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ゴージライン
読み方
コージライン
ゴージラインとは、スーツの上の襟と下の襟をつなぐ縫い目のことを指す。ゴージラインはスーツの見た目に大きな影響を与える部分であり、スーツを考える上では重要なところだ。もしゴージラインが高ければシャープでモダンな雰囲気となる。一方でゴージラインが低い場合には、クラシカルで落ち着いた雰囲気となる。ゴージラインの高さは時代によっても異なっており、80年代はゴージラインが低かったものの、現在では高い傾向だ。ちなみにゴージというのは、もともと喉を意味しており、背広の原型が立ち襟の軍服にあったことが背景とされている。
ただ、今のゴージラインは2010年代の場合と比べると0.5cm〜1.0cmほど低くなっている。理由としては、以前ほどタイトなサイズ感が求められなくなったためだ。事実として、襟の幅もやや広めになっている。今後もゴージラインが変化する可能性があるため、その点をチェックしてみるのも良いかもしれない。
「そんなマニアックなこと覚える必要なんてあるの?」と思う方がいるかもしれないが、知っておくことでさらに理想的なスーツを見つけやすくなる。そのため、スーツにこだわりを持っているのであれば、ゴージラインもチェックしておくと良いだろう。