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アイレット

読み方
アイレット

小さな穴の周囲の縁(ふち)を補強し、穴が切れたり、ほつれて広がったりするのを防ぐ金属や糸のことを言う。鳩の目に似ていることから日本では「ハトメ(鳩目)」と呼ばれている。さらに大きいサイズのアイレットはグロメットと呼ばれ、衣類以外の電気製品などで使用されゴム製がのものが多い。例えば靴紐を通す穴、サーフパンツポケットの水抜き穴、衣服の中に熱がこもらないよう通気性を良くするための穴。衣服以外ではテントやシートのアウトドア製品、カーテンループ、タオルループなどがある。アイレットを取り付けるときはワッシャー(座金)が必要な両面アイレットと不要な片面アイレットがある。取り付けにはパンチ、打ち工具、ハンドプレス、自動機など専用の工具または機器を使う。革、ビニール系の穴を補強するときに役立つ。材質は主に4つ。アルミ:強度は高くないが軽くて柔らかい分扱いやすい。鉄:錆びやすいが安価である。真鍮(しんちゅう):亜鉛と銅の合金で錆びにくい。強度も高め。ステン:高価であるが強度・耐久性の高さは抜群。