやライフスタイルである。主な特徴はシングル４つボタン、Vゾーンを狭くしたジャケット、裾が折り返しのない細身のスラックス、袖口にカフスを付ける、チェンジポケットにする、ジャケットの上衿をベルベット地にする、など様々な特徴がある。アイビー・スーツをベースにし、独自に発展していった。